召喚師の改造記   作:獅狼

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第二話です。


小学生になりました

おはようございます、本多匠です。

 

つい先日、小学校に入学しました。

 

予想通り、私立聖祥大附属小学校でした。

 

こうなったらこのまま大学まで進んで建築科で家作りを学ぶしかない!!と、判断した所存です。

 

だって、お父さんもお母さんも、プログラムとか電子関係といった事しか教えてくれません。

 

最近は、マルチタスクで行動しながら別の思考もだいぶ出来るようになり、現在三個目に挑戦中です。

はっきりとした言葉ではないですが、何となくクロと会話できる様になりました。

テレパシーみたいな物と思われます。

 

 

それにしても、驚きました。

ここには基本、可愛い子しか居ません。

ええ、男の子ですら可愛い顔をしています。

正直、何ですかここ、女子校ですか?そういわれても頷けますよ?

いや、このクラスだけか?

別のクラスにヤンチャな悪ガキの一人や二人……

居ませんよね、こんな敷居の高い学校に……

躾の成っていない子は………

 

 

……入学式の時におかしいくらい回りを見下したような目で見回す、かなり病気の心配がある外見の男の子がいましたね……

虹彩異色症(オッドアイ)とか、ご両親、大変だったんでしょうね……

 

 

まあ、大変な幼児期を送った子の話は置いておきましょう。

 

 

それよりも問題はアレですよ、魔法少女目魔王科に属するタカマチナノハさんが同じクラスにいらっしゃるんです。

ツンデレ目くぎみー科のバーニングさんや超人目吸血科の月村さんはいらっしゃいませんか!?

……ごめん、顔とか知らないんだ。

高町さんはお母さんに連れられて翠屋に行った時に遭ったから知ってるけど……なんで映像的な知識が出てこないんだ!!

正直優先度が高いはずでしょ!?

 

と、まあ少し取り乱してしまいました。

 

そうだ、一つ、能力を思い出したので報告です。

 

『召喚師』です。その名の通り制限も有るけど、異界の存在を呼び寄せる事の出来る能力です。

 

ただし、この世界の物や生き物は呼べません。

 

 

これで思い出したことがあります。僕の能力は基本、イレギュラーが対象なんです。

だからオレツエーなんて出来ません。

僕自身は自然の摂理に従った成長しか出来ませんので……

あ、魔力は有りますよ、召喚術も魔力使いますので。

 

しかし困った事があります。クロが一大事です。

 

尻尾が増えました。

なんかワイルドに成りました。

毛が凄いです、毛が。ふわふわのつやつやなのですが、逆立てると鋭いです。剣山みたいです。

生活環境が野良と変わらないのにこの毛並みは凄いです。

 

尻尾も凄いです。異常に器用です。尻尾を上手く使ってぶら下がったりします。

主に僕に。

少し伸び縮みしたように見えましたが、きっと気のせいです。

 

独りだとかわいそうなので、御友達召喚しました。

シロです。そう、白猫です。

 

やっぱり翌日、木が一本倒れていました。

どうやら食事は自分で確保してくれるようです。

僕も持っていくけどね。

 

流石に公園の人目につかない場所といっても木が二本なくなると目立ちそうなので、何か良いものは無いかと考える。

無論、猫達と戯れながらである。

しかし困った、召喚できるのはイレギュラー、この世界に本来存在し得ないものだ。

 

――物騒なものしか思いつかない……

この街で行方不明者なんて出たら外出させてもらえなくなるじゃないか。

新種の木を植えて強すぎればそれだけが増えて生態系が壊れちゃうし……うーん……

 

ま、いいか。

 

これから如何するか……高町さん、なんか暗いけど……むう……

 

仲良くなっても……問題ないか?

いや、やっぱり縁があればにしておこう。

偶然話すことがあったら、仲良くなれば良い。

 

さて、今日も図書館で建築について勉強しようかな。

 

 

 

………

 

 

 

C(コマンド)P(ポスト)、車椅子美少女を発見した。如何すれば良い?

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