転生したら悪魔や堕天使がいる世界だった   作:ウルポックル

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ウルポックルです

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします


投稿が遅くなってすみません○| ̄|_


今回も駄文になってますがそれでも良ければ閲覧お願いします






追記:オリ主達が住む町を駒王町にするまでの会話を少し変更しました


原作突入前の小話
新しい家と妹愛


ミラside

 

 

 

黒歌達と家族になってからは、黒歌と白音が自衛出来る位の強さになるまでグレートレッド、オーフィスと一緒に鍛え、それが終わるとゆっくり過ごしたりしていると

10年くらい経っていた。

鍛え過ぎて気が付くと黒歌は魔王、白音は最上級悪魔レベルまで強くなっていた

 

「黒歌と白音を鍛えるのも終わったしそろそろここから出て外の世界で暮らそっか」

 

「ふむ。黒歌と白音も充分に強くなったしそれも良いが、外の世界で暮らすアテはあるのか?」

 

「お金は貯めてあるし戸籍も作れるよ」

 

「なら住む場所はどうする?」

 

「冥界だと黒歌はまだはぐれ認定されているし人間界のに家を建てて住もうと思ってるけど」

 

「なら、魔王の妹が領主をしている町にすればいい」

「理由は?」

 

「見つかると面倒事にはなるが、魔王の妹が領主をしているのだから他の町よりは安全だろう」

 

「それもそうだけどその人にバレずに暮らせる程、警備もザルじゃ無いと思うんだけど」

 

「今の我々が本気で正体を隠せば上級悪魔位なら簡単に人間だと誤魔化せる」

 

「そっか〜。なら皆に聞いて反対が無かったらそこに住もうか」

 

「分かった。ならもうすぐ朝ご飯だしその時に聞いてみよう」

 

「そうだね。よし、ご飯作るからグレートレッドは皆を起こしてきてね」

 

「了解だ」

 

〜〜ミラ料理中〜〜

 

「ミラ、おはよう」

 

「オーフィスおはよう。他の皆は?」

 

「今、グレートレッドが、起こしてる」

 

「そっか。もう出来るし座っててね」

 

「我、手伝う」

 

「じゃあ皆の分のお箸出して持って行ってくれる?」

 

「分かった」

 

 

少し経つとグレートレッドが皆を起こして来たけど、黒歌は朝が弱いからまだウトウトしている

 

「ミラ、起こしてきたぞ」

 

「ありがとう。もう出来たから持って行って座っててね」

 

「了解だ」

 

「おはようございます」

 

「おはよう。白音も座ってて良いよ」

 

「分かりました。姉様はどうしましょう」

 

「とりあえず目を覚まさせようか」

 

そう言って黒歌の手を握って弱い電気を流してみた

 

「にゃにゃ!? 敵かにゃ!?」

 

「おはよう。ご飯出来たよ」

 

「姉様おはようございます。」

 

「なんだ、ミラかにゃ。起こすならもう少し優しく起こしてほしいにゃ」

 

「姉様が起きないのが悪いです」

 

「それにああするのが一番早いでしょ?」

 

「そうだけど、するなら何か言ってからして欲しいにゃ」

 

「あはは、ごめんね。とりあえず朝ご飯もできたし食べよっか」

 

「分かったにゃ。」

 

 

 

席に着くと二人が食べずに待ってくれていた

 

 

「ミラ、遅い」

 

「そろそろお腹が空いてきたぞ」

 

 

「二人とも先に食べてて良かったのに」

 

「作ったのはミラなのに我らだけ先に食べるのは余り良くないと思ってな」

 

「皆で、食べた方が、美味しい」

 

「そっか。二人ともありがとう。それじゃ食べよっか。後、食べた後に話があるから」

 

 

「「話ってなんですか(にゃ)?」」

 

「それは後で言うね。とりあえず食べよう」

 

 

 

 

 

〜〜食事中〜〜

 

 

 

「そう言えば話ってなんですか?」

 

ご飯を食べてしばらく経つと白音が聞いてきた。

 

「グレートレッドにはもう話したんだけどそろそろ外の世界で暮らそうと思うんだ。それで意見が無いかなと思って」

 

「ミラ、出ていく?」

 

「いや、皆が良ければ一緒に行きたいと思ってるよ」

 

「外に住むのは良いけどどこに住むにゃ?」

 

「冥界だと黒歌が住めないから人間界の駒王町に住もうと思ってるよ」

 

「家とか必要な物はどうするんですか?」

 

「お金は貯めてあるし戸籍も作れるから大丈夫」

 

「日本のどこに住むんですか?」

 

「魔王の妹の領地になってる駒王町にしようかなとは思ってるけど皆はどう?」

 

「私は一緒に行きます。それに眷属ですから主のミラさんと居るのは当然です」

 

「私も着いてくにゃ。」

 

「我も」

 

「そっか。じゃあ必要なのは五人分の戸籍と広めの家だね」

 

「そんなにすぐに出来るのか?」

 

「多分大丈夫だと思う」

 

「私、人間界で暮らすなら学校に行きたいです」

 

「それなら私も行きたいから一緒に行こっか」

 

 

「駒王学園と言うのがある筈だからそこに行くといい」

 

「分かった。通えたら白音と一緒の学校になるね」

 

「楽しみです」

 

「ミラも行くなら安心にゃ」

 

「でも転入届とかはどうするんですか?」

 

「家や戸籍と同じであてがあるから大丈夫だと思う。ちょっと待っててね。」

 

 

 

(神様、居ますか?)

 

『おるよ〜』

 

(今の話聞いてましたよね?)

 

『バッチリ聞いてたよ。』

 

(五人分の戸籍と家と転入お願いしていいですか?)

 

『ええよええよ〜。 明日には用意出来るわ。転入するのは、あんたと白音って子やな?』

 

(はい、後私は3年生、白音は1年生でお願いします。)

 

『分かった、家と戸籍は今すぐ出来るから用意終わったら瞬間移動で行けるからな』

 

『あと家は10人以上で住んでも大丈夫なよう3階建てにしてあるからな。 学校は3日位で転入させれるからな』

(そんなにも人数いないですけどね。ありがとうございます)

 

『増えるかもしれへんやろ〜。ほな、またな〜』

 

 

 

 

 

「とりあえず家と戸籍はどうにかなったから用意しよっか」

 

「アテがあると言っても速すぎないか!?」

 

「それは気にしない気にしない。持って行くものだけ纏めたら私に言ってくれれば良いからね」

 

 

 

 

 

 

「私は持って行くものは食べ物だけなので終わりました」

 

「我とグレートレッドも、終わった」

 

「黒歌はどう?」

 

「今終わったにゃ」

 

 

「わかった。なら今か行くから私につかまっててね?」

 

そう言うと皆、私の肩や手を握ってくる

 

「皆行ける?」

 

「「「はい(うん)!」」」

 

「なら行くよ。「転移」新しい家 」

 

そう言うと私の下に紫色の魔法陣が出来て光り始める。

その光に包まれると同時に私達は広い部屋の中にいた

 

 

 

「此処が新しい家ですか?」

 

「そうだよ。10人以上住んでも大丈夫なように3階建てになってるみたいだから皆の部屋も作ろうね」

 

その言葉を聞き白音が嬉しそうな顔をする

 

「先ずは部屋を決めよう。皆は何階がいい?」

 

「白音はお姉ちゃんと一緒の部屋で一緒に寝るにゃ!!」

 

「嫌です。1人で寝てください」

 

「我、ミラと一緒の部屋にする」

 

「良いよ。一緒に寝よっか。」

 

「なら我もミラと同じ部屋にしよう」

 

「皆、部屋があるんだから自分の部屋を作ればいいのに」

 

「ミラと居ると、落ち着く」

 

「私は寝る時はミラさんと一緒がいいです」

 

「なら、寝る時はみんな一緒に寝る事にする?」

 

「それはいい考えにゃ!」

 

「はい、私もそうしたいです」

 

「グレートレッドとオーフィスもそれで良いでしょ?」

 

「それでいいぞ」

 

「我も、それでいい」

 

「部屋決めはこれで良いとして家具も用意してくれてあるし後で食べ物だけ買いに行く事にして今はリビングでゆっくりしよっか」

 

「それじゃリビングに移動しよう」

 

 

〜〜移動中〜〜

 

 

「そう言えば学校は、3日位で行けるようになるからね」

 

「楽しみです」

 

「私は3年生で白音が1年生だから学年は違うけど一緒に行こうね」

 

「分かりました。授業が分かるか不安ですけど楽しみです」

 

「学校が始まるまでにある程度は教えるから大丈夫だよ」

 

「そう言えばミラと白音が学校に行ってる間は我らがはどうすればいい?」

 

「うーん。家事とか遊んでてくれたら良いよ」

 

「後、我とミラとオーフィスの名前はどうなっている?」

 

「私の名前は水無月 紗羅。グレートレッドは私の苗字とレッドから取って、水無月 紅(みなづき こう)

オーフィスは水無月 怜(みなづき れい)だから、他の人がいたり外じゃそう呼んでね」

 

「分かった。」

 

「私達の名前はそのままなのかにゃ?」

 

「二人の名前はそのままでもそんな違和感無いからね。変える必要ないと思ってそのままだよ」

 

「分かりました。ならこれからの呼び方は紗羅さん、紅さん、怜さんですね」

 

「それで良いよ。出来ればそろそろさん付けはやめて欲しいけど。」

 

「これは癖なので無理です」

 

「そっか。まぁいいんだけどね」

 

「とりあえず今話さないといけないのはコレくらいかな。」

 

「なら、今から、どうする?」

 

「とりあえず後で買い物行くまでそれぞれ好きな事して過ごそっか」

 

そう言うとオーフィスが私の膝の上に座ってもたれてくる

 

「我、ミラの膝に座るの、落ち着く」

 

「それなら気が済むまで座ってて良いからね」

 

言いながらオーフィスの頭を撫ぜる

 

「ミラに、撫ぜられるの、好き」

 

 

 

 

「なら私は白音にくっ付きながら撫ぜるにゃ!!」

 

「ちょ!?姉様離れてください」

 

「嫌にゃ。最近は甘えてくれなくてお姉ちゃんは寂しいにゃ」

 

「甘えていたのも昔の話だし、もうそんな事する歳じゃ無いです!!」

 

 

「またか。いつも思うが黒歌はもう少し妹離れをした方がいいと思うぞ」

 

「紅さんの言うとうりです。姉様はもう少し私から離れてください」

 

「何言ってるにゃ。紅は妹がいないからこの可愛さが分からないのにゃ。こんなに可愛い白音から離れるなんて絶対に無理だにゃ」

 

「そ、そうか」

 

黒歌が紅に妹とは何かを熱弁し始めたしオーフィスを抱えて少し離れる。このままだとこっちに飛び火しそうだ。

 

「紗羅さん。私も膝に座りたいです」

 

移動してからまたオーフィスを撫ぜていると白音が来て言う

 

「私は良いけど黒歌は?」

 

「姉様はまだ紅さんに熱く語ってるから大丈夫です」

 

黒歌の方を見ると白音の言うとうり紅に熱弁している。

聞くのが疲れたのか紅の顔が少し引き攣っている

 

「まぁあの様子ならまだしばらく終わりそうにないし膝の上に座ってて良いよ」

 

そう言うと白音も膝の上に乗って凭れ始めた

 

「私も撫ぜて下さい」

 

オーフィスの頭を撫ぜているのを見て白音がそう言うから撫ぜる

 

「紗羅さんにさぜてもらうと気持ちいいです」

 

「オーフィスも言うけどそんなに気持ちいいの?」

 

「はい。紗羅さんに撫ぜてもらうと気持ちいいし落ち着きます」

 

「自分じゃよく分からないんだよね」

 

「なら今度私が撫ぜてあげます」

 

「我も、撫ぜる」

 

「じゃあ楽しみにしてるね」

 

「「はい(うん)」」

 

私達がそんな会話をしている間も黒歌はまだまだ熱弁しているみたいだ

そろそろグレートレッドがウンザリしてきている

 

「そう言えば明日皆で服とか私と白音の学校の準備を買いに行こうか」

 

「準備ですか?」

 

「そう。鞄とかペンとか色々いるようになるし皆の分の服もいるでしょ」

 

「そうですね。じゃあ色々見て回りましょう」

 

「明日の予定も決まったし買い物に行こっか」

 

「はい。姉様はどうしますか?」

 

「あのままそっとしておこう」

 

「紅さんがもう辛そうですけど」

 

「グレートレッドが、あんな顔するの、初めて見た」

 

「買い物から帰って来たらもう終わってると思うし大丈夫だと思うよ」

 

「分かりました。それじゃいきましょう」

 

(買い物は割愛)

「「「ただいま」」」

 

買い物から帰ってくるとまだ黒歌が妹の可愛さ、妹とは何かを熱弁している

 

「とりあえず黒歌は放置で」

 

「紅さんが助けて欲しそうな目でこっちを見てますけど」

 

「ご飯の前になったら声掛けるから」(´▽`;) '`'`

 

 

結局、グレートレッドが開放されたのは晩御飯の前だった。それから黒歌に妹の話題を振らないのが我が家での暗黙の了解になった

 

 

 

 




閲覧ありがとうございました

多分次回か次々回から原作に入っていくと思います

それでは次回もよろしくお願いします

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