召喚師の改造記   作:獅狼

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ん!? まちがったかな…

昨日、誕生日でした。

九歳になりました本多匠です。

最近学校に行く描写はありませんが、ちゃんと行っていますよ?

お宅訪問の頃から、すずかちゃん、アリサちゃんとは結構仲良くやっています。

高町さんは御家の事情とかで休んでいます。

アリサちゃんが多少苛々しているみたいで怖いです。

やっぱり、僕に何とかするようにお願いに来るクラスメイトが居ます。

本人に言って下さい!!

まあ、一応、何とかするんですけどね。

 

 

友達繋がりで、先日の地下室の時に、思い出して聞きました。

あの海から竜巻が出た時のことです。高町さんが居たんですけど、変な大人の事情に巻き込まれていないか心配です、と。

お父さんは言いました。ちゃんとお話ししたから大丈夫だと。

何時したんでしょう。

お母さんがニッコニッコ笑っているので、二人でナニカしたんでしょう。

 

 

すずかちゃんに、最近良く家に誘われます。

期待するような、怯えるような……不安な顔で見てきます。

あの時、体調不良を指摘したせいでしょうか……

心なしか、月村家の皆さんの視線が少し怖いです。

ついでに最近何故かお邪魔するたびに居る高町恭也さんでしたっけ……忍さんの恋人さんも鋭い目で観察してきます。

シロとクロが臨戦態勢になりかけて慌てました。

最近は我慢してもらっているので大丈夫です。

 

僕……何かしちゃったのかなぁ……

お父さんとお母さんに言っても、何だかニヤニヤして、「大丈夫、そのうち何とか成るから気にせず、普通に付き合っていけば良いよ」と言われました。

何が大丈夫なのか分かりません。

こっちはせっかく出来た友達に嫌われてるんじゃないかと戦々恐々としているんですよ!?

今までは前世の記憶がありましたし?まだ何か吹っ切れてなくて友達を作るのが怖かった訳ですから………

そ、そう言う訳ですからね!?け、けけけ決して、他意はありませんよ!!

友達も居ましたよ、それ程親しくは無くて、クラスが変わったら自然に消滅しちゃいましたけどね……

こ、此処までしっかり話をしたのがすずかちゃんが初めてとか言う訳じゃないんだからね!?

 

と、まあ、友達がいなかった事への言い訳はこの程度にしておきましょう。

能力についてよく分かっていなかったので友達が作るのが怖かっただけです。

変に殺傷能力が有ったり、制御が大変だったりしたら怖いじゃないですか。

それで友達が怪我するとか……嫌ですね。

 

そういうわけで、友達が作れなかったんです。

親友が作れなかったんです。

決して!!社交性が無かったという訳では!!ありません!!

 

それにしても、すずかちゃんは本当に大丈夫なのでしょうか。

まあ、次の日、見た感じでは元に戻っていましたが……気にしても仕方ありませんね。

残念なのは、裏……というより、こっちの世界を知らないことです。

知っていたら、将来、僕の開拓した世界に誘う事が出来るのですが……まあ、仕方ありません。

それにまだ、開拓のかの字も見えていませんからね、改造のかの字ならとっくに通り過ぎているのですが……

あ、そうでした。

 

今から実験室で実験の時間です。

とりあえず、シロとクロの戦闘能力がどれくらい有るかです。

キサラギの皆さんには、悪いとも思いませんけど、アレを使わせてもらうとしましょう。

僕は見学?室で、シロとクロには実験室に入ってもらいます。

二つの部屋は、ガラスのような何かで区切られています。透明なんですが、ガラスみたいに割れやすいはずが無く、アクリルとも違います。

どうせ、また謎の調合物質なのでしょう。

 

お父さんに送ってもらったアプリを起動してみます。

色々な項目が出てきました。

その中で、戦闘実験を選びます。

何も無い部屋の壁の一部が開き……ダニのようにも見える、謎の生物が出てきました。

遠目で分かりにくいですが、壁や床に等間隔で入っている線、というより形成しているブロックのサイズから見るに、軽く10mはあります。

シロとクロは普通の猫サイズです。

 

全長の時点で10倍以上在ります。

これは拙いと、戻るように言おうとした所で、閃光が迸りました。

クロが、雷撃をぶちかましました。

でも流石変態企業の生体兵器、焦げていますが、まだまだ健在です。

シロは動きません。

クロが、飛びました。

二本の尻尾が振われます。

小ささを利用して、外郭にくっ付きながら、色々やっています。

どんどん、達磨にしていきます。

振り払おうとされた時は、尻尾を突き刺して堪えています。

 

そして最後に背中に飛び乗り、尻尾を刺してバチィ!!っと電撃を流して終わりました。

この言い方だと、一瞬のように思われますが、実際は数分間です。

異常な耐久力でした。

 

終わったと判断したのはWIN!!とか表示されたからです。

たぶん、生体反応とか見ていたんでしょう。

その後でアプリから、情報を見てみるとあの生物はAMIDAというらしい。

 

ぴょんぴょんと近づいて、酸を吐く。

時々、自爆する奴も居る。

雌雄の別や飛行種も存在する

 

知ったことか!!

 

シロも戦いたそうにしていたが、僕の頭が痛くなったので、今日は止める事にする。

 

アレを一飲みに出来るレベルのアラガミ作って全部餌にしてやる……

俺はそう決意をして、オウガテイルを数匹召喚して捕食力を強化して食わせた。

もちろんその後で、オウガテイルたちのログからAMIDAの情報を消去した。

 

 

アレはいらない。

絶対いらない。

あんなのが飛び回るなんて怖すぎる。

近代兵器でもかなりの火力が必要だと思われる。

ミサイルの一発や二発じゃあ、まだ動き回れそうな気がする。

 

そして、最悪の一単語。

 

繁殖力…異常に高し。

 

早急に殲滅する必要が有ると判断。




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