閃乱ハリケンカグラ   作:naogran

29 / 32
街中に現れた無数の妖魔達。人々は妖魔から必死に逃げる。




離れた場所では、雪泉達が急行中。

四季「マジ!?妖魔が街の中で暴れまわってるよ!?」

美野里「ええ!?」

夜桜「被害の方はどうなのでしょうか?」

四季「分かんない。避難指示は出ているみたいだけど・・・」

雪泉「急ぎましょう!」




街中では。

詠「えーーい!!」

焔達と離れ離れになった詠が妖魔達と戦っていた。

詠「はっ!」

着地した詠に妖魔が金棒を振り下ろすが、詠が避けた。すると詠の後ろに斑鳩と流海が。

詠「斑鳩さん!?流海さん!?」

斑鳩「詠さん!?」

流海「奇遇ね。」

詠「半蔵の皆さんは?」

斑鳩「戦ってる内に、離れ離れになってしまいました。」

詠「私と同じですね。敵は中々やります。」

斑鳩「ええ、でも心強いです。詠さんが居れば!」

詠「私もです!」

流海「頼りにしてるわよ。」

詠「そちらも!」

妖魔が襲い始めた。

流海「忍風、シノビチェンジ!ハァッ!!」

ハリケンジャイロを回転させ、ハリケンブルーにシノビチェンジした。

流海・斑鳩・詠「風水斬!!」






別の場所では。

焔「どおおおおおお!!!」

未来「えーーーい!!!」

雅緋・忌夢「はあああああああ!!!」

ハリケンレッドとハリケンイエローと他の半蔵学院と焔紅蓮隊と蛇女子学園が妖魔達と戦っていた。

柳生「くっ!」

雲雀「ええええい!!!」

春花「っ!!」

鷹斗「超忍法・乱舞三重衝!」

大良「超忍法・舞獅子!」






離れた場所にあるビルの上には、巫神楽が。

奈楽「かなりの妖魔が出現して、忍達とハリケンジャーが健闘しているようだ。」

神楽「このままじゃ、沢山の人達が巻き込まれちゃうね!だったら!」

奈楽「っ!まさか・・・あれをやりのか!?」

神楽「うん!」

すると神楽が赤いオーラを纏った。

神楽「行くよー!超忍結界!!」

上空から超忍結界が発動され、妖魔達が居る街がその結界に包まれた。

奈楽「これだけ巨大な結界が張れば、被害は最小限に抑えられる。しかし・・・」

神楽「そうなんだよね〜、この結界って・・・」






超忍結界の中のハリケンジャーを除いた忍達の忍装束が強制的に消え、命駆状態になってしまった。

焔「なっ!?」

未来「うわっ!?」

雅緋「なっ!?」

忌夢「うわっ!?」

柳生「っ!?」

雲雀「うわっ!!」

紫「ひゃっ!!」

葛城「うおっ!?」

春花「えっ!?」

両備「きゃあっ!?」

両奈「わーーい!!」

大良「何だ!?皆が命駆になった!?」

鷹斗「超忍結界か。神楽の奴、使いやがったな・・・?」




斑鳩「えっ・・・きゃああああああああ!!!!」

詠「えっ!?」

流海「な、何で斑鳩下着無いの!?」





その頃雪泉達は。

雪泉「これは!」

夜桜「忍結界です!」

5人が超忍結界に入った。勿論命駆状態になってしまった。

雪泉「え・・・えええ!?」

夜桜「えええ!?」

叢「いやあああああん!!」

美野里「うわああああ!!」

四季「ありゃ!?」




神楽「ハリケンジャーを除いた忍の皆は強制的に、命駆状態になっちゃうんだよね!えへっ!」


巻之二十一「燃焼と戦争」

斑鳩「うぅぅ・・・はっ!」

 

妖魔が投げた金棒が迫って来た。

 

流海「はぁっ!!」

 

前に出たハリケンブルーがハヤテ丸で両断した。

 

流海「斑鳩先輩、大丈夫?」

 

斑鳩「はい、でもこの格好では・・・!」

 

後ろから妖魔が迫って来た。

 

斑鳩「っ!!」

 

しかし。

 

詠「フッ!!」

 

流海「詠ナイス!」

 

斑鳩「助かりました、詠さん!」

 

詠「斑鳩さん、胸、胸です。」

 

斑鳩「え!?うわああ!?か、葛城さん!?」

 

後ろから葛城に胸を揉まれ中。

 

葛城「あたい達がこんな格好になったのは、この超忍結界が原因だ。この姿、つまり攻撃特化の命駆って事だ。」

 

流海「超忍結界・・・神楽の仕業ね。」

 

斑鳩「や・・・やはり・・・そうでしたか・・・」

 

葛城「だから、そんなに驚く事ないって〜。こう言う姿で戦うのは何時もの事だろ?」

 

詠「あの、斑鳩さん、葛城さん、流海さん・・・」

 

流海・斑鳩・葛城「ん?」

 

詠「ちょっと、大変な事になっています・・・」

 

何時の間にか妖魔達に囲まれてしまった。

 

流海「確かに大変ね、これは・・・」

 

 

 

 

 

 

別の場所では。

 

未来「どうするの焔!こんな格好じゃ、恥ずかしくて戦えないよ!」

 

日影「そうそう、わし、感情ないからよう分からん。」

 

春花「私も、別に気にならないわ。」

 

未来「そ、そりゃあ出る所が出てる人は気にならないでしょうよ・・・」

 

鷹斗「神楽の野郎、普通の忍結界でも張ってろっての!」

 

大良「そんな事で怒ってる場合か?妖魔達の進撃は止まらないぞ?」

 

焔「そうだ!未来、恥ずかしがってる場合じゃないぞ!」

 

未来「うんっ!」

 

鷹斗「焔、久々にあれを使うぞ!」

 

焔「よし!」

 

鷹斗・焔「秘伝超忍法・乱舞鷹焔(ようえん)六重衝!!」

 

ハリケンレッドと焔が縦横無尽に妖魔達を斬り裂く。

 

焔「よし、寧ろ下着の方が調子良いぐらいだ!」

 

日影「これも普段、薄着で暮らしてるからな。」

 

大良「超忍法・獅子滑り!」

 

未来「喰らえええええええ!!!」

 

ハリケンイエローの獅子滑りと未来が召喚した戦闘機で妖魔達を蹴散らす。

 

春花「うふふ、貧乏生活に感謝しないとね。」

 

 

 

 

 

 

離れた場所のビルの屋上では。

 

雪不帰「羅刹、そろそろ私も出るぞ。」

 

羅刹「はい。」

 

雪不帰「忍とハリケンジャーは私がこの手で・・・何の用だ?月光、閃光。」

 

そこに月光と閃光の2人が現れた。羅刹が近寄ろうとするが。

 

雪不帰「よい。」

 

止められた。

 

閃光「雪不帰様、何故こんな事を・・・!」

 

雪不帰「言ったはずだ。忍とハリケンジャーを滅ぼす為だと。」

 

月光「それが、雪不帰様の正義だと言うのですか!?」

 

雪不帰「そうだ。」

 

月光「・・・私達は、雪不帰様を尊敬していました。」

 

閃光「捨てられても、その思いは変わる事は無い。」

 

月光「ですが!」

 

閃光「こんな行為を許す訳にはいかない!!」

 

月光・閃光「私達が、雪不帰様を止める!!!」

 

雪不帰「笑わせる。」

 

月光「ジュジュ!!」

 

藁人形のジュジュが釘を飛ばした。しかし、雪不帰が鉄扇で風を扇ぎ、釘を跳ね返し、更にジュジュも破壊した。

 

月光「っ!!!」

 

その隙に閃光が高速で雪不帰の下まで接近し、殴ろうとしたが。

 

閃光「っ!?がはっ!!!」

 

闇の波動によって腹部を貫かれた。

 

雪不帰「他愛も無い。」

 

閃光「はぁ・・・はぁ・・・」

 

すぐに立て直したが、力が限界まで来てしまった。しかしそれに構う事なく、力を発揮した。

 

雪不帰「ほう、まだやると言うのか?」

 

月光「フッ!!」

 

武器を展開させ、鏡にチャージする。

 

閃光「はあああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

同じ頃。

 

雅緋「はぁっ!!!」

 

斬撃が妖魔達を斬り裂いた。

 

忌夢「あ〜・・・美しい〜!美しいよ雅緋〜〜!!」

 

そんな中忌夢は、雅緋の命駆状態に惚れていた。

 

柳生「ああ・・・可愛い・・・可愛いぞ雲雀!!」

 

同じく柳生も、雲雀の命駆姿に惚れている。

 

忌夢「雅緋〜〜〜〜!」

 

柳生・忌夢「ん?えへへへ〜。」

 

2人はお互いにサムズアップした。

 

柳生・忌夢「超忍結界って最高だな!」

 

雅緋「忌夢!!何をやっている!!」

 

雲雀「柳生ちゃん!真面目にやって!」

 

柳生「あ、ああ!」

 

忌夢「は、はいー!」

 

 

 

 

 

 

同じ頃雪泉達は、妖魔達を圧倒中。

 

四季「これ、マジいけそうじゃん!」

 

美野里「うん!美野里達強い!」

 

夜桜「2人共、油断してはいけません!」

 

叢「フッ!」

 

雪泉「はぁっ!!」

 

この辺一帯の妖魔達を倒した。

 

美野里「見てよほら!こんなにやっつけたんだよ〜!う、うわああ!?」

 

突如倒された妖魔が奇妙な動きを始めた。

 

四季「何か、ヤバイ感じ・・・!?」

 

 

 

 

それは別の場所でも。

 

焔「ん?」

 

鷹斗「何だ!?」

 

大良「妖魔が!?」

 

雅緋「何!?」

 

 

 

 

倒された妖魔達が、雪泉達の居る場所に一箇所に融合した。

 

四季「な、何かどんどん大きくなってるんだけど・・・」

 

そして、巨大な妖魔へと変貌した。

 

夜桜「なっ・・・!」

 

雪泉「これは・・・!」

 

 

 

 

 

 

巨大妖魔「グオオオオオオオ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

奈楽「何!?」

 

 

 

 

美野里「こんな大きな妖魔、どうしたら良いの!?きゃあああああ!!!」

 

巨大妖魔の後頭部から伸縮する手が出現した。

 

雪泉「っ!!」

 

迫る手を避けた。

 

雪泉「っ!?」

 

高速で迫って来たが、間一髪避けた。

 

雪泉「は、速い!!」

 

焔「雪泉!」

 

雪泉「焔さん!雅緋さん!」

 

雅緋「此奴、巨大化したのか!?」

 

雪泉「気を付けて下さい!スピードもあります!」

 

鷹斗「流海!大良!行くぞ!」

 

流海「ええ!」

 

大良「よし!」

 

鷹斗「ドライガン!」

 

流海「ソニックメガホン!」

 

大良「クエイクハンマー!」

 

ハリケンガジェットで応戦するが、巨大妖魔には通用しなかった。

 

鷹斗「やはりダメか・・・!」

 

焔「でかい癖に硬いと素早いって訳か。厄介だ。」

 

両奈「はいはーい!これは両奈ちゃんの出番って訳ね〜!じゃーーーん!!」

 

ハリケンジャー「なっ!?」

 

身体中が縛られてる。

 

雪泉「そ、その格好は一体・・・!?」

 

大良「き、亀甲縛り・・・?」

 

両奈「両奈ちゃんはね、セルフ亀甲縛りが出来るんだよ〜?凄いでしょ〜?」

 

雪泉「え、ええ!?」

 

流海「セルフで出来るなんて、ある意味・・・凄くないわね。」

 

両奈「雪泉ちゃん、良かったら両奈ちゃんに蝋燭を垂らしてみる〜?」

 

鷹斗・両備「このバカ犬が!!!」

 

ハリケンレッドと両備のダブルキックで両奈を突き飛ばした。

 

雅緋「両奈、出番と言ってたな?何か策でもあるのか?」

 

両奈「策もあるし、縄もあるんだな〜。これが〜。」

 

シュルンと縄を解いた。

 

両奈「この縄はね、とっても丈夫な素材で出来ているの。これで大きなロープを作って妖魔を縛っちゃおうって思うの〜。」

 

雪泉「試してみる価値はありますね。」

 

焔「面白い。その案に乗らせて貰おう。」

 

鷹斗「両奈にしては良い考えだな。縄を縛るのは俺達に任せろ。」

 

 

 

 

一方四季達は、巨大妖魔と奮闘中。しかし圧倒的な力で押されていた。

 

 

 

 

巨大妖魔が、カマキリのように高速で進撃を開始した。

 

両備「鷹斗、流海、大良行くわよ!」

 

鷹斗「ああ!」

 

流海「ええ!」

 

大良「よし!」

 

ハリケンジャーと両備がジャンプした。

 

両備「ほりゃああああああああ!!!!」

 

縄を投げた。

 

鷹斗「キャッチ!流海!」

 

今度はハリケンブルーに縄の端を飛ばした。

 

流海「よっと!大良!」

 

更にハリケンイエローに縄の真ん中の部分を飛ばした。

 

大良「っしゃ!キャッチ成功!」

 

鷹斗「行くぞ!」

 

ハリケンジャー「超忍法・亀甲縛り!!」

 

3人同時に縄を飛ばし、巨大妖魔を亀甲縛りして動きを封じた。

 

鷹斗「動きを封じた!」

 

流海「いやらしい姿だけど、これで行ける!!」

 

大良「俺達も行くぜ!!」

 

雪泉「秘伝忍法・黒氷!!」

 

焔「秘伝忍法・響!!」

 

雅緋「秘伝忍法・善悪のプルガトリオ!!行くぞ!!」

 

ハリケンジャー「台風斬り!」

 

焔「おう!!」

 

雪泉「はい!!」

 

ハリケンジャー「ハー・リー・ケーン!!!」

 

雪泉・焔・雅緋「はあああああああ!!!」

 

巨大妖魔「グオオオアアアアア!!!」

 

台風斬りと3つの秘伝忍法が巨大妖魔に同時に命中。

 

 

 

 

4つの攻撃を受けた巨大妖魔が倒れた。

 

両備「やった!!」

 

両奈「凄ーい!!」

 

雅緋「私達の勝ちだな!」

 

鷹斗「じゃあトドメの一撃!」

 

 

 

 

 

 

飛鳥「ダメええええええ!!!!」

 

 

 

 

 

 

雅緋「飛鳥!?」

 

そこに飛鳥が現れた。

 

雅緋「ダメとはどう言う事だ!?」

 

鷹斗「お前、妖魔を庇うのか?」

 

飛鳥「お願い!ここは私に任せて!」

 

焔・雅緋「ん?」

 

雪泉「飛鳥さん・・・?」

 

鷹斗「何か考えがあるのか?」

 

 

 

 

巨大妖魔の前に立つ。

 

飛鳥「超秘伝忍法・封魔光輪!!」

 

すると巨大妖魔の真上に光が現れた。

 

焔「封魔光輪だと!?」

 

大良「何だあの技!?」

 

鷹斗「・・・・・!!」

 

巨大妖魔が光輪に吸い込まれる。

 

雪泉「これは・・・!」

 

 

 

 

葛城「何だありゃ!?」

 

 

 

 

そして巨大妖魔が光輪に吸い込まれ、光輪が消えて封印完了。

 

飛鳥「はぁ・・・はぁ・・・出来た・・・!」

 

両奈「やったーー!!」

 

両備「やるわね!飛鳥!」

 

飛鳥「っ!!」

 

すると心臓に激痛が走った。

 

飛鳥「くっ!!」

 

雪泉「飛鳥さん、今の妖魔を倒した技は?」

 

鷹斗「いや、倒したんじゃねえ。飛鳥は妖魔を封印したんだ。」

 

雪泉「封印?あっ!」

 

苦しんでる飛鳥が力尽きた。

 

雪泉「飛鳥さん・・・?」

 

 

 

 

 

 

同じ頃、月光と閃光は雪不帰に倒されていた。そして雪不帰は妖魔が封印された光景を見ていた。

 

雪不帰「封魔光輪か・・・」

 

彼女は羅刹と共にその場から歩き去った。

 

月光「雪不帰・・・様・・・」

 

閃光「私達では・・・止められないのか・・・」

 

 

 

 

 

 

超忍結界内。

 

神楽「皆!ご苦労様〜!」

 

雪泉「神楽さん!」

 

鷹斗「やっと来たか。巫神楽。」

 

神楽「飛鳥ちゃん、上手く行ったね!」

 

飛鳥「うん・・・」

 

神楽「それじゃあ結界を解くね〜。」

 

大良「ふぅ〜、やっと終わった〜。」

 

葛城「待て!まだだ!」

 

雪泉「どうしてですか?もう妖魔は居ないと思うのですが。」

 

葛城「いや、妖魔よりももっと危険なものがある・・・」

 

雪泉「え?」

 

葛城「それは・・・」

 

鷹斗・流海・大良「それって、まさか・・・」

 

 

 

 

 

 

葛城「このおっぱいだーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

急に雪泉の胸を揉み始める。

 

柳生「神楽、彼奴らは放っておいて良い。」

 

流海「結界を解いて。迅速で。」

 

神楽「う、うん・・・」

 

飛鳥「もう、かつ姐ったら・・・」

 

斑鳩「全くもう・・・」

 

焔(飛鳥、私に何を隠している?)

 

鷹斗(一体、何を企んでるんだ?)

 

 

 

 

 

 

後日、焔紅蓮隊はクリスマスイベントのバイトをしていた。

 

春花「さぁさぁ!期間限定の特別割引ですよ〜!」

 

詠「はい。」

 

チラシを子供に配った。

 

未来「今を逃したら次は無いわよ〜!思いっきり損しちゃうよ〜!・・・ちょっと、焔どうしちゃったの?」

 

焔「ん?」

 

未来「さっきから全然声が出てないわよ?」

 

焔「ああ、いや、すまん。ちょっと考え事をしていて。」

 

詠「そんな事では、クリスマスの七面鳥など、夢のまた夢ですわ。もっともそうなったら私達は、もやしのクリスマスケーキを作るだけですが。」

 

焔「あ・・・」

 

両備「あら、焔達じゃない。」

 

蛇女子学園とバッタリ会った。

 

紫「寒いのに、精が出ますね。」

 

焔「ああ。抜け忍にとっては、バイトも重要任務の1つだからな。」

 

忌夢「しかし、誰もお前達の事見ていないぞ?」

 

焔「何!?」

 

周囲の人達は、焔達を見ていなかった。

 

未来「本当だ・・・」

 

焔「くっ・・・何て事だ・・・こうなったら私が何か芸をして・・・」

 

両奈「はいは〜い!両奈ちゃんはそうじゃないと思いま〜す!」

 

焔「何だ?他に良い案があるとでも言うのか?」

 

両奈「ふっふ〜、こうすれば良いと思いま〜す。」

 

懐からハサミを出し、焔達のサンタ衣装を破いた。

 

焔「お、おお!?」

 

未来「ええええええ!?ち、ちょっと!あんた何考えてるのよ!!!」

 

両奈「ふっふ〜ん。」

 

???「うおおおおおおおおお!!!」

 

未来「え?」

 

その効果は絶大だった。周囲の男達が押し寄せて来たのだった。

 

日影「凄い人が集まって来たで。」

 

詠「大成功です!」

 

気配を消した焔が雅緋の元へ。

 

焔「ふぅ、やれやれ・・・」

 

雅緋「鈴音先生は喜界ドームへ向かったぞ。お前達にも後は頼むと言っていた。」

 

焔「そうか。」

 

雅緋「・・・・・・」

 

焔「どうした?」

 

雅緋「飛鳥の封魔光輪の事だが・・・」

 

焔「ああ、見た事のない忍法だったな。」

 

雅緋「何故飛鳥は、妖魔を殺さずわざわざ封印した?」

 

焔「さあな。最近の飛鳥は秘密主義だからな。聞いても何も話してくれん。」

 

雅緋「そうか。だがな、妖魔に手心を加えているのならば、私は彼奴を許さない。妖魔を殲滅するのが忍の務めだからな。」

 

そう言い残して、雅緋が去った。

 

 

 

 

 

 

夕方の雷門。飛鳥が歩いていると。

 

雪泉「飛鳥さん。」

 

飛鳥「ん?雪泉ちゃん。」

 

雪泉「少し、お話しませんか?」

 

 

 

 

その頃鷹斗達3人は。

 

鷹斗「・・・・・」

 

大良「どうしたんだ鷹斗?さっきから考え込んで。」

 

鷹斗「飛鳥は何故、妖魔を封印したのかが気になってな。」

 

流海「確かに、彼処まで妖魔を追い詰めて倒せたはずなのに。」

 

鷹斗「ん?飛鳥に雪泉?」

 

2人がカフェに入って行くのが見えた。

 

流海「あの2人、何してるのかしら?」

 

鷹斗「尾行しよう。気配を消せ。」

 

 

 

 

カフェ店内。

 

飛鳥「話って?」

 

雪泉「まずは飲んで、ゆっくり温まってから話ましょう。」

 

飛鳥「うん。」

 

2人はコーヒーを飲む。

 

雪泉「美味しいです。ここはよく来られるのですか?」

 

飛鳥「最近はあんまり。でも近所だし、昔はよく来てたんだ。今日みたいな寒い日に、じっちゃんと一緒に。」

 

雪泉「そうなんですか。顔色、少し良くなってきました。」

 

飛鳥「ん?・・・そう?自分じゃ分からないや。」

 

雪泉「そろそろ、話してもらえませんか?何があったのか。」

 

飛鳥「っ!」

 

 

 

 

 

 

以前に闘破に病院へ運ばれた時の事だった。深夜に飛鳥の病室に雪不帰が入って来た。

 

雪不帰『あなたはここでは殺しません。忍の不の歴史の語り部として生かしておきます。』

 

そして飛鳥の耳元にある言葉を語った。

 

雪不帰『私は、ーーーーーーーー』

 

飛鳥『っ!?』

 

雪不帰『それが忍の罪なのです。』

 

その言葉を聞いた飛鳥が涙を流した。

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

飛鳥「やっぱりごめん・・・」

 

雪泉「飛鳥さん・・・?」

 

 

 

 

 

 

海沿いの歩道。

 

雪泉「飛鳥さん、どうしても話してもらえないのですか?」

 

飛鳥「・・・・・・・」

 

何も言わない飛鳥に対し、雪泉が決断をした。

 

雪泉「それなら絶交です。」

 

飛鳥「え!?」

 

雪泉「・・・・・」

 

ジト目で飛鳥を睨む。

 

雪泉「これだけお願いしてもダメなら、もう友達ではありません!」

 

飛鳥「そんなぁ!」

 

雪泉「飛鳥さんが何かを背負っているのは分かっております!でも、それは1人で背負わなければいけないものなのですか?私にも背負わせて下さい!同じ忍として!」

 

飛鳥「雪泉ちゃん・・・」

 

雪泉「大丈夫です!どんな事でも、2人でなら乗り越えられます!」

 

飛鳥「・・・・・・・」

 

雪泉「良いんですか?私と絶交しても。」

 

飛鳥「負けたよ雪泉ちゃん。分かった、全部話す。」

 

雪泉「飛鳥さん。」

 

大良「ヴェックション!!」

 

飛鳥・雪泉「ん?」

 

後ろに鷹斗達3人が居た。

 

大良「あ、えへへ〜、どうも〜。」

 

飛鳥「鷹斗君、流海ちゃん、大良君。」

 

鷹斗「悪いな飛鳥、雪泉、さっきまで尾行してた。」

 

雪泉「そうだったんですか?」

 

鷹斗「なぁ飛鳥、1人で背負ってる奴があったら俺達にも背負わせてくれ。」

 

流海「そうよ。私達は同じ半蔵の仲間でしょ?」

 

大良「どんな事があっても、仲間に打ち明けるのが大事だろ?」

 

飛鳥「・・・分かった。皆にも話すよ。」

 

鷹斗「よし、相談成立だな。」

 

 

 

 

 

 

???「それなら私の口から話ましょう。」

 

 

 

 

 

 

飛鳥・雪泉「っ!?」

 

鷹斗・流海・大良「っ!?」

 

突然忍結界が発生して、雪不帰が現れた。

 

雪泉「雪不帰さん!」

 

鷹斗「何しに来た?」

 

雪不帰「その前に1つ聞かせて下さい。忍にとって、正義とは何ですか?」

 

雪泉「それは守るべき信念です!」

 

雪不帰「ではその信念とは?」

 

雪泉「最後まで悪と戦う抜く事です!」

 

雪不帰「悪ですか。その悪とは、何処に居るのでしょうね。」

 

雪泉「え?」

 

雪不帰「無知は罪とはよく言ったもの。」

 

大良「それってどう言う意味だ?」

 

雪不帰「忍は正義の名の下に、妖魔を害獣のように狩ります。ただ悪として。しかし妖魔にも人と同じ、愛があるとしたら。」

 

流海「愛?」

 

雪不帰「あなたは忍の行いをどう思いますか?」

 

雪泉「どのように言われても・・・私は妖魔を倒すべき悪と教わってきました。ですから、忍の正義は間違っているとは思えません。ですが、もし雪不帰さんの言う事が本当なら、それは許されない事だと思います。」

 

雪不帰「ではお見せしましょう。」

 

雪泉「え?」

 

雪不帰「妖魔にも愛があると言う証を。」

 

黒い妖気を発動し、雪不帰の顔に模様が浮かんだ。

 

雪泉「この妖気は、妖魔と同じもの!?」

 

鷹斗「だが何故だ!?」

 

雪不帰「分かりませんか?」

 

雪泉「っ!?」

 

雪不帰「それは私が・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「妖魔と人間の間に生まれた子だからです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪泉「っ!?」

 

流海「妖魔と人間の子供!?」

 

鷹斗「ハーフだと!?」

 

大良「何て事だ・・・!!」

 

何と雪不帰は、妖魔と人間のハーフだった。

 

 

 

 

 

 

同じ頃巫神楽では。

 

神楽「感じる・・・新しい異界の扉が開くよ!」

 

奈楽「何!?」

 

神楽「この間よりもずっと大きい!こんな扉が開いたら大変な事になるよ!」

 

奈楽「場所は何処だ?」

 

神楽「んっとね・・・」

 

頭の中で居場所を突き止めた。

 

神楽「これって温泉街だね!」

 

奈楽「温泉街・・・!?」

 

神楽「うん!」

 

何故温泉街なのかは不明である。

 

「END」




         キャスト

        鷹斗:梅原裕一郎

        流海:鬼頭明里

        大良:八代拓

        雪泉:原由実
         叢:金元寿子
        夜桜:石原夏織
        四季:山本彩乃
       美野里:五十嵐裕美
        飛鳥:原田ひとみ
        斑鳩:今井麻美
        葛城:小林ゆう
        柳生:水橋かおり
        雲雀:井口裕香
        雅緋:平田宏美
        忌夢:斎藤千和
        両備:日笠陽子
        両奈:MAKO
         焔:喜多村英梨
         詠:茅野愛衣
        日影:白石涼子
        未来:後藤沙織里
        春花:豊口めぐみ
        神楽:松岡由貴
        奈楽:甲斐田裕子

       雪不帰:阿澄佳奈
        月光:小原莉子
        閃光:藤田茜
        羅刹:山本希望

焔「フッ!勝負はこれからだ!」

雅緋「フッ!良かろう!」

神楽「最終決戦と言う訳だね!」

美野里「妖魔が出るまで遊んじゃうからね!」

四季「ね!折角の温泉街だしね!」

次回「温泉とハート」

鷹斗・流海・大良「次回も忍ぶぜ!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。