奇策とパンツは少女を嵌める   作:すとらっぷ

77 / 88
今日JKにお尻を蹴られた。痛くなかった

時系列的には大洗戦後の最終章前…だと思う…多分


ベルウォール編 恐怖オマイラカート!

俺「と、言うわけでやってまいりました大洗!」

 

チビ「どういう訳ですか?」

 

俺「全国戦車道大会優勝記念杯!全国大会優勝校が必ず開催するイベント大会で三年生が引退してる場合が多いからから新指揮官の引き継ぎ試合としても使われてるな」

 

チビ「女子の大会なら出番は無さそうですね」

 

俺「そーでもないぞ。重要なお仕事がある」

 

チビ「何ですか?」

 

俺「男子戦車道及び戦車道全体のプロモーションだな。一般客を戦車に載せたりちょっとした模擬試合をしたりする。女子は試合の調整でそれどころじゃないから暇してる俺たちが呼び出された訳だ」

 

チビ「なるほど…自衛隊祭りでも装甲車体験などは人気ですもんね」

 

俺「個人で戦車所有は難しいからな。Ⅱ号も参加するぞ」

 

チビ「お任せあれ」

 

 

 

 

俺「ようこそいらっしゃいました!どの戦車の車長に就任致しますか?スリルを求めたいのなら軽戦車、力強い砲撃をしたいのならばこちらの重戦車、特別に荒っぽい走行で死ぬ覚悟がある奴はこちらの一式中戦車でございます!」

 

 

お客「ええと……じゃあ軽戦車で!」

 

俺「了解致しました!航海出番!」

 

航海「了解!こちらへどうぞ!」

 

俺「続いての戦車長様こちらへどうぞ!」

 

 

お客様を戦車長と呼ぶのは仕様。ちなみに300mほど走って的に砲撃して帰ってくるコース。弾薬は連盟持ち。重戦車が足りないのでこちらは連盟に借りた。なんと憧れのティーガーⅠである

 

俺「やっぱりティーガーが人気だな、格好いいし。でもディープな戦車ファンっぽい人はSMKに乗りたがってるな。超レア戦車だし」

 

チビ「絶叫マシン感覚で軽戦車を選ぶ人もいますね。Ⅰ号とかかなり速いですし」

 

俺「流石にチヘ特別コースへの挑戦者はいないか…」

 

 

 

??「あれー?桃ちゃん先輩?もしかしてここまで来て怖いんですか?」

 

??「そ、そんなわけないだろう!第一私だって毎日戦車に乗ってるんだ!ちょっと速いくらいじゃ怖くない!あと桃ちゃんって呼ぶな!」

 

どこかで聞いたような声が…

 

俺「おお!アヒル殿と桃ちゃん!」

 

典子「久しぶり!」

 

あけび「この前の試合以来ですね〜」

 

桃「出たな変態椅子!あと桃ちゃん言うな!」

 

俺「…その名前だとちょっと問題が……まあいいや。いらっしゃいませ、本日はどのコースで?」

 

桃「特別コースだッ!」

 

俺「……マジですか?」

 

桃「あ、ああ!」

 

俺「……止めるなら今のうちですよ?」

 

桃「の、のの望むところだ!」

 

俺「それではこちらへ…」

 

 

 

 

 

 

 

桃「ギニャァァァァァァァ!!!!!」

 

まずは車長の桃ちゃんにハッチから顔を出してもらい、固定

 

ネクラ「…まだまだ」

 

そしてネクラの見事なドラテクにより履帯に影響が無い程度にドリフト、地面の高低差を使って小ジャンプ。

 

ネクラ「…そろそろポイントに着くぞ」

 

桃「ふぇぇ……」

 

 

阿部『ほいほい、了解だ』

 

ダダダダダダダダダダダダダダダ!!

 

 

桃「ヒィィィィィィィィィィ!!」

 

機銃弾がチヘに命中していく!

 

ヒュン!ヒュン!

 

そして桃ちゃんの頬を掠める!

 

 

 

ネクラ「…桃ちゃん車長、ここからが正念場ですよ」

 

桃「…」ポケー

 

 

 

現れたのはSU-100、IS-3、ヤークトティーガー、パーシング

 

勿論SU以外は借り物

 

 

ドォン!ドドドォォォン!!

 

 

桃「ヒャァァァァァァァァ!!!」

 

ネクラ「…中々やるな……でも……!」

 

ドォン!!ギャリリリリ!ドンドン!!

 

荒い運転で次々と回避していく!

 

桃「―――――――――――ッッッ!」

 

もはや声になっていない

 

ちなみに全員本気で撃破するつもりで撃ってきているため殺気が違う

 

桃「」ガックンガックン

 

普段車外に出ることが少ない桃ちゃんには辛いだろう

 

さて、狙撃ゾーンを抜け出したようだ

 

ネクラ「桃ちゃん車長、最後ですよ」

 

桃「ふぇ……?」

 

最後と言ったがどう考えてもこの戦車は全速力で崖から飛び降りようとしている

 

 

ネクラ「せーの!」

 

ぴよぉぉぉぉぉぉぉん!!

 

桃「柚子ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

 

その瞬間…

 

どぉぉぉぉぉぉぉん!!

 

後方で大爆発!アクション映画でよくあるヤツだ!

 

 

1カメ

桃「柚子ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

 

どぉぉぉぉぉぉぉん!!

 

 

2カメ

桃「柚子ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

 

どぉぉぉぉぉぉぉん!!

 

 

3カメ

桃「柚子ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

 

どぉぉぉぉぉぉぉん!!

 

 

 

 

桃「ふぇぇ……」

 

俺「お疲れ様でした〜」

 

バレー部に担がれて運ばれる桃ちゃん。ちなみに俺隊長は普段からこんな感じなので大して恐怖は感じない

 

俺「……やりすぎたかな?」

 

チビ「最初から命の保証はしないぜ的な立ち位置ですからね。自己責任です。でも戦車道経験者以外にはオススメできませんね」

 

俺「あ、チビ試合の見学……兼偵察お願いしてもいいか?試合とか装備とか見て強そうなところ報告してくれ」

 

チビ「あ、はい…とはいっても強豪校に動きは無さそうですし……」

 

俺「二校見てきて欲しい。一校はこの前試合したギルバート。重要なのはもう一校のほう」

 

チビ「どこですか?」

 

 

 

 

 

俺「ベルウォール学園」




一応ベルウォール編のつもり

ベルウォール学園が登場するのはコミックフラッパーより『ガールズ&パンツァー リトルアーミーⅡ』!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。