離れた場所では、雪泉達が急行中。
四季「マジ!?妖魔が街の中で暴れまわってるよ!?」
美野里「ええ!?」
夜桜「被害の方はどうなのでしょうか?」
四季「分かんない。避難指示は出ているみたいだけど・・・」
雪泉「急ぎましょう!」
街中では。
詠「えーーい!!」
焔達と離れ離れになった詠が妖魔達と戦っていた。
詠「はっ!」
着地した詠に妖魔が金棒を振り下ろすが、詠が避けた。すると詠の後ろに斑鳩と流海が。
詠「斑鳩さん!?流海さん!?」
斑鳩「詠さん!?」
流海「奇遇ね。」
詠「半蔵の皆さんは?」
斑鳩「戦ってる内に、離れ離れになってしまいました。」
詠「私と同じですね。敵は中々やります。」
斑鳩「ええ、でも心強いです。詠さんが居れば!」
詠「私もです!」
流海「頼りにしてるわよ。」
詠「そちらも!」
妖魔が襲い始めた。
流海「忍風、シノビチェンジ!ハァッ!!」
ハリケンジャイロを回転させ、ハリケンブルーにシノビチェンジした。
流海・斑鳩・詠「風水斬!!」
別の場所では。
焔「どおおおおおお!!!」
未来「えーーーい!!!」
雅緋・忌夢「はあああああああ!!!」
ハリケンレッドとハリケンイエローと他の半蔵学院と焔紅蓮隊と蛇女子学園が妖魔達と戦っていた。
柳生「くっ!」
雲雀「ええええい!!!」
春花「っ!!」
鷹斗「超忍法・乱舞三重衝!」
大良「超忍法・舞獅子!」
離れた場所にあるビルの上には、巫神楽が。
奈楽「かなりの妖魔が出現して、忍達とハリケンジャーが健闘しているようだ。」
神楽「このままじゃ、沢山の人達が巻き込まれちゃうね!だったら!」
奈楽「っ!まさか・・・あれをやりのか!?」
神楽「うん!」
すると神楽が赤いオーラを纏った。
神楽「行くよー!超忍結界!!」
上空から超忍結界が発動され、妖魔達が居る街がその結界に包まれた。
奈楽「これだけ巨大な結界が張れば、被害は最小限に抑えられる。しかし・・・」
神楽「そうなんだよね〜、この結界って・・・」
超忍結界の中のハリケンジャーを除いた忍達の忍装束が強制的に消え、命駆状態になってしまった。
焔「なっ!?」
未来「うわっ!?」
雅緋「なっ!?」
忌夢「うわっ!?」
柳生「っ!?」
雲雀「うわっ!!」
紫「ひゃっ!!」
葛城「うおっ!?」
春花「えっ!?」
両備「きゃあっ!?」
両奈「わーーい!!」
大良「何だ!?皆が命駆になった!?」
鷹斗「超忍結界か。神楽の奴、使いやがったな・・・?」
斑鳩「えっ・・・きゃああああああああ!!!!」
詠「えっ!?」
流海「な、何で斑鳩下着無いの!?」
その頃雪泉達は。
雪泉「これは!」
夜桜「忍結界です!」
5人が超忍結界に入った。勿論命駆状態になってしまった。
雪泉「え・・・えええ!?」
夜桜「えええ!?」
叢「いやあああああん!!」
美野里「うわああああ!!」
四季「ありゃ!?」
神楽「ハリケンジャーを除いた忍の皆は強制的に、命駆状態になっちゃうんだよね!えへっ!」
斑鳩「うぅぅ・・・はっ!」
妖魔が投げた金棒が迫って来た。
流海「はぁっ!!」
前に出たハリケンブルーがハヤテ丸で両断した。
流海「斑鳩先輩、大丈夫?」
斑鳩「はい、でもこの格好では・・・!」
後ろから妖魔が迫って来た。
斑鳩「っ!!」
しかし。
詠「フッ!!」
流海「詠ナイス!」
斑鳩「助かりました、詠さん!」
詠「斑鳩さん、胸、胸です。」
斑鳩「え!?うわああ!?か、葛城さん!?」
後ろから葛城に胸を揉まれ中。
葛城「あたい達がこんな格好になったのは、この超忍結界が原因だ。この姿、つまり攻撃特化の命駆って事だ。」
流海「超忍結界・・・神楽の仕業ね。」
斑鳩「や・・・やはり・・・そうでしたか・・・」
葛城「だから、そんなに驚く事ないって〜。こう言う姿で戦うのは何時もの事だろ?」
詠「あの、斑鳩さん、葛城さん、流海さん・・・」
流海・斑鳩・葛城「ん?」
詠「ちょっと、大変な事になっています・・・」
何時の間にか妖魔達に囲まれてしまった。
流海「確かに大変ね、これは・・・」
別の場所では。
未来「どうするの焔!こんな格好じゃ、恥ずかしくて戦えないよ!」
日影「そうそう、わし、感情ないからよう分からん。」
春花「私も、別に気にならないわ。」
未来「そ、そりゃあ出る所が出てる人は気にならないでしょうよ・・・」
鷹斗「神楽の野郎、普通の忍結界でも張ってろっての!」
大良「そんな事で怒ってる場合か?妖魔達の進撃は止まらないぞ?」
焔「そうだ!未来、恥ずかしがってる場合じゃないぞ!」
未来「うんっ!」
鷹斗「焔、久々にあれを使うぞ!」
焔「よし!」
鷹斗・焔「秘伝超忍法・乱舞
ハリケンレッドと焔が縦横無尽に妖魔達を斬り裂く。
焔「よし、寧ろ下着の方が調子良いぐらいだ!」
日影「これも普段、薄着で暮らしてるからな。」
大良「超忍法・獅子滑り!」
未来「喰らえええええええ!!!」
ハリケンイエローの獅子滑りと未来が召喚した戦闘機で妖魔達を蹴散らす。
春花「うふふ、貧乏生活に感謝しないとね。」
離れた場所のビルの屋上では。
雪不帰「羅刹、そろそろ私も出るぞ。」
羅刹「はい。」
雪不帰「忍とハリケンジャーは私がこの手で・・・何の用だ?月光、閃光。」
そこに月光と閃光の2人が現れた。羅刹が近寄ろうとするが。
雪不帰「よい。」
止められた。
閃光「雪不帰様、何故こんな事を・・・!」
雪不帰「言ったはずだ。忍とハリケンジャーを滅ぼす為だと。」
月光「それが、雪不帰様の正義だと言うのですか!?」
雪不帰「そうだ。」
月光「・・・私達は、雪不帰様を尊敬していました。」
閃光「捨てられても、その思いは変わる事は無い。」
月光「ですが!」
閃光「こんな行為を許す訳にはいかない!!」
月光・閃光「私達が、雪不帰様を止める!!!」
雪不帰「笑わせる。」
月光「ジュジュ!!」
藁人形のジュジュが釘を飛ばした。しかし、雪不帰が鉄扇で風を扇ぎ、釘を跳ね返し、更にジュジュも破壊した。
月光「っ!!!」
その隙に閃光が高速で雪不帰の下まで接近し、殴ろうとしたが。
閃光「っ!?がはっ!!!」
闇の波動によって腹部を貫かれた。
雪不帰「他愛も無い。」
閃光「はぁ・・・はぁ・・・」
すぐに立て直したが、力が限界まで来てしまった。しかしそれに構う事なく、力を発揮した。
雪不帰「ほう、まだやると言うのか?」
月光「フッ!!」
武器を展開させ、鏡にチャージする。
閃光「はあああああああああ!!!!」
同じ頃。
雅緋「はぁっ!!!」
斬撃が妖魔達を斬り裂いた。
忌夢「あ〜・・・美しい〜!美しいよ雅緋〜〜!!」
そんな中忌夢は、雅緋の命駆状態に惚れていた。
柳生「ああ・・・可愛い・・・可愛いぞ雲雀!!」
同じく柳生も、雲雀の命駆姿に惚れている。
忌夢「雅緋〜〜〜〜!」
柳生・忌夢「ん?えへへへ〜。」
2人はお互いにサムズアップした。
柳生・忌夢「超忍結界って最高だな!」
雅緋「忌夢!!何をやっている!!」
雲雀「柳生ちゃん!真面目にやって!」
柳生「あ、ああ!」
忌夢「は、はいー!」
同じ頃雪泉達は、妖魔達を圧倒中。
四季「これ、マジいけそうじゃん!」
美野里「うん!美野里達強い!」
夜桜「2人共、油断してはいけません!」
叢「フッ!」
雪泉「はぁっ!!」
この辺一帯の妖魔達を倒した。
美野里「見てよほら!こんなにやっつけたんだよ〜!う、うわああ!?」
突如倒された妖魔が奇妙な動きを始めた。
四季「何か、ヤバイ感じ・・・!?」
それは別の場所でも。
焔「ん?」
鷹斗「何だ!?」
大良「妖魔が!?」
雅緋「何!?」
倒された妖魔達が、雪泉達の居る場所に一箇所に融合した。
四季「な、何かどんどん大きくなってるんだけど・・・」
そして、巨大な妖魔へと変貌した。
夜桜「なっ・・・!」
雪泉「これは・・・!」
巨大妖魔「グオオオオオオオ!!!!!」
奈楽「何!?」
美野里「こんな大きな妖魔、どうしたら良いの!?きゃあああああ!!!」
巨大妖魔の後頭部から伸縮する手が出現した。
雪泉「っ!!」
迫る手を避けた。
雪泉「っ!?」
高速で迫って来たが、間一髪避けた。
雪泉「は、速い!!」
焔「雪泉!」
雪泉「焔さん!雅緋さん!」
雅緋「此奴、巨大化したのか!?」
雪泉「気を付けて下さい!スピードもあります!」
鷹斗「流海!大良!行くぞ!」
流海「ええ!」
大良「よし!」
鷹斗「ドライガン!」
流海「ソニックメガホン!」
大良「クエイクハンマー!」
ハリケンガジェットで応戦するが、巨大妖魔には通用しなかった。
鷹斗「やはりダメか・・・!」
焔「でかい癖に硬いと素早いって訳か。厄介だ。」
両奈「はいはーい!これは両奈ちゃんの出番って訳ね〜!じゃーーーん!!」
ハリケンジャー「なっ!?」
身体中が縛られてる。
雪泉「そ、その格好は一体・・・!?」
大良「き、亀甲縛り・・・?」
両奈「両奈ちゃんはね、セルフ亀甲縛りが出来るんだよ〜?凄いでしょ〜?」
雪泉「え、ええ!?」
流海「セルフで出来るなんて、ある意味・・・凄くないわね。」
両奈「雪泉ちゃん、良かったら両奈ちゃんに蝋燭を垂らしてみる〜?」
鷹斗・両備「このバカ犬が!!!」
ハリケンレッドと両備のダブルキックで両奈を突き飛ばした。
雅緋「両奈、出番と言ってたな?何か策でもあるのか?」
両奈「策もあるし、縄もあるんだな〜。これが〜。」
シュルンと縄を解いた。
両奈「この縄はね、とっても丈夫な素材で出来ているの。これで大きなロープを作って妖魔を縛っちゃおうって思うの〜。」
雪泉「試してみる価値はありますね。」
焔「面白い。その案に乗らせて貰おう。」
鷹斗「両奈にしては良い考えだな。縄を縛るのは俺達に任せろ。」
一方四季達は、巨大妖魔と奮闘中。しかし圧倒的な力で押されていた。
巨大妖魔が、カマキリのように高速で進撃を開始した。
両備「鷹斗、流海、大良行くわよ!」
鷹斗「ああ!」
流海「ええ!」
大良「よし!」
ハリケンジャーと両備がジャンプした。
両備「ほりゃああああああああ!!!!」
縄を投げた。
鷹斗「キャッチ!流海!」
今度はハリケンブルーに縄の端を飛ばした。
流海「よっと!大良!」
更にハリケンイエローに縄の真ん中の部分を飛ばした。
大良「っしゃ!キャッチ成功!」
鷹斗「行くぞ!」
ハリケンジャー「超忍法・亀甲縛り!!」
3人同時に縄を飛ばし、巨大妖魔を亀甲縛りして動きを封じた。
鷹斗「動きを封じた!」
流海「いやらしい姿だけど、これで行ける!!」
大良「俺達も行くぜ!!」
雪泉「秘伝忍法・黒氷!!」
焔「秘伝忍法・響!!」
雅緋「秘伝忍法・善悪のプルガトリオ!!行くぞ!!」
ハリケンジャー「台風斬り!」
焔「おう!!」
雪泉「はい!!」
ハリケンジャー「ハー・リー・ケーン!!!」
雪泉・焔・雅緋「はあああああああ!!!」
巨大妖魔「グオオオアアアアア!!!」
台風斬りと3つの秘伝忍法が巨大妖魔に同時に命中。
4つの攻撃を受けた巨大妖魔が倒れた。
両備「やった!!」
両奈「凄ーい!!」
雅緋「私達の勝ちだな!」
鷹斗「じゃあトドメの一撃!」
飛鳥「ダメええええええ!!!!」
雅緋「飛鳥!?」
そこに飛鳥が現れた。
雅緋「ダメとはどう言う事だ!?」
鷹斗「お前、妖魔を庇うのか?」
飛鳥「お願い!ここは私に任せて!」
焔・雅緋「ん?」
雪泉「飛鳥さん・・・?」
鷹斗「何か考えがあるのか?」
巨大妖魔の前に立つ。
飛鳥「超秘伝忍法・封魔光輪!!」
すると巨大妖魔の真上に光が現れた。
焔「封魔光輪だと!?」
大良「何だあの技!?」
鷹斗「・・・・・!!」
巨大妖魔が光輪に吸い込まれる。
雪泉「これは・・・!」
葛城「何だありゃ!?」
そして巨大妖魔が光輪に吸い込まれ、光輪が消えて封印完了。
飛鳥「はぁ・・・はぁ・・・出来た・・・!」
両奈「やったーー!!」
両備「やるわね!飛鳥!」
飛鳥「っ!!」
すると心臓に激痛が走った。
飛鳥「くっ!!」
雪泉「飛鳥さん、今の妖魔を倒した技は?」
鷹斗「いや、倒したんじゃねえ。飛鳥は妖魔を封印したんだ。」
雪泉「封印?あっ!」
苦しんでる飛鳥が力尽きた。
雪泉「飛鳥さん・・・?」
同じ頃、月光と閃光は雪不帰に倒されていた。そして雪不帰は妖魔が封印された光景を見ていた。
雪不帰「封魔光輪か・・・」
彼女は羅刹と共にその場から歩き去った。
月光「雪不帰・・・様・・・」
閃光「私達では・・・止められないのか・・・」
超忍結界内。
神楽「皆!ご苦労様〜!」
雪泉「神楽さん!」
鷹斗「やっと来たか。巫神楽。」
神楽「飛鳥ちゃん、上手く行ったね!」
飛鳥「うん・・・」
神楽「それじゃあ結界を解くね〜。」
大良「ふぅ〜、やっと終わった〜。」
葛城「待て!まだだ!」
雪泉「どうしてですか?もう妖魔は居ないと思うのですが。」
葛城「いや、妖魔よりももっと危険なものがある・・・」
雪泉「え?」
葛城「それは・・・」
鷹斗・流海・大良「それって、まさか・・・」
葛城「このおっぱいだーーー!!!」
急に雪泉の胸を揉み始める。
柳生「神楽、彼奴らは放っておいて良い。」
流海「結界を解いて。迅速で。」
神楽「う、うん・・・」
飛鳥「もう、かつ姐ったら・・・」
斑鳩「全くもう・・・」
焔(飛鳥、私に何を隠している?)
鷹斗(一体、何を企んでるんだ?)
後日、焔紅蓮隊はクリスマスイベントのバイトをしていた。
春花「さぁさぁ!期間限定の特別割引ですよ〜!」
詠「はい。」
チラシを子供に配った。
未来「今を逃したら次は無いわよ〜!思いっきり損しちゃうよ〜!・・・ちょっと、焔どうしちゃったの?」
焔「ん?」
未来「さっきから全然声が出てないわよ?」
焔「ああ、いや、すまん。ちょっと考え事をしていて。」
詠「そんな事では、クリスマスの七面鳥など、夢のまた夢ですわ。もっともそうなったら私達は、もやしのクリスマスケーキを作るだけですが。」
焔「あ・・・」
両備「あら、焔達じゃない。」
蛇女子学園とバッタリ会った。
紫「寒いのに、精が出ますね。」
焔「ああ。抜け忍にとっては、バイトも重要任務の1つだからな。」
忌夢「しかし、誰もお前達の事見ていないぞ?」
焔「何!?」
周囲の人達は、焔達を見ていなかった。
未来「本当だ・・・」
焔「くっ・・・何て事だ・・・こうなったら私が何か芸をして・・・」
両奈「はいは〜い!両奈ちゃんはそうじゃないと思いま〜す!」
焔「何だ?他に良い案があるとでも言うのか?」
両奈「ふっふ〜、こうすれば良いと思いま〜す。」
懐からハサミを出し、焔達のサンタ衣装を破いた。
焔「お、おお!?」
未来「ええええええ!?ち、ちょっと!あんた何考えてるのよ!!!」
両奈「ふっふ〜ん。」
???「うおおおおおおおおお!!!」
未来「え?」
その効果は絶大だった。周囲の男達が押し寄せて来たのだった。
日影「凄い人が集まって来たで。」
詠「大成功です!」
気配を消した焔が雅緋の元へ。
焔「ふぅ、やれやれ・・・」
雅緋「鈴音先生は喜界ドームへ向かったぞ。お前達にも後は頼むと言っていた。」
焔「そうか。」
雅緋「・・・・・・」
焔「どうした?」
雅緋「飛鳥の封魔光輪の事だが・・・」
焔「ああ、見た事のない忍法だったな。」
雅緋「何故飛鳥は、妖魔を殺さずわざわざ封印した?」
焔「さあな。最近の飛鳥は秘密主義だからな。聞いても何も話してくれん。」
雅緋「そうか。だがな、妖魔に手心を加えているのならば、私は彼奴を許さない。妖魔を殲滅するのが忍の務めだからな。」
そう言い残して、雅緋が去った。
夕方の雷門。飛鳥が歩いていると。
雪泉「飛鳥さん。」
飛鳥「ん?雪泉ちゃん。」
雪泉「少し、お話しませんか?」
その頃鷹斗達3人は。
鷹斗「・・・・・」
大良「どうしたんだ鷹斗?さっきから考え込んで。」
鷹斗「飛鳥は何故、妖魔を封印したのかが気になってな。」
流海「確かに、彼処まで妖魔を追い詰めて倒せたはずなのに。」
鷹斗「ん?飛鳥に雪泉?」
2人がカフェに入って行くのが見えた。
流海「あの2人、何してるのかしら?」
鷹斗「尾行しよう。気配を消せ。」
カフェ店内。
飛鳥「話って?」
雪泉「まずは飲んで、ゆっくり温まってから話ましょう。」
飛鳥「うん。」
2人はコーヒーを飲む。
雪泉「美味しいです。ここはよく来られるのですか?」
飛鳥「最近はあんまり。でも近所だし、昔はよく来てたんだ。今日みたいな寒い日に、じっちゃんと一緒に。」
雪泉「そうなんですか。顔色、少し良くなってきました。」
飛鳥「ん?・・・そう?自分じゃ分からないや。」
雪泉「そろそろ、話してもらえませんか?何があったのか。」
飛鳥「っ!」
以前に闘破に病院へ運ばれた時の事だった。深夜に飛鳥の病室に雪不帰が入って来た。
雪不帰『あなたはここでは殺しません。忍の不の歴史の語り部として生かしておきます。』
そして飛鳥の耳元にある言葉を語った。
雪不帰『私は、ーーーーーーーー』
飛鳥『っ!?』
雪不帰『それが忍の罪なのです。』
その言葉を聞いた飛鳥が涙を流した。
そして現在。
飛鳥「やっぱりごめん・・・」
雪泉「飛鳥さん・・・?」
海沿いの歩道。
雪泉「飛鳥さん、どうしても話してもらえないのですか?」
飛鳥「・・・・・・・」
何も言わない飛鳥に対し、雪泉が決断をした。
雪泉「それなら絶交です。」
飛鳥「え!?」
雪泉「・・・・・」
ジト目で飛鳥を睨む。
雪泉「これだけお願いしてもダメなら、もう友達ではありません!」
飛鳥「そんなぁ!」
雪泉「飛鳥さんが何かを背負っているのは分かっております!でも、それは1人で背負わなければいけないものなのですか?私にも背負わせて下さい!同じ忍として!」
飛鳥「雪泉ちゃん・・・」
雪泉「大丈夫です!どんな事でも、2人でなら乗り越えられます!」
飛鳥「・・・・・・・」
雪泉「良いんですか?私と絶交しても。」
飛鳥「負けたよ雪泉ちゃん。分かった、全部話す。」
雪泉「飛鳥さん。」
大良「ヴェックション!!」
飛鳥・雪泉「ん?」
後ろに鷹斗達3人が居た。
大良「あ、えへへ〜、どうも〜。」
飛鳥「鷹斗君、流海ちゃん、大良君。」
鷹斗「悪いな飛鳥、雪泉、さっきまで尾行してた。」
雪泉「そうだったんですか?」
鷹斗「なぁ飛鳥、1人で背負ってる奴があったら俺達にも背負わせてくれ。」
流海「そうよ。私達は同じ半蔵の仲間でしょ?」
大良「どんな事があっても、仲間に打ち明けるのが大事だろ?」
飛鳥「・・・分かった。皆にも話すよ。」
鷹斗「よし、相談成立だな。」
???「それなら私の口から話ましょう。」
飛鳥・雪泉「っ!?」
鷹斗・流海・大良「っ!?」
突然忍結界が発生して、雪不帰が現れた。
雪泉「雪不帰さん!」
鷹斗「何しに来た?」
雪不帰「その前に1つ聞かせて下さい。忍にとって、正義とは何ですか?」
雪泉「それは守るべき信念です!」
雪不帰「ではその信念とは?」
雪泉「最後まで悪と戦う抜く事です!」
雪不帰「悪ですか。その悪とは、何処に居るのでしょうね。」
雪泉「え?」
雪不帰「無知は罪とはよく言ったもの。」
大良「それってどう言う意味だ?」
雪不帰「忍は正義の名の下に、妖魔を害獣のように狩ります。ただ悪として。しかし妖魔にも人と同じ、愛があるとしたら。」
流海「愛?」
雪不帰「あなたは忍の行いをどう思いますか?」
雪泉「どのように言われても・・・私は妖魔を倒すべき悪と教わってきました。ですから、忍の正義は間違っているとは思えません。ですが、もし雪不帰さんの言う事が本当なら、それは許されない事だと思います。」
雪不帰「ではお見せしましょう。」
雪泉「え?」
雪不帰「妖魔にも愛があると言う証を。」
黒い妖気を発動し、雪不帰の顔に模様が浮かんだ。
雪泉「この妖気は、妖魔と同じもの!?」
鷹斗「だが何故だ!?」
雪不帰「分かりませんか?」
雪泉「っ!?」
雪不帰「それは私が・・・・」
「妖魔と人間の間に生まれた子だからです!」
雪泉「っ!?」
流海「妖魔と人間の子供!?」
鷹斗「ハーフだと!?」
大良「何て事だ・・・!!」
何と雪不帰は、妖魔と人間のハーフだった。
同じ頃巫神楽では。
神楽「感じる・・・新しい異界の扉が開くよ!」
奈楽「何!?」
神楽「この間よりもずっと大きい!こんな扉が開いたら大変な事になるよ!」
奈楽「場所は何処だ?」
神楽「んっとね・・・」
頭の中で居場所を突き止めた。
神楽「これって温泉街だね!」
奈楽「温泉街・・・!?」
神楽「うん!」
何故温泉街なのかは不明である。
「END」
キャスト
鷹斗:梅原裕一郎
流海:鬼頭明里
大良:八代拓
雪泉:原由実
叢:金元寿子
夜桜:石原夏織
四季:山本彩乃
美野里:五十嵐裕美
飛鳥:原田ひとみ
斑鳩:今井麻美
葛城:小林ゆう
柳生:水橋かおり
雲雀:井口裕香
雅緋:平田宏美
忌夢:斎藤千和
両備:日笠陽子
両奈:MAKO
焔:喜多村英梨
詠:茅野愛衣
日影:白石涼子
未来:後藤沙織里
春花:豊口めぐみ
神楽:松岡由貴
奈楽:甲斐田裕子
雪不帰:阿澄佳奈
月光:小原莉子
閃光:藤田茜
羅刹:山本希望
焔「フッ!勝負はこれからだ!」
雅緋「フッ!良かろう!」
神楽「最終決戦と言う訳だね!」
美野里「妖魔が出るまで遊んじゃうからね!」
四季「ね!折角の温泉街だしね!」
次回「温泉とハート」
鷹斗・流海・大良「次回も忍ぶぜ!」