だから、本日二つ目です。
小学三年生になりました。
高町さんたちと同じクラスに成ってしまいました。
オレ様くんも同じクラスです。
高町さんたち三人に毎日オレ嫁宣言して嫌な顔されながらあしらわれていますが、本人は気付いていません。
と言うより、言い方が悪いですね。
相手の事を欠片も考えていない言い方です。
それじゃあ。いくら良い人でかっこよくてもその時点で拒否されるって言うのに……普段からオレ様な、オレ様くんがそんなこと言ったら完全独裁家みたいじゃないですか。
権力も経済力もない子供がそんなこと言っても相手にされませんよ。
三分の二が権力者でお金持ちですし……確か残りの一人もかなり危ない兄と父を持っていませんでしたか?
無理やりだと社会的、物理的に抹殺されますよ?
僕は普段教室では読書です。
分厚い本ばかり読んでいますね。
しかも三分の二の確率で専門書です。
仲良くなった子も居ますが、大抵の子は…
「なによんでるの?」
「ん、これはですね……」
専門書の場合
「す、凄いね。将来○○になりたいの?」
「いえ、違います目標のために使えそうなので読んでいるんです」
「そ、そうなんだ…」
苦笑いで去って行く。
その他(主に神話や伝説)
「……あまり聞いた事が無いね」
「マイナーな物ですから。でも、内容は結構似た所があったり、むしろこっちにオリジナルが居て、有名どころのはこれを悪役にしたりも有るんですよ」
「へーそうなんだー」
「まあ、色々と黒い所とか重い所が有るから……あまり薦められないかな」
「へえ……じゃあ、何かおすすめとかない?」
うん、実は後者は月村さんなんだ。
そして前者は実は高町さん。
少し…無愛想だったかな?
実はマルチタスクのお陰で会話しながら本を読むのも可能で……わりと早く読み終わっちゃうんだよね。
シロとクロが家から……街中かな?授業中にでも話しかけてくるもんだから時々ビックリして飛び上がりそうになるけどそこは切り離して表に現れないようにしている。
そういえば、原作知識が全然出てこないんだ。
有るのはキャラの簡単な説明だけ。
何が起こるのかもわからないし、何時起こるのかもわからない。
ちょっと辛いなー
だが関係ないね。世界の危機って言うからには大規模な事件な筈だ。
怪しい物に近付かなければ何の問題も無いはずさ!!
まさか、空から何か降って来る訳でもないだろうね。
流石に隕石が落ちてくるとかだったら巨大モンスターの召喚も致し方ないよ!!
こらシロ!!今、釣りしてるんだから邪魔しない。
クロ!!別に電気流さなくて良いから!!それじゃ魚との駆け引きが無くなっちゃうでしょ!!
なんで導体って訳でもないのにそんなに簡単に電気が流せるのさ!!
シロもマイクロウェーブ撃とうとしない!!魚が逃げちゃうでしょ?
もし偶然、魚に当たっても爆発しちゃうよ!!
あ、今海釣りにきてます、気分転換です。お父さんと来ています。
お父さんの釣竿が嫌にメカニックな気がしますが、もう知りません。
「頼んだぜ、ゲイボルグ」とか言って嫌にアロハが似合っていますがそんな人知りません!!
釣竿が何だか気落ちしているように見えますが気のせいです!!
ついでにお母さんが基本的にメカニックなウサ耳つけているとか絶対気のせいです。
小さい頃からあれって…なんて思っていたなんて事なんてありません!!
声が高町さんに似ているなんて事も絶対にありませんからァァァ!!
ふう……前世の記憶……やっぱり原作知識だけ思い出せないんです。
というより、もう記憶じゃなくて記録なんですけどね。
知識って言った方が良いかもしれない。
思い出していく内に……こんなビックリな事が有るなんて……
近所にアーネンエルベなんて有りません。五反田食堂なんて有りませんから!!
う……えぐっ……
「如何した匠、急に泣き出して」
「なんでもないよ、ただ潮風が目にしみただけ…グズッ……」
前世の知識から、インテリジェントデバイスって情報を入手した時の事でした。
進学祝にお父さんとお母さんから、
現存する物より遥かに高性能です。AI積んでます、容量とかオカシイです。
実は頭脳チートな主人公。
実は両親がラスボスかもしれない。
実は……原作介入は免れない物かもしれない。
思い通りに行かない匠君です。
両親に確りお膳立てされていますが、本人は頑張って逃げる……
巧君は、無事に原作から逃げ切れるでしょうか。