閃乱ハリケンカグラ   作:naogran

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雪不帰「鍛え上げたこの力と、築き上げた絆の力、シノビマスターは最強のシノビチームを決める大会です。5体と3体が無事に帰れる保証はありませんが、皆さん覚悟は宜しいですか?」

???「勿論だよ!」

雪不帰「ん?」

そこに現れたのは・・・




蓮華「巫神楽三姉妹長女・蓮華!」

華毘「同じく次女・華毘っす!」

華風流「同じく三女・華風流!」

奈楽「球を守りし者・奈楽!」

神楽「世がの事ならお任せ・神楽だよ!」

蓮華「罷り通るぜ!」

巫神楽達の推参。




鷹斗「ありゃ!?巫神楽の奴ら!?」

雅緋「お前ら!どうして!?」

華風流「私達も招待されたのよ。」

蓮華「良いね!ド派手な祭りじゃないか!」

華毘「でっかい花火打ち上げるっす!」

”バーーーン”

神楽「わーい!たーまやー!やるぅー!」

大良「華毘が花火を打ち上げたな。」

流海「変なダジャレは止めなさい。」

雪不帰「来ると思ってましたよ。」

神楽「この間の約束、忘れないでね?」

雪不帰「フッ。おや?後もう3人ゲストが居らしてるようですね。」

スポットライトを観客席に向けた。そこに、飛鳥、闘破、霞の3人が姿を現した。

雪泉「飛鳥さん!」

鷹斗「闘破師匠!霞姐さん!」


巻之十七「開催と正直」

潜んでる事がバレてしまった。

 

飛鳥・闘破・霞「・・・・・」

 

雪泉「飛鳥さん・・・」

 

闘破「そう簡単に行かせてくれないみたいだな。」

 

雪不帰「残念ですが、招待状が届いてない方はシノビマスターズには参戦出来ません。飽く迄ゲストと言う事で、客席から楽しんで頂きましょう。」

 

霞「そうさせて貰うわ。」

 

3人は客席に座った。

 

夜桜「雪泉、今は飛鳥さんの事よりも・・・」

 

雪泉「ええ、そうですね。」

 

鷹斗「師匠ー!姐さーん!俺達の活躍、思う存分楽しんでくれよー!」

 

雪不帰「出場者が揃った所で、月光、閃光、ルールの説明をお願いします。」

 

月光「1つ!試合は4チームによる総渡戦で行います!」

 

閃光「1つ!各チームには試合ごとに大将を決めて貰う!」

 

月光「1つ!その大将が負けた時点で試合終了とします!」

 

大良「成る程。分かりやすいな。」

 

雅緋「勝敗はどうやって決めるんだ?」

 

閃光「1つ!シノビマスターズに於ける決着は試合によって異なる。その為試合ごとの発表とする。」

 

雅緋「何!?」

 

鷹斗「ほほう。」

 

月光「ルール説明は以上です。」

 

雪泉「私達はどんな戦いだろうと、受けて立つ覚悟です!」

 

鷹斗「それと、この戦いが終わったら斑鳩先輩達の解放を望む!良いか?」

 

雪不帰「勿論です。全てが終われば。」

 

流海「・・・・」

 

 

 

 

各チームで大将を決める。

 

四季「やっぱうちらの大将は雪泉ちんだよね!」

 

雪泉「はい!任せて下さい!」

 

美野里「でもさ、シノビマスターズって何か可笑しくない?半蔵の皆を人質にしておきながら、こんな派手な大会にしちゃうなんて。」

 

夜桜「試合を動画で配信と言うのも解せないですね・・・」

 

四季「世界中の忍達に自分達の悪事を広めるだけだもんね。」

 

???「それは同感だな。」

 

雪泉「ん?鷹斗さん、流海さん、大良さん。」

 

大良「そっちの大将は決まったか?」

 

雪泉「はい。大将は私に決まりました。皆さんは?」

 

鷹斗「勿論俺だ。ハリケンジャーの中でのリーダーでもあるからな。」

 

夜桜「鷹斗、流海、大良、先程の話どう思いますか?」

 

流海「やはり、何か裏がありそうとしか思えないわ。」

 

大良「第一、人質を取る事自体と動画で配信する事自体が可笑しい。これじゃあただの架空請求業者みたいなやり方だ。」

 

雪泉「気に掛かる事が多いようですが、今はただ勝利を目指しましょう!半蔵の皆さんの為に!鷹斗さん、試合の時は手加減しません。良いですね?」

 

鷹斗「ああ勿論だ。こっちも容赦せずに全力で戦うぜ。」

 

2人は握手を交わす。

 

 

 

 

 

 

その頃廃墟のボーリング場に潜む焔紅蓮隊は。

 

春花「そう、その傷は飛鳥ちゃんにやられたのね・・・」

 

焔「油断をしていた訳では無い・・・ただ飛鳥の戦い方が何時もと違っていたんだ・・・」

 

未来「飛鳥に何があったんだろう・・・」

 

日影「仲間を人質に取られてる事と、何か関係があるんやろうか・・・」

 

焔「それだけでは無い気がする・・・彼奴が仲間の為に戦うのなら・・・もっと熱い思いが伝わって来たはずだ!何と言うか・・・あの日の飛鳥は・・・」

 

 

 

 

 

 

飛鳥『この世界に・・・正義なんて無いから!!』

 

 

 

 

 

 

焔「あれは何者かに絶望したような目だった・・・」

 

詠「絶望、ですか・・・」

 

春花「飛鳥ちゃんらしく無いわね・・・」

 

焔「だが、私は彼奴の迷いを感じた・・・それは、彼奴の心がまだ死んでいない証拠だ。迷っているのなら、立ち直れる。その為の手助けが必要なら、私が手を貸してやる!春花!シノビマスターズの日程は決まったのか?」

 

春花「あ〜それがね・・・シノビマスターズだったら、キャンセルの連絡しちゃったのよ〜。」

 

焔「なっ!?」

 

シノビマスターズの参戦のキャンセル済みだった。

 

春花「だって、焔ちゃん何時目を覚ますか分からなかったし〜。」

 

日影「焔さんを1人ここに残して行く訳にはいかんやろ。」

 

焔「そうか・・・すまん・・・」

 

未来「本当だったら、今日試合をやってるはずなんだよね?」

 

焔「今日?そいつは良い!」

 

春花「私達は抜け忍だからな!キャンセルなど関係無い!マナーは守るが、ルールには縛られん!」

 

未来「成る程〜!」

 

詠「そうですね!今からでも、出来る事があるはずですわ!」

 

日影「ほんなら抜け忍らしくやろうやないか。」

 

春花「焔ちゃんが大丈夫なら、私達は付いて行くだけよ。」

 

焔「フッ、忍転身!」

 

包帯を外して忍転身。

 

焔紅蓮隊「焔紅蓮隊!舞殉じる!!」

 

 

 

 

 

 

その頃会場の外では。

 

流ノ介「ここで待機と言われても、何の変哲も無いなぁ・・・ん?」

 

太鼓の音が聞こえた。

 

流ノ介「どうやら始まったようだな。」

 

 

 

 

会場内。

 

月光「それでは、第1試合を始めます!」

 

閃光「種目はこれだ!」

 

最初の種目は・・・

 

 

 

 

月光・閃光「禅羅怒ッ血暴流!!」

 

 

 

 

蓮華「ドッジボールか!」

 

華毘「おお!何か楽しそうっすね!」

 

華風流「禅羅って付いてなければね。はい論破。」

 

流海「禅羅って、ちょっと巫山戯てない?」

 

鷹斗「ここに男が3人居るってのに何ちゅう種目選んでんだ?」

 

 

 

 

ドッジボールのボールを持って来た。

 

閃光「このボールは爆弾だ。人間が触っただけで爆発する。」

 

月光「ただし、このグローブでキャッチすれば爆発しません!」

 

猫グローブ装着。

 

閃光「相手の大将にボールをぶつけて爆破すれば、勝ちとなる。」

 

 

 

 

美野里「爆破って!?」

 

四季「マジやばいじゃん!」

 

月光『それでは両チーム、大将を発表して下さい!』

 

雪泉「月閃は私が!」

 

死塾月閃女学館第1試合大将・雪泉。

 

蓮華「今回は私が大将だぜ!」

 

華毘「よっ!待ってました!」

 

巫神楽第1試合大将・蓮華。

 

美野里「ええ!?大将は神楽ちゃんじゃないの!?」

 

華毘「意表を突かれたようっすね!動揺させて精神面で有利に立つ!見事な心理作戦っす!」

 

美野里「へぇ〜。凄いね〜。」

 

華毘「あれ?あんまり動揺してないっすね。」

 

華風流「あんたがペラペラネタバレするからよ。」

 

鷹斗「良い戦いが見れそうだな。」

 

流海「でも全裸って何か嫌・・・」

 

大良「察するぜ。流海。」

 

床が開き、そこからドッジボールのコートが出現した。

 

 

 

 

コートの上に両チームが立つ。

 

月光『試合開始です!』

 

 

 

 

天井からボールが降って来た。

 

四季「私に任せて!」

 

奈楽「甘い!」

 

両者がジャンプした。

 

奈楽「喰らえ!!」

 

四季「マジで!?」

 

足の鉄球で四季を飛ばした。

 

四季「きゃああああああああ!!」

 

奈楽「マジだ!」

 

オーバーヘッドキックでボールを四季に飛ばした。

 

四季「ヤバッ!!」

 

ボールが迫って来る。しかし。

 

四季「むらっち!?」

 

前に叢が現れ、ボールを防ぐ。

 

叢「ああっ!!」

 

しかしその反動で般若のお面が外れて困惑し、顔面にボールが直撃した。

 

四季「むらっちーーーーー!!」

 

ボールを受けた叢が爆破して全裸となった。

 

叢「きゃああああああああ!!」

 

月光『月閃、叢、脱落!』

 

 

 

 

その後も両者の激しい戦いが続く。

 

 

 

 

鷹斗「凄えな雪泉達と蓮華達。」

 

大良「最早これドッジボールじゃねえだろ?」

 

流海「完全に殺し合いにしか見えない。」

 

 

 

 

そしてボールが上がった。雪泉と神楽がボールを取りに行く。

 

神楽「良いの?大将がボール取りに行って。」

 

雪泉「ええ。私は守られてるだけの大将になるつもりはありませんので!」

 

神楽「流石雪泉ちゃん!」

 

同時にジャンプした。

 

神楽「雪不帰ちゃんには気を付けた方が良いよ?あの人只者じゃないから。」

 

雪泉「え!?」

 

隙を突いてボールを奪った。

 

雪泉「っ!?」

 

神楽「油断したね雪泉ちゃん!奈楽!」

 

奈楽「神楽!」

 

神楽・奈楽「エンドボール!」

 

ボールを投げ、雪泉に命中。しかし氷を張って間一髪受け止めた。

 

雪泉「油断したのは神楽さんの方でしたね!」

 

神楽「あっちゃ〜、万事休すって感じだね!」

 

雪泉「ごめんなさい。これも、勝負ですので!樹氷扇!!」

 

ボールを神楽に向けて飛ばした。

 

蓮華「やらせるか!!」

 

下から蓮華が現れ、神楽を上へ飛ばして自分がボールを受けた。

 

蓮華「うわああああああああああ!!!」

 

ボールが蓮華に直撃して爆破した。

 

蓮華「てやんでえええええ!!!!」

 

決着!

 

月光『第1試合勝者・月閃女学館!』

 

 

 

 

鷹斗「おお!巫神楽を倒した!」

 

大良「いやぁ〜手に汗握る戦いだったな。」

 

流海「大将が神楽の身代わりになるなんて。」

 

 

 

 

蓮華「あいたたた・・・何やってるんだよ私は・・・大将は逃げ回る作戦だったのに・・・」

 

神楽「ううん、蓮華ちゃんありがとう!」

 

奈楽「全く、神楽を守るのは自分の使命だと言うのに。だが感謝する。」

 

蓮華「おうよ!」

 

華風流「蓮華お姉ちゃんグッジョブよ!」

 

華毘「神楽ちゃんがすっぽんぽんにならなくて良かったっす!」

 

蓮華・華毘・華風流・奈楽「あははははは!」

 

 

 

 

闘破「流石巫神楽の子達だな。」

 

霞「試合中でも神楽を守るのは偉いわ。」

 

 

 

 

神楽「あのね雪泉ちゃん。雪不帰ちゃんが只者じゃないってのは本当の事だよ。」

 

雪泉「え?」

 

神楽「後は頼んだね!」

 

 

 

 

 

 

月光・閃光「第2試合は!禅羅鬼刃戦!!」

 

 

 

 

ステージに多くの柱が立った。

 

月光『ルールは、大将がコートに落ちたチームが負けとなります!』

 

出場者は、蛇女子学園、巫神楽。

 

 

 

 

控え室。

 

美野里「今度は神楽ちゃんが大将なんだね!」

 

夜桜「この試合に勝てば、まだ優勝の可能性があります!策を捨てて、全力で戦うつもりなのでしょう。」

 

 

 

 

会場。

 

流海「私達、何時になったら出場出来るの?」

 

鷹斗「分からねえな。それに俺達は3人しか居ねえからな。」

 

大良「あ〜あ、飛鳥や先輩達が一緒に居たらな〜。」

 

 

 

 

雅緋「神楽!行くぞ!」

 

神楽「うん!!」

 

法螺貝が鳴り、試合開始。

 

蛇女子学園・巫神楽「うおおおおおおおおお!!!!!!」

 

雅緋「散会!!」

 

蓮華「追うぜ!!」

 

 

 

 

華毘「先に馬を倒しちゃうってのもアリっす!」

 

華風流「戻って来る馬が無くなったら、負けも同然だもんね!」

 

華毘が煙玉を飛ばした。

 

両備「舐めんじゃないわよ!」

 

火縄銃を連射する両備。

 

両奈「ひひ〜ん!痛め付けて〜!」

 

馬の着ぐるみ着て、スタンガンを連射する両奈。

 

両備「馬は止めた方が良いって言ったでしょ!バカなの!?」

 

両奈「はぁ〜い!」

 

 

 

 

忌夢「秘伝忍法!!ジェットフォックス!!」

 

蓮華「秘伝忍法!!紫電!!」

 

忌夢・蓮華「うおおおおおおおおお!!!!」

 

両者の秘伝忍法がぶつかり合う。

 

紫「おうちに帰りたい・・・」

 

忌夢「こら紫!!」

 

紫の一言でぶつかり合いがキャンセルされた。

 

奈楽「神楽!!」

 

 

 

 

神楽と雅緋の攻撃が擦れ違う。

 

 

 

 

忌夢「雅緋が来るぞ!下に落とすな!」

 

蛇女子学園が集合して、雅緋を受け止める。

 

 

 

 

同じく巫神楽も集合して、神楽を受け止めた。

 

 

 

 

大良「凄えなぁ・・・」

 

流海「流石蛇女子学園と巫神楽ね・・・」

 

鷹斗「面白いなこりゃ・・・・」

 

 

 

 

柱に着地した両チームが同時にジャンプする。すると雅緋が巫神楽の馬に乗り移った。

 

華風流「ちょ!これ反則じゃないの!?」

 

 

 

 

月光「騎馬の上ですので、問題無しとします。」

 

 

 

 

雅緋「フッ!」

 

神楽「流石雅緋ちゃん!」

 

雅緋「余裕だな!」

 

しかし神楽が雅緋の剣を避けた。

 

神楽「えーーーい!!!」

 

雅緋「がっ!!」

 

彼女の頭突きが雅緋の腹に命中。

 

 

 

 

控え室。

 

雪泉「凄い戦いですね。」

 

夜桜「ええ。」

 

 

 

 

会場。

 

闘破「今までに無い激しい戦いだな。」

 

霞「ええ。」

 

 

 

 

雅緋と神楽の両者がぶつかり合い、爆発が起こった。

 

雅緋「しまった!!」

 

忌夢「雅緋!!」

 

落下する雅緋を忌夢が受け止めた。

 

雅緋「忌夢!すまない!」

 

忌夢「これぐらい当然さ!雅緋の為なら〜。」

 

雅緋「ん?神楽!」

 

 

 

 

神楽「あははははは!!」

 

宙を舞う神楽が向かった先は。

 

神楽「よいしょ!」

 

何と雪不帰の目の前だった。

 

神楽「地面に落ちたからこれって負けだよね?」

 

雪不帰「・・・」

 

月光・閃光「っ!?」

 

全員が静まる中。

 

月光『第2試合勝者・秘立蛇女子学園!』

 

 

 

 

控え室。

 

四季「今の何!?」

 

美野里「神楽ちゃん、わざと負けたみたい!」

 

 

 

 

会場。

 

鷹斗「神楽の奴、何やってんだ?」

 

流海「あれってわざと負けたの?」

 

大良「そうとしか思えない。」

 

 

 

 

 

 

この会場に潜んでるのがもう1人居た。鈴音だった。

 

鈴音(これで次の試合は蛇女対月閃対ハリケンジャー。)

 

”ブゥゥゥン”

 

鈴音(ん?)

 

スマホを取り出す。

 

鈴音(機械ドームから妖魔が出現し、上陸した上忍が消息不明・・・安否も確認する事も出来ず、妖魔が作った結界が原因だと思える・・・全滅の可能性もあり、最悪の事態を想定せよ。今身動きを取れる忍は学生だけ。シノビマスターズをやっている時ではない。)

 

すぐに機械ドームへ向かう。しかし途中で。

 

鈴音「っ!?」

 

何者かが鈴音の行く手を遮った。

 

焔「鈴音先生でしたか。」

 

鈴音「焔か。どうしてここに?」

 

それは、焔紅蓮隊だった。

 

焔「半蔵学院の連中を助ける為です!彼奴らには色々と恩があるので。」

 

鈴音「それなら私と目的は同じだ。一緒に来てくれるか?」

 

焔「抜け忍になっても、あなたが私達の師である事に変わりはありません。」

 

鈴音「よし、任務開始だ!」

 

 

 

 

 

 

会場。

 

月光「それでは、第3試合を始めます!」

 

閃光「蛇女子学園と月閃女学館は1勝同士。ハリケンジャーはこの試合で初参戦。だが勝利すればその場で優勝。」

 

月光「この試合で決着となります!」

 

閃光「そして、次の種目はこれだ!!」

 

第3試合の種目は・・・

 

月光「種目は、禅羅暴汰雄死に決定です!」

 

 

 

 

 

 

その頃焔紅蓮隊と鈴音は、外へ向かって行く。

 

 

 

 

 

 

会場では、床から暴汰雄死のステージが出現。

 

閃光『大将があの旗を取れば勝ちだ。』

 

天辺にある旗。

 

鷹斗「随分と高いな〜。登山者を目指せと言うのか?」

 

雪泉「あの旗を取れば・・・」

 

四季「棒じゃないんだ〜。」

 

月光『プールに落ちると、水気がスベスベになります!』

 

流海「不快なプールね。」

 

 

 

 

月光「それでは3チーム、大将を発表して下さい!」

 

 

 

 

雅緋「蛇女子学園第3戦も、大将は私だ!」

 

蛇女子学園第3戦大将・雅緋。

 

雪泉「月閃女学館第3戦の大将は、夜桜さん、お願いします!」

 

夜桜「はい!」

 

死塾月閃女学館第3戦大将・夜桜。

 

流海「鷹斗、大将頼むわね。」

 

大良「最初で最後の試合参戦だ。気合い入れて行け!」

 

鷹斗「任せろ!」

 

忍風戦隊ハリケンジャー大将・鷹斗。

 

 

 

 

月光・閃光「それでは、試合開始!!」

 

 

 

 

神楽「さて、どのチームが勝つかな〜?」

 

 

 

 

雪泉が雅緋の行く手を邪魔する。

 

雅緋「成る程!私の邪魔をするのか!だが、自分の大将を見てみろ!」

 

大将の夜桜が攻撃を受けている。

 

両奈「弾が出る出る〜!止まらないよ〜!」

 

両備「リコチェットプレリュード!」

 

雅緋「夜桜は両備両奈で足止めした!お前達に勝ち目は無い!」

 

雪泉「それはまだ分かりませんよ!」

 

 

 

 

紫「誰か、助けて!!」

 

美野里「3回目なのに押されてるよ!」

 

叢「あああああああ!!!」

 

紫のギロチンが叢に直撃し、叢がプールに落下した。

 

紫「お姉ちゃんと私が組んだら、負けない。」

 

忌夢「紫!頼もしくなったな!ローリングサンダー!!」

 

美野里「っ!?きゃあああ!!」

 

ローリングサンダーを受けた美野里がプールに落下した。

 

 

 

 

鷹斗「このまま行くぜ!」

 

流海「両チームが戦ってる隙に!」

 

大良「漁夫の利作戦開始だ!」

 

3人が旗を目指して飛ぶ。しかし。

 

鷹斗「っ!?」

 

紫が飛ばしたギロチンが襲って来る。

 

鷹斗「おるあ!!」

 

流海「はぁっ!!」

 

大良「でりゃ!!」

 

忍者刀でギロチンを斬り裂いた。

 

鷹斗「よう紫!忌夢!俺達とデートでもしねえか!?」

 

紫「それは嫌だ。」

 

忌夢「僕は雅緋と一緒が良い!」

 

鷹斗「皆行くぞ!」

 

流海・大良「おう!」

 

鷹斗・流海・大良「忍風、シノビチェンジ!ハァッ!」

 

ハリケンジャイロを回して、3人がシノビスーツを装着してハリケンジャーにシノビチェンジした。

 

忌夢「ローリングサンダー!!」

 

鷹斗「流海!」

 

流海「ええ!超忍法・水流破!」

 

水流破で忌夢と紫を飛ばした。

 

忌夢・紫「あああああああ!!!」

 

流海「ソニックメガホン!2人をスベスベにしてしまえ!」

 

ソニックメガホンで言霊を唱えた。するとプールが蛇のように動き、忌夢と紫に直撃した。

 

忌夢・紫「あああああああああ!!!」

 

四季「やるぅ〜!あっ!」

 

着地した四季だが、滑ってしまいプールに落ちた。

 

四季「しまった・・・」

 

鷹斗「ん?」

 

雅緋と雪泉の戦いを見てる。

 

大良「どうした?」

 

鷹斗「お前ら先に行け。」

 

ハリケンレッドが雅緋と雪泉に向かった。

 

流海「鷹斗!?」

 

 

 

 

一方夜桜は、両備と両奈の攻撃を受けている。

 

夜桜「一か八か!!」

 

その場から逃げた。

 

両備「追うわよ!バカ犬!」

 

両奈「ワンワン!待って〜!」

 

 

 

 

雪泉「黒氷!!」

 

雅緋「悦ばしきインフェルノ!!」

 

両者の秘伝忍法がぶつかり合う。

 

雅緋「久し振りだな!お前と本気でやり合うのを!!」

 

雪泉「そうですね!」

 

雅緋「さぁ、最強の忍を決めようじゃないか!!」

 

鷹斗「超忍法・幻変化!」

 

雅緋・雪泉「っ!?」

 

空から巨大竹刀に幻変化したハリケンレッドが降って来る。

 

鷹斗「どりゃああああああ!!!!」

 

巨大竹刀を振り下ろして両者を下がらせた。

 

雅緋「鷹斗!」

 

雪泉「鷹斗さん!」

 

鷹斗「最強の忍を決めるのは間違ってるぞ!雅緋!」

 

雅緋「何だと!?」

 

 

 

 

 

 

その頃焔紅蓮隊は。

 

未来「焔!あれ!」

 

囚われてる斑鳩達を発見した。

 

未来「早く助けないと!」

 

鈴音「未来待て!」

 

未来「え!?」

 

鈴音「どうして、こんな所に・・・!?」

 

焔「妖魔だと・・・!?」

 

そこには、妖魔の姿があった。

 

 

 

 

 

 

会場。

 

夜桜「極楽千手拳!」

 

右のガントレットでプールを叩いて水飛沫を作り、すぐにジャンプして躱した。

 

両備「きゃああああ!!」

 

両奈「いやああああ!!」

 

夜桜「地獄極楽万手拳!」

 

 

 

 

雪泉「雪不帰さんと言う主催者が言っていました。シノビマスターズは、最強の忍チームを決める戦いだと。」

 

雅緋「忍チーム!?」

 

雪泉「そうです。この機を待っていました!」

 

雅緋「何!?」

 

後ろから夜桜のガントレットが現れた。そのガントレットが、天辺の旗を掴んだ。

 

 

 

 

月光『第3試合勝者・月閃女学館!!』

 

 

 

 

大良「嘘っ!?」

 

流海「負けちゃったの!?」

 

 

 

 

雅緋「始めから、これが狙いだったのか。」

 

雪泉「はい。」

 

 

 

 

その後。

 

美野里「ふぅ〜。何とか勝てたね〜。」

 

雪泉「本当によく耐えてくれました。皆さんのお陰で、勝つ事が出来ました。」

 

夜桜「いえ、雪泉が雅緋さんを引き付けてこその勝利です。」

 

 

 

 

雅緋「負けても胸を張れ!敗北もまた、最強への一歩だ!」

 

蛇女子学園は戻って行く。

 

 

 

 

鷹斗「彼奴ら逞しいな。」

 

大良「鷹斗!お前何やってんだよ!夜桜に取られちまったじゃねえか!」

 

鷹斗「俺は元々最強の忍を決めるだなんて興味は無い。」

 

大良「ええ!?」

 

鷹斗「俺が興味あるのは、彼奴らと楽しく戦う事だけだ。」

 

流海「鷹斗らしいわね。」

 

鷹斗「雪泉。」

 

雪泉「鷹斗さん。」

 

鷹斗「最強の忍チームおめでとう。」

 

雪泉「ありがとうございます。っ、私達は優勝しました!さぁ、半蔵の皆さんを解放してあげて下さい!」

 

大良「早く先輩達を渡せ!」

 

閃光「優勝?何か勘違いしていないか?」

 

大良「どう言う事だ?」

 

月光「決着したのは飽く迄予選。あなた達にはもう1試合残っています。」

 

四季「何じゃと!?」

 

流海「やはり、そう来たのね。」

 

雪不帰「最後の対戦相手は、私達3人です。」

 

四季「マジ無理だって〜・・・」

 

美野里「美野里もう体が動かないよ〜・・・」

 

雪泉「待って下さい!蛇女とハリケンジャーとの戦いで私達は!」

 

雪不帰「言ったはずです。5体と3体無事に帰れる保証はありませんと。」

 

鷹斗「何処までもうぜえやり口だな。」

 

閃光「その軟弱振り、見てられんな。」

 

月光「知っていますか?黒影様が、現役時代に座右の銘としていたのは、”やられたらやり返せ”だと。」

 

雪泉「え!?」

 

流海「何よそれ?」

 

閃光「その不屈の闘志無くして、正義が貫けると思っているのか?」

 

雪泉「あなた達は、どうして黒影お爺様の事を!?」

 

閃光「私達は黒影様の信奉者だ。」

 

月光「今となっては、あなた達よりも黒影様を理解していると自負しています。」

 

閃光「さぁ立て。」

 

月光「立たないのなら、容赦無く潰すまでです。」

 

閃光「それが黒影様の正義だ。」

 

 

 

 

鷹斗「あ〜馬鹿馬鹿しい馬鹿馬鹿しい。」

 

 

 

 

雪泉「え?」

 

閃光「何?」

 

鷹斗「たったそれだけの為に正義を貫く?本当お前らってのは馬鹿にしか過ぎねえ。」

 

月光「っ?」

 

閃光「貴様、黒影様を侮辱するのか?」

 

鷹斗「他に何がある?あの爺さんと戦った事がある俺が言ってるんだぜ?」

 

雪泉「っ!?」

 

夜桜・四季・美野里・叢「っ!?」

 

月光・閃光「っ!?」

 

雪不帰「・・・・」

 

流海「鷹斗、それって本当なの?」

 

大良「マジかなのか?」

 

鷹斗「あの爺さん、俺がハリケンレッドの修行中に急に現れて戦いを申し込んで来やがった。黒影は俺が修行中でまだまだ未熟だと思っていた。けど実際は違う。俺はガキの頃からハリケンジャー、ゴウライジャー、シュリケンジャー、カクレンジャー、闘破師匠、哲山宗家、更に霞姐さんから厳しい修行を重ねた。その中で俺は、力の使い方や正義と言うのを人一倍教えられた。黒影との戦いで俺は隙を突いて勝利した。そして俺は黒影にこう言った。・・・お前の座右の銘は自分の身を滅ぼすとな。」

 

雪泉「・・・・」

 

鷹斗「彼女達の代わりに俺が相手になってやろうか?」

 

 

 

 

飛鳥「鷹斗君下がって。」

 

 

 

 

鷹斗「え?」

 

客席から飛鳥が飛び降りた。

 

飛鳥「その3人の相手は私がする。」

 

雪泉「飛鳥さん!」

 

鷹斗「飛鳥!」

 

流海「飛鳥・・・!」

 

月光「ここは最強を決める場所です。」

 

閃光「私達に負けたお前が何を言うのだ?」

 

飛鳥「私の目的はただ1つ!あなたを倒す!!ただそれだけ!!」

 

彼女の目的は雪不帰を倒す事。

 

雪不帰「出来ますか?全てを知ったあなたに。」

 

飛鳥「全てを知ったから出来る!」

 

雪泉「私も戦います!」

 

鷹斗「俺も手伝うぜ飛鳥!」

 

飛鳥「邪魔しないで!」

 

雪泉「飛鳥さん、来て下さい。」

 

飛鳥「え?」

 

無理矢理雪泉に引っ張られた。

 

 

 

 

入り口。

 

雪泉「はい。飛鳥さんは必ずここへ来る気がして、渡そうと思い持って来たんです。」

 

クリスマスイブの時に買ったプレゼントを飛鳥に渡した。

 

雪泉「飛鳥さん、あの雪の日の事を覚えていますか?飛鳥さんと買い物したり、お茶をしたり、私、とても楽しかったんです。街を行く人達も皆笑顔で、世界がとても輝いて見えて、それで、思ったんです。私は忍として、皆の笑顔を守りたいって。」

 

飛鳥「だから?」

 

雪泉「以前、私が偏った正義を抱いていた時に、飛鳥さんは体を張って正してくれました。それ以来、飛鳥さんのまっすぐな言葉を、私は何時も素敵だなと思って聞いていたんです。そんな飛鳥さんだからこそ、言わせて貰います。」

 

飛鳥「っ!?」

 

雪泉「飛鳥さん、この世界に正義はあります!刀と盾にも意味があります!それが違うと言うのなら、今度は私が、体を張って証明します!だから!」

 

飛鳥「・・・一緒に戦いたいのなら勝手にすれば?」

 

雪泉「はい!」

 

夜桜「雪泉。」

 

雪泉「大丈夫です。必ず勝ちます!忍転身!」

 

プレゼントを夜桜に預けて忍転身。

 

 

 

 

会場に、飛鳥と雪泉が戻って来た。

 

鷹斗「お、来たか。」

 

流海「飛鳥、戦いが終わったらきっちり話して貰うわ!」

 

飛鳥「後悔しても、知らないから・・・」

 

大良「ほんじゃあ俺達も!」

 

鷹斗「ああ!」

 

???「俺達を忘れるなよ。」

 

そこに、闘破、霞、流ノ介が参加した。

 

鷹斗「ああ、勿論忘れちゃいねえぜ。ほんじゃあ、行くぜ!」

 

流海・大良・闘破・流ノ介「おう!」

 

 

 

 

鷹斗・流海・大良「忍風、シノビチェンジ!ハァッ!」

 

ハリケンジャイロを回して、シノビスーツを装着してハリケンジャーにシノビチェンジした。

 

 

 

闘破は、ジライヤスーツを装着した。

 

 

 

流ノ介「ショドウフォン!一筆奏上!ハァッ!」

 

モヂカラで水を書き、ひっくり返して通話ボタンを押して、シンケンブルーに変身した。

 

 

 

 

闘破「戸隠流正統!ジライヤ!」

 

流ノ介「シンケンブルー!池波流ノ介!」

 

 

 

 

鷹斗「風が哭き、空が怒る。空忍!ハリケンレッド!」

 

流海「水が舞い、波が踊る。水忍!ハリケンブルー!」

 

大良「大地が震え、花が歌う。陸忍!ハリケンイエロー!」

 

鷹斗「人も知らず!」

 

流海「世も知らず!」

 

大良「影となりて悪を討つ!」

 

ハリケンジャー「忍風戦隊!ハリケンジャー!あ、参〜上!」

 

「END」




         キャスト

        鷹斗:梅原裕一郎

        流海:鬼頭明里

        大良:八代拓

        雪泉:原由実
         叢:金元寿子
        夜桜:石原夏織
        四季:山本彩乃
       美野里:五十嵐裕美
        飛鳥:原田ひとみ
        雅緋:平田宏美
         紫:矢作紗友里
        忌夢:斎藤千和
        両備:日笠陽子
        両奈:MAKO
         焔:喜多村英梨
         詠:茅野愛衣
        日影:白石涼子
        未来:後藤沙緒理
        春花:豊口めぐみ
        神楽:松岡由貴
        奈落:甲斐田裕子
        蓮華:津田美波
        華毘:徳井青空
       華風流:井澤詩織
        鈴音:三森すずこ

       雪不帰:阿澄佳奈
        月光:小原莉子
        閃光:藤田茜

         霞:桑島法子

     池波流ノ介:相葉裕樹

      山地闘破:筒井巧

両奈「ペロペロペロ〜!」

忌夢「何で僕はおでこなんだー!!」

両備「バカ犬!!」

焔「うおっ!?」

雪泉「ただ、悪忍と交わる善忍を・・・飛鳥さん、あなたを許す訳にはいきません!」

次回「忍と対決」

鷹斗・流海・大良「みんな、見るでヤンス!」
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