召喚師の改造記   作:獅狼

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・お客様二組
・物騒な……
・ひゃっはー!!なんだかヤベェフラグが最後に立った気がするけど気にしねえぜ!!

の、おそらく3本でお送りいたします。

スカさん一味に絶望しか見えないのは俺だけか?



変な文章もあると思いますが、そういった場合はこう書いた方が良さそうじゃないかと言ってくださ
ると嬉しいです。



平穏()な日の話

「いらっしゃいませーお荷物預かりまーす」

「佐山様ですね、はい。…216号室です、そちらの階段を上って右側、一番奥になります」

「匠よ、ちょっと味見をしてみてくれ」

 

拾ってから数ヶ月、なかなかにいい動きをするようになった三人です。

迎えはまだ来ません。

 

「ねえねえ、今のお客さんってカップルかな?」

レヴィが随分と野暮なことを聞いてきた。

「さあ、どうだろうね」

「佐山君に新庄君ってたぶん苗字で更に君付けで呼び合ってたし、違うのかな?」

「うん、なんか問題が起こりそうな気がするから覚悟しておこうか」

 

 

「出雲様ですね。はい、215号室で」

「ちょっと待った」

「……?オーナーどうしました?」

「お客様、申し訳ございませんがお部屋を変えさせていただきます」

そう言って俺は108の数字の入った鍵を渡す。

「どうかしたんですか?もしかしてこのバカが何か仕出かしたんじゃ………」

「ちょっと待て、それは酷い言いがかりだ!!」

女性のお客様が何かあったのではと訪ねてくる……だけではなく相方を罵倒し始めた。

「いえ、なんだかそのままの部屋ですと問題が起こりそうな気がしまして…角ですが他より大きい二人部屋ですのでどうかよろしくお願いします。お部屋はそちらを左側に曲がって一番奥に有ります」

話をすぐさま切り上げ、止めに入る。

流石にフロントで騒がれると不味い。

さっきの奴らに聞こえたら絶対に収集がつかなくなる。

大急ぎで仲介して部屋に通す。

ほぼ正反対の部屋に配置したのだ。

まだ遊技場も無いので出会うのがこれで大分先に伸ばせたはずだ。

出来れば帰るまでは出会わないでほしい。

 

 

 

招待客だけではなく通常客も取ろうと試験的に行なった結果がこれだよ。

問題を起こしそうな客が二組。それも、出会ったら更なる化学反応を起こしそうな二組だ。

 

 

 

まあ、ここらへんは通常業務だから皆様が気にする必要はない事です。

 

問題はあれだ、原作が動き出すらしい。

どういう動きかは分からないが、はやてが機動六課、『ロストロギア関連の危険な任務を扱う古代遺物管理部の実動部隊第六の部隊』とやらを設立して、なのはにフェイトもそこに所属するらしい。

それ、なんて過剰戦力?と思ったけど今の『陸』を考えるとそれほどでも無い様に思えてきた。

 

物騒なドーンハンマーを実装したって話もある。

用途は外部からの超ド級戦艦だったり大部隊で攻め込んできた際に都市に入る前に殲滅、だそうだ。

これももちろん非殺傷。二つの月からの魔力を溜め込んでそれを打ち出すとってもクリーンな仕様。

 

うーん……第三部って何があるんだったっけ……

 

まあ、なのはたちに投資しておけばあっという間に事件が解決しそうだな。

今度あいつらのデバイス改造してやろうかな。

魔力伝達率理論値とか変換効率上昇Exとかみたいな!!

ん?そういえばなのははレアスキル魔力収束持ってたな。

どこぞの標識さん(一方通行)見たく圧縮でも追加するかな。

 

 

 

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「圧縮圧縮ゥ!!魔力を集めて圧縮なの!!受けてみて、これがわたしのわたしの全力☆全開!!」

長い時間を掛けて上空に眩く輝く桜色の塊を作り出した、なのははハイテンションで叫ぶ。

降注ぐ極光の滅星(スターライトブレイカー)!!」

レイジングハートを振り下ろすと塊から一本の細い(せん)が伸びる。

まさにレーザーという速さで伸びたそれは目標に当たると、

《Lock on》

レイジングハートが捉えたと告げ、

「ジャッジメント!!」

なのはのその言葉と共に塊が線に導かれ、堕ち始めた。

しかし、それは落ちると言う速さではない。直線レールの上を走る新幹線のように迷いなく、加速して行く。

更に言うならば未だに収束と圧縮を続けている。

目標にある程度近付いたところで更になのはが一言。

移行(シフト)虐殺形態(ジェノサイドモード)続けて二秒で殲滅形態(デストロイモード)

《Genocide!!》

魔力塊(パンドラ)が回転を始め、周りに魔力弾(厄災)を撒き散らし始めた。

《Destroy》

今度は魔力塊から八本の光が伸び、ターゲット周辺を焼き払い始めた。

 

そしてその後、数秒で塊は目標に到達し……

ビービービーという警告音と共に

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Warning !! Warning !! Warning !! Warning !! Warning !! Warning !!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

と言う文字と一つの点に収束する三つの三角形が画面に表示されるだろう大爆発が発生した。

「ふふ、ふふふ、フハハハハ!!」

むしろ、

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  OVER KILL !! OVER KILL !! OVER KILL !! OVER KILL !! OVER KILL !!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

の方がいいかもしれない。

全てを焼き尽くす暴力、そのなかで高笑いをする魔王(なのは)の姿が随分と映えた。

 

 

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うん、なんだろう、想像しておいてなんだろう。

これをやってしまったら全てが終わる気がする。

 

 

まあ、一応作っておくけど、なのはの手に渡らないことを祈ろう。

 

そ、そうだ、話は変わるけど陸といえば確か戦術プランがB、A、Cの三つしかないらしい。

ぷらんCのCは戦争(クリーク)の略で、プランAは前方へ(アヘッド)だが、陸では突撃せよ(アヘッド)突撃せよ(アヘッド)突撃せよ(ゴーアヘッド)である。

プランB……battle?Bomb?

 

違う。

 

 

「あ?ねぇよそんなもん 」

 

 

だそうだ。つまりはノープラン。各自の判断で自由に動けとのことらしい。

聞いたときは思ったね、

 

なにこの脳筋仕様……

 

なのはやフェイトが一時期陸で活動した時にあった掛け合いだが以下のようなものがある

 

 

「犯人は人質を取って立てこもっているらしい。いつもどおりプランBだ」

「「「了解!!」」」

「あの……プランBってなんですか?」

聞いてないんですけど、と控えめに質問をする。

「「「「あ?ねぇよそんなもん 」」」」

迷いも戸惑いもなき返答が声を揃えて即座にタイムロス無く返って来た。

その後、ちゃんと説明されたが、この一連の流れが伝統だと言われたのには釈然としないものがあった。

 

そんな話を、二人…いや、三人か、確かはやてもやったらしいから。

その三人に順番に口調が違うだけで同じ話をされた。

 

見事というほどに思惑通りのセリフを言ったんだな……

ちなみに戦い方が違いすぎることにも驚いたらしい。

サーチャーをはじめとする補助魔法はほとんど使わない。

バインドすら使わずに、鉄塊と言えるほどにごつい手錠を使うらしい。

 

街中で犯罪ダメ絶対のポスターや、それに並んで仏の顔も三度までと書いた張り紙が貼られており、下の方には管理局ミッドチルダ地上本部では仏の顔も三度まで制度を実施しています。

大きな犯罪を犯した際には、3度の交渉で動きがない場合は強硬手段にでさせていただきます。

と書かれている。

三回の交渉は本当に三度交渉を行うもので、決して三度声を掛けての突撃などではない。

状況が進めばカウントもリセットされるので割と良心的である。

ただ、攻撃しようものならわざと受けて公務執行妨害で確保に向かう。

 

つまり、陸の勢力圏で必要なのは武力ではなく交渉能力である。

それが自分にとって後ろめたいことが一切ないのならばも特殊部隊が出撃することになっても、軽い罰金で済むかもしれない。

 

まあ、基本的にそんな事件ないだろうけどね、盗みを正当化するのは正直言って無理な話だし、出てくるような事件ではやっぱり許されないことをしたわけなのでやっぱり最後は武力衝突になる。

 

ちなみにその時には完全に包囲が完了していて、基本的に十字掃射のヘッドショット一発で昏倒する。

 

 

いやーいつの間にミッドチルダはこれほど物騒に成ったんでしょうかねぇ……

 

 

 

ともあれ、今度時間があったらデバイスいじらせてもらおう、そうしよう。

フェイトには動きを阻害しないようにPAでも搭載して、はやては広域殲滅が得意だったはずだからAAとAキャノンを模した術式でもいれて更に効率も上げる。

素晴らしいね、重装甲重火力の砲台に高機動特化のにマップ兵器。改造が楽しみだ!!

 

 

「てんちょー、喧嘩だよ~さっきのお客さんが顔を会わせるなり喧嘩をはじめて負傷者が出た!!」

「ん、どう言った経緯だ?」

「男同士が言い合いはじめてヒートアップしたところで連れのお姉さんが一撃!!人体からしちゃいけない感じの音がして両者ノックダウン。お連れ様が引きずって回収してったー」

………もう解決してるじゃん!!

「いつものことだから気にしないでねーって言って飴くれた。変な味だよこれ、てんちょーも舐める?」

「いや、要らない。それで、大きな問題は………無さそうだな」

「問題を起こす前に仕留めますって言ってたよ」

「あ、うんわかった。ありがとうな、レヴィ」

「えへへ~どういたしまして」

 

 

 

どうやら、要らない心配だったようだ。

 

バキィドンドサッ………

「うん、なんだか襖に人間が突っ込んで襖の骨を折った後に壁にぶち当たって落ちたような音が聞こえたんだけど?」

近くに居るであろう不知火に話しかける。

「………うん、富嶽から連絡来た、その通りみたい」

死角にいた不知火が視界に入って来てそう教えてくれた。

あちゃー………一番近くにいるの富嶽か…面倒にならなきゃ良いんだが……クレーム来そうだなぁ

「合流した海神から連絡、富嶽と風見様で出雲様を凹ませているとのこと」

あれ、予想外な………わけでもないか……?

 

「こちらで処理をしておくので匠様は控えていてくださいとのことです」

「あ、うん。お願いするよ……」

自分が手を出しても意味がないと判断が出来る。ここは任せておくのが吉であろう。

 

 

 

「あー選客を……企業に任せたのが失敗だったか?」

こんなことをつぶやきながら日が暮れた十九歳数週間の日

 

 

 

ミッドが桜色(かく)(ほのお)に包まれるのがそれほど遠くない日の話………

 




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