閃乱ハリケンカグラ   作:naogran

10 / 32
蛇女子学園の鈴音先生の正体は、任務中に命を落としたはずの凛だった。霧夜は凛から蛇女が記されてる地図を受け取った。凛は煙玉を使って姿を消した。






サスケ「まさか凛が・・・」

霧夜「ああ・・・隠れてないで出て来い。」

誰かが隠れてるのを見抜いた。待機してたはずの飛鳥達が出て来た。

飛鳥「バレてました・・・?」

サスケ「気配を消すのが先だろ?」

葛城「流石先生達だね・・・」

霧夜「俺は部屋で待機するよう命じたはずだが。」

サスケ「何故付いて来た?」

斑鳩「申し訳ありません。先生が尋常ならざぬご様子でしたので、つい・・・」

霧夜「・・・」

柳生「霧夜先生。」

霧夜「ん?」

柳生「分かったんだろ?蛇女の場所が。」

霧夜「恐らくな。」


巻之十「陰と陽」

教室に戻って地図を見る。

 

斑鳩「ここが蛇女の本拠?」

 

葛城「随分と山ん中だなぁ。」

 

霧夜「文化遺産保護の名目で、立ち入り禁止になってる区画だ。」

 

七海「立ち入り禁止な場所でよく建てたもんね。」

 

飛鳥「霧夜先生、蛇女子学園に行かせて下さい!」

 

葛城「おお!雲雀を助けるんだ!」

 

サスケ「それは不可能だ。」

 

柳生「何故だ?」

 

葛城「サスケ先生?」

 

一甲「事は簡単ではない。俺達全員は善忍。」

 

一鍬「善忍の俺達が悪忍の本拠地に潜入したら。」

 

霧夜「一甲と一鍬の言う通りだ。善忍と悪忍の全面抗争に発展する可能性もある。」

 

吼太「忍は飽く迄存在する影だ。影が身勝手な抗争を始めれば、この国は滅茶苦茶になってしまう。」

 

葛城「どうしてこっちだけ遠慮しなきゃならねえんだよ!悪忍だって攻めて来たじゃないすか!」

 

霧夜(確かに、悪忍が暗黙の了解を破るとは思えん・・・あれが蛇女の独断行動だとすれば・・・凛、お前の目的は何なんだ?)

 

飛鳥「このまま雲雀ちゃんと鷹斗君を放っては置けません!」

 

霧夜「・・・・」

 

 

 

 

 

 

半蔵「陰と陽。これぞ世の理。」

 

 

 

 

 

 

飛鳥「じっちゃん!」

 

霧夜「半蔵様!」

 

既に半蔵が来ていた。

 

半蔵「陽無くば、陰も存在せぬ。逆もまた視界じゃ。」

 

???「話を聞かせてもらった。」

 

全員「っ?」

 

そこに5人の影が現れた。

 

 

 

 

 

 

ハリケンレッドの椎名鷹介と、カクレンジャーのサイゾウとセイカイとジライヤと鶴姫だった。

 

 

 

 

 

 

七海・吼太・一甲・一鍬「鷹介!」

 

サスケ「サイゾウ!セイカイ!ジライヤ!鶴姫!」

 

鷹介「半蔵から話は聞いた。お前達の教え子が蛇女へ向かったと。」

 

七海「ええ。」

 

サイゾウ「奴らめ、サスケの教え子を・・・」

 

セイカイ「鷹斗はどうしたんだ?」

 

サスケ「彼奴も蛇女へ向かったらしい。」

 

鶴姫「まさか、雲雀を助ける為に?」

 

ジライヤ「そう言う事か。」

 

飛鳥「サスケ先生、その人達は?」

 

サスケ「俺達と同じ善忍だ。彼は椎名鷹介。鷹斗の師匠で同じハリケンレッドだ。こっちは俺と同じカクレンジャーの仲間達だ。」

 

鷹介「鷹斗が何時も世話になってる。」

 

飛鳥「は、初めまして!」

 

霧夜「鷹介、よく戻って来てくれた。」

 

鷹介「霧夜も元気そうだな。」

 

斑鳩「悪忍との戦いは無意味だと?」

 

半蔵「いや、奴らの諸行は非合法、悪じゃ。悪に対抗する力の盾として我ら善忍の存在は必要不可欠。」

 

葛城「そんな難しい事はどうだっていいっす!あたい達は!ん?」

 

すると柳生が立ち上がった。

 

柳生「場所は分かった。俺は行く。」

 

飛鳥「柳生ちゃん!」

 

半蔵「行くが良い。これは、飽く迄学生同士の諍いじゃ。」

 

斑鳩「学生同士の?」

 

鶴姫「ええ。」

 

霧夜「では、我々も関与しないと?」

 

半蔵「無論。子供の諍いに大人が出る訳にはいかんでの。」

 

霧夜「しかし、それでは・・・」

 

半蔵「全ての責任は、この半蔵が負う!誰にも文句は言わせぬ!」

 

霧夜「半蔵様・・・」

 

飛鳥「じっちゃん!」

 

サスケ「半蔵、本当に相変わらずだな。」

 

半蔵「サスケ、鷹介、お主達も戦ってくれるか?」

 

サスケ「ああ。あの子達を守る為なら何でもやる。」

 

葛城「よっしゃ!伝説の忍、半蔵様のお墨付きだぜ!」

 

斑鳩「はぁ・・・どうしてあなたはそんな能天気なのです・・・?」

 

葛城「へへへへへ。」

 

半蔵「ほほほ、仲間ぐらい助けられんで何の忍か。のう?柳生よ。」

 

そう言って柳生を撫でる。

 

柳生「はい。」

 

霧夜「半蔵様の恩命とあらば、了解致しました。」

 

飛鳥・斑鳩・葛城「先生!」

 

葛城「そう来なくっちゃ!」

 

半蔵「と言う事で、わしからの差し入れじゃ!」

 

大量の太巻きを持って来た。

 

飛鳥達「わーーーーい!」

 

サスケ「それはそれとして。」

 

飛鳥達「ん?」

 

サスケ「俺達からのプレゼントがある。受け取ってくれ。」

 

 

 

 

 

 

廊下。

 

葛城「あ〜〜〜・・・無断で教室を出たからって、何がプレゼントだよサスケ先生・・・」

 

斑鳩「これも修行の内です。」

 

葛城「お〜お、出た出た。」

 

斑鳩「何です?」

 

葛城「別に〜?」

 

斑鳩「葛城さん。」

 

葛城「ん?」

 

斑鳩「敵地に乗り込む以上、何があっても可笑しくありません。頼りにしてますからね。」

 

葛城「へぇ〜、斑鳩もそう言う事言うんだ。」

 

斑鳩「お互い、上級生としての責任もあるでしょ?」

 

葛城「あたいだって、最初からお前の事頼りにしてたぜ。」

 

斑鳩「え・・・?」

 

葛城「気合入れて行こうぜ。委員長。」

 

斑鳩「ええ。」

 

2人は拳を交わした。

 

 

 

 

飛鳥「ねえ柳生ちゃん。雲雀ちゃんと鷹斗君、絶対に助けようね。」

 

柳生「必ず助けられる。雲雀には、俺だけじゃない。こんなに頼れる仲間が居るからな。」

 

飛鳥「そうだよね!私達皆が居れば、絶対に大丈夫だよ!」

 

柳生「ああ。」

 

 

 

 

 

 

一方その頃蛇女子学園では。鷹斗が気付かれないように忍んでいた。

 

鷹斗(雲雀の言う通りだ。中の警備は薄い。)

 

 

 

そして最上階に着地した。

 

鷹斗(強い気配の臭いがするな。ここに超秘伝忍法書と言う名の最高級のお宝が眠ってそうだな。)

 

そして物陰に隠れて、誰かの会話を聴く。

 

???「裏切るつもりか!?」

 

 

 

鷹斗(お?裏切り者参上か?)

 

 

 

凛「仰る意味が分かりません。」

 

???「半蔵側にこの位置を教えた事も、裏切りで無くて何だと言うのだ!」

 

それは、凛が謎の男と会話を聴いていた。

 

凛「超秘伝忍法書は、入手しただけでは無意味。選ばれし者があってこそ意味を成すと申し上げたはずです。」

 

 

 

鷹斗(成る程。ここに超秘伝忍法書が眠ってるのか。)

 

 

 

凛「この私は、その手助けをしたまで。」

 

???「わざと半蔵の生徒を呼び込み、戦うように仕向けたと言うのか!?」

 

凛「御意。忍の学生は未完成。故にその力も未知数だからこそ、超秘伝忍法書を継承する器になり得るのです。陰のみならず、陽の秘伝書は此方側にある以上、陽の秘伝書の継承者、即ち善忍の忍学生を呼び込むのは必然。」

 

 

 

鷹斗(何!?)

 

 

 

すると謎の男が持ってるワインを落とした。

 

???「正気か!?ここを知られた事が上層部の耳に入れば!」

 

凛「自らの業を焦り、独断先行をしたのはあなたでありましょう!」

 

???「何!?」

 

凛「首を晒すなり、逃げるなり、ご自由になされば良い!止めは致しませぬ。」

 

そう言い残して歩き去る。

 

???「くっ・・・此奴め抜け抜けと・・・裏切り者鈴音を捕らえよ!!」

 

警備学生達が凛を囲んだ。しかし凛は笑った。

 

 

 

鷹斗(まさかの急展開。これはヤベエかもな・・・)

 

 

 

 

 

 

一方その頃飛鳥達は合宿所に居た。プラスチックの皿に入ってる水を飲み干して、4人同時に床へ投げた。

 

葛城「割れねえのかい!何か締まらねえな!」

 

飛鳥「プラスチック製ですからね。」

 

斑鳩「片付けが大変ですもの。」

 

 

 

 

霧夜「斑鳩!」

 

斑鳩「はい!」

 

霧夜「葛城!」

 

葛城「おう!」

 

霧夜「飛鳥!」

 

飛鳥「はい!」

 

霧夜「柳生!」

 

柳生「はい!」

 

霧夜「雲雀と鷹斗の救出と、超秘伝忍法書の奪還の為、秘立蛇女子学園に潜入せよ!」

 

4人「はい!!」

 

霧夜「ただし最重要任務は、2人と共に全員生きて帰って来る事だ!」

 

4人「はい!」

 

半蔵「お主達も、頼んだぞ。」

 

鷹介「おう!」

 

サスケ「ああ!」

 

霧夜「総員転身せよ!」

 

4人「はい!」

 

鷹介「皆行くぜ!!」

 

9人「おう!!」

 

 

 

 

飛鳥・斑鳩・葛城・柳生「忍転身!」

 

鷹介・七海・吼太「忍風、シノビチェンジ!ハァッ!」

 

一甲・一鍬「迅雷、シノビチェンジ!フッ!」

 

 

 

サスケ・鶴姫・サイゾウ・セイカイ・ジライヤ「スーパー変化、ドロンチェンジャー!」

 

 

 

全員が転身と、ハリケンジャー、ゴウライジャー、カクレンジャーに変身した。

 

 

 

霧夜「出動!!」

 

 

 

全員が出撃準備する。滝からカタパルトが展開された。

 

霧夜「出撃!!」

 

斑鳩「発進します!」

 

葛城「行くぜ!」

 

柳生「・・・」

 

3人がグライダーに乗って出撃する。飛鳥は考えてた。

 

飛鳥(敵地かぁ・・・真面に勝てた事無いのに・・・)

 

半蔵「飛鳥よ。」

 

飛鳥「じっちゃん!」

 

半蔵「忘れるでないぞ。本当の強さを!」

 

飛鳥「強さ?はっ!これだね。」

 

懐から巻物を取り出した。『力即刀盾』と書かれていた。

 

半蔵「お前がこれを勝ち取ったと聞いた時は、わしも嬉しかったぞ!」

 

飛鳥「お守りにしてたの。ねえ、じっちゃん。」

 

半蔵「ん?」

 

すると巻物を差し出した。

 

飛鳥「預かってて?帰って来た時、ここに取り返した秘伝書を入れなきゃならないから。」

 

半蔵「うむ。行って来い。」

 

巻物を預けた。

 

飛鳥「はい。飛鳥、飛びます!」

 

出撃した。

 

飛鳥(怖くなんかない!私は、じっちゃんの孫だから!そして、半蔵学院の忍だから!)

 

崖の上からハリケンジャーとゴウライジャーとカクレンジャーが居た。

 

七海「皆行ったね。」

 

吼太「じゃあ俺達も行くか。」

 

鷹介「ああ。鷹斗、生きてろよ。」

 

サスケ「よし!行くぞ!」

 

レッドウインガー、ブルーウインガー、イエローウインガー、バリサンダー(カブトタイプとクワガタイプ)、シャークブリッダー、シャークスライダー、シャークランチャーも出撃した。

 

彼らは、蛇女子学園へ向かった。

 

 

 

 

霧夜「無事、帰って来るんだぞ。」

 

大道寺「だが、事は単純では済まぬ。」

 

霧夜「大道寺。」

 

そこに大道寺も居た。

 

半蔵「凛の事じゃな?」

 

大道寺「うむ。」

 

霧夜「っ?」

 

半蔵「蛇女の位置を我らに伝えたのは恐らく凛の独断。事が知れれば処分は免れん。じゃからこそ、お主らも追って蛇女に向かうつもりなんじゃろ?」

 

霧夜「お見通しでありましたか・・・」

 

半蔵「お主ら2人が揃い、凛が絡んでおるとあらば、詮無い事じゃ。放って置く訳にはいくまいと。」

 

大道寺「ご慧眼の限り、我、今1つ不穏な事実を入手せり。」

 

霧夜「不穏な?」

 

大道寺「悪忍の忍学生、これ須く、外法が掛けられてるよし。」

 

霧夜「っ!?」

 

半蔵「外法じゃと!?」

 

 

 

 

 

 

一方その頃蛇女子学園では。

 

春花「今日は、訓練所を案内するわ。」

 

雲雀(皆がここに来るって鷹斗君が言ってた。春花さんに教える訳にはいかない。どうすれば良いの・・・?)

 

春花「どうしたの雲雀?」

 

雲雀「え?・・・随分広い所だけど、誰も姿も・・・」

 

春花「ちゃんと居るわよ。」

 

雲雀「え!?じ、じゃあここは土遁の術の!?」

 

春花「そう。ここは地面と同化する訓練をしているの。始めたからかれこれ、30時間くらいになるかしら。」

 

雲雀「そんなにやるの!?」

 

春花「そんなにって、半分も経ってないわよ。」

 

 

 

 

 

 

その頃鷹斗は、水遁の術の訓練を高い所から見ていた。

 

鷹斗「水遁の術か。昔雲雀は自身無かったけど、柳生の激励で上手くやれた事があったな。ん?」

 

水遁の術の訓練所に雲雀と春花が居た。

 

鷹斗「おや、お2人さん見学かな?」

 

教官「そこ!バレてる!」

 

すると教官が川に向かってクナイを投げた。クナイは水遁の術の訓練をしている生徒の肩に刺さった。刺された生徒の肩から血が溢れ出た。

 

鷹斗「うわぁ〜マジかよ・・・丸っきり体罰じゃねえか・・・まさに地獄だなここは。」

 

すると鷹斗が何かの気配を感じ取った。

 

鷹斗「この気配・・・あのお客様達か。」

 

 

 

 

 

 

一方鷹介達は。蛇女子学園付近に到着していた。

 

サスケ「皆、準備は良いか?」

 

飛鳥「はい!」

 

 

 

 

遂に蛇女子学園が見えた。

 

葛城「あれが、秘立蛇女子学園か。」

 

柳生「雲雀は彼処に・・・」

 

鷹介「禍々しい気配を感じるな。」

 

七海「敵の本拠地ね。」

 

サイゾウ「彼処に鷹斗が居るのか。」

 

鶴姫「ここで日が沈むの待ちましょう。」

 

 

 

 

 

 

その日の夜。鷹斗は最上階へ向かっていた。

 

雲雀「鷹斗君。」

 

鷹斗「雲雀か。お前も最上階へ?」

 

雲雀「うん。鷹斗君、案内して。」

 

鷹斗「OK。じゃあ付いて来い。」

 

 

 

 

最上階に到着して物陰に隠れる。

 

鷹斗(ここに秘伝書が眠ってる。)

 

雲雀(ここだね。)

 

すると。

 

焔「焔以下4名。お呼びによって参上仕りました。」

 

鷹斗(焔の声か。彼奴らもここに。)

 

すると雲雀は子守緞帳を取り出した。

 

鷹斗(雲雀、それ子守緞帳か?)

 

雲雀(うん。)

 

 

 

 

子守緞帳とは、光の屈折を歪める特殊加工が施され、見た目上、背後と同化する事が出来る。

 

 

 

 

雲雀「誰も居なくなるまでここに。」

 

鷹斗「じゃあ俺も。忍法・移り身の術。」

 

子守緞帳を被った雲雀の影に隠れる。

 

 

 

 

焔「鈴音先生が裏切った!?」

 

詠「どう言う事ですの?」

 

???「鈴音は半蔵学院にこの場所を漏らした。」

 

未来「どうして先生がそんな事を?」

 

春花(あらあら、私の真似って訳?)

 

???「不覚だった。鈴音が半蔵学院出身であった事を忘れてはいなかったが・・・」

 

鷹斗(半蔵学院出身!?)

 

未来「やっぱり。」

 

詠「あの噂は本当でしたのね。」

 

日影「・・・」

 

焔「先生が・・・(善忍だった?)」

 

???「ここを知った半蔵も、恐らく奇襲を掛けて来るだろう。お前達の手でこれを迎撃し、1人残らず殲滅せしめるのだ。」

 

5人「御意!」

 

???「これは我が学園だけでなく、悪忍存亡の戦いと心得よ。敗北は許さん!」

 

焔「無論!」

 

???「うむ。その意気は良し。これぞ忍としての本懐である。仮にもお前達が敗北した時は、即軛の術を発動させよ!」

 

 

 

 

軛の術とは、術者の意のままに、術を掛けられし者の生死を操る外法の術である。

 

 

 

 

鷹斗(軛の術とは、何とも大胆な考えだ事。)

 

???「誇りある我が秘立蛇女子学園を代表する忍衆よ。よもや不安もあるまいな?」

 

未来「背水の陣と言う訳ね。」

 

焔「ふん、お戯れを。我らが負ける事などあり得ません!」

 

日影「せやな。」

 

詠「寧ろ、多少の張り合いがあると言うものですわ。」

 

春花「所詮、私達は頸木の術から逃れられませんものね。」

 

 

 

 

雲雀(皆に知らさないと!)

 

話を全て聞いた雲雀が走り出す。しかし。

 

春花「あら、どうしたの?こんな所で。」

 

雲雀「あ、あの、その・・・お部屋に戻ろうとしたら道に迷っちゃって・・・」

 

春花「へぇ〜。こんな最上階に迷い込むなんて、雲雀、そんな方向音痴だった?」

 

雲雀「あ、あはははは・・・そうなんです・・・」

 

春花「そう。それで・・・・」

 

 

 

 

 

 

「全部聞いちゃった訳?」

 

 

 

 

 

 

雲雀「え?」

 

すると縄で雲雀を拘束した。

 

雲雀「な、何するんですか春花さん!」

 

春花「ごめんなさいね。あなたに邪魔されると色々困るの。」

 

未来「やっぱりあなた、敵のスパイとして送られて来たのね。」

 

詠「あらあら、これは拷問物かもですわね。」

 

焔「最初に言ったろ?全ては・・・」

 

鷹斗「自己責任だろ?」

 

焔「ん?」

 

雲雀の影から鷹斗が出現した。

 

鷹斗「ヤッホー。招かれざる客参上。」

 

焔「お前も全て聞いたのか?」

 

鷹斗「うんまぁ聞いちゃったな。ほんの1部だけどね。」

 

???「いや、全部聞いただろお前。」

 

そこに謎の人物が現れた。

 

焔「誰だ?」

 

 

 

 

 

 

何ともう1人の鷹斗だった。

 

 

 

 

 

 

鷹斗「招かれざる客2人目参上。」

 

雲雀「鷹斗君が2人!?」

 

焔「分身の術か!?」

 

鷹斗「俺がそんな古典的な術を使う訳ねえだろ。」

 

未来「じゃあどう言う事なのよ!?」

 

鷹斗「こう言う事さ。」

 

すると懐からシュリケンボールを取り出した。

 

春花「それは、あの時の?」

 

詠「まさか、あなたが偽物?」

 

鷹斗「フッ。」

 

するとシュリケンボールをもう1人の鷹斗に投げた。

 

日影「何のつもりや?」

 

鷹斗「そろそろ良いぞ。」

 

 

 

 

 

 

「シュリケンジャー。」

 

 

 

 

 

 

5人「っ!?」

 

鷹斗「なら遠慮なく。天空、シノビチェンジ!ハァッ!」

 

シュリケンボールが光った。

 

 

 

 

シュリケンジャー「シュリケンジャー参上!」

 

 

 

 

鷹斗「お前らには話してなかったな。あの時雲雀と一緒にここに来た時。」

 

未来「あれはあんたじゃなかったの?」

 

鷹斗「違うな。あの時雲雀と一緒に居た俺、あれシュリケンジャーが俺に変装した姿さ。」

 

 

 

 

そう。雲雀と共に蛇女子学園にやって来た鷹斗は、シュリケンジャーが変装した姿だったのだ。

 

 

 

 

焔「なら本物のお前は今まで何処に?」

 

鷹斗「気配を消して、この最上階の天井にずっとかくれんぼしてたのさ。お前達の会話や、鈴音とか言う先生の事など全て聞いちまったのさ。そして俺がどうやってこの天井に居たのかは・・・」

 

 

 

彼は、忍クラスに侵入した春花を外からこっそり見ており、気配を消して移り身の術で春花の影に隠れ、秘立蛇女子学園に戻って来たと同時に影から出て、近くに居た鈴音の影に移って最上階まで行った。最上階到着と同時に影から出て、天井に張り付いたと話した。

 

 

 

鷹斗「これが俺のトリックだ。」

 

焔「貴様・・・!」

 

すると春花は雲雀と共に姿を消した。

 

鷹斗「あ!あんにゃろ〜!」

 

 

 

 

 

 

そしてその頃門では。謎の爆発が起こった。

 

警備生徒A「っ!?行くぞ!」

 

警備生徒B「何があった!?」

 

すると後ろから斑鳩が飛燕を叩いて気絶させた。全員は隙を見て中へ入った。

 

 

 

 

カクレンジャーと斑鳩と葛城が走る。

 

葛城「入ったのは良いが、天守閣の入り口が見付からねえ!」

 

斑鳩「二手に分かれて正解でしたね!」

 

鶴姫「このまま行くわよ!」

 

警備生徒「曲者!」

 

サイゾウ「ここは任せろ!オン・オオカミ・ニン!水竜巻の術!」

 

 

 

 

ハリケンジャーと飛鳥と柳生は橋に立ってる。

 

柳生「こっちから天守閣の裏手に回れそうだ。」

 

飛鳥「そうだね。」

 

鷹介「このまま一気に行くぜ!」

 

すると川から水飛沫が舞い上がった。

 

七海「超忍法・水流破!」

 

 

 

 

 

 

その頃雲雀は、春花によって牢屋に入れられた。

 

春花「ここで大人しくしていてちょうだいね。」

 

雲雀「春花さん達、負けたら死んじゃうの・・・?」

 

春花「ええそうよ。」

 

雲雀「そんなの可笑しいよ!間違ってる!」

 

春花「頸木の術は、蛇女子学園に入学する際、全員あの方に掛けられてるわ。」

 

雲雀「全員!?」

 

春花「本来は、退学や脱走した学生が学園の存在を外部に漏らそうとした時発動させる術なの。でもあの方は、術の発動条件を自由に変更出来る。」

 

雲雀「そんな恐ろしい術を掛けられて、怖くないの!?」

 

春花「ふふっ。死を恐れる者は、任務の失敗を恐れぬ者。でしたわよね?先生。」

 

この牢屋に凛も居た。

 

雲雀「先生!?」

 

 

 

 

 

 

その頃鷹斗とシュリケンジャーは。警備学生達によって外へ追放され、そこに待ち構えていた警備生徒達と戦っていた。

 

鷹斗「くそ!多過ぎる!」

 

シュリケンジャー「だがこの生徒達、ノーマルじゃねえぞ!」

 

鷹斗「どう言う事だ?」

 

シュリケンジャー「生徒達からの生気は感じない!」

 

鷹斗「生気を感じない?・・・まさか!ガンモード!」

 

ハヤテ丸を鞘に収めてライフル状に変形させて風神エネルギーを発射し、1人の警備生徒の覆面を壊した。

 

鷹斗「何!?」

 

 

 

 

 

 

警備生徒の正体はマゲラッパだった。

 

 

 

 

 

 

鷹斗「マゲラッパ!?って事は・・・この学園の首領は!」

 

シュリケンジャー「間違い無え!彼奴に違いない!」

 

鷹斗「ならこうしちゃ居られねえ!行くぞシュリケンジャー!」

 

シュリケンジャー「合点承知!」

 

ガンモードの風神エネルギーを連射して警備生徒達を払いながら天守閣へ目指す。

 

 

 

 

 

 

その頃カクレンジャーと斑鳩と葛城は、警備生徒達と戦っていた。

 

斑鳩「はぁっ!」

 

飛燕を縦横無尽に振って、警備生徒達を斬り裂く。

 

斑鳩「どりゃああああああ!!!」

 

近接格闘で警備生徒達をぶっ飛ばす。

 

鶴姫「忍法・折り鶴の舞!」

 

サイゾウ「乱れ蹴り!」

 

セイカイ「巨大あやかしの術!」

 

ジライヤ「ガマジャンプ!」

 

サスケ「忍法・疾風斬り!」

 

カクレンジャーもそれぞれの術と技で警備生徒達を蹴散らす。

 

 

 

 

 

 

その頃ハリケジャーと飛鳥と柳生は、同じく警備生徒達と戦っていた。

 

柳生「はっ!」

 

傘を投げて、警備生徒達を蹴散らす。

 

飛鳥「たぁっ!!はぁっ!!てやぁっ!!」

 

脇差で次々と警備生徒達を斬り裂く。

 

鷹介「超忍法・5人影の舞!」

 

障子が出現し、影となったハリケンジャーとゴウライジャーがそれぞれの技を繰り出した。

 

一甲「はぁっ!!」

 

一鍬「てやっ!!」

 

七海「はぁっ!!」

 

吼太「どりゃあ!!」

 

鷹介「おりゃああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

その頃天守閣の最上階では。

 

蛇女生徒「侵入者あり!半蔵学院の生徒と謎の忍9人と思われます!」

 

???「くっ!やはり来たか・・・(この学園を作るのに費やした時間と費用は膨大なものなのだ。この失態が上に知られれば、築き上げたこの地位所か、命まで・・・かくなる上は、この陰と陽、2つの超秘伝忍法を完成させ、その力によって組織そのものを私の手中に・・・)」

 

この男は「道元」。彼の正体と目的は一体。

 

 

 

 

 

 

その頃カクレンジャーと斑鳩と葛城は、入り口を探し回っていた。

 

斑鳩「入り口は何処にもありませんね・・・」

 

セイカイ「こっちも無いぞ。」

 

葛城「じゃあ、飛鳥達の方かな?」

 

飛鳥「斑鳩さん!かつ姉!」

 

鷹介「サスケ!鶴姫!サイゾウ!セイカイ!ジライヤ!」

 

そこにハリケンジャーと飛鳥と柳生が合流した。

 

葛城「なんだ!お前らかよ!」

 

ジライヤ「そっちはどうだった?」

 

柳生「こっちも入り口は見付からなかった。」

 

斑鳩「何処かに隠し通路があるはずなのですが・・・」

 

飛鳥「私達の事はバレてるんだし、急がないと!」

 

葛城「そんな事、言われなくても分かってる!」

 

柳生(雲雀・・・ん?)

 

飛鳥「どうしたの柳生ちゃん?」

 

一甲「何か感じたのか?」

 

すると柳生が1本の木に触れた。

 

斑鳩「何をしていますの?」

 

柳生「・・・雲雀だ。雲雀の匂いがする。」

 

葛城「何だって!?」

 

すると木が開き、中に小さなハンドルがあった。

 

飛鳥「これって、まさか!」

 

柳生がそのハンドルを回すと、石の壁が開いた。

 

斑鳩「やはり、隠し扉が!」

 

吼太「疾風流忍法・犬の鼻!」

 

黒い犬の鼻を取り付けて、匂いを嗅ぐ。

 

吼太「・・・間違い無い。雲雀の匂いだ!」

 

七海「彼奴ら、ここを使ってたのね。」

 

葛城「お手柄だぜ柳生!」

 

柳生「雲雀のお陰だ。」

 

鷹介「よし!皆行くぞ!」

 

全員「おう!」

 

 

 

 

隠し通路を一気に走り出す。しかし何者かが爆弾を投げて爆発させた。

 

詠「いらっしゃいませ。」

 

斑鳩「あなたは!」

 

七海「詠!?」

 

詠「手安くお持て成しさせていただきますわ。半蔵学院のお嬢様方とイレギュラー方。うふふ、少しは楽しませていただけるのかしら?」

 

遂に、戦いが始まった。

 

「END」




         キャスト

        鷹斗:梅原裕一郎

        飛鳥:原田ひとみ
        斑鳩:今井麻美
        葛城:小林ゆう
        柳生:水橋かおり
        雲雀:井口裕香

        霧夜:藤原啓治
         凛:三森すずこ
       サスケ:小川輝晃

      椎名鷹介:塩谷瞬
      野乃七海:長澤奈央
      尾藤吼太:山本康平
       霞一甲:白川裕二郎
       霞一鍬:姜暢雄

  シュリケンジャー:松野太紀

        鶴姫:広瀬仁美
      サイゾウ:土田大
      セイカイ:河合秀
      ジライヤ・ケイン・コスギ

         焔:喜多村英梨
         詠:茅野愛衣
        日影:白石涼子
        未来:後藤沙緒理
        春花:豊口めぐみ

        半蔵:山本兼平
       大道寺:浅川悠

        道元:小杉十郎太

半蔵「飛鳥、これを仕舞っておいてくれんか?」

飛鳥「はいじっちゃん!」

半蔵「これも頼む。」

飛鳥「は?」

半蔵「これもじゃ。」

飛鳥「は、はい・・・って!こんなにいっぱい胸に入らないよ!」

半蔵「ほほほほ!心が洗われるようじゃ!」

鷹斗「欲望沸き過ぎ・・・」

次回「決戦天守閣」

鷹斗「次回も忍ぶぜ!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。