テンプレと言うのだろうか、俺は転生した。
とは言っても頭がその知識を整理できるようになるまで五年かかった。
しかもまだ完全に思い出せたわけではない。
もちろんチートももらった筈だ、まだ整理できてなくて思い出せないけど有る筈だ!!
しかし、その知識から得た情報……この世界が「リリカルなのは」の世界だと言うのが重要だ。
僕には夢がある!!
未開の星を開拓して、楽園を作る事だ!!
そしてどこぞの殺人鬼のように植物のような
その為に僕は今から必要な知識、主にサバイバルや建築学的なものを詰め込めるだけ詰め込む!!
え?日本じゃダメなのかって?
駄目じゃないけどロマンってやつだよ、言わせんな恥ずかしい。
そう言えば、お母さんがちょくちょく翠って字の描かれたシュークリーム入りの箱を持って帰って来るんだ。
もしかして、ここって海鳴?原作舞台?
世界崩壊の危機の中心地となるあの?
……ヤッベー、原作開始って何時だ!?
高町なのは何歳で開始だ!!
そして当人、今何歳だぁぁぁ!!!!
と、まあとりみだしてしまったが……今の僕は所詮幼児、大人に隠れて何かをするなんて出来っこない訳です。
運悪く?我が家では父が働き母が専業主婦ですから。
保育園に行く条件は満たしていないし、幼稚園にも入れる気がないみたいで、毎日を家で過ごしています。
母が出かけている時にやたらとメカニックでメタリックなプレート見かけたり、光の向きが変わったり、それ自身が動いた訳じゃないのにやたらピカピカ……いや、チカチカ?光ってる宝石のような物の付いた腕輪とかが目の付く所に置いてあったりするけど……まあ、普通の一般家庭だな。
俺の普段の暮らし方?
至って可愛らしい子供をやっていますが、何か?
と言うか、身体に引っ張られるんだよなー妙に感情が表に現れるしさ、ちょっとした事で楽しく成っちゃう。
で、困ったことがあってね。
お母さんが教えてくれるの、なんでか機械の設計だったりプログラミング関係なんだ。
僕はログハウスの建て方が知りたいのに!!
武家屋敷でも可!!
あ、そうだ、能力の話で一つ、どんな力かわからないけど召喚術っぽい事はできた。
なんか猫っぽいのが出てきた。
僕の言う事は確り聞いてくれるんだけど……ちょっと暴食なんだ。
公園の中で飼ってるんだけど、初日に人に見つからないように言って次の日また見に行ったんだけど……
木が一本倒れていたんだ。
まるで根元が球形に削り取られたみたいになって………
……うん、おなかがすいていたんだね。一つ以外はかじったような後だったから相当お腹が空いていたんだね。
ご飯はとりあえず、僕の持ってきたものと倒した木を食べてもらう事にしよう。
でも凄いねえ、猫なのに木が食べれるんだ……ん、如何したの?
コンクリートブロックがどうかし……え?それも食べれるの……
……うん、もう気にしない。
今思い出してもビックリダヨ。
あ、そうだ猫にはクロって名づけた。
安直だって?良いじゃないか、解り易いんだから。
で、今なんだけど、お母さんから講義を受けています。
マルチタスクって言うんだって。
「うん、その調子。さすがたっくん!!」て褒めてくれてる。
でも、なんで来年から小学校な幼児にこんなこと教えるんだろう……
あ、自己紹介がまだでした。
僕の名前は
六月十六日産まれの現在五歳と一月十四日くらいの男の子さ!!
うん、似合わない。
「たっくん、ご飯の時間だから今日の練習はこれまで。頭を休めて待っててね」
今日はハンバーグよーと台所に消えたお母さんが言ってきた。
「ヒャッホー!!はんばーぐー!!」
やっぱりテンション上がります、だって、五歳児ですもの。
とりあえずは知識を集めながら激流に身を任せて行きますかね。
情報が入らないと如何しようもないからね。
出来れば早めに一番のチートが欲しい……何かは思い出せないけど。
あ…でも小学校何処だろう、私立聖祥大附属小学校がここらへんで一番施設が整っているけど……なんか、そこに行くと巻き込まれそうな気がする……
でも親バカでありながら結構な教育ママしているお母さんのことだからきっと聖祥大附属なんだろうなぁ……
早めに記憶取り戻して誰が騒動のキーで、何時ごろ起こるのか注意しないと……
街中で偶然知り合った子が実は……なんて成ったら目も当てられない。
僕の将来設計にイレギュラーが!!
それに確か外から怪しい組織が来るはずだ。
その組織に目を付けられるとワーカーホリックなる心配が有るって前の僕の断片的な記憶が言っているような気がして成らない!!
とりあえず、原作キャラとは最低限の接点で済ませないと僕の楽園は無いということですね……
クロには強く、人に見つからないように言っておかないと!!