???「学院内には、忍感の装置が張り巡らされてる。」
木の上に居座ってる黒猫が話し掛けて来た。
サスケ「あの黒猫・・・」
黒猫「装置の監視網を縫って潜入するのは容易な事ではない。」
サスケ「どう言う事だ?」
黒猫「気付いてるはずだ。この奇襲を手引きした者が居る。善忍或いは善忍であった者が。」
霧夜「っ!?」
そう言い残して、黒猫が姿を消した。
霧夜「・・・」
サスケ「霧夜、急ごう。」
霧夜「ああ。」
戻ろうとしたが、忍結界で閉じ込められてしまっていた。
霧夜「っ!」
サスケ「何!?」
その頃日影の忍結界では、ゴウライジャーと日影が対峙していた。日影がクワガライジャーに襲い掛かるが、クワガライジャーは余裕で避け続ける。
一鍬「超忍法・牙稲妻!」
ヘルメットのクワガタの顎から電撃を放つ。
日影「ふん。」
しかし避けられてしまった。
一鍬「兄者!」
一甲「迅雷流忍法・カブト雷撃破!」
地面に先端を付けた武器を振り上げ、砂埃を掛ける。
日影「っ!!」
その隙を突き、空中前転で飛び掛かった。そして日影を縦一文字に振るって両断した。
葛城「凄え・・・!」
一鍬「やったか?」
一甲「いや、油断は出来んぞ。」
カブト電撃破を受けた日影だったが、平然と立ち上がった。
葛城「っ!?」
一鍬「此奴・・・!」
一甲「直撃したはず・・・!」
日影「これで分かったろ?あんたらも早い所諦め。」
葛城「まだまだーーーー!!」
一甲「っ!よせ!」
立ち上がった葛城が日影を襲うが、全て避けられた。
葛城「くそ・・・!」
日影「時間の無駄やな。」
葛城「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・何で当たらねえんだ・・・!」
すると日影が一瞬にして姿を消した。
葛城「っ!?」
後ろに付かれた。
葛城「何時の間に!?」
後ろにジャンプして距離を取る。
日影「秘伝忍法、ぶっ刺し!!」
刀を持って葛城に急接近する。
葛城「なっ!!」
一甲「くっ!!」
しかしカブトライジャーが葛城の前に止まって、イカヅチ丸で日影の攻撃を防いだ。
一鍬「兄者!」
葛城「・・・!」
日影「っ!?」
一甲「迅雷流剣技・雷撃斬!」
イカヅチ丸に雷神エネルギーが集中され、そして日影に連続で斬る。
日影「っ!!!」
脇腹を抑え、後ろに下がる。
一鍬「兄者。」
日影「あんた、強いな・・・けど、本当の戦いはこれからや。」
一甲「望む所だ!」
一方詠の忍結界では。
七海「はっ!!」
詠「くっ!!」
ハリケンブルーと詠が鍔迫り合っていた。
詠「あんた・・・何時からこの結界に!?」
七海「移り身の術よ。その術を使ってあんたの影に化けてたのよ。私の仲間達も移り身の術で潜んでたのよ。」
詠「っ!?」
七海「超忍法・水流破!!」
手を前に出して、激しい水流を放った。
詠「きゃあああああ!!」
斑鳩「凄い・・・!」
詠「よくも!ラベンダーの爛漫!」
ラベンダーの爛漫を放った。
七海「っ!?」
攻撃を受けたハリケンブルーが爆発した。
斑鳩「はっ・・・!!」
詠「そんな程度で、この私に勝てると思ったら間違いですわ。」
???「そうかしら?」
詠「え!?」
煙が晴れると。
巨大な水柱があった。
詠「な、何!?」
七海「忍法・水柱!」
ジャンプして着地して、天下統一武奏ニンジャミセンを取り出して、ハヤテ丸と合体させた。
七海「ブルーソニック!」
ニンジャミセンを弾いて、青色の衝撃波「ブルーソニック」を放った。
詠「きゃあああああああ!!!」
ブルーソニックを受けた詠の忍装束が破かれてしまった。
詠「よくも・・・よくも、よくも!」
七海「この子、かなりのしぶとさね・・・」
その頃未来の忍結界では。未来がマシンガンを連射していた。柳生がハリケンイエローの前に出て、傘で防いでる。
未来「また逃げる気?逃げられないって言ったでしょ?」
柳生「逃げてる訳じゃない。倒したいだけだ。」
吼太「俺も同じだ。超忍法・地雷撃!」
ハリケンイエローがハヤテ丸を地面に叩き付けた。
未来「はっ!!!」
気付いた未来が間一髪ジャンプして躱した。未来が立っていた場所が爆発した。
未来「っ!中々じゃない・・・!」
すると大ジャンプした柳生が、命駆を発動した。
未来「なっ!?」
吼太「命駆か!」
柳生「秘伝忍法・薙ぎ払う足!」
巨大なイカを召喚した。
未来「イカーーーーー!?」
イカが足で未来を突き飛ばした。
未来「きゃあああああああ!!!」
何とか未来を倒す事に成功した。
柳生「ん?」
吼太「どうした?」
柳生「これは・・・」
結界の壁に1つの光が出現していた。
その頃忍結界に閉じ込められてた霧夜とサスケは。
サスケ「霧夜、あれは?」
霧夜「っ!?」
結界の壁に光が出現していた。その光の中から、ハリケンイエローと柳生が現れた。
霧夜「柳生!無事か!?」
サスケ「吼太!来てたのか!?」
吼太「サスケさん。」
柳生「くそ、ダメか・・・」
サスケ「吼太、この忍結界は・・・」
吼太「実は。」
訳を話すハリケンイエロー。
霧夜「やはり、奴らの奇襲だったのか。」
柳生「相手を倒しても、結界から弾き返されるだけだった。貼られた結界に入り込む事は出来ないのか?」
霧夜「・・・・」
彼は、過去を思い出した。
凛『忍結界!』
彼の教え子の凛が忍結界を貼る事に成功した。
凛『これなら思う存分戦えるね!誰も入って来れないし!』
霧夜『絶対と言う訳でもないぞ。』
凛『え?』
霧夜『結界内の者が強く導けば、強引に侵入する事も出来なくはないが・・・』
凛『外に助けを呼べるの?』
霧夜『いや、これは禁じてでな・・・』
凛『え?』
柳生「肉体的なダメージ?」
霧夜「結界が拒絶反応を起こし、侵入者に強力な負荷を掛ける。死の危険すらある程のだ。」
吼太「それって・・・」
サスケ「下手すれば、そのまま死亡する。」
凛『あ!良い事考えた!』
霧夜『良い事?』
凛『結界って、心で作られるんでしょ?』
霧夜『ああ、そうだ。』
凛『なら、複数の忍の心が繋がればより結界が大きく晴れるかも。』
霧夜『思い付きは面白いが、そんな忍術聞いた事ないなぁ。』
凛『やれる。ううん・・・何時かやってみせるよ先生!だって私、スーパー忍者になるんだもん!』
その数ヶ月後、凛は傀儡忍術の応用を仇として連動結界を作ってしまった。これが切欠で、彼女は命を落として亡くなってしまったのだった。
サスケ「柳生!何を!?」
霧夜「っ!柳生!?」
何と柳生が、結界の壁に近付いていた。
吼太「何をしてる!?」
柳生「雲雀の感応力は、俺達の中で1番強い。必ず俺の心が届くはずだ。」
霧夜「止めろ!今俺が言った事を!」
サスケ「下手したら死ぬぞ!」
柳生「雲雀は俺が守る!」
霧夜「よさないか!柳生!」
吼太「止めろ!」
ハリケンイエローが柳生を壁から引き離そうとするが、柳生は離れない。
柳生(雲雀・・・・感じろ俺を・・・・雲雀!!)
吼太「くっ!」
その頃春花の忍結界では。
シュリケンジャー「翼忍剣技・天空斬!」
空中前転して、シュリケンズバットを振り下ろした。
春花「きゃあああああ!!」
シュリケンジャー「どうだ?ミーの忍法は!」
春花「こうなったら・・・!」
指を鳴らすと、傀儡が無数に現れた。
シュリケンジャー「ワオ!」
傀儡達が雲雀を捕まえた。
雲雀「きゃあああ!!」
春花「先にこの子猫ちゃんをいただくわよ。」
シュリケンジャー「そうはさせるか!」
プロテクターを外すと、地面が凹んだ。
春花「ん?」
シュリケンジャー「大逆転・フェイスチェンジ!」
マスクの上部を回転させてファイヤーモードにパワーアップした。
シュリケンジャー「緑の光弾!天空忍者・シュリケンジャー!ファイヤーモードでい!」
春花「顔が変わろうとも、子猫ちゃんは返さないわよ。」
シュリケンジャー「超忍法・秘打千本ノック!」
シュリケンズバットを鞘に収めて、バットモードに変形させて無数のシュリケンボールを打ち続ける。
春花「なっ!?」
シュリケンボールが雲雀を捕まえた傀儡達に直撃して、傀儡達を一斉に壊した。
雲雀「っ!いった〜・・・」
春花「よくも!」
鞭を持って、シュリケンジャーを捕まえた。
シュリケンジャー「何!?」
春花「さぁ、痛め付けた分返してあげるわ!」
急接近してキックした。
シュリケンジャー「っ!!!」
春花「どうしたの〜?そんな状態で攻撃出来ないなんて可哀想ね〜。」
シュリケンジャー「ぐっ!!」
雲雀「・・・・っ!秘伝、忍法!」
春花「ん!?」
すると真横からうさぎが走って来た。
春花「があっ!!」
シュリケンジャー「チャンスでい!超忍法・分身魔球!」
片足を上げて、シュリケンボールを投げ飛ばした。すると途中でシュリケンボールが分裂した。
春花「きゃああああああ!!」
分身魔球を受けた春花が飛ばされ、ケーキに埋もれてしまった。シュリケンジャーが通常モードに戻った。
シュリケンジャー「サンキューお嬢ちゃん。」
雲雀「こちらこそ、助けてくれてありがとう。」
春花「ありがとう。」
雲雀「え・・・!?」
シュリケンジャー「っ!?」
春花「あなたらしいファンシーでキュートな技ねぇ。」
シュリケンジャー「此奴・・・!」
春花「お礼に蛇女の技も、教えてあげる。」
雲雀「いえ・・・け、結構です・・・」
シュリケンジャー「技を見せたいなら、ミーにしろ!」
春花「邪魔!!」
シュリケンジャー「ぐあああああああ!!」
春花の強烈なキックを受けて飛ばされた。
雲雀「あっ・・・!!」
シュリケンジャー「に、逃げろ!」
春花「殴り方が可愛い応用!」
連続ビンタで雲雀を叩く。
春花「欲望のベクトル!」
強烈キックで雲雀を蹴る。
春花「必然が描く角度!」
かかと落としが雲雀の脳天に直撃した。
雲雀「もうダメ・・・ごめんね皆・・・ごめんね柳生ちゃん・・・」
連続攻撃を受けた柳生が倒れた。
シュリケンジャー「もう止めろ!」
春花「あなたもしつこいのねぇ。なら先に倒して、私の人形にしてやる。」
柳生(雲雀・・・雲雀!感じろ俺を・・・雲雀!)
頭の中で柳生の声を聞いた。
雲雀「柳生ちゃん・・・?」
柳生(俺を呼んでみろ!雲雀は俺が守る!雲雀、俺を呼べ!)
雲雀「た、助けて・・・柳生ちゃん・・・」
春花「はあああ!!!」
シュリケンジャー「くっ!!」
連続キックをガードしてるシュリケンジャー。するとその時。
結界の壁に光が出現した。
春花「何!?」
シュリケンジャー「あれは!」
その光の中から現れたのは、柳生とハリケンイエローだった。
春花「ま、まさか・・・!」
漸く春花の結界に侵入出来た2人。
柳生「はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・」
吼太「シュリケンジャー・・・!」
シュリケンジャー「吼太!」
柳生「雲雀・・・」
フラフラしながら倒れてる雲雀へ歩み寄る。そして雲雀を支える。
雲雀「柳生ちゃん・・・?柳生ちゃん、なの・・・?」
柳生「大丈夫か・・・?」
雲雀「柳生ちゃんこそ・・・その傷・・・」
柳生「大した事はない・・・」
雲雀「でも・・・」
春花「何なのあなた達?いきなり割り込んで来て。」
柳生「よくも雲雀を・・・・・許さん!!!!」
春花「私の人形を横取りするつもり?自害される視線!」
クナイを投げた。
柳生「がああああああ!!!」
吼太・シュリケンジャー「なっ!?」
柳生が倒れてしまった。
雲雀「柳生ちゃん・・・!!」
吼太「ここは俺達がやる。」
シュリケンジャー「その子から離れるなよ?」
雲雀「う、うん・・・」
吼太「シュリケンジャー、行くぞ!」
シュリケンジャー「OK!」
2人が一斉に走り出す。
春花「何人来ようと、私に勝てると思ったら間違いよ!!」
クナイを投げる。
シュリケンジャー「どりゃあああ!!」
シュリケンズバットでクナイを斬り裂いた。
吼太「超忍法・舞獅子!」
するとハリケンイエローが3人に分身した。
春花「何!?」
吼太「行くぞ!!」
ハリケンイエロー7人が一斉に走り出した。
春花「分身の術!?何と卑怯な!」
吼太「敵がそんな事言っても説得力が無いぞ!超忍法・獅子滑り!」
ハリケンイエロー本体が高速で地面を滑り、ハヤテ丸で春花を斬った。
春花「っ!!」
シュリケンジャー「天空秘打・素振り斬り!」
急接近して、バットのように構えてスイングした。
春花「きゃああああ!!!」
2連続攻撃を受けても、また平然と立ち上がる。
吼太「彼奴、中々しぶといな。」
シュリケンジャー「かなり手強い奴だ。」
春花「こうなったら、力付くで!!」
雲雀「もう止めて!!」
吼太・シュリケンジャー・春花「っ?」
雲雀「もう止めて・・・戦うの止めて・・・」
春花「ふっ、分かったわ。」
雲雀「え?」
すると春花が雲雀に急接近した。
春花「可愛いあなたの健気さに免じて、この子を助けてあげる。」
左耳に着けてるピアスを雲雀に渡した。
春花「その代わり、私のお友達になって?」
雲雀「お友達・・・?」
春花「それじゃあ、またね。」
その頃焔の忍結界では。
鷹斗「でりゃああああああああ!!!」
ハリケンレッドがハヤテ丸を振り下ろした。
焔「フッ!」
しかしジャンプで避けられて、飛ばされて地面に刺さった剣を蹴り飛ばした。
鷹斗「どりゃ!」
ハヤテ丸で飛んで来る剣を弾いた。焔が剣をキャッチすると、剣が消えた。
焔「ふふっ。」
両手に持ってる剣を横に振る。
鷹斗「くっ!」
ハヤテ丸で防いだ。しかし膝蹴りを受けてしまった。
鷹斗「ぐはっ!!」
飛鳥「鷹斗君!!」
鷹斗「くっ・・・!此奴・・・!」
焔「その程度か!貴様の力は!」
鷹斗「まだ終んねえよ!!超忍法・乱舞三重衝!!」
超高速で縦横無尽に飛び回って、ハヤテ丸で焔の忍装束を斬り裂く。
焔「中々の攻撃だ。」
鷹斗「あんたも中々だな。手強い奴と戦えるのは数ヶ月振りだ。」
焔「だが、お前らとは鍛え方が、違うんだよ!!」
鷹斗「これはどうだ!超忍法・幻変化!」
幻影によって、ハリケンレッドが戦車に変化した。
焔「何!?」
鷹斗「てぇー!」
砲撃を放つ。
焔「なっ!!」
砲撃を受けて爆発した。
鷹斗「どうだ!」
しかし刀で防がれてた。彼女は無傷。
鷹斗「何!?」
焔「これで分かっただろ?例えどんな攻撃を仕掛けようと、私達に敵うはずは無いのさ。」
変化を解いた。
鷹斗「マジかよ・・・戦車の砲撃すらダメなのか・・・彼奴ら、どうしてるんだろう・・・」
焔「お前、仲間を心配してる余裕がるのか?」
鷹斗「それがどうした?」
焔「それが甘いんだよ!頼れるのは自分だけだ!」
鷹斗「バカだなぁ・・・」
焔「何?」
鷹斗「頼れるのは自分だけ?それって、ただ自分が寂しいだけにしか聞こえねえな。」
焔「何だと!?」
鷹斗「良いか?人は自分を頼っても強くなれる事なんか無いんだよ。人は仲間を作る事で、仲間と楽しく過ごし、仲間と一緒に修行出来たりする。俺達はその仲間が居るから何度も立ち上がれる。」
焔「・・・・何が仲間だ・・・・そんなものは必要ないんだよ!!」
鷹斗「仲間の気持ちが分からないお前が言うな!!!!!」
焔「っ!?」
鷹斗「お前がそうやって否定するって事は、自分の過去に囚われ過ぎとかじゃねえのか?」
焔「な・・・!」
鷹斗「お前の過去は知らないが、お前がそうやって仲間を必要としない行為は断じて許さん!」
焔「くっ・・・!」
するとその時。
忍結界が歪み始めた。
飛鳥「結界が!?」
焔「どう言う事だ?」
日影の忍結界。
一甲「何だ?」
一鍬「結界が歪んでる?」
春花「撤退よ。」
詠「撤退ですって!?」
斑鳩「結界解除!?」
七海「どう言う事?」
未来の忍結界では、未来が戦闘不能状態になっていた。
春花「未来がやられたらしいわ。その影響で、結界の連動が不安定。これ以上維持するのは難しいわ。目的も果たしたし、即時撤退よ。・・・大切にしてね?」
雲雀「え?」
春花「お友達の証。」
すると忍結界に激しい光が照らされた。
焔「ちっ、ここまでだな。」
鷹斗「何?」
焔「飛鳥!」
飛鳥「え?」
焔「お前のような奴が忍を名乗ろうなど私は認めない!これだけは言っておく。お前に伝説の忍の孫を名乗る資格は無い!!」
飛鳥「え!?」
鷹斗「おい!」
焔「何だ?」
鷹斗「これ以上仲間を侮辱したら、俺が許さん!」
焔「精々そう言ってろ。だが、お前は必ず私が倒す!覚えておけ!」
鷹斗「ああ。精々強くなるんだな。」
ハリケンレッドを睨みながら結界から姿を消した。変身を解除して鷹斗に戻った。
そして結界が晴れ、他の皆が戻って来た。
斑鳩「結界が解けたようね。」
飛鳥「斑鳩さん!」
鷹斗「七海先生!」
七海「鷹斗、久し振りね。」
葛城「逃げやがったのか?」
飛鳥「かつ姉!良かった・・・」
一甲「久し振りだな鷹斗。」
一鍬「随分逞しくなったな。」
鷹斗「一甲先生!一鍬先生!」
しかし、雲雀が泣いていた。柳生が気を失ってる。
飛鳥「雲雀ちゃん!柳生ちゃん!」
斑鳩「柳生さん!」
葛城「酷い怪我じゃねえか!」
鷹斗「吼太先生!シュリケンジャー!柳生は!?」
吼太「意識不明の状態だ・・・」
シュリケンジャー「かなり深い傷を負っている。」
霧夜「皆!無事か!?」
サスケ「柳生!」
鷹斗「早く忍病院へ!」
柳生を国立忍病院へ搬送した。
国立忍病院とは、善忍の傷や病の治療を行う非公式の国立医療機関である。
深い傷を負った柳生の手当てが終わった。
雲雀「ごめんね柳生ちゃん・・・雲雀の為にこんな・・・」
柳生「気にするな雲雀・・・」
雲雀「柳生ちゃん・・・でも・・・」
柳生「明日には退院出来るそうだ・・・」
雲雀「・・・・あっ。」
外を見ると、雨が降っていた。
雲雀「雨だ。」
柳生「っ・・・」
雲雀「柳生ちゃんと初めて会ったのも、雨だったね。」
柳生「・・・・」
雲雀「忘れちゃった?ほら、入学式の時。」
時は遡り、入学式。この日は生憎の雨だった。柳生が校舎へ向かう途中に1つの出会いがあった。水溜りで楽しげに遊んでいる少女が居た。その少女は、柳生の妹と瓜二つだった。だが、この少女が自分の妹であるはずは無かった。
雲雀『ん?あなたも雨が好きなんですか?』
柳生『あ、ああ・・・』
雲雀「あ、入学式が始まるよ!遅刻したら怒られちゃう!」
柳生を引っ張って入学式へ走る。これが柳生と雲雀の初めての出会いだった。
柳生「そんな事があったな。」
実はこの数ヶ月前、柳生の妹は交通事故によって幼い命を落としてこの世を去ってしまったのだった。
柳生「雲雀・・・」
雲雀「何?」
柳生「お前が傍に居てくれれば、俺はそれだけで良い。」
雲雀「うん!今晩はずっと付き添ってあげるからね!」
柳生「そうか。」
その頃忍クラスでは。
七海「暫くの間、この忍クラスの教師になるわ。」
鷹斗「でも、先生達には仕事があるんだろ?」
吼太「事情は話しておいて来たから大丈夫だ。」
一甲「鷹斗、これからもまたお前を徹底的に鍛えてやるから。」
一鍬「覚悟しておけよ?」
鷹斗「勿論そのつもりだ。先生達と修行出来るなんて光栄だ。そうだ、シュリケンジャーは?」
七海「とっくに姿を消したわ。」
鷹斗「本当に神出鬼没だなぁ彼奴は。」
霧夜「敵の侵入を許した責任はこの俺とサスケにある。」
サスケ「そうだ。お前達のせいじゃない。」
飛鳥「そうじゃないんです・・・」
斑鳩「あまりに私達が・・・」
葛城「あたい達が、彼奴らに適わなかったって事だ・・・」
斑鳩「精一杯修行を積んで来たつもりでした・・・なのに、あまりに不甲斐なくて・・・鷹斗達に助けられて・・・」
飛鳥「・・・・」
???「ならば、もっと強くなるべきじゃ。」
飛鳥「じっちゃん!」
鷹斗・斑鳩・葛城「半蔵様!?」
何時の間にか半蔵が来ていた。自慢の太巻きも持って来ていた。
霧夜「いらしてたんですか?」
半蔵「うむ。猫が騒ぎを知らせに来たんでの。」
サスケ「猫・・・あの黒猫か。」
半蔵「お主達、久し振りじゃの。」
七海「半蔵様。お久し振りです。」
吼太「元気そうで何よりです。」
一甲「また会えたな。」
一鍬「来てるなら連絡くらいくれよな?」
太巻きを食べる鷹斗達。半蔵はお茶を飲みながら太巻きを食べてる斑鳩と葛城を見てほっこりしてる。
半蔵「やっぱり女子は、元気に太巻きを食べてる所が1番可愛い〜。」
鷹斗「半蔵様・・・」
飛鳥「じっちゃん、あのね・・・」
半蔵「何じゃ?」
飛鳥「・・・・ううん、何でもない。えへへ。」
半蔵「ん?可笑しな奴じゃのう。」
その日の深夜。
半蔵「ふむ、お主達すら適わなかったか・・・」
七海「はい。数多くの忍法を繰り出したのですが、奴らは平然としていました。」
半蔵「蛇女子学園には、修行中に大怪我どころか死人も出ていると言う。」
吼太「死人!?」
霧夜「まさか!?」
半蔵「未確認の情報じゃがな。」
サスケ「あの学校にそんな事が・・・」
霧夜「しかし、彼女達が身を削り、文字通り生き残ったとすれば、あの年齢にして異常と思える力も・・・」
半蔵「霧夜、サスケ、七海、吼太、一甲、一鍬よ、超秘伝忍法の継承者を選ぶ日が来たようじゃ。」
霧夜「超秘伝・・・忍法・・・?」
翌日。柳生が退院した。
飛鳥・斑鳩「おかえりなさい!」
葛城「おかえり!」
柳生・雲雀「ただいま!」
鷹斗「元気そうだな柳生!」
霧夜「全員揃った所で、皆に話しがある。」
鷹斗「話し?」
その話しの内容とは。
斑鳩「超秘伝忍法!?」
飛鳥「秘伝忍法の上にそんなものが!?」
雲雀「何か凄そう!」
柳生「継承出来るのは1人だけと言う事か。」
鷹斗「1人か。」
葛城「継承者か!くーっ!格好良いなぁ!よし!継承者ならあたいが!」
斑鳩「決めるのはあなたではありませんよ!」
鷹斗「そうだぞ葛城先輩。」
葛城「斑鳩に鷹斗も狙ってる癖に。」
鷹斗「え?」
斑鳩「なっ!何を言っているんです!私は・・・」
飛鳥「私だってなりたいです!」
半蔵「まあ待て。今のお前らでは誰もその資格を有しておらん。」
葛城「そ、そんな事言われなくたって・・・でも頑張って修行すれば良いんだろ?その超秘伝忍法が使えるようにさ。」
サスケ「超秘伝忍法はそんな簡単な話しではない。」
葛城「え?」
サスケ「超秘伝忍法の秘儀を記した秘伝書は自ら、使う奴を選ぶんだ。」
柳生「秘伝書が・・・」
雲雀「人を選ぶ?」
外では、黒猫がある人物の足をすりすりしていた。
「END」
キャスト
鷹斗:梅原裕一郎
飛鳥:原田ひとみ
斑鳩:今井麻美
葛城:小林ゆう
柳生:水橋かおり
雲雀:井口裕香
霧夜:藤原啓治
凛:三森すずこ
サスケ:小川輝晃
野乃七海:長澤奈央
尾藤吼太:山本康平
霞一甲:白川裕二郎
霞一鍬:姜暢雄
シュリケンジャー:松野太紀
焔:喜多村英梨
詠:茅野愛衣
日影:白石涼子
未来:後藤沙緒理
春花:豊口めぐみ
半蔵:山本兼平
黒猫:浅川悠
ナレーション:藤本幸太郎
???「喝!」
飛鳥「うわああ!あ、あなたは!?」
???「我来たりならば戦遠からじ!」
飛鳥「あのぉ、あなたは?」
???「見よ!修行の山は燃えている!喝!」
飛鳥「わあああ!」
鷹斗「暑苦しそうになりそうだ・・・」
次回「恐怖のハイキング」
鷹斗「次回も忍ぶぜ!」