永遠の美少女になって永遠の闘病生活に入った件   作:名無し野ハゲ豚

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花嫁修業1日目 中編

「優子ちゃん、いらっしゃい」

 

「お邪魔します……」

 

 居間に行くと浩介くんのお母さんが出迎えてくれた。

 

「もう、お邪魔しますじゃないでしょ。今日は花嫁修業として来てるのよ」

 

「ひゅえ!?」

 

 また変な声を出しちゃった。

 なんか今日はこんなことが多いような……?

 

「いい? 今日から明後日まで、あなたは浩介のお嫁さんとして振る舞うのよ」

 

「あうぅ……」

 

 た、確かにそうだけど……

 やっぱり来てそうそうじゃあまだ慣れない。

 

「ほら? あなたは浩介のお嫁さんだとしたら、浩介くんのお母さんの私は何て呼ぶの?」

 

「え、えっとお、『お義母さん』……?」

 

 あたしが、恐る恐るそう呼んで見る。

 

「うん、よろしい。それから浩介の呼び方は?」

 

「え!? あ、あのそれは……それはさすがに……」

 

「何を言ってるのよ。ほら、言ってみなさい」

 

 多分「あなた」って呼ばされるんだと思う。

 でも、それは本当に結婚して、最初の日に言ってこそ効果があるもので……って何考えてるのよ優子!

 

「えっと……その……あうあう……」

 

「ほら、優子ちゃん困ってるから。今はまだ予行演習なんだから」

 

 動揺して言葉にならないあたしを見て、居た堪れなくなった浩介くんが助け舟を出してくれる。

 

「えー!」

 

 一方で「お義母さん」の方は不満そうな声を漏らす。

 

「それに、やっぱりそういうのは本当に結婚してから呼んでこそだと思う」

 

「そうなの?」

 

「そうだよ。まだ結婚したわけじゃないんだから。何もかも結婚後を想定しなくてもいいだろ?」

 

 浩介くんありがとう。

 また助けられちゃったわ。

 

「……浩介がそこまで言うなら仕方ないわね。ところで、優子ちゃん」

 

「はい」

 

 何とか納得してくれた浩介くんのお母さんがあたしに向き直る。

 

「確かに、本当に結婚した後のことを全て想定するとは言いませんが……とは言っても予行演習には違いないので我が家のルールに従ってもらいます」

 

「はい」

 

 うん、それは守らないといけないわね。

 

「っと言いたいところだけど、あんまりルールらしいルールはないわね。とりあえず、優子ちゃんには家事手伝いをお願いするわ。自由時間も、嫁らしくなるべく浩介と一緒に居てあげてね」

 

「……分かりました」

 

 つまりちょっと同棲寄りな家デートって感じかな?

 

「それから、優子ちゃんの部屋なんだけど、ちょうど空き室が1部屋あるからそこを使ってね」

 

「はい」

 

「とりあえず、まずはそこに荷物をまとめるところからかしら? 案内するわ」

 

「は、はい……」

 

 あたしは玄関の段差を考え、一旦バッグを倒すことを考える。

 

「あ、荷物は俺が持つよ」

 

「うん、浩介くんありがとう……」

 

 あたしが手を出して、荷物を持とうとすると、すかさず浩介くんが「荷物を持つ」と言ってくれる。

 甘えすぎないように注意しつつも、浩介くんの厚意は素直に受け取っておくのが、長続きのコツ。一旦は自分でやって見せて、大変そうなのを見せるといいかもしれない。

 

 あたしが通された空き部屋、そこは介護用と思われるベッドとふすまや棚など僅かに本などが残っていて、見てみるとどれもいかにも古そうな部屋。

 

 あたしの部屋と比べるとかなり殺風景で、以前のこの部屋の主が誰か分かりそうな気がした。

 多分、おじいちゃんおばあちゃんの部屋だったんだろう。

 

「この部屋の主って元々……」

 

「ええ、私の旦那のお母さん……浩介のおばあちゃんの部屋よ。今は老人ホームにいるわ」

 

「あ、まだ生きているんですか」

 

 どうやらまだこの部屋の主は生きているみたいね。

 

「ええ、結構元気ですが、あの年齢ですから……分かりませんよ」

 

「そ、そう……」

 

 とにかく、今はそのおばあちゃんの部屋があたしの部屋の代わりになる。

 普段からずっと老人ホームなので、結婚したらここがあたしの部屋になると思う。

 

 ……ってさっきから結婚すること前提で話してるわね。

 うーん、やっぱりこの状況に飲み込まれている気がするわ。

 

「さ、優子ちゃん。荷物広げていいわよ」

 

「はーい……じゃあちょっと待っててね」

 

 

 あたしは2人を部屋の外へ追いやるとまず、お人形さんとぬいぐるみさん、おままごとセットをベッドのそばへと置く。

 

 着替えについてはキャリーバッグの中に入れたサブの袋で代用する。

 

 一通り準備が終わったら、もう一回部屋全体を見回す。

 この部屋には箪笥はない。本棚も、小さいけど床面積は広い。

 おそらく、部屋の面積はあたしの部屋と同じだと思う。

 もし、この家のどこかに倉庫に出来る空間があれば、あたしの部屋にあった私物のほぼ全てをここに持っていくことも出来そうだわ。

 

 ともあれ、結局広げたのはおもちゃと後はリボンと歯ブラシやお風呂セットだけとなった。

 

「浩介くん、もういいよー」

 

「おうっ」

 

 あたしが浩介くんとお母さんを通す。

 と言ってもあまり変わったところはない。

 

「あら、優子ちゃん。これは?」

 

 浩介くんのお母さんの目に、早速お人形さんとおままごとセット、女児向けアニメのグッズやぬいぐるみさんが入った。

 

「うん、あたしがよく遊ぶおもちゃ」

 

「えええ!? ちょっと、いくら何でも子供過ぎるでしょこれ……」

 

 いかにも引いているという感じで言う。

 

「うん、でも、これもあたしの一面だから。結婚の予行演習なら……こういうのも見せないといけないと思って、あえて持ってきたの」

 

「でも、でもどうしてこんな……」

 

「あの……聞いてください!」

 

 あたしが子供っぽい趣味を持っていたことに動揺している浩介くんのお母さんに対して、意を決して話しかける。

 

「はい」

 

「あたし、TS病だって言ったでしょ?」

 

「ええ。倒れたのは去年の今頃ですよね?」

 

「あたし……倒れていきなりこの姿になったんです……女の子として生きて行くに連れて、どうしても幼い子供……他の女性なら当たり前に持っている幼い女の子だった頃の記憶が無いことで……劣等感でいっぱいなんです」

 

「……」

 

 浩介くんのお母さんも、真剣に聞いている。

 そう、もうコンプレックスは治らないと思うから、だから女児向けの趣味や遊びで、コンプレックスを少しは紛らわせられるから。

 

「だからあたし……子供向けのもの……女児向けの幼いものや、幼い格好がとても好きです。誰に何と言われても、この趣味を辞めることは出来ません」

 

「ええ、分かったわ。でも良かったわ」

 

 浩介くんのお母さんが、今度はホッとした表情で言う。

 

「え!?」

 

「だって、優子ちゃんってあんまりに完璧過ぎる美少女で、劣等感なんて絶対持ってなさそうだったもん。そんな優子ちゃんにも、他の女性を見て『羨ましい』と思う所があったんだって」

 

 浩介くんのお母さんがそう言う。

 確かに、あたしは今までも多くの人に容姿・内面問わず褒められてきたし、浩介くんもだし、永原先生や協会の人たちにいたっては「みんなの模範」「救世主」という扱いですらあった。

 でも、そんなあたしにも、等身大の女性に抱くコンプレックスがあるということ。

 

「……あたしだって人間ですから、他人に憧れることもありますよ」

 

「ええ、分かってるわ」

 

「ああ、俺も。優子ちゃんには少女趣味が必要だと思っているよ……それに、優子ちゃんの子供っぽい所もかわいいし」

 

「もうっ! 浩介くんったら!」

 

 浩介くんも、あたしのことをフォローしてくれる。

 「あたしだって人間ですから」……そう、だから人よりも劣っている所、他の人が当たり前に持っているものを持っていなければ、あたしにとってそれは大きなコンプレックスになり得る。

 あたしたちTS病患者は後天的に女の子になるから、どうしても「幼女」がない。これは仕方のないことかもしれない。

 

「ええ、そうね。私も、ちょっと配慮が足らなかったわ。ごめんなさい」

 

「ああいえいえ」

 

 こうやって、すぐに理解してくれた。

 

「さて、しばらくしたらお掃除お洗濯を手伝ってくれるかしら? その間休んでいてくれる?」

 

「はいっ!」

 

 こうして、あたしの嫁さん修行が始まった。

 ともあれ、まずはここに来た疲れを癒やすための休息時間に充てる。

 

 浩介くんも、浩介くんのお母さんもまだ部屋から出てないけど、気にせずにあたしはおままごとセットを持っておままごと遊びをし始めた。

 

「お2人もおままごとする?」

 

「……遠慮しておくわ」

 

「俺も、蓬莱教授の本を読みかけだったんだ」

 

「あら、うん。分かったわ」

 

 おままごと遊びと言われても、浩介くんには分からないと思うし、あたしだって十分に理解しているわけじゃない。

 あたしはいつものように、音が出るキッチンやおもちゃの食材などで、料理を作る遊びをする。

 

 そして、小さなテーブルと小さな椅子に腰掛けたお人形さんに持っていき、お人形さんの手を掴んで食べさせてあげる。

 

 心なしか、お人形さんが笑っている気がするわね。

 うん、お人形さんはかわいいし、ぬいぐるみさんもかわいいわね。

 

 

「優子ちゃん! 手伝って!」

 

「はーい!」

 

 あたしは一通り遊び終わって、遊びの後片付けをしようとしていた時だった。

 浩介くんのお母さんの声が聞こえたのであたしは返事をして、声が聞こえた方向へ進む。

 

「この洗濯物、干してくれる?」

 

「ええ」

 

 花嫁修業として、早速洗濯の課題が出てくる。

 あたしも洗濯物を干すことはよくあるので、うまく物干し竿を使って手早く洗濯物を干せる状態にしていく。

 浩介くんのお母さんと、うまく分担して作業を進めていく。

 

「お、これはお母さんの方が速いな」

 

 側で見ていた浩介くんが、お母さんの方に軍配を上げる。

 

「はぁ……はぁ……うん、身体能力の差だと思うわ」

 

 やっぱりこの手の、技術的な差が出にくくて、体を動かす比重の大きい家事だと、さすがに浩介くんのお母さんには勝てない。

 それでも、浩介くんのお母さん曰く「いつもよりもずっと早く終わった」「優子ちゃんもちゃんと洗濯ができていてよかった」とのこと。

 ともあれ、好感度が上がったようでよかったわ。

 

 

「じゃあ、優子ちゃん、次はお掃除よ」

 

「はーい!」

 

 休む暇もなく、次の課題が課せられる。

 

「優子ちゃんはお風呂と脱衣所お願い。私はこことこっちと、あっちの部屋を掃除するわね。お風呂の掃除の仕方は分かってる?」

 

「もちろんよ」

 

「じゃあお願いするわね」

 

「ええ」

 

 あたしと母さんで掃除をする。

 浩介くんの家のお風呂に入るのは初めて。

 あたしは近くにあったお風呂用の雑巾を手にとって濡らし、浴槽を洗い始める。

 

 浴槽についた垢を抜き、またお風呂の栓に溜まった髪の毛などもきちんと洗い流しておく。

 そして、シャワーでよく洗っていく。

 お風呂の壁やタイルに付いたカビも、シュッと拭くタイプのカビ取り剤を吹きかける。

 カビ取り剤の煽り文句曰く、「5分でスッキリ」ということなので、その間にあたしは脱衣所の掃除をしておく。

 

 こちらは、簡単にモップがけして、箒とちりとりでホコリを取り、鏡についた汚れを雑巾で丹念に拭いていく。

 脱衣所の鏡には、ちょっとだけ頑固な「くもり」があったので、そこだけは石鹸を使って落とした。

 

 頃合いが良くなったら、カビ取り剤を巻いた部分にシャワーをかけて、排水口の下にカビを追いやって完成。

 

「うん、きれいになったわ」

 

 これなら、あたしの評価も上がりそうだわ。

 

「優子ちゃん、終わった!?」

 

「うん!」

 

 あたしがそう言うと、浩介くんのお母さんがお風呂場に駆けつけてくる。

 

「うわあ、きれい!」

 

「ど、どうかな……」

 

「うんうん、やっぱり優子ちゃんすごいわ、私がするよりきれいじゃない」

 

「えへへ」

 

 評価は上々と言ったところ。何はともあれ浩介くんのお母さんに褒められて、とても嬉しいわ。

 

 

「さ、少し休んだらお昼ごはんの準備しましょう」

 

「はい」

 

 個人的には、浩介くんのお母さんの掃除した部分の方が気になる。

 クリスマスの時に家事をした時には、掃除し忘れてた所をあたしが発見していたし、今回もちゃんと掃除できているか不安だけど、ともあれ今は少し休んでから昼食を手伝うことになった。

 

 

「お、優子ちゃん。掃除したんだって?」

 

「うん」

 

 休憩が終わってリビングルームに行くと、新聞を読んでいた浩介くんのお父さんがあたしに声をかけてきた。

 

「本当、若いのに立派だよな」

 

「ありがとうございます……」

 

 浩介くんのお父さんからかけられた、もう女の子になって何回目になるかわからないあたしへの褒め言葉。

 でも、一つ一つがとても嬉しい。

 

 浩介くんの両親は、とにかくあたしと浩介くんを結婚させたくてたまらない。

 それどころか、「早く子供を産め」と言わんばかりの勢い。

 

「それにしても、どうして――」

 

「優子ちゃん、手伝って」

 

 どうしてそこまで結婚を急ぐのかを聞こうと思った矢先、あたしは、浩介くんのお母さんに呼び止められた。

 

「それで、今日は何を作るの?」

 

「うーん、ラーメンにしようかしら?」

 

「うん、分かったわ。で、担当なんだけど――」

 

 浩介くんのお母さんと話し合った結果、クリスマスの時に作ったそばとは逆に、あたしが野菜を切り、スープの用意などをして、「お義母さん」が麺を茹でる係になった。

 この前のクリスマスのことで分かっていたが、浩介くんのお母さんは、あたしや、あたしのお母さんと比べて、ちょっと料理のスキルは落ちるということ。

 なので――

 

 

「水はそのくらいでいいわ。沸騰させる時は思い切ってハイパワーよ」

 

「あ、うん……」

 

 あたしが、浩介くんのお母さんに的確に指示を出していく。

 普段は、あたしの母さんの指示下で、あたしはアシスタントをするか、あるいは一人で料理を作るかだったから、何気にこの体験はとても新鮮に感じた。

 

 麺ならば、湯切りさえすれば何とかなるはず。

 あたしは、4人分の野菜を手早く切っていき、人参からキャベツまで、順番に煮えにくい野菜から入れていく。

 沸騰して、すべての野菜を入れた後は火を少し弱める。

 こうすれば、固い野菜も芯まで柔らかくなる。

 

  ピピピピッ……ピピピピッ……ピッ!

 

 浩介くんのお母さんが、麺をざるにかけると同時に、あたしの方もIHを止めて、箸も併用しながらうまく均等に、容器にスープを4分割する。

 また、あらかじめ切っておいた海苔とチャーシューのトッピングについては、麺の後に回す。

 ちなみに、トッピングや野菜についても浩介くんは多め、あたしは少なめだ。

 

  シャッ……シャッ……!

 

 浩介くんのお母さんの湯切りが弱い。

 

「あ、それじゃあ不十分ですよ」

 

「え!? そうなの?」

 

「貸してください」

 

 あたしが代わりにざるを受け取り、この前と同じように空中で一回転させるなどして、徹底的に湯切りをする。

 

「じゃあ、うまく麺を入れましょう」

 

「は、はい……」

 

 あたしと浩介くんのお母さんで協力して、手早く麺を分けていく。

 

「もう分ってると思うけど、浩介はよく食べるから多めにね」

 

「うん」

 

 こっちは任せて大丈夫そうなので、あたしはコップ、飲み物、胡椒の用意をする。

 

「ご飯よー!」

 

「あーい!」

 

 あたしが大声でそう言うと、自室にいた浩介くんが返事をして、扉が開く音と共にこちらに来る。

 そして、あたしたちはラーメンのどんぶりをテーブルに置いて、完成。

 

「「「いただきまーす!」」」

 

 あたしたちでいただきますをして、各自で食べ始める。

 

「おお、うまい!」

 

 まず浩介くんのお父さんが、感嘆の声を上げる。

 

「何時もより麺がしっかりしててうまいよな」

 

 あたしは、可もなく不可もなくという出来に出来上がったと思ってたけど。

 男二人組は、とても美味しそうに食べているのが見て取れる。

 やっぱり、あたしの実力は浩介くんのお母さんの一歩先を行っているのかな?

 

「人参も、火加減が適切で、固くないな。最近は改善してきたけど」

 

 浩介くんのお母さんは、まだ野菜をうまく煮えていないみたいね。

 

「はぁー、また負けちゃったー」

 

 そんな中で、唯一浩介くんのお母さんだけは、ちょっと憂鬱そうにしている。

 

「まあ何だ、気を落とすなって」

 

 浩介くんのお父さんが、何とかフォローする。

 

「そんなこと言われても……」

 

「あら? 洗濯物の対決では、あたしの負けだったわよ」

 

 かわいそうになってきたので、あたしもフォローに回る。

 

「いやでも……」

 

「あたしね、身体能力がとても低いのよ。体育なんて特に苦手だわ」

 

「うん、それで?」

 

「体力を使う家事は、多分おばさんの方が上だと思うわ。だからあたしがここに来ても、おばさんの仕事が無くなるわけじゃないわよ」

 

「そ、そう……」

 

 浩介くんのお母さんはまだ、半信半疑な様子。

 

「うんうん。特に洗濯とか、こびりついた汚れを落とす掃除とかは、あたしには向かなそうよ」

 

 もちろん、母さんの英才教育があるからできないことはない。でもやっぱり、根本的な基礎体力はどうしようもない。

 

「うーん、よく分かったわ」

 

「とにかく、今日は様子見で、明日は家事を役割分担して、進めてみましょう」

 

「はい」

 

 あたしの提案に、何とか浩介くんのお母さんは立ち直ってくれた。

 ラーメンは、浩介くんのお父さんと浩介くんがほぼ同時に食べ終わった。量を考えると浩介くんが一番食べるのが早く、あたしが一番遅かった。


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