閃乱ハリケンカグラ   作:naogran

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月光と閃光を倒し、遂に雪不帰との決戦が始まった。

夜桜「心配ありません。」

四季「そうそう、後は雪泉ちんがやってくれるって。」

飛鳥(違うの・・・そうじゃないの・・・あの人は、雪泉ちゃんにとって・・・ううん、あなた達にとっても・・・)

鷹斗「ん?」

流海「鷹斗、どうかしたの?」

鷹斗「飛鳥が何かを言っていたような・・・」

大良「何かって何だ?」

鷹斗「それは分からない。けど、不吉な事だと思う。」




雪泉「シノビマスターズの目的は分かりました。ですが、極端な正義を押し通す事には、異議を唱えさせて貰います。」

雪不帰「フフッ、ならばどうするのですか?」

雪泉「この戦いに私が勝利し、新たな忍の正義を示しましょう!」

雪不帰「月の正義とやらですか。」

すると彼女は、雪泉と同じ鉄扇を出した。

雪泉「っ!黒い鉄扇!?」

雪不帰「では、始めます。」


巻之十九「新たな正義と過去」

観客席では。

 

神楽「黒影ちゃんの信念かぁ〜。」

 

華風流「知ってるの?黒影の事。」

 

神楽「うん!」

 

蓮華「飛鳥の爺さんで、鷹斗達ハリケンジャーを影からサポートした半蔵の相棒だろ?噂には色々聞くけどさ。」

 

華毘「本当はどんな人だったんっすか?」

 

神楽「えっとね、一言で言うと・・・凄く愚かな人!」

 

華風流「え?」

 

神楽「でもね、言い方を変えれば、純粋な人。澄んだ水みたいに。汚れを知らなくて〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは黒影の過去。

 

半蔵『黒影!これで任務完了だな。』

 

黒影『ああ。』

 

若い頃の半蔵と黒影。

 

半蔵『どうだ?報告が終わったら1杯やって行くか?』

 

黒影『馴れ馴れしくするな、半蔵。俺は貴様を友と思った事は無い。』

 

半蔵『ああそうか。俺達はライバルだったな。だがな、俺に言わせれば、ライバルだって友だ。』

 

黒影『勝手に言ってろ。』

 

半蔵『じゃ、待ってるぜ。』

 

 

 

 

繁華街にあるおでん屋。

 

半蔵『ぷはぁ〜!大将、おかわり!』

 

大将『あいよ!』

 

半蔵『おっととと!大将やり過ぎ。』

 

そこに。

 

闘破『よう、お前達。』

 

半蔵『お!闘破!』

 

若い頃の山地闘破も来た。

 

闘破『任務は終わったのか?』

 

半蔵『ああ。じゃなかったらここで飲んでねぇだろ?』

 

闘破『だな。』

 

半蔵『闘破の方はどうだ?』

 

闘破『こっちも丁度終わったからな。』

 

半蔵『どうだ?闘破も飲むか?』

 

闘破『ああ。』

 

すると今度は、若い女性も来た。

 

???『お待たせしました。』

 

黒影『ん?雪女(ゆめ)。』

 

半蔵『俺が呼んだ。』

 

闘破『雪女ちゃん。』

 

雪女『あら闘破さん、お久し振りです。』

 

半蔵『さぁこっちに。』

 

雪女『ありがとうございます。』

 

黒影の隣に座る。

 

半蔵『え〜、何を飲む?』

 

雪女『じゃあ・・・同じもので。』

 

半蔵『お、行ける口だな?大将、頼む!』

 

大将『あいよ!』

 

半蔵『おっし!乾杯だ!』

 

黒影『乾杯?』

 

闘破『お前達、付き合い始めたんだろ?』

 

黒影『っ!?』

 

半蔵『忍の諜報活動を、舐めるなよ?』

 

闘破『と言っても、雪女ちゃんに教えられたからな。』

 

雪女『ごめんなさい。』

 

黒影『お前か。』

 

半蔵『良いじゃねえか。楽しい酒は、飲める時に飲まねえとな。』

 

黒影『・・・そうだな。』

 

半蔵『それじゃあ、乾杯!』

 

 

 

 

 

 

その後本拠地に戻ると、多くの忍達が負傷していた。

 

闘破『これは・・・』

 

半蔵『悪忍のトラップに掛かったそうだ・・・』

 

闘破『酷い事をしやがる・・・』

 

横の部屋には、悪忍によって死亡してしまった忍達が眠っている。黒影はそれを見て去ろうとする。

 

半蔵『おい!』

 

闘破『黒影!何処行くんだ!?』

 

黒影『やられたらやり返せば良い。もっと残酷なトラップに俺が奴らをハメてやる。』

 

雪女『汚い手に汚い手で返すなんて・・・』

 

黒影『何と言われようとも、俺は悪忍を根絶やしにするだけだ。』

 

闘破『黒影、怒りや憎しみで戦うのが正義と言えるのか?』

 

半蔵『そうだ。道を誤るな。正義も行き過ぎれば悪になる!』

 

黒影『正義は・・・何処まで行っても正義だ!!!』

 

闘破『黒影・・・』

 

黒影は立ち去った。

 

半蔵『黒影の両親は優秀な忍だった。しかし、悪忍に捕らえられて・・・』

 

雪女『ええ、彼から聞いています。拷問された挙句に、殺されたって・・・』

 

闘破『黒影が悪忍を憎む気持ちは俺達にも分かる。』

 

半蔵『だから分かるからこそ、心配なんだ・・・』

 

 

 

 

地下駐車場。3人の男達の前に黒影が現れた。

 

男『何だお前!!』

 

黒影『貴様ら・・・!!』

 

高速で接近し、刀で2人の男を斬り裂いた。

 

男『っ!!』

 

そして鉄扇を投げたが、男が避けた。

 

男『お前・・・善忍か!?こんな真似をして、ただで済むと思っているのか!!!がっ!?』

 

しかし鉄扇がブーメランのように返って来て、男の背中を突き刺して殺した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

美野里「ねぇ、あの黒い武器、雪泉ちゃんの扇子に似てない?」

 

夜桜「確かに・・・」

 

四季「雪泉ちんの扇子って、黒影様から貰ったんだよね?」

 

闘破「あれは・・・!」

 

鷹斗「師匠?」

 

闘破「あの扇子、黒影が持っていた・・・」

 

鷹斗「黒影の!?」

 

 

 

 

閃光「全てが終わった訳ではない。私達にはまだ雪不帰様が居る。」

 

月光「そうね。」

 

 

 

 

闘破(それに、あの子から感じるこの気迫は何だ・・・?もしかして・・・)

 

 

 

 

雪泉「・・・はぁっ!!」

 

戦いが始まった。両者の鉄扇が激しくぶつかって火花を散らす。

 

雪泉「はああああ!!!」

 

雪不帰「フッ。」

 

黒い鉄扇で雪泉の鉄扇を受け止める。

 

 

 

 

 

 

地下では。

 

羅刹「雪不帰様が戦い始めたようですね。」

 

謎の妖魔・羅刹が人間の言葉を喋っている。

 

未来「な、何で妖魔が普通に喋ってる訳!?」

 

鈴音「言葉らしきものを話す妖魔も居ると言う報告はあったが・・・」

 

忌夢「雅緋・・・」

 

雅緋「この妖魔はそんなレベルではないな・・・人と同じ知性を感じる・・・」

 

両備「人と同じ?妖魔が?」

 

紫「あの妖魔・・・人の匂いがします。」

 

焔「お前は何者だ!」

 

羅刹「さぁ、何者でしょうか。あなた方も忍なら、力付くで聞き出したらどうです?もっとも、全員返り討ちにさせて貰いますが。」

 

詠「経験した事のない殺気です・・・!」

 

日影「何かやばいで、これは・・・」

 

両奈「う〜ん、両奈ちゃんおしっこ漏らしちゃうよ・・・」

 

羅刹「来ないなら、此方から行きますよ!」

 

右手に力を集中させ、後ろに闇を放射した。

 

???「うおっ!!」

 

誰かがその闇を避けた。

 

羅刹「招かれざる客も居ましたか。」

 

???「ありゃりゃ、バレちまったようッスね。」

 

その正体は、1人の男性だった。

 

雅緋「誰だ?」

 

男性「ズバリ、こう言う者ッス!」

 

懐からある物を出した。

 

忌夢「あのボールは!?」

 

焔「やはりお前か。」

 

男性「天空・シノビチェンジ!ハァッ!!」

 

 

 

 

シュリケンジャー「アイアム・ニンジャオブニンジャ!緑の光弾、天空忍者・シュリケンジャー!参上!」

 

 

 

 

焔「シュリケンジャー!」

 

 

 

 

 

 

会場では。

 

雪泉「くっ!」

 

雪不帰「ハァッ!!」

 

鉄扇から黒い矢を飛ばした。

 

雪泉「きゃあああああ!!!」

 

雪不帰「フフッ。」

 

雪泉「くっ!秘伝忍法・黒氷!!」

 

秘伝忍法・黒氷で氷を作り、雪不帰に向けて飛ばした。しかし雪不帰が鉄扇で軽く後ろへ弾かせた。

 

雪泉「くっ!」

 

 

 

 

夜桜「強い・・・」

 

四季「雪泉ちん・・・」

 

 

 

 

雪不帰「どうしました?こんなもので終わりですか?」

 

雪泉「はぁ・・・はぁ・・・まだです!」

 

雪不帰「では、終わりにしましょう。」

 

高くジャンプした。すると雪泉が吹雪を纏った。

 

雪不帰「ん?くっ!!」

 

吹雪に飛ばされたが、着地した。

 

雪不帰「っ!?」

 

吹雪が晴れると、雪泉の髪が水色に変わって、更に氷の剣を握っていた。

 

雪不帰「これは・・・!」

 

雪泉「絶秘伝忍法・・・氷王!!」

 

絶秘伝忍法・氷王を発動した雪泉。

 

雪泉「黒影お爺様の思いの籠ったこの技で・・・決めます!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び黒影の過去。

 

黒影『俺が追放?』

 

師範A『お主は任務外で悪忍を襲撃した。』

 

師範B『それに対しての処罰じゃ。』

 

師範C『今をもって全ての任を解く。』

 

黒影『善忍にとって悪忍は敵。任務であろうがなかろうが、悪忍を始末して何の問題がある!』

 

師範A『若過ぎる故の無知か。』

 

師範C『妖魔を知らずに忍の業を語るべからず。』

 

師範B『無知は罪とはよく言ったものじゃ。』

 

黒影『妖魔?何の事だ?』

 

師範C『善忍でもあり悪忍でもある。忍の世界にはそんな無礼な重要人物達が居る。』

 

師範A『善と悪は時に持ちつ持たれつ。忍の世界ではそう言う風に繋がっているのだ。』

 

師範B『白と黒は時に混じり合って灰色に。お主が襲撃したのはそんな忍じゃ。』

 

黒影『お前ら・・・何を言っている!』

 

師範A『お主の忍としての才能は分かっている。忍の世界を理解し、命令に従う事を誓うわ・・・』

 

すると黒影が鉄扇で師範達の茣蓙を斬り裂いた。

 

師範B『っ!?』

 

黒影『黙れ!!正義以外は悪!狩り続けるだけだ!!』

 

師範A『お主が処罰を受けないのなら、半蔵と雪女と山地闘破も同罪とする。』

 

黒影『なっ!』

 

師範C『罪状など幾らでも作れるからな。』

 

黒影『貴様ら・・・!!悪!悪!悪!!』

 

師範達を悪と非難した。

 

黒影『雪女と半蔵と闘破は関係無い!!手を出すな!!』

 

こうして黒影は処罰を受け、追放された。

 

 

 

 

繁華街のおでん屋。

 

半蔵『お前の怒りは分かる。しかしな、俺に言わせれば、悪を殲滅する行為だって悪だ。』

 

闘破『黒影、少しは考え直したらどうだ?』

 

半蔵『闘破の言う通りだ。』

 

すると黒影の怒りは爆発し、半蔵と闘破に八つ当たりした。

 

黒影『半蔵!!貴様は、俺が悪だと言うのか!!親を殺され、仲間を殺され、それで黙っているのが正しいと言うのか!!』

 

強く半蔵を殴った。

 

半蔵『人間なんて言うのは多かれ少なかれ悪の部分を持っている!!』

 

黒影『っ!!』

 

半蔵『それを全て否定しても始まらんって事を言っているんだ!!!』

 

黒影を強く殴った。

 

闘破『半蔵!黒影!止せ!』

 

黒影『だったら・・・俺は悪など無い、善だけの世界を作ってみせる!!』

 

殴ろうとしたが、闘破が受け止めた。

 

黒影『闘破、何故邪魔をする!!』

 

闘破『そんな世界が作れる訳無いだろ・・・!!黒影!何故それが分からないんだ!!』

 

黒影『作れる!!』

 

闘破『無理だ!賭けても良い!!がはっ!!』

 

殴られた闘破を半蔵が受け止める。

 

黒影『はぁ・・・はぁ・・・』

 

半蔵『おい闘破、大丈夫か!?』

 

闘破『あ、ああ・・・これぐらい・・・』

 

黒影『半蔵、闘破、賭けは俺が絶対に勝つ!俺は、善だけの世界を作る!っ!』

 

そこに雪女が様子を見に来た。

 

黒影『雪女・・・』

 

半蔵『黒影!』

 

彼は黒影に何かを渡した。

 

半蔵『刀と盾を忘れるな。お前ならば、その意味が分かるはずだ!』

 

それは、刀と盾を象った装飾品。黒影はそれを受け取って立ち去り、雪女は何も言えなかった。

 

雪女『闘破さん、大丈夫ですか?』

 

闘破『雪女ちゃん、俺は大丈夫。彼奴の拳は中々だった。』

 

善忍の世界を去った黒影は、1人で悪忍狩りを始めた。だがそんな行為は誰からも許される事なく、黒影は善忍と悪忍の両方から命を狙われる事になった。

 

 

 

 

数日後の公園。

 

闘破『彼処だ。』

 

半蔵『お!』

 

ベンチに雪女が座っていた。傍にはベビーカーがある。

 

半蔵『よう雪女。元気にしてるみたいだな。』

 

闘破『すくすく育ってるみたいだな。』

 

雪女『ええ。』

 

何と彼女に子供が出来ていた。今は子供に乳を飲ませてる。

 

半蔵『うおっ!こ、これは失礼・・・』

 

闘破『ごめんな雪女ちゃん・・・』

 

雪女『うふふ。』

 

闘破『それとこれ、差し入れ。』

 

赤ちゃん用のご飯やオムツを渡した。

 

雪女『何時もすみません。』

 

半蔵『いや、謝るのはこっちの方だ。これぐらいの事しかしてやれなくて・・・』

 

闘破『黒影からの連絡はどうだ?』

 

雪女『いえ・・・』

 

半蔵『そうか・・・』

 

雪女『半蔵さん、闘破さん。』

 

半蔵『ん?』

 

闘破『何?』

 

雪女『私は信じています。あの人は何処かで生きてるって。』

 

半蔵『ああ、俺達もそう思う。』

 

雪女『私、この子達も忍にするつもりです。』

 

半蔵『え?』

 

闘破『本気なのか?』

 

雪女『あの人の生き方は、愚かかも知れないけど、間違ってはいない。この子達も父親の事を誇りに思うはずです。』

 

半蔵『・・・ああ、そうだな。きっとそうだ。』

 

 

 

 

その日の夜、黒影は悪忍狩りを続けていた。裏路地で腕に包帯を巻いてると、雪が降り、街に灯りが灯った。

 

 

 

 

あれから数年後、黒影と雪女の息子が危険な任務で犠牲となり、更に雪女も亡くなってしまったのだった。黒影は葬式に参加せずに去ろうとした。その時。

 

???『けんけんぱ、けんけんぱ。』

 

けんけんぱをしてる幼い少女が居た。その少女こそ、黒影の孫である雪泉である。黒影は雪泉に傘を差し出す。

 

黒影『ご両親が、亡くなったのか・・・』

 

雪泉『はい・・・』

 

黒影『これから、どうするんだ?』

 

雪泉『分かりません・・・ただ、両親と同じような忍になりたいとは思っています。』

 

黒影『そうか・・・悲しいんだな・・・』

 

雪泉『え?』

 

黒影『顔に出さないようにしても分かる。俺もそうやって生きて来たからな。悲しみを怒りで隠して、俺はお前の祖父だ・・・と言っても、信じて貰えないか・・・』

 

雪泉『私のお爺様は、頬に大きな傷があるとお父様とお婆様から聞かされていました・・・お2人共、お爺様は立派な忍だったと、何時も話していました。お爺様の話をする時、お父様とお婆様はとても誇らし気で、でも何処か寂しそうな顔をしていました・・・』

 

黒影『っ・・・っ・・・』

 

雪泉『どうして、泣いているのですか?』

 

黒影『・・・分からん・・・自分でも・・・雪泉・・・俺と一緒に来るか?』

 

雪泉『・・・はい。』

 

黒影『雪泉、お前の手は温かいな・・・』

 

雪泉『黒影お爺様の手も、温かいです。』

 

黒影『そうか・・・』

 

こうして雪泉は黒影の元で修行を重ね、立派な忍となったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在。

 

雪泉「はぁっ!!」

 

雪不帰「ぐあっ!!」

 

氷王が雪不帰の腹部の包帯を斬った。

 

 

 

 

月光「あっ!!」

 

閃光「雪不帰様!!」

 

 

 

 

雪泉「もはや、勝負は付きました。負けを認めて下さい!」

 

雪不帰「フッフッフッフッフ。」

 

雪泉「何が可笑しいのですか?」

 

雪不帰「あなたがもう勝った気で居るからです。本当の勝負は・・・これからだと言うのに。」

 

雪泉「っ!?」

 

雪不帰「忍転身!!」

 

黒いオーラを纏い、忍転身した。

 

雪泉「っ!」

 

雪不帰「さぁ、掛かって来い!!」

 

氷王で雪不帰を攻撃するが、鉄扇で防がれた。

 

雪不帰「それがお前の切り札か!!つまらん!!」

 

鉄扇で雪泉を押し通す。

 

 

 

 

夜桜「いけない!このままでは!」

 

美野里「氷王って、制限時間があるんだよね!?」

 

四季「マジヤバイじゃん!!」

 

霞「雪泉!!」

 

流ノ介「雪泉!早く決めないとやられるぞ!!」

 

 

 

 

氷王が鉄扇によって砕かれた。

 

雪泉「っ!!」

 

雪不帰「ハァッ!!」

 

鉄扇で風を起こし、雪泉を攻撃した。

 

雪泉「ああっ!!」

 

 

 

 

鷹斗・流海・大良「雪泉!!」

 

飛鳥「雪泉ちゃん!!」

 

闘破「雪泉!!」

 

 

 

 

氷王が消滅し、雪泉が負けてしまった。

 

 

 

 

夜桜「まさか・・・」

 

美野里「嘘・・・」

 

四季「雪泉ちんが、負けた・・・?」

 

 

 

 

雪泉「・・・」

 

雪不帰を見ると、何かが目に映った。

 

雪泉「っ!?思い出した・・・あなた!!」

 

 

 

 

 

 

それは雪泉が幼い頃の事だった。

 

黒影『雪泉、今日からこの子も暮らす事になった。姉だと思って仲良くな。』

 

まだ幼い頃の雪不帰が雪泉達と暮らす事になった。この時の雪不帰は険しい顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

雪不帰「そうです。私は幼い頃、あなたと暮らしていました。黒影お爺様の元で。」

 

 

 

 

美野里「それって、美野里達が黒影お爺ちゃんに引き取られる前の事だよね!?」

 

四季「うん、私達もあんな奴と会った事無いし。」

 

鷹斗「美野里達が引き取られる前に入ったと言うのか?」

 

 

 

 

雪不帰「私とお前は姉妹のようなもの。だが、進む道は大きく分かれた。お前は知らない事が多過ぎる。だから月の正義だと呑気な事が言えるのだ。」

 

雪泉「っ!」

 

雪不帰「私は、今ここで全ての忍に宣戦布告する!!」

 

 

 

 

神楽「へぇ〜、そう来るんだ。」

 

雪泉「宣戦布告・・・!?」

 

月光「雪不帰様・・・?何を言っているのですか・・・?」

 

 

 

 

雪不帰「忍の正義は欺瞞に満ちている!最早許す事は出来無い!!」

 

すると床から何かが飛び出した。それは、囚われてる斑鳩達だった。

 

 

 

 

飛鳥「皆!!」

 

鷹斗「先輩!!柳生!!雲雀!!」

 

 

 

 

今度は焔と雅緋とシュリケンジャーが飛び出した。

 

雪泉「焔さん!雅緋さん!」

 

鷹斗「シュリケンジャー!!」

 

焔「気を付けろ!!妖魔だ!!」

 

シュリケンジャー「来るぞ!!」

 

更には、妖魔の羅刹も飛び出した。羅刹は雪不帰の横に着地した。

 

雪泉「妖魔が・・・!?どうして・・・!?」

 

鷹斗「あの妖魔は何だ・・・!?」

 

闘破「どう言う事だ・・・?」

 

雪不帰「忍は善も悪も等しく滅ぼす。この、報復の刃と秘宝で!」

 

彼女はある物を出した。それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闘破「秘宝パコ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、金剛山にある磁雷神に眠っていた秘宝パコであった。

 

鷹斗「パコだと!?」

 

闘破「何故お前が!?」

 

雪不帰「私は、この秘宝を妖魔と共に!!」

 

秘宝パコが雪不帰の手にあった。一体何が・・・そして。

 

鷹斗(っ?彼奴から感じるこの気配・・・何だ・・・?)

 

「END」




         キャスト

        鷹斗:梅原裕一郎

        流海:鬼頭明里

        大良:八代拓

        雪泉:原由実
         叢:金元寿子
        夜桜:石原夏織
        四季:山本彩乃
       美野里:五十嵐裕美
        飛鳥:原田ひとみ
        雅緋:平田宏美
         紫:矢作紗友里
        忌夢:斎藤千和
        両備:日笠陽子
        両奈:MAKO
         焔:喜多村英梨
         詠:茅野愛衣
        日影:白石涼子
        未来:後藤沙緒理
        春花:豊口めぐみ
        神楽:松岡由貴
        蓮華:津田美波
        華毘:徳井青空
       華風流:井澤詩織
        鈴音:三森すずこ

       雪不帰:阿澄佳奈
        月光:小原莉子
        閃光:藤田茜
        羅刹:山本希望
        黒影:佐々健太
        半蔵:山本兼平

         霞:桑島法子

     池波流ノ介:相葉裕樹

        男性:片岡信和

  シュリケンジャー:松野太紀

      山地闘破:筒井巧

雅緋「そんなものは決まっている!!妖魔は全ての人間に害を齎す存在だからだ!!」

雪不帰「異界の扉も繋がっていると言う事。さぁ、始まりです。」

次回「信頼と秘宝」

鷹斗・流海・大良「みんな、見るでヤンス!」
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