閃乱ハリケンカグラ   作:naogran

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真夜中。柳生は部屋で考え事をしていた。




捕修行の時。

柳生『俺は終わった。先に帰る。』

雲雀『う、うん・・・』




彼女はベッドから起き上がった。




雲雀の部屋の前まで来て、ドアをノックした。

柳生「雲雀、俺だ。起きてるか?さっきは先に帰ってすまなかった・・・」

しかし雲雀の声は聞こえなかった。

柳生「雲雀?」

ドアを開けると、誰も居なかった。部屋の窓が開いてた。






一方その頃保管庫では、謎の人物が入ろうとした。セキュリティーロックを解除した。すると巨大な扉が開いた。そしてその部屋に入る。


巻之九「秘立蛇女子学園」

警報機が鳴り始めた。

 

霧夜「侵入者だと!?バカな!」

 

警報を聞いた霧夜が急いで駆け付ける。

 

???「霧夜先生。」

 

霧夜「鷹斗、サスケ。」

 

そこに鷹斗とサスケと合流した。

 

サスケ「侵入者か?」

 

霧夜「ああ。何者かが侵入してる。2人共来てくれ。」

 

鷹斗・サスケ「ああ。」

 

 

 

 

 

 

保管庫が開いていた。3人は中を隈なく警戒する。

 

霧夜「荒らされた気配は・・・無さそうだ。」

 

鷹斗「侵入者の気配すら感じねえな。」

 

霧夜「念の為だ。」

 

掛け軸に文字が浮かぶと、掛け軸が上へ上がった。そこには超秘伝忍法書があった。

 

霧夜「無事か・・・」

 

サスケ「侵入者の狙いはその超秘伝忍法書みたいだな。」

 

霧夜「ああ。何処に隠れたんだ?」

 

 

 

 

天井に潜んでた謎の人物が玉を取り出して、下へ投げた。

 

 

 

 

サスケ・霧夜「うわっ!」

 

黄色い煙が蔓延した。

 

霧夜「痺れ玉・・・!?しまった・・・」

 

サスケ「くそ、巻物が・・・」

 

痺れてしまった2人が倒れてしまった。その隙に謎の人物が超秘伝忍法書を奪って何処かへ去った。その光景をある人物が見ていた。

 

 

 

 

 

 

そして翌朝。サスケと霧夜が皆に報告した。

 

斑鳩「超秘伝忍法書が!?」

 

葛城「奪われた!?」

 

霧夜「先の奇襲以来、警備は強化している。」

 

七海「校舎に忍び込み、保管庫まで開ける事が出来るのは、私含めてこの全員ね。」

 

飛鳥「私達がそんな事するはずはありません!」

 

霧夜「分かっている。だが奪われたのは事実だ。」

 

雲雀「じ、じゃあ一体誰が・・・」

 

柳生「・・・」

 

サスケ「兎も角、本部に連絡が最優先だ。お前達全員、自室で待機しろ。」

 

 

 

 

 

 

その後雲雀の部屋では。

 

雲雀「お部屋で待機って何すれば良いんだろう・・・やっぱお勉強かな?」

 

すると足元に何かが当たった。

 

雲雀「ん?何だろう?」

 

足元にある物を拾うと。

 

 

 

 

 

 

雲雀「超秘伝忍法書・・・」

 

 

 

 

 

 

なんと昨夜奪われた超秘伝忍法書だった。

 

雲雀「え!?これどう言う事!?どうしてここに」

 

すると何処からか縄が現れ、その縄が超秘伝忍法書を奪った。

 

 

 

 

春花「ご苦労様。素晴らしい働きだったわ。」

 

 

 

 

超秘伝忍法書が春花に奪われてしまった。

 

雲雀「あ、あなたは・・・!?」

 

春花「約束通り、ちゃんとお友達になってくれたわね。」

 

雲雀「お友達?」

 

 

 

以前半蔵学院が奇襲された時に、春花から貰ったイヤリングを思い出した。

 

 

 

雲雀「まさか!」

 

春花「可愛いお人形だったわよ。」

 

雲雀「返して!」

 

しかし超秘伝忍法書が春花の胸の中に吸い込まれた。そして春花が雲雀を捕まえた。

 

春花「これであなたは半蔵学院、いえ、善忍全ての裏切り者。」

 

雲雀「・・・・・」

 

春花「良いじゃない。どうせ落ちこぼれ扱いされてるんだし。でも、私は違うわ。あなたの秀でた力を認めてた。」

 

雲雀「ち、力?」

 

春花「最初にあなたを見た時から気付いてたわ。臆病故の慎重さと勘の鋭さ。諜報として申し分ない能力よ。ただ強いだけが忍じゃない。その力、私達なら高く評価してあげられるのだけど。」

 

雲雀「て、転校しろって言うんですか!?」

 

春花「その気があるならね。」

 

すると1枚の紙切れを渡した。

 

春花「期待してるわ。」

 

桜の花びらを撒きながら姿を消した。

 

雲雀「こ、これって・・・」

 

部屋の外では、ある人物が全て聞いてた。

 

 

 

 

 

 

その頃柳生は、部屋で考え事をしていた。雲雀の部屋の窓が開いた事を考えてた。しかしそれは間違いだと否定する。

 

柳生「何を考えてるんだ俺は・・・」

 

すると誰かが柳生の部屋のドアを開けた。飛鳥だった。

 

飛鳥「柳生ちゃん!大変だよ!雲雀ちゃんが!」

 

柳生「っ!?」

 

 

 

 

 

 

雲雀の部屋へ行くと、雲雀の姿が何処にもなかった。

 

飛鳥「借りてた本を返しに来たら、その手紙が置いてあって・・・」

 

斑鳩「雲雀さんが、犯人だったなんて・・・」

 

葛城「犯人とか言うな!蛇女の悪忍に操られたって書いてあるだろ?」

 

そこに吼太と一鍬が来た。

 

吼太「皆どうした!?」

 

一鍬「雲雀はどうした?」

 

飛鳥「吼太先生!一鍬先生!雲雀ちゃんが!」

 

吼太・一鍬「え?」

 

 

 

 

訳を聞いた。

 

吼太「雲雀が?」

 

一鍬「悪忍に操られた?」

 

飛鳥「でも、一体どうやって?」

 

霧夜「これか!?」

 

斑鳩「それは?」

 

春花のイヤリングを壊すと。

 

霧夜「やはりな・・・」

 

イヤリングの中から小さな巻物が仕込まれていた。

 

七海「間違い無いわ。念波発信機よ。」

 

サスケ「どうやら雲雀は、この念波発信機で操られ、超秘伝忍法書を奪ったに違い無い。」

 

霧夜「傀儡使いがよくやる手だが、何時の間に仕込んだんだ?」

 

 

 

 

一方雲雀は電車に乗って何処かへ向かっていた。

 

雲雀『ごめんなさい、全部雲雀のせいです。幾ら謝っても、許されない事をしてしまいました・・・でも忍法書は・・・雲雀の手で必ず取り戻します!この命に代えても・・・』

 

 

 

 

霧夜「サスケ、七海、吼太、一甲、一鍬、鷹斗はどうした?」

 

一甲「実は、彼奴の姿が何処にも見当たらない。」

 

七海「もしかしたら・・・」

 

柳生「雲雀・・・」

 

すると柳生が部屋を出た。

 

霧夜「柳生!」

 

七海「柳生!何処行くの!?」

 

柳生「忍転身!」

 

忍転身して雲雀を探しに向かった。

 

一鍬「柳生!」

 

葛城「飛鳥!」

 

飛鳥「はい!」

 

3人「忍転身!!」

 

忍転身した3人が柳生を追う。

 

 

 

 

 

 

街中。

 

飛鳥「柳生ちゃーーん!」

 

すると柳生を発見。

 

柳生「っ!」

 

何処かへ向かう柳生を飛鳥が塞ぐ。

 

飛鳥「何処に行くつもりなの?」

 

柳生「雲雀を探しに行く。」

 

飛鳥「何処に行ったか分からないのに!?」

 

柳生「分からなくても絶対に探し出す!」

 

飛鳥「そんな、無茶だよ柳生ちゃん!」

 

柳生「邪魔をするな!」

 

 

 

 

その頃名画座では。

 

葛城「居たか?」

 

斑鳩「いえ。学院の方には・・・」

 

葛城「彼奴、雲雀の事になると見境ねえからなぁ・・・」

 

 

 

 

その頃柳生は飛鳥と対時していた。

 

柳生「どけ!!」

 

傘を突き刺す。しかし飛鳥が避ける。そして後ろに回り込んで柳生を抱き締める。

 

柳生(後ろを取られた!?)

 

飛鳥「落ち着いて柳生ちゃん!」

 

柳生「離せ!俺の事は放っておいてくれ!」

 

しかし飛鳥は離さない。

 

飛鳥「柳生ちゃん!」

 

そこに斑鳩と葛城が来た。

 

斑鳩「柳生さん!」

 

葛城「こっちに居たのか。」

 

すると柳生が大人しくなった。

 

柳生「俺の責任だ・・・」

 

飛鳥「え?」

 

柳生「昨夜、雲雀が部屋に居なかったを、俺は知っていた。」

 

葛城「何だって!?」

 

柳生「侵入者の話を聞いた時、その事を思い出した。でも、雲雀を疑うなんて俺には出来なかった・・・」

 

斑鳩「それは当然でしょ?もし同じ立場だったら、私だって・・・」

 

葛城「ああ。雲雀が操られるなんて、誰も気付かなかったんだしな・・・」

 

柳生「それだけじゃない。捕修行の後、俺は雲雀を置いて帰ってしまった・・・ずっと俺が一緒だったら、こんな事にはならなかった・・・俺の、せいで、雲雀は・・・・・」

 

悔しさの余り泣いてしまった。

 

飛鳥「違うよ柳生ちゃん。」

 

柳生「っ・・・?」

 

飛鳥「柳生ちゃんのせいなんかじゃ、絶対に無い。」

 

葛城「悪いのはお前じゃねえ。雲雀を操ってこんな事をさせた蛇女の奴らだ。」

 

斑鳩「もし責任があるとしたら、私達全員にあります。柳生さん、忘れてませんか?」

 

柳生「っ・・・?」

 

斑鳩「私達は、仲間なんですよ?」

 

柳生「仲間・・・」

 

飛鳥「そうだよ!雲雀ちゃんが失敗なのは皆同じ。柳生ちゃんだけじゃないんだよ?」

 

柳生「っ!・・・・」

 

照れて顔を赤くした。

 

 

 

 

 

 

一方その頃雲雀は、暗い道を進んでた。

 

雲雀「この先のはず・・・」

 

昨日春花からもらった紙を見て進む。

 

 

 

 

 

 

雲雀「ここが、秘立蛇女子学園・・・」

 

向かった先は蛇女子学園だった。学園の回りは多くの町があった。すると雲雀の足に鎖が絡まった。

 

雲雀「うわああ!」

 

蛇女生徒A「何者だ!」

 

雲雀「あの、わ、私は・・・」

 

蛇女生徒A「曲者め!」

 

蛇女生徒B「さては善忍のスパイか!」

 

???「随分楽しそうだな。」

 

蛇女生徒2人「誰だ!?」

 

???「ここだよ。」

 

すると雲雀の影からある人物が現れた。

 

 

 

 

 

 

雲雀「鷹斗君!?」

 

 

 

 

 

 

鷹斗「よう雲雀。長い旅路ご苦労様。」

 

忍者刀で鎖を切った。

 

蛇女生徒A「貴様何者だ!」

 

鷹斗「そうキャッキャ喚くなって。春花に会わせてくれよ。彼女に用がある。」

 

蛇女生徒B「何!?」

 

蛇女生徒A「春花様だと!?」

 

 

 

 

 

 

その頃春花はシャワーを浴びていた。そこにマイクが降りて来た。

 

蛇女生徒『春花様。』

 

春花「どうしたの?」

 

蛇女生徒『学園を伺う怪しい娘と男を捕らえまして。」

 

春花「娘と男?」

 

蛇女生徒『その娘と男が春花様に会わせろと。』

 

春花「あら、意外に早かったわね。けど男とは良いオマケね。お部屋に連れて来て頂戴。」

 

蛇女生徒『しかし、規則では侵入者を捕らえた時はまず学園に報告を・・・』

 

春花「私が連れて来てと言ってるのよ?」

 

蛇女生徒『し、失礼しました!今すぐ!』

 

マイクが上昇した。

 

春花「ウフッ。」

 

 

 

 

 

 

部屋に戻ると。

 

春花「いらっしゃい。」

 

鷹斗と雲雀が縛られていた。

 

春花「あら、あなたは何時ぞやの。」

 

鷹斗「久し振りだな。ここで会えるなんて光栄だぜ。」

 

春花「私も光栄だわ。それに、なんてガサツな縛り方。色気も何も無い。ごめんなさいね、本当うちは乱暴な子が多くて困るわ。」

 

ガサツに縛られてる雲雀に近寄る。

 

春花「可哀想に。こんなに汚れちゃって。」

 

 

 

そして雲雀を自由にさせて、一緒に浴槽に入る。

 

雲雀「あ、あの・・・」

 

春花「気にしないで。丁度私も入浴中だったの。」

 

雲雀「はい・・・」

 

春花「私が話した事、ちゃんと分かってもらえたのね。嬉しいわ。」

 

雲雀「もう、半蔵学院に居場所は無いから・・・でも、本当に半蔵学院の私が、蛇女子学園に転校なんか・・・」

 

春花「大丈夫。決して悪いようにはしないわ。だから、安心してこの私に身を委ねなさい?(オーナーの秘密指令なんてどうでも良かったのよ。私はこの子が欲しかっただけ。)」

 

雲雀(か、必ず、忍法書を取り返すんだ!)

 

 

 

 

 

 

その後雲雀と鷹斗を連れて外へ出た。

 

鷹斗「良いのか?男の俺が秘密の花園に迷い込んで。」

 

春花「多い方が楽しそうで良いじゃない。だからあなたも同行よ。」

 

鷹斗「そう言う事なら、まあ良いだろう。」

 

 

 

 

訓練場。

 

春花「ここが訓練場。蛇女は悪忍の膨大な財力で能力のありそうな生徒を日本中からスカウトして来るの。」

 

鷹斗「ひょえ〜、随分良い訓練場じゃねえか。」

 

春花「あら、気に入ったかしら?」

 

鷹斗「それは置いといて、何か地面に色々ぶっ刺さってますけど・・・」

 

春花「その分ハズレも多いけどね。」

 

???「これは珍客だな。」

 

雲雀「っ!」

 

鷹斗「お?」

 

後ろを向くと、あの4人が居た。

 

日影「誰や思うたら、半蔵学院の忍達やん。」

 

鷹斗「お前らか。」

 

詠「警備担当は懲罰者ですわね。」

 

春花「この子は、今日から蛇女子学園の生徒よ。」

 

焔・詠「っ!?」

 

鷹斗(うわおマジかよ・・・)

 

春花「私がスカウトして来たの。」

 

未来「あ〜あ、まぁた春花姉様の悪い癖が。」

 

鷹斗(女好きか。)

 

焔「本気なのか?」

 

雲雀「・・・・・ほ、本気です!もう半蔵学院には戻れませんから!」

 

焔「そうか。では、もうお前は私達の仲間だ。」

 

雲雀「え?」

 

焔「どうした?」

 

雲雀「ど、どうしたって・・・雲雀を疑わないの?」

 

春花「疑うって、何を?」

 

未来「今まで敵だった者を簡単に受け入れ過ぎる。あなたそう思ってるんでしょ?」

 

焔「善と言うのは、窮屈で差別的だ。悪は善よりも肝要なのさ。」

 

詠「それが、善忍と悪忍の違いなのですわ。」

 

鷹斗(そんなもんかね〜?)

 

雲雀「もし、雲雀が裏切ったら、どうするの・・・?」

 

日影「まっ、1度裏切ったもんは、また裏切らんとは限らんな。」

 

鷹斗(お〜怖。)

 

焔「やれるもんならやってみれば良いさ。」

 

雲雀「え?」

 

焔「悪は来る者を拒まない。」

 

そこに担架に乗せられて運ばれてる女子生徒が横切った。

 

焔「ただし、全ては自己責任だ。」

 

鷹斗「誰にも助けてくれないって事か。」

 

焔「そうだ。」

 

未来「何はともあれ、私を無視したら殺すからね!」

 

雲雀「む、無視なんかしません!」

 

未来「無視しないなら、普通に付き合ってあげるわ。」

 

鷹斗「無視だけで殺す必要あるかね?」

 

未来「あなた、バカにしてるの?」

 

鷹斗「んな訳ねえだろ。まあ確かに無視はアカンな。」

 

すると詠が雲雀をジッと見る。

 

詠「中流階級って事?毒にも薬にもなりませんわね。」

 

鷹斗(胸弄ってやがる・・・)

 

詠「所であなた、もやしはお好き?」

 

雲雀「え?」

 

詠「もやしよもやし。」

 

雲雀「はい、別に嫌いじゃ・・・」

 

詠「あなたはどうなんです?」

 

鷹斗「もやしか?好きだけど。」

 

詠「本当!?でしたら、最近のもやしの高騰についてはどう言う意見をお持ちで?私は許し難いと思いますの!庶民の味方のはずのもやしが・・・」

 

鷹斗(もやし大好き娘か・・・)

 

日影「助かるわ。もやし話に付き合うてくれる奴が居てくれて。」

 

鷹斗「俺達?」

 

焔「さて、そろそろ修行の時間だ。行くぞ。」

 

鷹斗「なあ、俺はどうしたら良い?ここから出る方法も分からねえし、お前達の授業に参加出来ねえし。」

 

焔「そうだな・・・では私達の修行の見学でもしていろ。」

 

鷹斗「見学かぁ。まあどんな修行なのか興味あるから良っか。」

 

焔「お前ももし裏切った場合、殺すからな。」

 

鷹斗「心配すんなって。俺はハリケンレッドに変身するアイテムは置いて来たからな。裏切るなんてそんな。」

 

焔「まあ良いだろう。」

 

 

 

 

 

 

その後鷹斗は蛇女子学園の修行を見学してる。

 

鷹斗「いやぁ〜、皆張り切って頑張ってるね〜。春花から聞いたが、焔達は残酷な過去を持ってるんだな。焔は人を刺し殺して悪忍になり、未来はイジメを受けて全てをイジメ返そうと悪忍になり、日影は戦場で育って自分が戦闘マシンである事で悪忍になり、詠は酷い貧しさで両親を亡くしてこの世の仕組みを憎んで悪忍になったって訳か。彼奴らの気持ちを聞くと、気持ちが分かっちまうな〜。」

 

そこに春花が現れた。

 

鷹斗「何だ?どうした?」

 

春花「あなたにも会わせたい人を紹介したくて。」

 

鷹斗「会わせたい人?」

 

 

 

 

ある部屋で待つ事に。

 

鷹斗「会わせたい人とはどんな人か楽しみだぜ。」

 

雲雀(柳生ちゃん・・・皆・・・)

 

春花「お待たせ。鈴音先生よ。私達の教官様。」

 

そこに鈴音が来た。

 

雲雀「ひ、雲雀です!」

 

鷹斗「見学者の鷹斗だ。」

 

鈴音「半蔵学院から寝返るとは、俄かに信じ難いな。」

 

鷹斗「俺はまあここに住み着くだけだからな。」

 

春花「前例が無い訳ではありませんわ。」

 

鷹斗(前例?)

 

春花「寝返った事で、より優秀な忍になる可能性だって。でしょ?」

 

鈴音「春花、お前に任せる。」

 

春花「御意。」

 

鈴音「鷹斗と言ったな?」

 

鷹斗「そうだ。」

 

鈴音「ここに来た以上、出す訳にはいかない。もし脱獄したら殺す。覚えておけ。」

 

鷹斗「良い歓迎だね。」

 

鈴音「雲雀と言ったな?」

 

雲雀「は、はい!」

 

鈴音「善忍から悪忍になるには覚悟が必要だ。身も心も捨て去る程にな。」

 

雲雀「身も心も・・・」

 

鈴音は去って行った。

 

春花「鈴音先生も、元は善忍なの。」

 

雲雀「え!?」

 

鷹斗(まさか・・・)

 

春花「これはトップシークレット。あなたに教えるのはそう言う人も居ると言うのを知ってほしいからよ。」

 

雲雀「あの人が?何だろう・・・この感じ・・・」

 

 

 

 

以前忍島で見付けたスーパー忍者と刻まれた文字を思い出した。

 

 

 

 

雲雀「あれ?今何か・・・」

 

鷹斗「どうした雲雀?」

 

雲雀「今何か思い出したような・・・」

 

 

 

 

 

 

その日の夜。鷹斗が月を眺めている。

 

鷹斗「三日月が綺麗だな〜。超秘伝忍法書は大丈夫かな〜。まあ、超秘伝忍法書が奪われたが、必ず取り戻してみせるさ。」

 

 

 

 

 

 

その頃忍クラスでは。

 

斑鳩「蛇女は、かなりの生徒数を誇ってるそうです。一目を考慮すると、半蔵学院のように都市に潜む形は考え難いのでは?」

 

葛城「だとすれば、離れ島か山奥か。」

 

七海「もしくは地下の可能性もあるわね。」

 

葛城「包囲も問題だな。」

 

斑鳩「忍の施設ですから、恐らく気学や風水も考慮されてるはず。」

 

飛鳥「難しくて付いて行けない・・・」

 

七海「大丈夫よ飛鳥。一緒に学習すればすぐに理解出来るわよ。」

 

飛鳥「七海先生。」

 

 

 

 

霧夜「落ち着いたようだな。」

 

吼太「ああ。」

 

柳生「すみませんでした・・・」

 

霧夜「詫びるのは俺達じゃないだろ?」

 

サスケ「そうだ。もし飛鳥がお前を見付けてくれなかったら。」

 

柳生「あの時俺は、頭がいっぱいで、手加減は出来なかった。その俺の本気の突きを飛鳥に躱された。蛇女の悪忍でも躱せなかったあの突きを。」

 

霧夜「飛鳥の腕も飛躍的に向上している、と言う事か?」

 

柳生「そう言う事になるとはな。」

 

一鍬「修行の成果か、もしくは体に秘められた力が発揮したか。」

 

 

 

 

 

 

大道寺『あの娘、相当な潜在能力を秘めている。自身達は未だ気付いておらぬが。潜在する強さは無意識の強さ。それ故諸刃の剣。道を誤れば・・・』

 

 

 

 

 

 

霧夜「諸刃の剣・・・か。」

 

すると鈴の音を聞いた。

 

柳生「どうした?」

 

霧夜「いや、用事を思い出した。俺が戻るまで待機だ。」

 

斑鳩「分かりました。」

 

霧夜が教室から出た。飛鳥達は考えていた。

 

葛城「可笑しいな・・・」

 

飛鳥「どうしたのかつ姉?」

 

七海「何か分からない所があったの?」

 

葛城「何時もなら、煙でボーンと消えるのに。」

 

サスケ「ちょっと行って来る。」

 

一甲「分かった。」

 

サスケが霧夜の後を追い掛ける。

 

 

 

 

 

 

その頃霧夜は外に居た。

 

霧夜「音はこの辺りからだ。」

 

するとまた鈴の音が聞こえた。

 

霧夜「っ!?」

 

後ろを向くと、鈴音が立っていた。

 

霧夜「貴様は!?」

 

鈴音「蛇女子学園忍講師、鈴音。」

 

霧夜「鈴音?」

 

鈴音「半蔵学院忍学科教師、霧夜。手合わせ願おう。」

 

刀を取り出した。霧夜も刀を握る。

 

 

 

 

霧夜「ふん!!」

 

鈴音「はっ!!」

 

2人が同時に斬った。同時に着地をすると、霧夜が左腕を抑えた。

 

霧夜「敢えて、俺に太刀筋を見せたか・・・」

 

すると鈴音の甲冑と仮面が破壊された。そして鈴音の正体は。

 

 

 

 

 

 

霧夜「凛!!」

 

 

 

 

 

 

凛「ふふっ、顔を見たらちょっと試してみたくなったの。」

 

鈴音の正体は、死んだはずの凛だった。

 

凛「たった人達でバレちゃうなんて。流石私の師匠。」

 

サスケ「霧夜!」

 

そこにサスケが来た。

 

霧夜「サスケ!」

 

サスケ「っ!凛なのか!?」

 

凛「あらサスケ先生。お久し振りね。」

 

霧夜「教え子の太刀筋を忘れるものか。」

 

凛「くっ!・・・そうそう。教え子と言えば、あなたの教え子は蛇女子学園の預かりになりました。」

 

霧夜「っ!?」

 

サスケ「まさか、雲雀が!?」

 

凛「そして、教え子の男も居るわ。」

 

霧夜「まさか、鷹斗が!?」

 

凛「お互い、今は責任者同士。報告するのが筋ですから。」

 

霧夜「何故だ凛!何故お前が悪忍に!?」

 

サスケ「昔のお前は何処へ行った!」

 

凛「その答えは。」

 

するとクナイを投げた。霧夜が掴んだ。クナイには、1枚の手紙が結ばれていた。

 

凛「そこで教えてあげる。」

 

その手紙を見ると。

 

霧夜「蛇女の地図!?」

 

凛「待ってるからね。霧夜先生、サスケ先生。」

 

煙玉を使って姿を消した。

 

霧夜「凛!」

 

サスケ「凛、何を考えてるんだ・・・」

 

一体凛は何故、悪忍に寝返ったのか。

 

「END」




         キャスト

        鷹斗:梅原裕一郎

        飛鳥:原田ひとみ
        斑鳩:今井麻美
        葛城:小林ゆう
        柳生:水橋かおり
        雲雀:井口裕香

        霧夜:藤原啓治
         凛:三森すずこ
       サスケ:小川輝晃

      野乃七海:長澤奈央
      尾藤吼太:山本康平
       霞一甲:白川裕二郎
       霞一鍬:姜暢雄

         焔:喜多村英梨
         詠:茅野愛衣
        日影:白石涼子
        未来:後藤沙緒理
        春花:豊口めぐみ

       大道寺:浅川悠

未来「春花様!私を無視する子が居てムカつくの!」

春花「誰でも目が離せなくなる術があるわ。」

未来「本当!?」

春花「ひょっとこのお面で松明を持って全裸でフラダンスしなさい。注目の的よ?」

未来「聞かなきゃ良かった・・・」

鷹斗「変態だろ完全に。」

次回「陰と陽」

鷹斗「次回も忍ぶぜ!」
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