毎話、前書きやあとがきを書く人は凄いと思います
今回も駄文ですがそれでも良ければどうぞm(_ _)m
ミラsaid
グレートレッド達と『祖龍の駒』を作って数十年たった頃、私は転生した時最初にいた冥界の森に散歩に来ていた。
「久し振りに来ましたが、周りの景色は殆ど変わってませんね」
周りを見渡しても、生えている草や木が少し変化している位でその他の所は殆ど変わっていなかった。
「数日ならまだしも数十年は経っているのに変わった所が無いのは不思議ですね」
「まぁ何かあるかもしれませんしもう少し奥まで進んでみましょうか」
私はそう言いながら森の奥まで進んでいった。
しばらく歩いていると、少し離れた場所から何かから逃げる音と小さめの爆発音が聞こえ始めた
その音が聞こえる方向に向かってしばらく歩いていくと、その場所から「フッ、ようやく追い詰めたぞ!!SSランクはぐれ悪魔の黒歌!!こんなに手間取らせてくれたんだ、それなりに楽しませてもらおうか。」 「そうだな、それになかなかの上玉なんだ、楽しませてもらおうじゃないか」なんて声が聞こえ始めた。
マズい!!そう思うと同時に私は声が聞こえた方向に走り始めていた。
その声が聞こえた場所に着いて目に入ったのは、傷だらけになりながらも逃げようとしている猫耳が生えた黒歌と呼ばれていた女の子とその子の妹らしき女の子だった。そして、その女の子達の周りを囲む様にして立っている黒い羽が生えた悪魔だった
「何をしているの」
それを見た瞬間、私の中にどうしようもない程の怒りが湧いて、ようやく出た声も自分で驚くほどに低く冷たい声だった
ミラsaidout
黒歌said
私は猫又の中でも強い力を持つ「猫魈(ねこしょう)」だった。幼い頃に両親が死んだ私は、まだ幼い妹を育てるために、私の使う『仙術』と言う能力を目当てに来た上級悪魔と、妹には手を出さないという約束でその悪魔の眷属になった。
だが、その悪魔は『仙術』が強力なものだと分かると約束を破り、妹の白音に仙術を使わせようとした。
まだ幼い白音に仙術を使わせるのは危険だと私が何度も言ったが取り合わずに仙術を無理矢理使わせようとしたその悪魔を殺し白音を連れて冥界にある逃げていたが、追手に追いつかれ攻撃を受けてしまった。
何とか白音だけは庇うことが出来たけど、もう逃げられるだけの体力残ってない
そう思い白音だけでも助けてもらおうと思っていると、追手の悪魔達に追いつかれた。
「フッ、ようやく追い詰めたぞ!!SSランクはぐれ悪魔の黒歌!!こんなに手間取らせてくれたんだ、それなりに楽しませてもらおうか。」 「そうだな、なかなかの上玉なんだ、楽しませてもらおうじゃないか」
そんな事を言いながら私達を囲み始めた
「私はどうなってもいいから白音だけでも見逃してニャ!」
「何を言っている。そんな事無理に決まっているだろう」
「そうだ、我らの主を殺した癖にそんな事通用するわけが無いだろう。仙術が使えると言っても所詮は猫か。
このまま、我らの玩具として、いたぶった後に連れ帰って処刑してやる」
もうダメだ、そう思った時に誰かの声がした
「何をしているの」
怒っているような冷たく低い声だった
「おい女、貴様何者だ!」 「何故人間が冥界にいる」
追手の悪魔達も戸惑っていた
「何の関係も義理もないけどお願いします!この子、白音を助けて!!」
誰でもいい、白音だけでもたすけてほしくて私はそう叫んだ
「誰か、まずはどういう状況で誰か敵か教えてくれない?」
「この女達は、主殺しの悪魔の黒歌とその妹の白音だ
我らは主の敵を撃つためにこの女を追いかけていた。もし邪魔をするなら貴様も殺す!」
やられた、私が何か言う前にこいつらはあの女の人を納得させるか殺す気だ
「貴女も早くこの場所から逃げ「ふーん。それじゃあ次はそこの猫耳の生えた子、えっと黒歌って言ったかな、教えてくれない?」....え?」
「片方だけから事情を聞くより両方から聞く方が確実でしょう。女の子二人を大人数で追いかける様な人達は明らかに怪しいですから。それに本当にあの黒い羽が生えた人が言うような人なら自分の命よりも先ず妹を助けてなんて言わないでしょう。なので貴女の事情を教えてください」
「貴様、余計な事を!!」
「分かったニャ」
そう言って私は事情を話し始めた。
ー幼い頃に両親が死んだこと。 妹を育てるために、妹には手を出さないと言う約束で上級悪魔の眷属になったこと。 その悪魔が約束を破り妹に危険な事をさせようとしたこと。 妹を守る為にその悪魔を殺しここまで逃げてきて、今追い付かれた事全て話した。
「これで全部ニャ」
後はこの女の人が白音を助けてくれれば
「なるほど。そんな理由が」
「貴様、我らの邪魔をするか」
「殺すのは悪いかも知れませんが最初に約束を破ったのはその上級悪魔ですよね。なら自業自得でしょう。なので私はそこの二人を助けます」
「ッ!?私はいいニャ!白音だけでも助けてくれれば!」
「その白音ちゃんだけを助けたら、家族も全ていなくなって独りなんですよ?そんな思いをさせるつもりですか?」
「ッ!それは...」
「貴様らは何を言っている!!この場から逃げられるつもりか!」
「逃げる必要もありません。この場で全員倒せばいいんです」
「フハハハハハハッ!ただの人間が我らを倒すだと!妄言もそこまでになると面白い。ならば身の程を教えてやる!死ね、人間の女」
「早く逃げるニャ!?」
マズい、さっき私が当たった魔力弾よりも威力のある物が、数えられるだけで数十発はある。それが全て女の人に殺到していく。
そしてとうとう女の人に全ての魔力弾が当たってしまった
凄まじい量の煙が辺りに立ち込めていく
「ウアアァァッ、私が頼んだせいで、無関係のひとがッ」
「フハハハハハハ!人間如きが我らの邪魔を...ファッ!?」
自責の念にかられ下を向いていると周囲の悪魔がおかしな声を上げた。それにつられて顔を上げると煙が晴れた場所にはさっきの女の人が無傷のまま立っていた。
黒歌saidout
ミラsaid
黒歌さんと白音ちゃんを追っていた悪魔がこちらに飛ばした魔力弾を全て受けきって煙が晴れるまで待っていると、高笑いしていた悪魔達と黒歌さんが、おかしな者を見たような顔でこちらを見ている。
「黒歌さん、どうかしましたか?」
その質問に答えたのは高笑いしていた悪魔だった
「貴様、何をした!」
「いや、何もしてないんですけど」
「ならば何故我らのあれだけの攻撃を食らって無傷なのだ!!」
「あの程度の攻撃なら避けるまでもありません。それに攻撃をしてきたという事は、こちらもしていいんですよね?」
「クッ化け物め!! お前達全力であの女に攻撃だ!」
そう言うと全員で先程より威力の高い魔力弾をこちらに打ってくる。それが当たる直前に悪魔達の後ろに移動する
「やったか!?」
「そう言うセリフはフラグですよ」
「なっ!?」
「今度は私の番です」
そう言いながら雷を針の形にして周囲に浮かべる
「雷針」
私がそう言うと周囲に浮かべた針が悪魔達に向かって高速で飛んでいく
ドスッ!! バチバチバチッ!
「ギャァァァ!!!」
針は悪魔達に刺さると同時に放電し、刺さった部分から感電していく。針が消えるとそこには肉が焦げた匂いと黒くなり息絶えた悪魔の死体だけだった。
黒歌さんの方を見ると限界だったのか、白音ちゃんを抱えたまま気絶していた
「とりあえず次元の狭間に運びましょうか。ただの散歩のつもりが思わぬ拾い物をしてしまいましたね。グレートレッド達にどう説明しましょうか」
私はそう言いながら二人を抱えて次元の狭間に帰宅した
閲覧ありがとうございましたm(_ _)m
良ければ感想、評価お願いします
今週からテスト期間なので投稿ペースが落ちるかもです
暇を見つけて書くようにするのでこれからもよろしくですm(_ _)m