永遠の美少女になって永遠の闘病生活に入った件   作:名無し野ハゲ豚

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2027年12月7日 ホテルの中で

「おはよう」

 

「優子ちゃんおはよう」

 

 浩介くんは、よく分からない言葉でしゃべっているテレビを見ている。

 しかし、予め日本人が予約していたと知っていたのか、ご丁寧に下に日本語字幕がついていた。

 

「今日は早く起きちゃったわね」

 

「ああ、まあしょうがねえだろ」

 

 明日以降は、このストックホルムを本格的に回ることになる。

 街の服屋さんで、浩介くんはタキシードを買う。

 あたしは、既にパーティー用に買い直したドレスがあるので、授賞式はそれで、晩餐会は別の服で出ることになる。

 いずれも、ぬいぐるみさんは欠かせないわね。

 特にあたしにとっては緊張を和らげる効果もあるもの。

 

「テレビ、これ何かしら?」

 

「現地の深夜番組だけど、よく笑いのネタが分からねえや」

 

 まあ、日本人だものね。

 スウェーデン人に向けたお笑いが分からなくても仕方ないことよね。

 

「他のテレビ番組では徴兵制についてもやっていたな」

 

「へー、この国って徴兵するんだ」

 

 正直意外だと思う。

 

「ああ、18歳から21歳の男女だってさ」

 

 浩介くんが驚きの発言をする。

 男女って……女の子を戦場に送っちゃうの?

 

「女性まで兵隊に出すの!?」

 

「ああそうらしい。ただ、女性兵士を前線に出す弊害ってのが一杯あって」

 

 浩介くんが女性兵士の弊害を話している。

 

「分かったわ。あたしみたいに体力の無い女の子を出しても足を引っ張るだけとか?」

 

「あーいや、今の戦争は体力ある男でもそれはあるんだ」

 

 え? それじゃあ徴兵しても仕方ないわよね?

 スペシャリストじゃないと役に立たないわけでしょ?

 

「え? だったら徴兵制はいらないわよね?」

 

「まあ、現代の戦場では基本的にそうだよな。ただ、それを言っちゃったらおしまいだ。どうしても量を確保したいんだろう?」

 

 まあ、徴兵するってそういうことよね。錬度や士気だって低下しそうなのは素人でも分かるけど、それを差し引いても量が必要ってことは、相当な人手不足なのは明らかな話。

 ましてや女性まで兵隊に取らなきゃいけないって、第2次大戦末期でも、女性が軍隊に駆り出されたなんて話、日本じゃ聞かないのにスウェーデンはどれだけ切羽詰まってるのかしら?

 やっぱり蓬莱教授の言う通り、スウェーデンは治安が悪いのは本当みたいね。この国に生まれなくてよかったわ。

 あたしが軍隊なんかに入ったら、何もかもできなくて自殺に追い込まれそうだし。

 

「でも、徴兵ってことは、あたしもってことでしょ? そんなの無理なんじゃない?」

 

 高校の体育の授業でさえ、全然ついていけないし、対戦型のゲームだと頻繁に泣かされたりしてたし。

 

「あー、優子ちゃんだとなおのことだろうけど、実際十分に強い女性兵士でも、男性と行動を同じくするってのは難しいんだ」

 

「へー、でもどうしてかしら?」

 

 浩介くんが、恐らくさっきのテレビでの知識をもとに話している。

 うん、あたしも気になるので聞いてみよう。

 

「そりゃあ、一瞬の油断で死ぬような戦場で、もし近くに女性兵士がいたら、男だったらどうする?」

 

「どうするって、女性兵士を守ろうとするに決まってるわよね?」

 

 それがオスの本能ってものだし。

 ましてや戦場だもの。

 

「そう、その通り。でも戦争の場合は、時には助からなさそうだと思ったら見捨てることも必要だし、場合によっては自分たちの方を優先してそれからの方がいい場合もあるだろ? だけど女性兵士が近くにいると、男ってのはそういう打算を全く取れなくなっちゃう。だから男女が戦場にいるときは真っ先に女が狙われちゃうんだ。そしてこれは、どんなに訓練しても無理らしいんだ」

 

 浩介くんが話すことは、あたしも同意見だわ。

 実際、あたしも男だったし、何よりも男らしい男の子の浩介くんの妻になったから、男はどうしたって女を守りたくなるし、あるいは女の子の前ではかっこつけたくて仕方の無い生き物だってことも知っている。

 原始時代、狩りに出ていたのも主に男だったのは、そういう所に原因があると思う。

 

「ふう、それでも、女性への徴兵はやめないのかしら?」

 

「もちろん、後方支援だけって国が多いよ? 実際、安全な後方で介護とかをする方が男性の士気も上がるんだ。生きてまた帰ろうって」

 

「あー分かるわ」

 

 やっぱり、あたしはどこまで行っても、何年たってもTS病の女の子だった。

 浩介くんが話す男心も、既に優一でなくなって10年以上の月日が経っても、忘れることはない。

 いや、既に男を失って500年近く経つ永原先生も、男心のことをよく分かっていた。

 あたしたちは雑談をしつつ、朝の時間を過ごした。

 

 

「あら、優子ちゃん、浩介、起きてたのね」

 

「うん」

 

 午前5時前、義両親が起きてきた。

 

「2人とも、お義母さんたち、今日は通訳の人と観光に行くわ」

 

 通訳の人は、ガイドさんも兼ねている。

 あたしたちは今日はこのホテルから出ないけれども、お義母さんたちは違う。

 

「ええ、気を付けてね」

 

 朝食は午前8時の予定で、ホテルの方がこっちに持ってきてくれるそうだった。

 それまであたしたちは、思い思いホテルの中を散策した。

 浩介くんはもう一度横になって仮眠をとっていた。

 うー、時差って結構辛いわね。肉体年齢上のはずの義両親は、大丈夫かしら?

 

 

  コンコン

 

「はい」

 

「シツレイシマス、アサゴハンオモチシマシタ」

 

 明らかに片言の日本語が聞こえてきた。

 通訳さん呼んでもよかったのに、何だかちょっとだけ嬉しいわ。

 

 そう思いながらあたしは扉を開けて、ホテルの人を通してあげる。

 

「コチラガ、アサゴハンニナリマス、ゴユックリドウゾ」

 

 やはりスイートルームとあって、お金を払った分サービスはとても良い。

 この日本語も、ホテルなりの粋なサービスといった感じでとても好印象だった。

 

 並べられた料理も、このホテルのシェフが腕によりをかけて作ったものなのは確かみたいね。

 ちなみに、料理まで和食と言うことはない。

 こんな遠い異国に来てまで和食というのももったいないものね。

 

「「「いただきまーす」」」

 

 家族全員でいただきますをして、早速一口食べてみる。

 

「もぐっ……んー!」

 

「やはり美味しいな」

 

 スウェーデンの料理と言われても、あたしたちには馴染みはない。

 だけど結構あたしたちの好みに合わさっていると思う。

 まあもしかしたら、ノーベル賞の日本人が泊まるということで、日本風にアレンジを加えているのかもしれないけど。

 

「そりゃあ高級ホテルのスイートルームの朝食だもの。美味しいに決まってるわ」

 

 お義母さんが実も蓋もないことを言ってしまう。

 それでも、あたしたちがよく食べている銀座や市ヶ谷などにある料亭の日本料理の方が、美味しく感じてしまう。

 まあそこは日本人だということを差し引けば、互角と言う判定に十分ね。

 

 ただ、1つだけ違和感を感じることと言えば、朝食を食べる食卓なのに、外は真っ暗ということ。

 午前8時代なら、日本なら冬至でも明るくなっているはずなのに、高緯度に位置するストックホルムはそうではない。

 これが赤道なら、季節による日照時間に差がなくなる代わりに、季節もほぼ夏一色になるのよね。

 

「ん、このサラダいいわね」

 

 お義母さんがサラダに着目する。

 確かに、美味しいとはあたしも思う。

 

「ええ、我が家でも参考にしたいわね」

 

 食べた感じ、ドレッシングの調節がうまいと思う。

 あたしたち主婦と違って、腕と時間をかけてもいいものを作るのがシェフなので、微妙に畑違いかもしれないけど。

 ともあれ、試してみる価値はありそうね。

 ……まあ、ノーベル賞の授賞式が終わって家に帰るまでに覚えているかは別だけども。

 

 

「「「ごちそうさまでした」」」

 

 朝食を食べ終わる頃になってようやく空がほんの僅かに明るくなり始めていた。

 でも、日の出の時刻にはまだなってないので、いわゆる「薄明」と呼ばれる時間なのが分かる。

 食べ終わった食器は、ホテルの人を呼び出せば問題なく、ホテルの人に片付けてもらった。

 

「じゃあ、私たち行ってくるから、お留守番お願いねー」

 

「はーい」

 

 これ自体は、家庭でも以前からよくあることだったけど、見方を変えれば、ノーベル賞学者2人にお留守番を頼むおじさんおばさんという構図でもある。

 もちろん家族だからいいんだけど、微妙にシュールではあると思うのよね。

 

 扉が閉められ、あたしたちは2人きりになった。

 

「優子ちゃん、どうする?」

 

「うーん、スピーチの内容考えようよ。そろそろ英訳もしていかないといけないし」

 

「あーそうだなあ……」

 

 あたしたちは日本人だし、そんな素晴らしい英語を使う必要も無いと思う。

 さっきの、スウェーデンでの徴兵のお話で分かった。

 今国際世論では、あたしたちの提言もあってフェミニズムは大幅に勢力を弱めたはずだったが、やはりゾンビのように復活するらしい。

 女性への徴兵は、実現不可能な男女平等を無理矢理推し進めた果てのことだとあたしは感じた。

 TS病のことを、協会の英訳では「Perfect trans sexual syndrome」っていう。

 

 そうね。あたしのコンプレックスや、幼い日々への思いだけではなくて、こういったことを考えていかないといけないわね。

 そうするとうーん、これはこうがいいかしら?

 まず浮いた格好について言われると思うから、それについて話すとして……やっぱり、自分のTS病に関する思いとかを、話すといいかしら?

 

「そうすると、やっぱりフェミニズムに対するアンチテーゼになっちゃうわね」

 

 大学生だった時に、フェミニストの講師がいて、あたしが論破したあげくに退職に追い込んだことがあった。

 その時と同じような論争を、あちらでもするかもしれない。

 旦那好みに男好みに、それが理想だもの。

 ふふ、今頃そのあたしが世界一の資産家でしかもノーベル賞になっちゃって、驚いているわよねきっと。

 

 

「ふー少し休憩」

 

「うん」

 

 外がすっかり明るくなると、あたしの中でも構想がほぼ出来てきた。

 男性としての生い立ち、TS病になってからのこと、女の子になって出来たコンプレックスのこと、そしてTS病になったからこそ分かる、男女平等がいかに無理なことかということも。

 

 浩介くんの方も順調に進んでいるけど、あたしほどではなかった。

 休憩はとりあえず昼食を挟んでたっぷり取ろう。

 あたしはもう少しで、日本語を英語に直すだけになると思うから、電子辞書を片手にスピーチの原文を書いていきたいわね。

 

 浩介くんの方はどうかしら?

 

「ねえあなた、あなたは原稿進んでるかしら?」

 

「ああ、もちろんだよ。まあ、優子ちゃんほどじゃないけどね」

 

「う、うん」

 

「ところで優子ちゃん、街がきれいだぜ」

 

 浩介くんが、街の風景を見ながら言う。

 

「あら、本当だわ」

 

 ホテルの最上階から見たストックホルムの街はきれいだった。

 少ない日照時間のこの明るい時間には、やはり飛行機で上から見た時と同じく、水が多いイメージの通りだった。

 

「空気は澄んでいるみたいだけど、果たしてどうかな?」

 

「あはは……」

 

 治安の悪さというのもあって、やはりよく分からない。

 一方で、ノーベル賞の季節とあってか、ホテルからも分かるくらい、あちこちに飾りつけがなされていて、以前メダルで見た時と同じく、ノーベルの顔らしきものもちらほら見える。

 

「えっと、式典はこっちで……」

 

「晩餐会が、この建物だっけ?」

 

 授賞式にはストックホルムのホールで、晩餐会は市役所にある「青の間」という宴会場で行うことになっている。

 スウェーデン国王の他、王族たちまで参加するという。

 平和賞の人だけ、ノルウェーのオスロで行われるが、他の受賞者たちは出席することになっている。

 

「おや? これ」

 

「ん?」

 

 浩介くんがホテルの入り口付近に行くと、現地のものと思われる新聞が置かれていた。

 そこの新聞の内容のうち、ノーベル賞に関するところだけ、印刷された白い紙で、翻訳文が入っていた。

 

「ほうほう、どうやら今日は俺たちの特集らしい。えーっと何々?」

 

 日本人女性としてはじめてのノーベル賞受賞者の篠原優子さんと最年少のノーベル生理学・医学賞受賞者の篠原浩介さん夫妻、彼らの指導教官でもあった蓬莱伸吾さんは、日本人初の複数回受賞であると同時に、世界ではじめてノーベル生理学・医学賞を2度受賞した。

 彼らの業績は歴代のノーベル賞の中でも、突出して偉大な研究と言えよう。

 元来TS病の人のみが受けていた不老を、あらゆる人類に向けて適応し、日本経済急成長の原動力ともなっている。

 また、彼らは、不老サービスを提供する「蓬莱カンパニー株式会社」を立ち上げ、瞬く間に資産が急成長し、現在の資産額は蓬莱さんが世界一、篠原夫妻がそれぞれ世界2位につけている。

 

「なるほどねえー」

 

 最近では、ノーベル賞にばかり意識が向かっていたけど、あたしたちは世界最大の資産家でもある。

 普通こうしたお金持ちは実業家なので、ノーベル賞とは畑違いになる。

 実際、これほどの資産家でノーベル賞を受賞したのも、史上初よね。

 

  コンコン

 

「はーい」

 

「チュウショクヲオモチイタシマシタ」

 

 先程のホテルの人が、昼食を持ってきてくれた。

 昼食もまた、おいしかった。

 

 

 ストックホルムの昼は短い。改めて午後2時の夕焼けと、3時前に日が落ちて真っ暗になってしまう現象には驚かされた。

 お義母さんたちは、夕食を食べてホテルに戻るらしく、夜8時に戻るとの連絡が入った。

 

「うー、スピーチが決まらねえ……」

 

 浩介くんが、唸っていた。

 あたしは英語に直す作業を完了して寛いでいる。

 スピーチの内容は、晩餐会まで取っておきたいから。

 

「そうだ優子ちゃん」

 

「ん?」

 

 浩介くんが自分のキャリーバックに行き、何かを取り出していた。

 

「これ、着てよ」

 

「え!?」

 

 それは、「秘密の部屋」にあるチアリーダーのコスプレで、まだあたしが着ていない水色で一番露出度の高いタイプだった。

 しかもご丁寧に、ボンボンまで持ってきているし。

 

「応援、優子ちゃんが元気くれたら、頑張れると思うから」

 

「うー、わ、分かったわ……覗かないでね」

 

「おう」

 

 相変わらず、浩介くんは誘うのがうまい。

 でも確かに、こういうコスプレもまた、楽しいのも事実なのよね。

 

 あたしは衣装とボンボンを受け取り、部屋の鍵を閉めて寝室へと向かう。

 まず服の上着とスカートを脱ぎ、下着姿になる。

 うー、トップスもスカートも、今までのチアよりずっと露出度高いわ。ここが暖房効いてなかったら大変だわ。

 

 まずトップスから。

 んー、少し胸がきついわ……ふう……うー、完全にへそ出しね。

 で、これがチアの命綱とも言えるアンダースコート、スカートと同じ色でブルマタイプのゆったりとしたタイプで、パンツの上に重ね穿きをする。

 

 こっちは今までと違って布面積広めで、いわゆる「ハミパン」率は一番低い。

 今日のパンツが純白なのもいいわね。

 

 最後にスカートを穿いて、ボンボンを持って鏡の前に立つ。

 

「うっ……これで浩介くんの士気を上げるのよね」

 

 胸が強調され、スカートも短く、アンスコを重ね穿きしてるので、見せるのを前提に激しく動き回る。

 とすると、やっぱり重要なのは……

 

「フレーフレー、浩介くん。フレーフレー、浩介くん。頑張れ頑張れ浩介くん」

 

 ボンボンと足を使い、足をキックしたりその場で一回転したりして、鏡の前でアンスコを披露してみる。

 うん、良さそうね。

 あたしは意を決して、浩介くんのいる部屋に戻った。

 

「うおー! 優子ちゃんエレー!」

 

「あううっ……」

 

 浩介くんの反応は、あまりにも予想通り過ぎるものだった。

 

「フレーフレー浩介くん、頑張れ頑張れ浩介くん!」

 

 あたしはさっき実践した通り、浩介くんの前でアンスコを使って応援する。

 スカートの中を堂々と見せるのは、やっぱりアンスコがあっても恥ずかしいわ。

 

「うっ……よーし! 頑張るぞおおお!!!」

 

 浩介くんは、あたしの応援でしゃかりきになってくれた。

 やっぱり、あたしのコスプレほどに効果のあるものはないみたいね。

 そして……

 

「あの……実は下半身も頑張っちゃって……」

 

「うー、またなのね」

 

「優子ちゃんのチア、可愛すぎて……」

 

 チアのコスプレでは、アンスコを重点的に注目されることが多い。

 今回もきっと、そうなるはずだわ。

 

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 もー、こんな時までこんなことするんだから。

 しかも浩介くん、大事な物忘れてるし。うーん、でもいいわよね。もうそろそろなっちゃっても。

 あたしは急いで服を着替え直してから、帰ってきた義両親に対応し、夕食を一緒に食べた。

 ちなみに、夕食はスウェーデンではなく周辺の別のヨーロッパの国の料理になった。

 まあ、せっかくだし、色々な国の料理を味わいたいわね。

 起きたのが早かったので、すぐに眠くなってきたけど、頑張って起きた。

 お風呂場は、ヨーロッパのホテルということで、仕様が日本より大分変わってて驚いた。

 あたしが寝たのは午後9時だった。

 スピーチも完成し、明日明後日はほぼ自由時間になるわね。

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