閃乱ハリケンカグラ   作:naogran

28 / 32
雪不帰「忍は善も悪も等しく滅ぼす。この報復の刃で!私は、妖魔と秘宝と共に!」

雪泉「妖魔と共に・・・?」

鷹斗「秘宝と共に・・・?」

羅刹「私の名は羅刹。雪不帰の刃として、あなた達を葬ります。」

四季「ま、マジ!?妖魔が喋ってるんだけど・・・!?」

流海「あんな妖魔初めて・・・」

飛鳥「っ!」

囚われてる4人を見る飛鳥。

飛鳥「皆!!」

急いで4人を助けに行こうとしたが。

”ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ”

飛鳥「っ!!」

突然床から何かが出現した。


巻之二十「信頼と秘宝」

床から無数の足場が出現した。

 

焔「でやああああああああ!!!!」

 

攻撃を仕掛けた焔だったが、羅刹がそれを弾いた。

 

焔「がはっ!!」

 

雪泉「焔さん!!」

 

弾かれた焔が壁に激突した。

 

 

 

 

シュリケンジャー「大逆転・フェイスチェンジ!」

 

フェイスチェンジし、ファイヤーモードに強化した。

 

シュリケンジャー「超忍法・秘打千本ノック!!」

 

シュリケンズバットでシュリケンボールを次々と打ちまくる。しかし羅刹がそれを拘束で全て弾いた。

 

シュリケンジャー「Oh my god・・・」

 

 

 

 

雅緋「焔!」

 

焔「忍を滅ぼすだと・・・!?随分と大きく出たな!」

 

雪不帰「フフッ。」

 

闘破「ジライバスター!」

 

横からジライヤがジライバスターを放つ。しかしこれも羅刹によって弾かれた。

 

闘破「お前に聞きたい事がある。何故秘宝パコがお前が持ってるんだ!?」

 

雪不帰「これは秘宝パコであり、秘宝パコではない。」

 

闘破「秘宝パコではない・・・?」

 

雪不帰「これは、黒影様が秘宝パコを模して作った擬宝パコだ。これは、力を求める者しか使えない秘宝だ。」

 

闘破「擬宝、パコ・・・?黒影が作った・・・!?」

 

雪不帰「フフッ。」

 

鈴音「っ!喜界ドームの妖魔か。」

 

羅刹「怒りの扉が開く兆候に私が察知した事。それが全ての始まりなのです。」

 

雪不帰「善忍と悪忍、お前達は敵対しつつも妖魔の事に関してだけは共闘している。何故だ?」

 

雅緋「そんなものは決まっている!!妖魔は全ての人間に害を齎す存在だからだ!!」

 

雪不帰「害?何故そう言い切れる?」

 

両備「何故って・・・それは忍の偉い人達が。」

 

雪不帰「忍の幹部が言ってる事が全て真実なのか?」

 

雅緋「戯言を止めろ!!」

 

闘破「雅緋!止めろ!!」

 

攻撃しようとした雅緋だが、羅刹が片手で受け止めた。

 

雅緋「私は妖魔に母を殺された!それだけで害と呼ぶには十分だ!!」

 

闘破「雅緋を離せ!!」

 

後ろからジライヤが磁光真空剣を振り下ろしたが、羅刹が左手で受け止めた。

 

雪不帰「忍に殺された妖魔に家族が居たとは思わないのか?」

 

雅緋「何だと!?」

 

闘破「っ!?」

 

雪不帰「妖魔は人を襲うと言う。だが、そもそも先に仕掛けて来たのは忍の方だとしたら?」

 

羅刹「私達は身を守る為に戦って来ただけです。」

 

雅緋「巫山戯るな!!そんな事が信じられるか!!」

 

闘破「例えそれが真実でも、お前達妖魔は必ず人々を殺し続ける!!」

 

羅刹の力が増し、2人の刀を押した。

 

闘破「くっ・・・力が・・・!」

 

雪不帰「証拠があると言ってもか?」

 

闘破「証拠・・・!?」

 

雅緋「ぐあっ!!」

 

投げられた雅緋。

 

闘破「雅緋!!」

 

ジャンプして雅緋を受け止めた。

 

闘破「雅緋、大丈夫か?」

 

雅緋「すまない・・・」

 

そして羅刹が磁光真空剣を投げた。鷹斗がそれをキャッチした。

 

雪不帰「見せてやろう。今から証拠を・・・」

 

 

 

 

 

 

飛鳥「いい加減にして!!!」

 

 

 

 

 

 

雪不帰「?」

 

闘破「飛鳥!」

 

飛鳥「皆・・・耳を貸さないで!それ以上出鱈目を言うな!!私が、あなたを倒す!!」

 

緑色のオーラが飛鳥を包んだ。

 

羅刹「これは驚きました。まだそんな力が。」

 

雪不帰「まぁいい。宣戦布告と言う目的は達した。行くぞ羅刹。」

 

2人が去り、飛鳥が膝を付いた。

 

雪泉「飛鳥さん!」

 

流海「飛鳥、しっかりして!」

 

 

 

 

月光「雪不帰様!!」

 

閃光「待ってくれ!!」

 

2人に付いて行こうとしたが、羅刹がそれを妨害した。雪不帰は2人を強く睨み、羅刹と共にこの場から去った。

 

月光・閃光「・・・・・」

 

2人は去って行く雪不帰を見て愕然とした。

 

 

 

 

観客席では。

 

神楽「ふぅ〜ん。」

 

 

 

 

雪不帰「何時までも、様子見で居られると思うなよ?」

 

 

 

 

 

 

その後。

 

葛城「・・・ん?飛鳥?鷹斗?」

 

手錠を外してる飛鳥と鷹斗を見た。

 

鷹斗「よう葛城先輩、久し振りだな。」

 

飛鳥「かつ姉ごめんね?助けに来るのが遅くなっちゃって。」

 

鷹斗「こちとら色々大変だったんだ。」

 

葛城「へへっ、全くだ。こんな格好じゃセクハラも出来ないしな。」

 

鷹斗「うわ、抜け目ない。」

 

飛鳥「くすっ。」

 

柳生「雲雀、大丈夫か?怪我はないか?」

 

雲雀「うん、何処も痛くないよ。ちょっとお腹が空いているぐらいかな?」

 

流海「長期間人質にされたからお腹が空くのは当たり前ね。」

 

斑鳩「飛鳥さんは大丈夫ですか?かなり疲れてる様子ですが。」

 

飛鳥「う、うん。あのね、皆・・・私・・・ひゃっ!?」

 

言おうとした瞬間、葛城に胸を揉まれた。

 

葛城「う〜ん!おっぱいの調子は何時もと変わらないねぇ〜!」

 

鷹斗・流海・大良「抜け目ねえ・・・」

 

飛鳥「ちょっとかつ姉!私今、大事な話をしようと!」

 

葛城「大事な話なら、後でゆっくり聞いてやるってぇ。そんな怖い顔しないで?今は少しリラックスしなぁ〜。」

 

飛鳥「で、でも・・・!」

 

葛城「いいからいいから〜!ここはあたいの言う事を聞きなってぇ〜!モミモミモミモミ!!」

 

高速で飛鳥の胸を揉みまくる。

 

飛鳥「か、かつ姉!!ま、待って!!」

 

葛城「いいや、待たないねぇ〜!ほらモミモミモミモミ〜!」

 

鷹斗「おい葛城先輩、程々にしろよ。」

 

葛城「いや!まだまだ足りない!あ、何なら流海もモミモミしてやろうかぁ〜?」

 

流海「それは止めて下さい!」

 

 

 

 

焔「流石だな葛城。簡単に何時もの飛鳥に戻してしまった。私達はあれだけ梃子摺ったと言うのに。」

 

雪泉「ええ、そうですね。」

 

流ノ介「本当に葛城は抜け目ないな。」

 

霞「そこがあの子の良い所よ。」

 

闘破「流石飛鳥に効く薬だな。」

 

 

 

 

葛城「モミモミモミモミ〜!!」

 

斑鳩「葛城さん、もうそのくらいで。」

 

葛城「なら、次は斑鳩をリラックスさせてやろう!」

 

斑鳩「え?」

 

葛城「イヒヒヒヒ〜〜〜!!」

 

斑鳩「ちょ!止めて下さい!!」

 

葛城「止めて止めても好きな内ってねぇ〜!モミモミモミ〜〜!!」

 

飛鳥「もうかつ姉、こんな事してる場合じゃないのに。」

 

柳生「葛城に何を言っても無駄だ。どんな時でも彼奴は変わらん。」

 

雲雀「それで良いじゃない。どんな時でも雲雀達は雲雀達。変わらないで頑張ろうね?飛鳥ちゃん。」

 

飛鳥「・・・うん!そうだね。」

 

鷹斗「飛鳥、やっと普段のお前が帰って来たな。」

 

大良「おかえり、飛鳥。」

 

飛鳥「うん、ただいま。」

 

 

 

 

 

 

夜の控え室。鷹斗、飛鳥、雪泉、焔、雅緋が鈴音から話を聞く。そしてここにやる気を失せた月光と閃光も居る。

 

鈴音「3週間前、喜界島に謎の大穴が開いたのはお前達も知っているはずだ。」

 

飛鳥「はい、ニュースで見ました。」

 

鷹斗「ニュースで把握している。」

 

鈴音「あれは、異界の扉が開いたもの。そこに、大規模な妖魔の出現が予見された。忍の上層部は嘗てない緊急事態として、全ての上忍を現地に向かわせる事にした。善忍悪忍問わずにな。」

 

鷹斗「ああ、闘破師匠と流ノ介先生と霞姐さんも現地に向かった。」

 

焔「そうか、半蔵が店を閉めていたのはそう言う理由か。」

 

飛鳥「霧夜先生や大道寺先輩も、現地に行ってるんですね?」

 

鷹斗「って事は、鷹介師匠達や館長達も向かっているのか?」

 

鈴音「ああ。しかし、上陸した上忍とは連絡が付かない状況だ。」

 

飛鳥「えっ!?」

 

鷹斗「連絡が付かない?」

 

雪泉「そんな・・・!?」

 

鈴音「今は信じるしかあるまい。霧夜先生達は必ず妖魔を殲滅して帰って来ると。」

 

飛鳥「そうですね。私も信じます!」

 

鷹斗「だな。」

 

鈴音「それより当面の問題は、雪不帰の最後の言葉だ。」

 

雪泉「近い内に、何かが起こるような口振りでしたが。」

 

雅緋「考えられるのは、妖魔が攻めて来る事だな。」

 

鈴音「そうなった時に問題なのは、こちらの戦力だ。」

 

飛鳥「忍学生だけで、妖魔と戦わなければならないんですね。」

 

鷹斗「俺達ハリケンジャーもだな。」

 

焔「結構な事じゃないか!妖魔との全面対決を私はずっと待っていたんだ!」

 

雪泉「私達は、雪不帰さんとも戦う事になるのでしょうか?」

 

飛鳥「・・・・・」

 

雅緋「しかし、彼奴は何故妖魔と?」

 

鷹斗「そうだ、何故あの妖魔は彼奴と行動を共にしてるんだ?」

 

すると月光と閃光が控え室から出て行った。

 

焔「あの2人、大丈夫か?」

 

鷹斗「彼奴に裏切られたから、やる気がもう無くなってると思う。」

 

雪泉「私、ちょっと様子を見て来ます。」

 

鷹斗「雪泉、俺も行く。彼奴らにガツンと言ってやる。」

 

 

 

 

廊下。

 

雪泉「月光さん!閃光さん!待って下さい!」

 

鷹斗「こんな大事な時に何処へ行くんだ?」

 

月光「・・・何の用ですか?」

 

雪泉「何の用と言われましても・・・あの、その・・・」

 

鷹斗「雪不帰について教えてくれないか?お前達は彼奴と行動を共にしたんだろ?」

 

2人はお互いを見て、鷹斗と雪泉に話した。

 

月光「私達は黒影様の関しての記録を調べ尽くしました。すると雪泉先輩達の他に、もう1人引き取った子が居たと思われる記述があったのです。」

 

雪泉「えっ?」

 

鷹斗「雪泉達の他に引き取った子?」

 

閃光「その子を必死になって探した。黒影様の信念を受け継いでいると期待して。」

 

雪泉「それが、雪不帰さんなのですね?」

 

閃光「もういいだろう?私達が知っている雪不帰様を話した事で何の意味もない。」

 

月光「私達は雪不帰様に捨てられたのですから。」

 

2人は瞬間移動で姿を消した。

 

雪泉「あっ!」

 

鷹斗「おい!」

 

 

 

 

 

 

夜の森。

 

閃光「あの時も、こんな風に2人で歩いたな。」

 

月光「ええ、そうでしたね。」

 

 

 

 

これは2人の過去。2人が峠を登ると、頂上に雪不帰が立っていた。

 

月光『あの、あなたが・・・』

 

雪不帰『私は雪不帰。』

 

月光『やっぱり!』

 

雪不帰『こんな所までどうして?』

 

閃光『黒影様の話を聞かせてもらえないか!?』

 

月光『私達、黒影様の信念を受け継ぎたくて!それで!』

 

雪不帰『そうですか。有意義な話が出来そうですね。』

 

 

 

 

そして現在。滝が流れる崖の上。

 

月光「私達は黒影様と雪不帰様に進むべき道を教わりました。」

 

閃光「だが、今の私達はこの光景と同じだ。先の終わりへと流れ行くのみ。」

 

月光「これからどうしますか?」

 

閃光「あの2人と出会う前の生活に戻ると言うのか?あの満たされなかった日々を。」

 

月光「そんなの耐えられません。」

 

閃光「同感だ。」

 

月光「ならば、もう。」

 

2人は入水しようとした。

 

 

 

 

その近くに、雪泉の姿があった。

 

雪泉(何だか、嫌な予感がします。)

 

 

 

 

そして、月光と閃光がお互いを頷いて入水しようとしたその時。

 

雪泉「月光さん!閃光さん!」

 

後ろから雪泉が叫んだ。

 

雪泉「バカな事は止めて下さい!」

 

月光「私達の事は放っておいて下さい!」

 

閃光「黒影様の信念を失い、雪不帰様に裏切られた。もうこの世に居ても仕方がない!」

 

雪泉「信念?裏切り?それが死ぬ程の事ですか?」

 

そう言いながら月光と閃光に歩み寄る。

 

月光「あなたに何が分かると言うのですか?」

 

雪泉「ええ、分かりません。私は、お2人と同じ思いをした訳ではありませんから。」

 

閃光「それなら黙っていろ!」

 

月光「こっちに来ないで下さい!」

 

雪泉「もっと話をしませんか?」

 

閃光「話す?」

 

雪泉「そうですね・・・私は黒影お爺様の正義について、お2人ともっと話がしたいです。」

 

閃光「今更話すなど。」

 

月光「私達は勝手に思い込んでいただけで・・・黒影様の事を何1つ知らなかったのですから・・・」

 

閃光「黒影様の正義など、理解出来るはずも無かった・・・」

 

雪泉「黒影お爺様は、そんな難しい事を言っていないはずです。」

 

彼女は閃光の手を握った。

 

閃光「っ!?」

 

雪泉「ごめんなさい。私の手、冷たかったですか?」

 

閃光「いや、そんな事はない・・・暖かい・・・とても・・・」

 

雪泉「そうですか。良かった。黒影お爺様が辿り着いた正義とは、きっとこう言う事です。大切なのは、温もり、正義は傍に居る人を守る為。」

 

今度は月光をギュッと抱き締めた。

 

雪泉「伝わりますか?私の、黒影お爺様の思いが。」

 

月光「・・・・ええ・・・・」

 

涙を流した月光と閃光。

 

 

 

 

 

 

茂みの中から、鷹斗と飛鳥と焔が見守っていた。

 

焔「月光と閃光に関しては、これで片付いたな。」

 

鷹斗「ホッとしたぜ。」

 

飛鳥「でも、まだ少し心配かな?斑鳩さん達に付き添って貰った方が良いかも。焔ちゃん、鷹斗君、悪いけど伝えておいて。」

 

鷹斗「飛鳥?」

 

焔「待て!何処に行く気だ!?斑鳩に伝えて欲しければ自分で行け!大体飛鳥には聞きたい事が山程ある!そもそも!」

 

飛鳥「焔ちゃん。」

 

焔「ん?」

 

飛鳥「私の気持ち、全部受け止めてくれるって言ったよね?」

 

焔「・・・ああ、言った。」

 

飛鳥「だったら、最後まで見守っていてね。私が忍の道を極める所まで。」

 

鷹斗「どう言う意味だ?」

 

すると飛鳥がその場から去った。

 

焔「おい飛鳥!!」

 

鷹斗「彼奴、何を考えてるんだ?何時もの飛鳥に戻ったんじゃねえのか?」

 

 

 

 

 

 

翌朝の半蔵学院・忍クラス。

 

雲雀「ねぇ、今日のお昼どうするの?」

 

大良「そう言えば腹減ったな〜。」

 

斑鳩「鈴音先生の指示があるまでは待機ですから、外出は出来ませんね。」

 

葛城「となると、やっぱラーメンか!?」

 

懐から大量のカップ麺を出した。

 

柳生「何故カップラーメンだ?」

 

鷹斗「カップラーメンじゃなく、学食があるじゃねえのか?」

 

葛城「いやいやいや、知ってるだろ?うちの学食、ラーメンが無いんだって。」

 

柳生「だから、何でラーメンなんだ?」

 

大良「他に食いたいものはねえのか?」

 

斑鳩「月光さんと閃光さんは何か食べたいものはありませんか?」

 

閃光「・・・いや、別に・・・」

 

月光「私達は・・・」

 

葛城「だったらカップラーメンに決まりだな!」

 

鷹斗「だから何故そうなる?」

 

葛城「豚骨、醤油、味噌、塩、煮干し、色んな種類があるぞ!」

 

流海「太りそうね・・・」

 

大良「ったく、どうやって仕入れたんだ?」

 

葛城「それがダメなら、おっぱいラーメンだ!!」

 

そう言って斑鳩の胸を揉み始める。

 

斑鳩「な、何をするのですか!!」

 

葛城「ん〜、このモチモチ感、堪らんの〜!」

 

斑鳩「あぁ!いやっ!・・・いい加減にして下さい!!」

 

飛燕を突き付ける。

 

葛城「ひええええ!!」

 

鷹斗「相変わらずの葛城先輩だ。」

 

魚介ラーメンに湯を注ぐ。

 

大良「全くだな。」

 

豚骨ラーメンに湯を注ぐ。

 

流海「何呑気に湯入れてるの、あなた達?」

 

柳生「はい。俺のおすすめのイカラーメンだ。美味いぞ。」

 

 

 

 

 

 

屋上でラーメンを食べる。

 

鷹斗「ふぅ・・・ここ最近疲れたからガチ美味く感じる。」

 

月光「あ、あの・・・」

 

斑鳩「何ですか?月光さん。」

 

月光「怒っていないのですか・・・?」

 

閃光「私達は、お前達に・・・」

 

雲雀「雲雀達を磔にした事?」

 

月光・閃光「・・・・」

 

2人はその行為を反省している。

 

月光「・・・はい・・・」

 

葛城「勿論怒ってるぞ。お前達に負けた、あたいの未熟さにな。」

 

月光・閃光「え?」

 

葛城「不意を突かれたにしても、勝負は勝負。あの事は恨みっこ無しでお終いだ。って、ラーメンが伸びちまうぞ!早く食べろって!」

 

月光「は、はい!」

 

斑鳩「私達も精進を続けます。また何時か改めて戦いましょう。」

 

鷹斗「今度は本気で手加減無しで戦おうぜ?」

 

柳生「ま、もう1度やれば間違いなく俺が勝つ。何なら今戦って証明しても良いがな。」

 

雲雀「もう!そう言う事言わないの!雲雀、柳生ちゃんの事嫌いになっちゃうよ!ふんっ!」

 

柳生「いや、雲雀、それは困る・・・」

 

流海「本当柳生は雲雀に弱いのね。」

 

柳生「俺の事を嫌いになる事だけは止めてくれ!」

 

雲雀「じゃあ、月光ちゃんと閃光ちゃんにお互い頑張ろうって素直に言って!」

 

柳生「なっ・・・・こ、これからはお互いに頑張ろう!」

 

月光「はい・・・」

 

すると葛城が閃光の胸を揉み始めた。

 

閃光「なっ!?」

 

葛城「だから、もうそんな難しい顔するなって〜!」

 

閃光「や、止めろ!!」

 

葛城「あたい達は妖魔と戦う為に、一致団結しなきゃいけないんだからな!ほ〜れ〜!モミモミモミモミ〜!」

 

閃光「止めろ!!こら!!」

 

鷹斗「おいこら!」

 

葛城「あうっ!」

 

モミモミしてる葛城の頭をビンタした。

 

鷹斗「本当抜け目無いな、葛城先輩は。」

 

葛城「ほう?何ならお前も閃光を揉むか!?」

 

鷹斗「事案でも起こしたいのか、あんたは!!」

 

閃光「それに、一致団結と言うには肝心な忍が1人欠けているではないか!」

 

斑鳩「飛鳥さんの事ですね?」

 

月光「あれから何の連絡も無いそうですが・・・」

 

流海「でも、何時か連絡が来るわよ。それまで待たないとね。」

 

今度は葛城が月光の胸を揉み始める。

 

月光「ひゃっ!?」

 

葛城「ほほ〜う!難しい顔には、モミモミって言ったはずだぞぉ〜?」

 

月光「いやあああ!!だ、ダメです・・・!!」

 

閃光「葛城止めろ!その手を離せ!」

 

すると月光の制服が破れ、胸が出てしまった。

 

月光「っ!きゃああああ!!」

 

急いで胸を隠した。

 

閃光「ああ!す、すまない・・・!」

 

葛城「ナイス閃光!」

 

閃光「巫山戯るな!!」

 

鷹斗「何だろう、この抜けた感じは・・・」

 

大良「ポンコツと化してるようだ・・・」

 

鷹斗「豚骨食いながらポンコツ言うな。」

 

流海「鷹斗、それ寒いよ。」

 

閃光「もういい!お前と付き合ってると話しが進まん!・・・どうして飛鳥を探さない!心配ではないのか!?」

 

雲雀「・・・きっと飛鳥ちゃんには、やらなきゃならない事があるんだよ。」

 

斑鳩「それが終わったら必ず、私達の元へ帰って来るはずです。」

 

柳生「だから信じて待つ。」

 

閃光「信じて待つ?」

 

葛城「それはあたい達が、飛鳥にしてやれる1番の事さ。」

 

鷹斗「もし彼奴が助けを求めてるなら、俺達が全力で助けてやる。」

 

流海「どんな強敵だろうと、敵の罠に嵌っても、私達は必ず助けに行く。」

 

大良「それが、仲間ってもんだ。」

 

月光「仲間・・・」

 

 

 

 

 

 

夕方の巫神楽。ここに飛鳥が訪れた。

 

奈楽「飛鳥か。」

 

飛鳥「神楽ちゃん、居る?」

 

奈楽「神楽は、妖魔との戦う為に力を溜めている。悪いが今は誰とも会えない。」

 

しかし飛鳥は歩く。

 

奈楽「待て!神楽はお前にちゃんと力を与えた!もう用は無いはずだ。」

 

飛鳥「私は神楽ちゃんと話がしたいの。」

 

奈楽「・・・本当にあの力を使う気なんだな?」

 

飛鳥「私は始めからその気だよ。」

 

奈楽「・・・そうか。神楽!神楽!」

 

神楽「は〜い!!」

 

森林から神楽が出て来た。

 

神楽「飛鳥ちゃん、話って何?」

 

飛鳥「約束して欲しいの。妖魔は私に任せるって!」

 

神楽「う〜ん、それは出来ない相談だなぁ。私、妖魔をやっつけるのが仕事だし。」

 

飛鳥「お願い!」

 

奈楽「おい飛鳥!ん?」

 

神楽「そんな顔を見るのは2回目だね。」

 

 

 

 

 

 

数日前。

 

神楽『妖魔を殺さずに封印する方法?』

 

飛鳥『神楽ちゃんなら知ってるよね?』

 

神楽『勿論知ってるけど、どうして封印する方法なの?やっつける方が楽だと思うんだけど。』

 

飛鳥『それじゃダメなの!』

 

神楽『ふぅ〜ん、何か事情があるんだね。分かった!じゃあ、教えてあげる。』

 

 

 

 

 

 

現在。

 

神楽「飛鳥ちゃんがそこまで言うなら任せても良いけど。」

 

奈楽「おい神楽。」

 

神楽「でもさ、まだ実際に妖魔を封印した事が無いんでしょ?ぶっつけ本番で上手く行くかな?」

 

飛鳥「それは・・・」

 

神楽「だったら試してみる?」

 

飛鳥「え?」

 

神楽「ちょっとだけ異界の扉を開いて。」

 

異界の扉を少し開けて、妖魔を召喚した。

 

飛鳥「っ!!」

 

襲って来る妖魔を避けた。そして。

 

飛鳥「超秘伝忍法・封魔光輪!!」

 

すると妖魔の頭上から光の輪が出現し、その光の輪が妖魔を拘束して封印した。

 

神楽「流石だね!飛鳥ちゃん!でも絶対に忘れないで?その秘伝忍法を使い続けると、死んじゃうからね。」

 

超秘伝忍法・封魔光輪は、使い続けると自らが死ぬと言う危険なリスクがある。飛鳥はそれを承知して巫神楽から去る。

 

飛鳥「っ・・・!」

 

左胸に痛みが走った。

 

飛鳥「例え死んでも・・・構わない・・・!」

 

 

 

 

 

 

後日の都内。今日も人々で賑わっている。

 

 

 

 

高層ビルの屋上。

 

雪不帰「日本列島と喜界島は地脈で繋がっています。それはつまり、異界の扉も繋がっていると言う事!」

 

両手を掲げると、異界の扉が出現した。そこから妖魔の魂達が現れた。

 

雪不帰「さぁ、始まりです。」

 

 

 

 

 

 

死塾月閃女学館では。

 

美野里「雪泉ちゃん!テレビテレビ!」

 

四季のスマホでテレビを観る。そこには、妖魔の魂達が縦横無尽に飛び回っていた。

 

夜桜「雪泉、あれは・・・」

 

 

 

 

 

 

半蔵学院・屋上。鷹斗達ハリケンジャーが縦横無尽に飛び回っている妖魔を見ている。

 

流海「何あれ・・・?」

 

大良「鷹斗、あれは・・・」

 

鷹斗「ああ。・・・遂に始まった。妖魔との全面戦争が。」

 

「END」




         キャスト

        鷹斗:梅原裕一郎

        流海:鬼頭明里

        大良:八代拓

        雪泉:原由実
        夜桜:石原夏織
        四季:山本彩乃
       美野里:五十嵐裕美
        飛鳥:原田ひとみ
        斑鳩:今井麻美
        葛城:小林ゆう
        柳生:水橋かおり
        雲雀:井口裕香
        雅緋:平田宏美
        両備:日笠陽子
         焔:喜多村英梨
        神楽:松岡由貴
        奈楽:甲斐田裕子
        鈴音:三森すずこ

       雪不帰:阿澄佳奈
        月光:小原莉子
        閃光:藤田茜
        羅刹:山本希望

  シュリケンジャー:松野太紀

         霞:桑島法子

     池波流ノ介:相葉裕樹

      山地闘破:筒井巧

斑鳩「うぅぅ・・・はっ!」

日影「わし、感情ないからよう分からん。」

春花「私も、別に気にならないわ。」

未来「そ、そりゃあ出る所が出てる人は気にならないでしょうよ・・・」

神楽「えへっ!」

次回「燃焼と戦争」

鷹斗・流海・大良「次回も忍ぶぜ!」

作者「次回から毎週木曜に投稿します。」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。