永遠の美少女になって永遠の闘病生活に入った件   作:名無し野ハゲ豚

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女性常務のお茶出し

「浩介さん、優子さん、明日は出張だ」

 

 蓬莱の研究棟で、昨日蓬莱教授に言われた言葉を思い出す。

 何でも、建設業界の人たちと、建設チームと、そしてあたしたちで会議をするらしい。

 場所は市役所の会議場で、言わば中間報告とその進捗状況についてだと言う。

 

 あたしも浩介くんも、成績優秀だからということで、大学院は休んでも大丈夫とのことだった。

 そこでとりあえず蓬莱教授は大学院に残ってもらって、あたしと浩介くんだけで会議に参加することになった。

 

 あたしはレディーススーツに着替えて、スーツ姿の浩介くんと共にいつもより遠くへと向かう。

 

「ふう、これも大分着なれたわねお互いに」

 

「ああ、そうだな」

 

 スーツの格好なんかを見ると、とても日本の未来を左右する会社の社長と常務には見えないのよね。

 若手社員、いや、高校生のカップルが無理に気取っているような雰囲気さえ受ける。

 浩介くんはともかく、TS病のあたしは正真正銘17歳のあの時から老化が止まっているので、より若く見える。

 女の子になったばかりの頃は「本当に不老なのかな?」と思ったけど、今のあたしを見ると、「ああ本当に不老なのね」と思えてくる。

 

「ともあれ、早めに行っておいた方がいいな」

 

 浩介くんが時計を見ながら、やや慌ただしそうになっている。

 

「ええそうね、遅刻したら目も当てられないわ」

 

 更に言えば、こんな見た目だし、偉いおじさんたちに舐められないかという心配もある。

 あたしは意外と平気だと思うけど、浩介くんの方はやや警戒した方がいいかしら?

 

 ともあれ、あたしたちは夏と同じように電車に乗り、今回は普通車で市役所の駅まで行くことになった。

 駅について改札を降りて、今回は市役所まで徒歩で行くことになっている。

 それなりの時間はかかるけど、今は秋で真夏ではないし、外もいい陽気なので徒歩になった。

 あたしの体力では、途中で疲れてしまうのは確実だったので、途中に休憩を挟みつつ、あたしたちは市役所へ到着した。

 

「あ、篠原様お待ちしておりました。さ、こちらへどうぞ」

 

 既に顔を覚えられていたのか、あたしたちは市役所の人に顔パスで会議室まで通される。

 

「こちらです」

 

「ありがとうございます」

 

  コンコン

 

「はい」

 

 浩介くんが扉をノックし、中から声が聞こえてくる。

 

  ガチャッ

 

「失礼します」

 

 それを聞いて浩介くんが扉を明け、中に入ってあたしも後ろに続く。

 

「あ、お待ちしておりました篠原さん。私──」

 

「はい、蓬莱カンパニー株式会社社長の篠原浩介と申します」

 

「同じく常務の篠原優子でございます」

 

 中のおじさんたちとは初対面で、あたしたちは自己紹介と共に名刺交換をする。

 あたしたちの名刺は、本部事務所のある建物の住所と階が載っている新しいものになった。

 

「お噂はかねがね聞いております」

 

 頭の固そうなおじさんたちと思ったら、そうではないらしいわね。

 どうやら、やはりあたしたちが日本の中でも、かなり特別に思われているのはたしかみたいね。

 

 最初は中にはあたしたちとそのおじさんの3人しかいなかったが、その後も何人もの人が会議室に入ってきて、逐一あたしたちは名刺交換をする。

 うー、こういう会議場に放り込まれるのってやっぱり緊張するわね。

 いや今までだって協会や政府との交渉で会議慣れはしているとは言っても、やはりこういう商談はしたことないわけだし。

 

 あたしは、気をまぎらわせるために、部屋の隅を見ると、そこには座席分の湯飲みと大きめのお盆、そしてお茶のもとが置かれていた。

 あれでお茶くみができそうだわ。

 

 その後、建築会社の人や建築現場のリーダー、そして今回沿線に新駅を作るとあってJRの取締役の人まで出席していた。

 いずれも、総理大臣と比べればそこまで大物ではないと言っても、体力がものを言うブルーカラーを束ねるとあってか、みんな強そうなおじさんで、あたしは紅一点だった。

 いや、浩介くんだって、男性と言っても若いから目立つ。

 そして、おじさんたちの視線のほとんどがあたしの胸に注がれている。

 さすがに浩介くんもここまで露骨だと気付いているのか、ちょっとだけ不機嫌そうな顔をしている。

 

「あなた、しょうがないわよ」

 

「わ、分かってるって」

 

 おじさんたちに聞こえないように、あたしたちが会話をする。

 まあ、これだけ大きいと、やっぱりどうしても視線が行っちゃうわよね。あたしは慣れっこでも、浩介くんは不安に思っちゃうわよね。

 最後に市長さんが入ってきて、会議がスタートした。

 

 

「まず、進捗状況についていいでしょうか?」

 

 最初に口を出したのは、建設チームのリーダーだった。

 

「はい」

 

 司会進行役の市長さんが同意の頷きをする。

 

「進捗状況なんですけれども、予定より大分進んでいます。蓬莱カンパニー様が潤沢な予算に多い人員を割り当ててくれたのが効を奏しています」

 

 工事のリーダーさんがそう発言すると、会議場からは「おー」という声が漏れる。

 実際に、かなり進捗が進んでいるらしいわね。

 うん、それならあたしの出る幕はあまりないわね。

 

 そうすると、あのお茶、いつ汲もうかしら?

 ふふ、おじさんと言っても、やっぱり下心見え見えでも男性に喜ばれるのって嬉しいわ。

 

「これまでの予定では工期は1年半となっていましたが、蓬莱会長の予算増額のお陰で、品質を更に高め、将来の維持費も削減した上で、来年の夏には完成できそうです」

 

  パチパチパチパチ

 

 自然と、会議場からも拍手が沸き起こる。

 大幅に工期が短縮できるということは、人件費の削減にも繋がるし、次の仕事にも移りやすくなる。

 こういう所できちんとお金を出せるのも、蓬莱教授の強みよね。

 

「ただ、今回関連してもう1つ、建設の仕事が入ってきています」

 

 そして次に発言したのがJRの取締役だった。

 そう、追加の工事というのは新駅のこと。

 この工場は線路沿いに面しているが、そこに駅は出来ていなかった。

 

「はい」

 

「新駅の建設ですが、ただ建てて列車を止めてで終わりではありません。様々な書類作業やコンピュータの更新なども含め、当然来年までにはできません。そのことを蓬莱カンパニーのお二方にはご理解をお願いしたい」

 

「分かっています。あくまでも工場の建設とは独立して進めてください」

 

 あたしがすかさず、JRの人を安心させるように言うと、おじさんの顔も緩んで安心感に包まれていた。

 どうやら、やっぱりあたしたちは恐れをもって迎えられているのかもしれないわね。

 もちろん、相手に主導権を握られて、無茶な要求をされたり、必要なことを曲げられたりしないためにも、恐れを抱かせることも時には必要だけど、それだけではよくないのも確か。

 蓬莱教授がそうであるように、筋は通すし、無理な要求も極力しないし、万が一しなきゃいけない時も、「無理を承知で頼む」といった感じに下手に出ることが大事よね。

 

「それで、駅のデザインなのですが、工場の従業員も専用出口を設けたいと思います。その上で地域住民の出口なんですが、実際の所需要の多くは工場の作業員さんだと思うんですよね」

 

「ですが、工場の従業員の数も多いですから、臨時駅というわけにはいかないでしょう」

 

 浩介くんが、すかさず釘を差す。

 もちろん、「念のため」という感じではあるけど。

 

「ああ、もちろんそのつもりだ。不老の工場ということで、数は少ないだろうが、観光需要も招けると思う」

 

「そのための町おこしです」

 

 不老の薬がこの町から生まれると知れれば、多くの人がここを訪れるようになるだろう。

 それを考えれば、今は存在しない商店や飲食施設もできるかもしれないわね。

 

「工場だけではなく、この区域全体を、町の発展に役立てたいと思います」

 

 実際、路線上では、東京や更にその奥の神奈川県まで通じている列車が多い。

 それらの需要も含めて考えれば、交通の便はかなりいいわね。

 ただ、ここはちょっと北関東過ぎて、手前の駅までの区間列車が多いけど。

 

「分かりました。で、次に貨物列車なのですがよろしいでしょうか?」

 

「はい」

 

 別のJR関係者が今度は貨物列車について話す。

 全国の支店に対して速やかに流通させるためにも、鉄道貨物の需要は重要になる。

 トラックももちろん活用はするけれども、大量輸送という意味では鉄道は強い。

 

「この度は蓬莱カンパニー様には鉄道貨物の利用を決定していただきありがとうございます。ですが、需要予測も分かりませんし、わが社としましても鉄道貨物の利用は年々増えておりまして、経営体力として蓬莱カンパニー様のご要望にお答えしきれるかは分かりません」

 

 貨物の人が、とても申し訳なさそうに言う。

 国鉄民営化後、貨物には専門の会社がついている。

 

「いいえ構いませんよ。こちらとしても御社に時間が必要なことは分かっております」

 

 浩介くんが笑顔混じりの柔らかい表情で話す。

 

「ああ、助かります」

 

 さっきのこともあったのか、こちらの方は落ち着いた安堵の仕方をしていた。

 ふふ、これでイメージアップかしら?

 

「なので、当面は支店の建築も含めて、蓬莱の薬はこの工場の直売所でのみ販売したいと思います」

 

 浩介くんが、かねてからの予定を話すと、会議場もうんうんと頷く様子が見てとれた。

 そしてその後は、細かい調整に入る。

 具体的には、工場完成後、引き込み線をどうするか?

 これについては、貨物列車が曲がりきれるカーブにし、機関車の付け替えのための整備も必要になる。

 

「その場で折り返すでもいいですし、あえて反対側から入るという手も──」

 

「ああいや、折り返し設備はここに設けた方がいい。幸い、設計には余裕があります」

 

「駅とは少しずらした方がいいでしょう。こう跨線橋で渡れるようにして」

 

 建築業界の人とJRの人とで議論が進み、あたしたちはやや置いてけぼりになる。

 でも、永原先生が高校時代からささやかながら鉄道講座をしてくれたため、全くの意味不明とはならなかったのが幸いね。

 

「ふう、さて皆さん、そろそろ休憩にいたしますかな?」

 

 会議の時間が押してきて、市長さんが提案する。

 

「分かりました」

 

「はい」

 

「異議なし」

 

「では10分休憩で」

 

 あたしたちも全員賛成し、一斉に席を立って背伸びする。

 ……ふふ、よし。

 

「市長さん」

 

「あ、これは篠原さん。どうされました?」

 

 市長さんがリラックスした顔であたしに応対してくれる。

 夏よりもずっと壁がとれている感じがする。

 

「お茶、汲んできますよ」

 

「え!? とんでもないですよ。うちの事務方にやらせておきます」

 

 市長さんが当然の対応をする。

 

「まあまあ、市長さんだって、本音ではあたしのお茶の方がテンション上がるんじゃないんですか?」

 

「ギクッ、そ、そんなとんでもないですって!」

 

 あらあらまあまあ、本当に男って分かりやすい生き物だわ。

 ……あたしがTS病なのもあるかもだけど。

 

「ふふいいんですよ。あたしだって、自分の価値くらい分かってますから」

 

「わ、分かりました」

 

 ここであっさり引いちゃう辺り、市長さんの本音が出ているわね。

 ふふ、こういう時に士気を上げるのも大事な仕事よね。

 あたしがお茶を組んでにっこり笑って出せば、商談もきっと和やかに進むと思うし。

 それを考えると、ある意味一番重要な仕事でもあるわよね、これ。

 

 あたしはこっそりとトレイと湯飲み、お茶のもとを取って、さっき横目で見た給湯室へと向かう。

 熱湯専用の蛇口があるので、まずは会議全員分の湯飲みを並べてお茶のもとをいれる。

 えっと今の時間は……もう少し待った方がいいかしら?

 あーでもまだ秋が始まったばかりだし、あんまり熱いのはよくないかしら?

 

 初めてのお茶汲みにあたしは緊張しつつ、その後の反応について楽しみでもある。

 ふふ、常務のあたしがお茶汲みをしてるのを見たら、驚くかしら?

 それとも、「さすが美人、価値をちゃんと分かってる」って誉めてくれるかしら?

 どっちにしても、悪い印象を抱くのは少なくともあの場にはいないわね。

 あたしは上機嫌になりながら、タイミングを見計らってお茶を汲んでトレイに並べていく。

 順番は、うん、建築業界のお偉いさんが一番役職高いし、次にJRの取締役の人、建築現場のリーダー、そして市長さん、最後に浩介くんでいいわね。

 

「そろそろ休憩時間が終わるわね」

 

 あたしは、意図的に少し遅れた時間に給湯室を発つと、トレイを持って扉を軽くノックした。

 うん、ちゃんと落とさずに出来たわね。

 

「失礼しまーす」

 

 あたしは笑顔で部屋に入る。

 市長さん以外は、全員驚いた顔をしている。

 

「どうぞ」

 

 あたしはいつもより高く柔らかく、「優子」を心がけた声のトーンで語りかける。

 だけど、動揺しているのか、最初の人は固い表情で受け取るだけ。

 

「どうぞ」

 

「ありがとうございます」

 

 次の人は、事態が飲み込めたのかお礼の言葉と共に頭を下げてくれた。

 心なしか、柔らかい表情をしている。

 あたしは、遠い昔に母さんに教わったように、相手の右側からお茶を出していく。

 やはりおじさんたちも若くて美人でかわいくて胸の大きい女の子には弱いみたいだわ。

 

 

「あなた、どうぞ」

 

 最後に浩介くんにお茶を出し、自分の席にお茶を置いて着席する。

 

「おほん、では改めて、先程の続きに参りましょうか」

 

 市長さんがそう言うと、ちょうどさっきの議論から再開する。

 どうやら始まったばかりみたいね。

 

 

「貨物列車を工場の敷地に持っていくとすると、内部の構造はこう変更したいですね」

 

「それだと工期は遅れますか?」

 

 浩介くんが工期を気にしている。

 

「ええ」

 

「では引き込み線は工場まではなしで、従来通りでお願いします」

 

 完成を優先させる決断を、浩介くんがした。

 とは言え、もちろんなるべくならば将来へ改良の余地も残したい。

 それらも踏まえ、あたしたちは細かい微調整をしていく。

 そもそも、JR側がここまで早い段階で新駅を決めてくること自体が想定外だった。

 敷地は残すといってもどんぶり勘定で、大分敷地に余裕はできたが、工場内部まで貨物線を引くほどではなかったらしいわね。

 

「分かりました」

 

 心なしか、さっきよりも和やかな会議になっている気がするわ。

 ふふ、やっぱりあたしのお茶出しのおかげかしら?

 だとしたら、とっても嬉しいわね。もちろん、愛してるのは浩介くんだけだけどね。

 

 そしてその後、2回目の休憩に入った時だった。

 

 

「いやーあの常務の人、あの有名な優子さんでしょ? すごいいい子だよね」

 

「うんうん、まさか『常務取締役』の人のお茶をもらえるなんて思っても見なかったよ」

 

「ああ、俄然やる気になるよな」

 

「そうそう、ゲイの人だったら男性のお茶汲みの方を好むだろうけど、俺たちはそうじゃねえもんなあ」

 

「だよなー、優子さんみたいな女の子は貴重だよなあ。まあ、旦那もいるし、付け入る隙はなさそうだな」

 

「何言ってんだ、妻に怒られるぞ」

 

「おっと失敬」

 

 

 廊下の一角で、建築会社の偉い人と、現場のリーダーが雑談していた。

 ふふ、どうやらあたしの作戦は大成功で良かったわ。

 あたしの行動で、男性が喜んでくれるのはとっても嬉しいわ。

 少し前、あたしは「常務になっちゃったしお茶出し何てしない」と思っていた。

 でも違っていた。「優子は美人なんだから、会社の士気を上げることも重要」と言っていた母さんが正しかった。

 

 それにしても、どういう人なのかしらね、こんなに喜んでもらえてみんなのモチベーションを上げる大事な仕事を卑しいみたいに言った人は。

 

 そういう態度をしていたら、絶対に男にはモテないと思いつつ、あたしはトイレを済ませて会議室に戻った。

 

「ねえ優子ちゃん」

 

「どうしたの?」

 

 席につくと、今度は浩介くんの番になった。

 

「さっきお茶汲みしてたよね?」

 

「ああうん、あたしが出せば会議の士気も上がるかなって。ふふ、大丈夫よ。あれは営業スマイルだから」

 

 市長さんも含めて誰もいないので、あたしがぶっちゃける。

 まあ、分かってても本能的に好きになって、本能的に嫉妬しちゃうのが男の性だけどね。

 

「ああうん、分かってる」

 

「ふふ、理屈で分かっててもどうしても嫉妬しちゃうかしら? なら今夜、また、ね」

 

「あ、ああ……」

 

 あたしが甘い声を出すと、浩介くんがまた顔を赤くして俯いてしまった。

 そして次の会議は、更に微妙な部分を調整しつつ、駅も含めた全体像が完成する。

 ここから先の詳しい町おこしや町作りは、市長さんが主に決めることで合意した。

 最も、不老を押し出す町になるから、蓬莱カンパニーもスポンサーという形で参加することにはなると思うけどね。

 

 

 ──そしてその日の夜だった。

 

「優子ちゃんはいけない女の子だなあ! 俺という旦那がいながら、あんなおじさんたちに色目を使って!」

 

 レディーススーツ姿のあたしは、浩介くんにノリノリで「おしおき」されてしまう。

 

「あーん、ごめんなさーい!」

 

 胸とスカートの中に、それぞれ手を入れられて、エロオヤジのセクハラのノリで責められる。

 いけないあたしがおしおきされるというシチュエーションは、あたしが女の子になったばかりのカリキュラムから続く伝統のプレイでもあるし、あたしが初めてした性的経験でもある。

 そういったこともあって、あたしも浩介くんが嫉妬しちゃった時には積極的に行っている。

 

「さてと、反省が足りないようだから、教育してあげないとね」

 

 浩介くんがズボンを脱ぐ。

 これからあたしには一番きつい、でも一番気持ちいいおしおきが、待っていた。

 何度も何度も「許して」と言ったけど、結局浩介くんは、気絶するまで許してくれなかった。


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