転生したら悪魔や堕天使がいる世界だった   作:ウルポックル

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どうもウルポックルです。
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ありがとうございますm(_ _)m

今回も駄文です。それでも良い方はどうぞm(_ _)m

無理な方はブラウザバック推奨です




猫姉妹と家族になりました!

ミラsaid

 

「ただいま〜」

 

 

「おぉ、ミラ帰ったか」

 

「ミラ、おかえり、その二人は、何?」

 

「ん?そういえばそうだな。その猫又はどうしたんだ?」

 

「後で説明するから、先に二人の怪我を治療して寝かせてくるね」

 

「あぁ、それが良いだろう」

 

グレートレッドとオーフィスに挨拶をした私は、先ずは二人を寝かせることにした。

 

 

 

 

「寝かせて来たよ」

 

 

「それで何があったんだ?」

 

二人を布団に寝かせた後、グレートレッド達の所に戻り説明する

 

「森を散歩してたらあの二人が大勢の悪魔に追われてたから助けたの」

 

「ほう、追われていた理由は言っていたか?」

 

「うん、確か主を殺して逃げてきたんだったかな」

 

「何?はぐれ悪魔か?」

 

「そうみたい。」

 

「ミラ、そうなった、理由は、知ってる?」

 

「うーん、知ってるけど勝手に言って良いのかな?勝手に言うのも悪いしあの二人が起きたら詳しく聞いてみよっか」

 

「それもそうだな。それにもうすぐ目が覚めるだろう」

 

「それじゃあ、あの二人が起きるまで何しよっか」

 

「あの二人の事をどうするのか話し合うとでもするか?」

 

「それで、いい」

 

「そうしよっか」

 

「なら、先ずはミラはどうする気なんだ?」

 

「私はあの二人が同意すれば『祖龍の駒』を渡そうと思ってるけど」

 

「ほう?」

 

「どうして、そうする?」

 

「助けたのは私だし、此処で放ったらかしにするのも無責任かなと思って」

 

「なるほどな、ミラなら言うとは思っていたが。」

 

「あの二人が、同意、しなかったら、どうする?」

 

「その時はあの二人の意思を尊重するけど。グレートレッドとオーフィスの意見は?」

 

「そうだな、主を殺した理由によるな。私利私欲の為に殺したのならこの場所から叩き出すが、正当な理由なら眷属にするのもいいと思うぞ」

 

「我も、グレートレッドに、同意」

 

「そっか、ならどちらにせよ起きるまで待たないとね〜」

 

そんな会話をしていると「ん...」と言う声が聞こえてきた

 

「あっ、起きたみたいだよ。とりあえず見に行こっか」

 

 

見に行くと黒歌と呼ばれていた人が目を覚ましていたので声をかけることにした

 

「怪我は痛くない?大丈夫?一応、治療はしたんだけど」

ミラsaidout

 

 

黒歌said

 

目を覚ますと布団以外何も無い不思議な空間に寝かされていた

 

「ん...ここは、って白音は!?」

 

慌てて白音を探すと隣の布団で寝かされている

 

「良かった。」

 

「でも此処はどこだニャ? 私の怪我も治療されてるし」

 

 

そう言って辺りを見回していると、誰かが近づいてくる気配がした。敵かと思い警戒していると、現れたのは、あの悪魔達に追われている時に助けてくれた女の人だった

 

「怪我は痛くない?大丈夫?一応、治療はしたんだけど」

 

「怪我は治療してけれたおかげで大丈夫ニャ。貴女がしてくれたのかニャ?」

 

「はい、そうです」

 

「そっか、助けてくれてありがとうだニャ」

 

「いやいや、あのまま見捨てるのもどうかと思うし」

 

そう言いながら、女の人は照れた様な仕草をする

 

「そう言えば自己紹介がまだだったね。私はミラ、貴女は黒歌さんだよね?」

 

「ニャ!?どうして知ってるニャ!?」

 

「あの悪魔達にそう呼ばれてたから」

 

「そう言えばそうだったニャ。後、此処はどこ?」

 

「此処は私と家族二人の3人で住んでるんだ」

 

「家族がいるのかニャ?」

 

「そうだよー、呼んでくるからちょっと待っててね」

 

「分かったニャ」

 

そう言って呼びに行ったミラを待っているあいだに白音の様子を確認しておく

 

「良かった。怪我もないし寝てるだけみたいだニャ」

 

そうしている間にミラが人間じゃない気配を二つ連れて戻ってきた

 

「呼んできたよー。ほら自己紹介」

 

「私は黒歌って言うニャ。 今回は助けてくれてありがとうだニャ」

 

「うむ。我の名はグレートレッド。真なる赤龍神帝と言われている。よろしく」

 

「我は、無限の龍神、オーフィス、よろしく」

 

その名前に私はミらに声をかけられるまでしばらく開いた放心していた

 

「変な顔してどうしたの?」

 

「はっ!?今何かおかしな名前が聞こえた気がしたんだけど、もう1回言って?」

 

「我は『真なる赤龍神帝』グレートレッドだよろしく頼む」

 

「我は、無限の龍神、オーフィス、よろしく」

 

「ええぇぇぇぇぇ!?」

 

「何でそんなに驚いてるの?」

 

「「さぁ?」」

 

「驚くに決まってるニャ!!どうして最強のドラゴン二人と人間の筈のミラが一緒に暮らしてるニャ!?」

 

「ミラ、言ってない?」

 

「何がだニャ?」

 

「ミラは我等よりも強い龍だぞ?」

 

「は?はァァァァァァァ!!どういう事ニャ!?」

 

「それじゃあ改めて、『祖龍』ミラルーツ 略してミラです。よろしく」

 

「あっ、よろしくだニャ。…じゃなくて!」

 

「そんなに叫んでると隣の白音ちゃんが起きちゃうよ?」

 

そう言われて白音の方を見ると「うぅん...五月蝿いです」と言いながら眠そうに目を擦っている白音がいた

 

黒歌saidout

 

白音said

 

「うぅん...五月蝿いです。」

 

賑やかな声に起こされて辺りを見ると姉様と見た事の無い女性が三人いた

 

「白音起きたのニャ!!大丈夫?痛い所とか無いニャ!?」

 

「姉様...ってあれ?確か姉様と一緒に悪魔達から逃げてて、攻撃されて追い付かれて、そのまま捕まった筈じゃ?」

 

「捕まりそうになった所を此処にいるミラが助けてくれたのニャ!」

 

「『祖龍』ミラルーツ。略してミラです。よろしくね白音ちゃん」

 

「えっと、白音です。助けてくれてありがとうございます」

 

「いえいえ、気にしなくて良いよ」

 

「はい、わかりました。所でそちらのお二人は?」

 

「我は『真なる赤龍神帝』グレートレッドだ。よろしく頼む」

 

「我は、『無限の龍神』、オーフィス、よろしく」

 

「え?えぇぇぇぇぇ!どうして世界最強の二人がこんなところに!?」

 

「我等はもう世界最強ではなくなった」

 

「えっと、どういうことですか?」

 

「グレートレッドと、我、ミラに負けた、だから、ミラが、世界最強。」

 

グレートレッドとオーフィスがミラさんに負けた?

 

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァハァ」

 

「落ち着きましたか?」

 

「はっはい。ご迷惑をお掛けします」

 

「良いの良いの。それで、二人とも目が覚めた所で、どうして追われていたのか説明して貰って良いかな?」

 

「分かったニャ。助けてもらったんだから全部言うニャ」

 

そう言って姉様が話し始めた。

 

白音sideout

 

ミラside

 

どうして追われていたのかを聞くと黒歌さんが教えてくれた

 

 

幼い頃に両親が死んで、自分より小さい妹を育てるために、『仙術』と言う能力を目当てに来た上級悪魔と妹には手をださない約束で、眷属になった事。

 

仙術がどんな物か分かると約束を破り妹にも手を出そうとした事

 

自分が、まだ小さい白音に仙術を使わせるのがどれだけ危険か言っても無理矢理使わせようとした上級悪魔を殺して白音を連れて逃げた事

 

そのまま、あの森まで逃げて来たが、殺した上級悪魔の眷属の攻撃に当たって追い付かれてもうダメだと思った所に私が来たこと

 

私がその追っ手を殺したのを見て安心して気を失ったこと。それから目が覚めてこの状況だと言うこと

 

「これが全てニャ」

 

「そうですか」

 

「なるほど、それで二人はこれから行く所はあるのか?」

 

「何も無いけど白音と二人でどうにか生きていくにゃ」

 

「はい、姉様と二人で何処かで暮らします」

 

もうあんな事になるのは嫌だ。そんな思いから姉様と二人でそう答えた。

 

白音saidout

 

ミラside

 

「何も無いけど白音と二人でどうにか生きていくにゃ」

 

「はい、姉様と二人でどうにか暮らします」

 

 

そういう二人にさっきグレートレッド達と相談していた事を聞いてみることにした

 

「ねえ二人とも」

 

「「何ですか?(ニャ?)」」

 

「私の眷属になって一緒に此処で暮らさない?」

 

「「!?」」

 

「主の悪魔を殺したのも元はその悪魔が悪いし、行くあてが無いならどうかな?」

 

「ミラはドラゴン何だよね?」

 

「そうだよ?」

 

「なら、どうして悪魔の駒を持ってるんですか!?」

 

「あぁ、これは悪魔の駒じゃ無いよ。」

 

「えっ?」

 

「これは私達3人で悪魔の駒を参考にして作った『祖龍の駒』って言うんだ」

 

「我等が作っただけあって、悪魔共の使う駒よりも性能は良いな」

 

「それに、ミラの、鱗を、入れてあるから、お互いに、いる場所は、分かる。それに、ミラの鱗が、入ってるから、ミラの使う、雷も使える」

 

そう説明すると二人とも悩んでいるみたいだ

 

「そう焦ることも無いからゆっくり考えればいいよ」

 

「「分かりました(ニャ)」」

 

「それじゃあ私達は向こうにいるからどうするか決まったら来てね」

 

そう言って私達は少し離れた所で待つことにした

 

ミラsideout

 

黒歌side

 

「白音、どうするにゃ?」

 

「何がですか?」

 

「私達はこれからどうするかだニャ。ミラ達言う通り私達は行く宛もないしミラ達は信用できると思うニャ。だから、1番良いのはこのままミラの眷属になるのがいいと思う。白音は?」

 

「前の所みたいになったりしないですよね?あんな事にならないなら良いです」

 

「ミラ達なら前の所みたいにはならないと思うニャ。」

 

「ならミラさん達と一緒に暮らします」

 

「決まりだニャ。それじゃあミラ達の所にいくニャ?」

 

「はい!」

 

黒歌sideout

 

 

ミラside

 

しばらく待つと二人が此方に来た

 

「どうするか決まりましたか?」

 

「決まったニャ」

 

「それでは、どうしますか」

 

「姉様と一緒にミラさんの眷属にしてください。お願いします!」

 

そう言って頭を下げてくる白音ちゃんと黒歌さん

 

「頭を上げてください。逆に此方が頼みたいくらいです。」

 

「それと、これが二人に渡す駒です」

 

そう言って私はポケットから戦車の駒を二つ出して二人に渡した

 

「戦車の駒」

 

「これが私達の駒ですか?」

 

「はい、仙術を使えるなら丁度良いと思いまして」

 

そう言うと二人は少し考えて駒を自分の胸に当てた。

 

「分かったニャ。これからよろしくだニャ!」

「わかりました。これからよろしくお願いします」

 

すると駒が二人の胸の中に吸い込まれていくように入っていった。

 

「どうですか?違和感や、異常などは無いですか?」

「後その駒は私の鱗も使ってるので眷属になった人は雷も使える筈です」

 

 

「大丈夫ニャ。前より力が湧いてきていい感じニャ。」

 

「はい、私も前より強くなった感じがします」

 

 

「それは良かったです。後、私は眷属になった人達は家族だと思ってるので敬語は無しで。呼び方もミラで良いですよ」

 

「分かったニャ!それじゃあミラ、改めてこれからよろしくニャ!」

 

「敬語は私の癖なのでそのままですが、呼び方はミラって呼びます」

 

「分かった。それじゃあ二人ともよろしくね。」

 

「はい!」 「よろしくニャ!」

 

 

そうして私に二人の家族が増えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




投稿遅れてすみませんm(_ _)m

区切りの良いところを考えながら書いていたらいつの間にか文字数が増えてました(^^;

次回はもう少し早めに投稿するようにします

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