永遠の美少女になって永遠の闘病生活に入った件   作:名無し野ハゲ豚

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楽しい夏祭り 終わりの花火

 祭りの喧騒がやや遠くに聞こえる、まるで飲食店にある背景のミュージックのようだ。

 

「あの……浩介くん……」

 

 あたしはゆでダコのように熱せられた顔で、浩介くんを見る。

 

「うん、どうしたんだ? こんな所に呼び出して」

 

「実はね……今日、浴衣でしょ?」

 

「うん、だからそれがどうしたんだ?」

 

 意を決して言ってみる。

 

「浴衣の下って……下着つけないのよ……」

 

「え!? そ、それって!? 本当だったの!?」

 

 やっぱり驚かれてしまった。

 

「う、うん……母さんにそう言われて……だから……その……」

 

「た、確かに触った時ちょっと違和感あったけど……ま、ままま、まさか本当にノーパンなのか!?」

 

「う、うん……パンツ穿いたらみっともないって……」

 

 あたしがコクっと頷くと、浩介くんが真っ赤になる。

 

「ど、どうして!?」

 

「ラインが出ちゃうのよ。あれはみんな洋服用だから……」

 

「つ、つまり……」

 

「そう、だからこれが本来の着こなし方だって分かってても、ね……」

 

「そ、そうなのか……石山がノーブラ……石山がノーパン……」

 

 浩介くんが動揺している。口と鼻の息がとても荒くなっている。

 やっぱり、このことを伝えたら意識して興奮している。

 他の男にエロい目で見られるのは、もう何とも思わないのに、浩介くんにエロい目で見られると体の芯から熱くなっていく。

 

「ごめんね、そわそわしてるみたいで」

 

「ああ、うん……石山は……悪くないんだ。でもやっぱり……んっ……そんなこと言われるとどうしても……」

 

 浩介くんがまた興奮している。

 

「いいのよ。それより、さ。夕食食べて花火にしよう」

 

 あたしが浩介くんの手をつかむ。うん、やっぱり手を繋ぐのなら大丈夫。

 何かきっかけをつかめれば、多分もっと深くしても、拒絶反応は起こらないはず。

 少しずつ、ラインを見極めていかないと。

 

 あたしは手をつないでいたのを更に近づけて、肩同士が接触させてみる。

 ……うん、大丈夫みたい。

 

「石山、無理してないか?」

 

「うん、これは大丈夫だよ」

 

 とりあえず、今はこれで行こう。

 永原先生の故郷を巡ったときに、疲れておんぶしてもらっても比較的平気だった。

 多分あれが今の限界かもしれない。慎重に見極め、少しずつできることを増やしていけば、改めて一人前の女の子として浩介くんに告白出来る。

 でも手をつないで肩を密着させれば、周りからもカップル扱いしてくれるはず。

 

 そんな中で、一部の集団からの敵視の視線がすごい。特に女の集団と単独の男だ。

 女の集団はあたしに、男は浩介くんに敵視の視線を向ける。

 いやあこれがまた気持ちいい。

 

「それで、どこで食べる?」

 

「うーん、とりあえず回ってから決めようよ」

 

 あたしたちは、復習も兼ねて、屋台を回る。

 

 

「うわっ、何あれ? 可愛いからって調子に乗って……」

 

「そうよねえ、普段からああやって男に媚びてるんでしょ」

 

「ほんっと、ああいうのかっこ悪いわよね」

 

 

 あたしは心の中で、「女の子が男の子に好かれようとすることの何が悪いのよこのブス」という気持ちを込めて、「あっかんベー」をする。

 自分のかわいさを受け止め、自信にしていけば、よりかわいくなれることを、あたしは知っているのだ。

 クラスのみんなは、あたしのそういった意識の影響からか、全体的にかわいくなっている。

 恵美ちゃんでさえ女子力を意識し始めたんだし。

 

 

「なああれ、あの女の子……」

 

「ああ、さっきの盆踊りの……」

 

「くーやっぱり彼氏持ちだったのかよ!」

 

「そりゃそうだろうよ、あんなかわいい子がフリーなわけねえだろ」

 

「あーあー、現実は厳しいなあ……」

 

 

 今度は男の集団。こっちは哀愁感もあってやや同情的になる。

 浩介くんから奪い取ろうという感じはない。

 まあ浩介くんは喧嘩したら強いけどね。って考え方がちょっと乱暴だ。

 ……これは昔男だった頃の名残、多分これは消えるものじゃない。

 でもこれは「知識」をうまく「活用」しているんだと考えたい。

 500年近く生きてる永原先生でさえ男の頃を「知識」として活用しているんだ。

 

 

「な、なあ……なんか俺たち注目されてね?」

 

 やっぱり浩介くんも聞いていた。

 

「そりゃあそうでしょ、さっき盆踊りで一際目立っちゃったし」

 

「あれはすごかったなあ、なんていうか、先生が一番張り切っちゃってたし」

 

「永原先生と言えば、ほら、あそこで写真会が開かれてるわよ」

 

 あたしが指をさした先には永原先生が多くのカメラマンに囲まれている様子が見えた。

 

 

「これは、私の死んだおじいさんがくれた着物なの」

 

「へえそうなんですか、随分古そうですねー」

 

「いやいやこの色遣い……おじいさんじゃなくて先祖代々の着物じゃないですか?」

 

「え? いやそうじゃないですよー」

 

 何だろう、世間向けとはいえ、嘘をつき続けなきゃいけないのも辛いよなあ。

 ましてや恩義のある人からもらった着物なのに、辛いだろう。

 時代劇で悪く書かれているせいで言い出せないでいるのだろうか? それとも、やっぱり永原先生の出生と同じく、言っても信じてもらえないと思っているからかもしれない。

 

 

 あたしは永原先生と目が合い、軽く目礼して挨拶すると、さらに神社を進む。

 

「さあさあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 楽しい楽しいお化け屋敷だよ!」

 

 入り口から最も近い、お化け屋敷へと戻る。中からは女性二人組と思われる叫び声が聞こえてくる。

 

「い、石山……それで……どうしよう?」

 

「うーん、焼きそばは昨日も食べたし」

 

「あ、お好み焼きなんてどうだ?」

 

「うんいいね、たこ焼きもついでに食べようよ」

 

「ああ」

 

 あたしはお好み焼きとたこ焼きの屋台が隣同士で並んでいる一角を思い出す。

 もう一度手をつなぐ。うん、これでいい。

 

「お、かき氷も近くにあるぜ」

 

「あ、これも食べたいわね」

 

 海の家で食べてなかったし。

 

  ドンッ

 

「わっ!」

 

「あ、すみません」

 

 通行人と身体が接触する。

 

「あ、あの石山……」

 

「どしたの浩介くん?」

 

「その……むむっ、胸が、あた……あたた……」

 

「胸?」

 

 あたしは視線を下す。さっきの衝撃で浩介くんの腕にあたしの胸がむにっと当たっていたのが見える。

 

「あわっ……ご、ごめん?」

 

 最後疑問形にしながら胸を離す。

 

「な……何で疑問形?」

 

「あはは……いやその……うん……だって……」

 

 男の子だしノーブラの胸が当たったのは嬉しいはず。というのが理由。

 

「ま、まあ深くは追求しないよ」

 

「あ、ありがとう……」

 

「よし! 気分を切り替えて、まずお好み焼きからにしようか。お面付けるか?」

 

「いや、もういいよ。さっき盆踊りで顔知られちゃっただろうし」

 

 屋台の人は来てないと思うけど。

 

「すみませーん」

 

「へいらっしゃい!」

 

「こっちで対応します」

 

 お好み焼きを調理中のおじさんと、レジ担当の娘と思われる女の子がいる。

 

「お好み焼き2つお願いします」

 

 女の子にお金を払い、注文する。

 

「よっしゃ! もう少しでできるからちょいと待ったってな!」

 

 おじさんが料理しながら豪快に答える。

 

「じゃあ俺、その間にたこ焼き頼んでくるから」

 

「うんお願いね」

 

 浩介くんが隣の屋台に行く。

 

「すみませんたこ焼き2パック」

 

「ありがとうございます」

 

 あっちは若いお姉さん。浩介くんにも営業スマイル。

 なんか心が黒くなる。それは間違いなく嫉妬の感情。他の女に浩介くんを奪われたくないという独占欲。

 ……ああ、あたし、こんなことで嫉妬しちゃうくらい好きになってるんだなあ。

 それと同時に、女の子にも独占欲があることを思い知る。でも男の子ほどじゃないよね……男の子の独占欲の強さはよく知っているし……うーん、この感情が男の残滓なのか女心なのかちょっとわからなくなってきた。

 

 

「へいおまち」

 

「あ、はい!」

 

 しかし、その考察も屋台のおじさんの作ったお好み焼き2パックでかき消されてしまった。

 よく見ると隣に浩介くんがいて、たこ焼きを2パック持っている。

 

「よし、食べる場所探そうぜ」

 

「う、うん……」

 

 かき氷は後回しにしよう。

 この時間帯、盆踊り終了直後ということで、結構何処も混雑している。ベンチは全て埋まってしまっていた。

 

「あ、石山さん! こっちこっち!」

 

 よく見ると、3人がけテーブルを一人で占領していた永原先生が手を降っている。

 

「あ、先生」

 

 ともあれ、ありがたく木の椅子に座らせてもらう。ノーパンでいるため、お尻がいつもよりもずっとヒンヤリとする。

 

「永原先生さっき集団に囲まれてましたよね?」

 

「ええ、この和服、やっぱり目立つみたいね」

 

 確かに、何度見ても永原先生の着物はとても華やかだ。

 

「今日の主人公、完全に永原先生だねー」

 

「やっぱり貴重な着物を持ってきてよかったわよ。久々のお祭りだったから目立ちたくて」

 

「ところで、ここで食べても大丈夫かな?」

 

 浩介くんが質問する。

 

「うん、私もちょうど来たところだから、三人で食べましょうか」

 

「はい」

 

 あたしと浩介くんは持っていたお好み焼きとたこ焼きをテーブルに置く。

 永原先生は焼肉弁当だ。

 

「へー焼肉弁当……」

 

「ええ、鉄板焼き立てなのよ……それじゃ」

 

「「「いただきます」」」

 

 3人でいただきますして一斉に食べ始める。

 

「うーん、こういう雰囲気で食べるのってやっぱ格別よねえ」

 

「うんうん」

 

 永原先生とあたしで言う。

 

「で、でもさ……」

 

「うん?」

 

「お、俺は……い……ゆ、優子ちゃんと食べるのがまたいい雰囲気だって思うぞ!」

 

  かああああああ

 

 浩介くんのその言葉に、顔が真っ赤になる。

 

「って、何言ってんだ俺。すまん、わ、忘れてくれ石山!」

 

 あたしは顔をそらして食べ始める浩介くんの手を取る。

 

「ううん、絶対忘れないよ。あたしも、浩介くんと食べるのが特別だし!」

 

 そう言えば、昨日はクラス全員で食べたし、二人っきりで食べたのって……

 

「……コホンッ。お熱いのはいいですけど、みんな見てますよ」

 

「「え、え!?」」

 

 

「何あれ……バカップル……」

 

「でもあの着物の人……なんか三角関係?」

 

「変な感じだねえ……」

 

 

 周囲から注目を浴びてしまう。

 でも何だろう、周囲から注目されてることよりも、永原先生の存在を忘れてたことよりも、浩介くんにあの言葉を言われた瞬間が一番恥ずかしかった気がする。

 

 ともあれ、気まずい雰囲気のまま食事は再開。

 

「ところで、石山さん」

 

「うん?」

 

「石山さん、昨日より何処か落ち着きないわよ。何かあった?」

 

「ああうん、別に……」

 

「そう……」

 

 正直言うと、お尻と冷たい椅子の間に、浴衣の布一枚しかないのがちょっと気になっている。

 食事中もやっぱりちょっと気になる。下着のラインが出てないのはいいけど。

 

 

「ふう、ごちそうさまでした」

 

 量が少なかった永原先生が最初に食べ終わる。

 続いて浩介くん、最後にあたしだ。

 

「二人共、これから予定ある?」

 

「うーん、かき氷食べようと思って」

 

「いいわねえ。丁度空いてきたし食べましょうか」

 

 かき氷の屋台は一つ、ここからまた出口側だ。

 

「あ、優子さん! 先生! 篠原さん!」

 

「あ、こんにちは龍香ちゃん」

 

「あら、奇遇ね」

 

 龍香ちゃんと桂子ちゃんが2人で行動していた。

 

「これからかき氷食べるのよ」

 

「へえー! いいじゃない、私達も連れてってよ」

 

「うんいいよ」

 

 5人で歩く。すると高月くんを始め男子3人組が寄ってきた。

 

「おい篠原! 美女ばっかり連れてずるいぞ!」

 

 確かに盆踊りの時踊っていた美人4人組に、浩介くんがハーレムのような形になってくる。ちょっとざわついている感じ。

 

「あたい、ミルク味で!」

 

 かき氷屋の手前では、ちょうど恵美ちゃんと虎姫ちゃんがかき氷を頼んでいた。

 

「あら、田村さんに安曇川さん」

 

「お、先生、それにみんなまで!」

 

 意外と祭り会場って狭いんだな……これだけの人数で一斉行動していると目立つのか、あっという間に11人に戻る。

 

「おう、みんなもかき氷か!?」

 

「う、うん……」

 

 あたしが代表して答える。

 

「よっしゃあ! 全員裏手の森で食べようぜ! あそこなら空いてるし11人でも大丈夫だろ!」

 

「賛成ー!」

 

「ふふっ、いいわねえ……」

 

 あたし以外の女子が(永原先生も含めて)盛り上がる。

 

「あたし、グレープ味で」

 

「ブルーハワイ」

 

「オレンジ」

 

「レモン」

 

「いちご!」

 

 みんなが思い思いにかき氷を注文する。屋台のおじさんが嬉しい悲鳴だ。

 

 全員分のかき氷が出来たら、神社の裏の森に11人で入る。

 裏の森には小さな山があって、殆ど人も居ない小さな穴場。山頂にはちょうど20人くらいが座りつつ横に並べるくらいの広さで、祭りの喧騒がまた遠くに聞こえる。

 あたしはまた座る。森の草木とノーパンの生尻が、浴衣一つで隔てられる。ちょっと痛いかも。

 

「なんか独り占めって感じだね」

 

「えへへ、特等席特等席」

 

 すると、パーンという音が聞こえた。見ると花火だ。

 

「かき氷食べましょう」

 

 永原先生の言葉で、自然とかき氷を食べる。

 みんな黙々とかき氷を食べ、時折冷たさで頭を叩きつつ、花火に没頭する。

 

 静かな、それでいて居心地のいい時間。風流の締めにちょうどいい。

 最後にあたしがかき氷を食べ終わった頃、花火も終わってしまっていた。

 

「さ、行きましょうか。そろそろお祭りもおしまいよ」

 

「ええ」

 

 全員が立ち上がったときだった。

 

「あ、そうだ。先にみんな下で待っててくれる? ちょっとだけ石山さんと話したいことあるから」

 

 え? 何だろう……

 他の9人も困惑しつつ山を降りていく。

 

 

「さて、ここにはもう二人しか居ないから、単刀直入に聞くわよ」

 

「う、うん……」

 

 何のことだろう?

 

「石山さん、今日パンツ穿いてないでしょ」

 

「ええ!? 何でそれを……」

 

 って自白しちゃったー!

 

「やっぱり、そんなことだろうと思ったわ。ずっとそわそわしてたもの。初めてノーブラノーパンで浴衣着ましたって感じの」

 

「それに、石山さんくらいの体格だと、もしパンツやブラを付けて浴衣着たらもっとラインが露骨に出るわよ」

 

「うん、それがみっともないって母さんに……」

 

「そうねえ……石山さん、『襦袢(じばん)』と『さらし』ってのを覚えておいて」

 

「じ……じばん?」

 

「そうよ、今私がこの着物の下に着てるのとかね」

 

 そう言うと、永原先生がちょっとだけ着物をはだけさせる。

 

「へーこういうのを着るのか……」

 

「浴衣の時はこういうのを付けるといいわよ。確かに洋服の下着は和服と相性悪くて、ラインが出てみっともないというのは正解よ」

 

「う、うん……」

 

「確かに浴衣の場合は本来外に出るものじゃないから、ノーパンっていうのも間違いではないわよ……でも私が今着てるのより短いタイプの半襦袢とかもあるから。これなら仮にはだけてもすぐ丸見えにはならないわよ」

 

「はーい」

 

「そしてもう一つが『さらし』ね。これは今も私は巻いているけど、白い木綿を胸に巻いて、胸を潰すのよ」

 

「そ、そうなんですか……」

 

 正直自分の胸を小さく見せるのはどうしても抵抗感がある。

 

「石山さんは抵抗あるかもしれないけど、これも和服の着付けの時、胸が大きい人には重要な事だから覚えてね」

 

「は、はい……」

 

 とにかく今は納得するしかない。

 

「そんな所かな。じゃあみんなも待ってるし下に行きましょうか」

 

 花火はお祭りの「トリ」にあたる行事で、屋台はみんな撤収ムードになっている。

 

「ごめーん待ったかな?」

 

「ううん全然、何話してたの?」

 

「ああうん、石山さんの今日の着付けについてちょっと……ねえ」

 

 浩介くんと桂子ちゃんを除き、みんなキョトンとしている。祭りも終わりのため、誰も深くは追求しなかった。

 神社の境内を歩き、最初の集合地点に戻る。

 

「それじゃあここで解散、明日から夏休みを楽しんでね。ただし宿題は忘れないように!」

 

「「「はい!」」」

 

 全員で返事をし解散する。

 と言っても駅までは一緒で、駅であたしと桂子ちゃん以外は全員電車に乗り込む。

 

「ふう、終わっちゃったね桂子ちゃん」

 

「ふふっ、優子ちゃんノーパン作戦大成功だね」

 

「ふえ!? やっぱりあの時の笑い声って……」

 

 この前の水着と浴衣を買ったときを思い出す。

 

「ええ、襦袢のことは私も知ってたわよ。でも浩介くんに近付くためにはあえてノーパン勝負がいいと思ってね」

 

「もー桂子ちゃんったら!」

 

 これは一杯食わされてしまった。でも、それで浩介くんとの距離も縮まったし、今回は許しちゃおうかな。

 

 桂子ちゃんと別れ、家に帰りただいまをする。

 

 あたしは自分の部屋に戻り、浴衣をはだけさせ、生まれたままの姿になる。

 浴衣を着る前につけていた下着を付けて、パジャマに着替える。

 夏休みの残りの宿題、まだ少しだけ残っているので、これを機に全て片付けてしまおう。

 

 就寝時間は意外と遅くなった。


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