さてどうしよう、車椅子の女の子が手の届かない所に有る本を欲しがって居るようだ。
……流石に見て見ぬふりはできない。
「ねえ君、どの本が取りたいの?」
「え?」
ビックリした様子でこちらへ振り替える女の子。
「いやね、目に留まった以上、何かの縁だと思って。それと見て見ぬふりは流石にどうかと思ってね。で、どれ?」
「え、あ、あれです」
なんか、関西方面の方言のイントネーションだ。
「了解、これだけで良い?」
「あ、はい」
うーん、まだ少し驚いた状態みたいだ。
ちょうど良い。このまま撤退させていただく!!
「じゃ、困ったら人を呼んだ方が良いよ、この町の人は基本親切だから」
僕はすっとその場から離れた。
そしてそのまま建築関係の本棚へ
うん、これで良い。もし彼女が原作キャラだとしても精々親切な一般人どまりだろう。
巻き込まれることなんて無い!!
無い……よね?
何だか不安になったところで話を移そう。
僕はそろそろ動き出したい……なんて言わない。
だってまだ小学生だもん、しかも一年生。
せめて中学校に入ってからにしたい。
戦力が有るわけじゃないし、良い場所があったとしても、野生の動物にぱっくり食べられたくもないから、最低能力が解ってからだね。
召喚術の方も、便利な物もそこそこ有るけど、基本物騒な物ばっかりだから……
つい先日、試しに使ってみたら大変だった。
頭が出た時点で巨大だったから直ちにお帰り願いました。
あれは……思い出せた。デバウスって言う……え、エイクリッド?だ!!
まあ、普通に人とか襲うモンスターみたいなもんだな。
エイクリッドの特徴は撃破する事で
で、問題はその中でもカテゴリーGと呼ばれる……ボスみたいなものの一角を召喚しかけちゃったってことだ。
良かった…送還できて……
言う事聞いてくれる可能性も有るけど、もしかしたら手に負えないかもしれない。
いうこと聞いてくれない可能性が0.1%有れば危険だからね。
生体レーザー撃つような奴、放し飼いに出来ない。
ん?じゃあシロとクロって……何なんだ?猫…だとイレギュラーじゃないし……
ま、可愛いから良いや。
それより建築、建築学♪
三十分もしない内に時間の都合で帰宅になりました。
またプログラムと謎の技術の時間だ……
お母さん……手加減してください……
なんで小学生がプログラムを組まなきゃいけないんですか?
このサイズはもう、プロがやるレベルですよ?
というより待ってください。AIですよねこれ、生前生後使った事も聞いた事も無い言語でプログラム組んでるから気付きにくかったけど、これAIじゃない?
それ以前に、お母さん、あなた何処出身ですか!?
未来出身ですか!?
「このプログラム、まだ終わらないの~?」
「たっくん、まだ三割よ、思ったより早く進んでいてお母さんビックリ♪
あ、次昨日やったやつの応用で……」
……まだ半分も終わっていないですか、そうですか……
プログラムを打ちながら最近かなり使い慣れてきたマルチタスクで別のことを考える。
と言うか、ぶっちゃけ現実逃避。
あーシロとクロに癒されたい……
家で飼えないかなぁ…最近初めの暴食もなりを潜めてきたしさ……
「たっくん、そこ間違ってる」
「は~い」
助けて!!お父さん!!
……駄目だ、謎の機械の創り方を教えられている自分が目に浮かぶ……
だから僕は!!家の建て方を学んで!!どこかでひっそり老後を送りたいんだ!!
え?若いうち?もちろん楽園の開拓ですが?
目的の知識より、両親からの未知の……未来の知識を多く蓄えています。
ちくしょう、最近何だか楽しいって思えてきちゃったじゃないか!!
早く能力の知識来い!!
AK(エイクリッド)
ゲーム《ロストプラネット》の舞台
EDN-3rdの原住生物。
カテゴリーG
他を凌駕する巨大なエイクリッド
ボス
作者は2しか持っていません。イージープレイヤーです。
オンラインなんか怖くて出来ません。