魔法使い「聖杯を嫁にしたんだが冷た過ぎて辛い」   作:シフシフ

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なんか、お気に入りの件数が凄まじいことになっていて驚いているシフシフです。
ほとぼりも冷めたし、この話を投稿することによりお気に入りの件数が2000位まで下がると予想しているため、初投稿です。

遅くなった理由としては、スマホ変えてました。最新ってすごいね。
久しぶりに小説を書いたので色々と酷いかも。許してヒヤシンス。

あと、だれか聖杯ちゃんとか描いてくれてもいいのよ?


追記。

アハトのキャラがわがんね……おかしかったら言ってください。修正します。





魔法使い「アハトー、洋服ちょうだい。ぇ?何?無いの?」

 ─────パリン。

 

 と、何かが割れるような音が幾度と無く響く。

 それは魔術工房であり、長い年月をかけて城や土地に備えられた無数の結界が圧倒的な()()()に押し潰されて壊れた音。そして大量の窓ガラスが弾け飛ぶ音でもあった。

 

 一切の魔術を使用せず、ただ魔力を垂れ流しにしただけでこの有様。

 ホムンクルスは恐怖からか瞳を開いたまま動かなくなり、血が巡らないのかどんどんと青ざめていく。

 この場において先程と何ら変わりないのは、事を起こした張本人である魔法使いとそのサーヴァントだけだった。

 

「───お待ちくだされ、魔法使い様」

 

 そこに落ち着いた低い声が響いた。

 アーチャーがその鋭い眼差しをそちらに向ければ、そこには白髪に染まった壮麗な翁の姿。そしてその後にズラリと並ぶ麗しい男女のホムンクルス達。

 

 その声に気が付いたのか、元から予想していたのか。魔法使いは目も向けずに佇む。未だその身から溢れる魔力は健在だ。

 

「まずは、謝罪を───」

「────謝罪は必要ない。立て、話がある」

「……はい」

 

 その姿から確かな怒りを感じ取ったアハトは恐る恐るといった風に、謝罪をするべく一歩前に進む、が次の一歩が進まない。

 

 魔力が生み出す圧迫感たるや、物理的な壁に阻まれているかのように魔法使いへの接近を許さないのだ。

 魔法使いがゆっくりとアハトの方を向く。その顔に表情は無い。冷酷、無慈悲、そんな言葉が頭を過ぎる。アハトは全身が打ち鳴らす警告を無視し、自らの死をも覚悟して魔法使いの前に立つ。

 

「アハト、聡明な君ならば俺が何のために来たか……わかるな?」

「はい」

 

 返事を返す声が震えていない事に感謝しながら、アハトは考える。

 魔法使いがアインツベルンに、アハトに求める物。それは何か。

 

 アハトと魔法使いの付き合いは長い。アハトが生まれた瞬間からの長い付き合いだ。

 

 アハトは魔法使いから多くを学んだ。恐怖という感情を学んだのも魔法使いからだ。

付き合いが長いからこそ、魔法使いの求める事を最も理解して行動に移して来たのは自分だと考えている。魔法使いが与える難題を幾度と無く叶え、乗り越えてきたのだ。と。

 

今回の裏切りは意図したものではあった。しかし、「魔法使いを殺す」為の裏切りではなく「魔法使いに聖杯を諦めさせる」為の裏切りであったのだ。

 

魔法使いの召喚したサーヴァントを殺す事により聖杯戦争から脱落させ、手を引いてもらう。そういう手筈だった。

 

そのために用意したサーヴァントは神霊アンリマユと天草四郎時貞。アハトの計算では最高の召喚となる予定だった。しかし、アンリマユはまさかの大ハズレ。

さらには魔法使いが召喚したサーヴァントは「ロビンフッド」、驚く程の隠密能力を保有しており、終ぞ一撃も与える事が出来なかったのだ。

 

まるで、全てを読んでいたかのようなサーヴァント召喚。

裏切られる事を想定し、自らが殺されないことも確信し、サーヴァントを隠すように戦っていたのだ。

 

それにアハトは魔法使いを過小評価していた。三騎士の内、セイバーとランサーが同盟を組み魔法使い陣営を攻撃しに向かったと報告を聞いた時、魔法使いの死を覚悟したアハトだったがその結果はまさかの返り討ち。

ランサーは死に、セイバーは瀕死になりながら令呪の力で逃走。しかしその後アーチャーの毒により死亡した。

 

ホムンクルスが撮影した映像を見ると、アーチャーは魔法使いを巻き込む事を承知で宝具を使用し、毒の矢を四方八方から放っていた。つまり、魔法使いは実質、三騎士全員と戦っていたのだ。

 

恐るべき叡智と、人を軽く飛び越える戦闘能力。

神々が二物を与えたもうたような魔法使いが求めるものは……アインツベルンの滅亡……もしくは─────

 

 考えうる最悪の事態にアハトは無表情ながらも演算を行い続ける。

 

────大聖杯の確保。

 

大聖杯が欲しいのなら、アインツベルンにやって来る必要は無い。しかしそこは魔法使い。魔術師らしからぬ律儀な性格と器の広さで顔を出しに現れ、許可を得に来たのだろう。

 

 聖杯を手に入れただろう魔法使いが何を願ったのかは明らかになっていない。何故大聖杯を求めるのかも。

 

しかし隣にサーヴァントが居ることからサーヴァントの受肉を選択した可能性が高いと思われる。当然、単独行動等のスキルにより現界している線も残されているが、魔法使いの魔力が濃厚すぎてサーヴァントか否か、識別すらできない。

 

──────また、何かをお考えか……。

 

 ゆっくりと髭を触りながら、アハトはアーチャーを見た。鋭い眼差しがアハトの目を貫く。

 なるほど。とアハトは納得した。

 

─────大聖杯を求めているのは彼女か。受肉を優先したという事は、現世で何かをするつもりなのだろう。そして、それは魔法使い様にとって有益な物だったに違いない。……やはり、求めているのは大聖杯で確実か。……なんとも間の悪い。

 

 現在、大聖杯は……確認出来ていない。

 

 没落すると思われた一族、ユグドミレニアが現在進行形で大聖杯を奪う為に攻撃を仕掛けてきているのだ。

 

 第三次聖杯戦争、そこにナチス・ドイツ側として参戦した魔術師、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアが聖杯戦争の終戦直後に軍勢を率いて大聖杯を奪いに来ている。

 

 数分前までその報告を受けていたアハトだったが、魔法使いのお怒りにより、通信は遮断、アインツベルンに張り巡らされていた結界は崩壊し、無防備もいい所。

 

 情報を得る前に封じられ、隠蔽の手回しすら魔法使いにより封じられた。……大聖杯を失ったとなればアインツベルンの名は地に落ちるだろう。アインツベルンの滅びは王手に近付いているように感じた。当然、まだまだ手段は残されている。しかし、先回りされている可能性の方が高い。何せ、魔法使いが敵対しているかもしれないのだから。

 

──────既に、見限られているのかも知れない。

 

 そんな思いが背中にあるはずの無い冷や汗を感じさせた。

 

 アハトは思考する。思考する。思考する。

 

 結果、導き出した答えは至極真っ当───────

 

「申し訳ありません」

 

 謝罪である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──────申し訳ありません」

「何?」

 

 何?

 

 洋服下さいって言おうとしたら突然謝られた件について。

どうしたんだアハト、ボケたか?

 

 なんて、とぼけるのはやめてやろう。

 

 くくく、驚いた様だな。俺の魔力に!当然か、何せアハト達が一生懸命に作り上げた結界とか破壊してしまったからな!

 

 ……すまない。実は魔力の解放はonかoffしか無いのだ。

 

 解放するとどんどん溢れてくる。そして俺の魔力が空間 を満たし、支配すると他の奴は自分が生み出す魔力しか使えなくなる訳だ。使いやすくていい。

 

 しかし、謝らせるほど怖がらせてしまったか。悪い事をしたな。まぁでも、腰痛は治ったようだし?いいんじゃないか?

 

 さて、と。洋服を貰うとしよう。アハトなら俺の言いたいことが分かってくれてるはずだ。今までの実績からしてな。

 あと、よくよく考えたら俺がアインツベルンに来る時って基本、服とかの日用品を貰いに来てるんだよ。まぁ、大抵が「贈り物があります」って言われて取りに来るんだが。

 

 俺が着ているローブもアインツベルンが作ったものだ。家紋?も刻まれている。仲良しだ。

 

 ……流石に聖杯ちゃんの前でフリフリゴスロリドレスをくださいなんて言えないからな。

 今までも俺の内心を当ててくれたその慧眼に感謝を込めて!

 

「謝罪などいい。俺の求めるものがわかるのなら、差し出せ」

「やはり……それが目的でしたか」

 

瞳を閉じ、ゆっくり頷くアハト。どうやら分かってくれたらしい。流石だアハト。お前は最高だ。

 

「ですが……」

 

 言い淀むアハト。そんなアハトが確認をとるようにホムンクルス達に目を向ければ、ホムンクルスは青ざめた顔で首を横に振る。

 

 …………まさか、洋服がないのか?

 

「まさかとは思うが……」

「はい、その通りです」

 

 ……お前ら服着てるだろ?仕方ないからそれの予備とかでもいいから欲しいんだよ。伝われ、俺の気持ち。

 

「……本当に()()()()()()は無いんだな?」

「はい。心中お察しいたします」

 

 心中お察ししてますか。ふむ、嘘は付いていなさそうだな。アハトの事だ、確実に分かってるんだろうな。

 つまり……お前ら服もって無いの?それで全部なのか。

 

 ははは、アハトよ。あまりからかわないでくれ。俺は聖杯ちゃんとの愛の巣作りをしなければならないんだ。ここでお巫山戯してタイムロスとか嫌だぞ。

 

 っと、アハトが口を開く。

 

「実を言うと……非常に申し上げ辛いのですが……」

「構わん、言え」

「─────今まさに奪われようとしているのです」

「……ほぅ?(震え声)」

 

 ─────いや違うからな!?

 

 べっ、別にお前らから奪おうとかしてないからな?!

 

 ……金は払うぞ?……とりあえず誰に奪われそうなのか聞いてみるか(震え声)オレジャアリマセンヨウニ。

 

「それは誰に?」

 

 謎の緊張感よ……。

 

「──ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア」

「ダーニック……か、やはりな」

「読まれておいででしたか」

「あぁ……」

 

 あぁ良かった、やはり俺じゃ無かった(安堵)

 

 それにしても、ダーニック……誰だったか……あぁ、思い出した。聖杯戦争中にいきなり名乗りを上げて突っ込んできて、マホトラで一発で無力化された奴か。

 

 ダサかったなぁ。しかもくっ殺してきたし。男のくっ殺は要らぬ。

 

「奴が魔法使い様の求める物を奪い去ろうとしているのです」

 

 なっ!?俺が求めている物をダーニックが……?

 

それってつまり、幼女に着せる可愛らしいフリフリの服って事だろう?

 

ダーニック……変態かよ。結構イケメンだったんだが、人は見かけによらないな。

 

「それは何処にある」

「……冬木に」

 

 ……ん?お前ら冬木に服置いてきたのか?

 あ、そういや別荘あったな。そこに予備が有るのか。確かに聖杯戦争中もちょこちょこホムンクルス見かけたし、可笑しくはないか。そして、そこに泥棒ダーニックソが来ていると……。

 

 聖杯ちゃんに着せるフリフリゴスロリドレスを奪いに!

 

 おのれぇこそ泥ガぁぁぁあ!っ、やばい。俺の脳内でフリフリゴスロリドレスを着たダーニックがガガガ……!おろろロロロロ。

 

 くっ、聖杯ちゃんとの今後について考えろ!

 頭を一杯にするんだ。

 ……どんなドスケベ衣装着せてやろう、とか考えたら止まらねぇ!ぐふふふふ。

 

 そして、冷やかな視線が後ろから止まらねぇ……!アーチャー、怖い……怖い。

 

「もしや、御守り下さるのですか?」

「断る」

 

 そんな時間無いわ。裸ローブで過ごさせる訳には行かないんだ。

 と言うか、静かだなアーチャー……と言うよりも聖杯ちゃん。頼む、俯いて無いでなんか話してくれ。

 

「アーチャー、要件は終わった。帰るぞ」

「……」コクリ

 

 なんか喋ってよぉ!!怖いからさぁ!中身、中身は聖杯ちゃんなんだからさぁ!

 

 はっ待てよ?

 

──「邪魔しないように静かにしてなきゃっ!」

 

みたいなことを考えているかもしれない!

うぉおおおぉぉぉぉ!かわぃいいいいいい!(母性)

 

 ……さて帰るか(賢者モード)

 

「お待ちくだされ」

 

アハトが俺に静止の声を掛ける、当然、断ろうとするのだが。その時、不思議な事が起こった。

 

 

 

「─────邪魔だ、我がマスターの邪魔はさせん」

 

 

 

「「!!」」

 

 なっ…………!?

 

俺とアハトの間に割って入る緑髪。

 

 ……アー、チャー?

 

 ひ、ひぃいい!な、なんでだ!?どんだけ俺のこと嫌いなんだよっ!

 どれだけ付きまとうんだよそろそろ成仏しろよ!恨めとか言ったけどさ、やめてくれよ恐いから!お願いします何でもしますから!

 

「貴様らアインツベルンの裏切りを、我がマスターが気が付いていないなどと思うな」

 

 アインツベルンの裏切りってなんだよォお!知らねぇよお!おじいちゃん(俺)と孫?(アハト)の関係にヒビを入れに来るなよォ!聖杯ちゃんの悪ふざけなの?虐めなの?ささやかな反抗なの?

 

 ────────許す!(寛容)

 

「貴様らはマスターのご好意で生かされているに過ぎないと知れ!」

 

 はい!!

 

「これ以上の甘え、例えマスターが許そうとこの私が許さん!」

 

 はい!甘えません!!

 

 ひっ、こっち見た。

 

「……申し訳ありませんマスター。出過ぎた真似を……暫く、眠ります」

「あぁ……構わん。休め」

 

 休んでください、そしてもう来ないで。

 

 ……何だったんだ今の……アーチャーなのか?えぇ、やだなぁ、怖いなぁ……モシャスってこんな副作用的な効果あるのか……。使うのやめようかな……。

 

それにしても、アーチャーの声聞くと化けの皮が剥がれるな……。

 

 っと、アハトの目線が痛いのでルーラで逃げよう。ルーラは最強です。あ、待てよ?そういやさ、奥の部屋にでかい白い服飾られてたよな?取ってくるか(盗)

 

「行くぞ。……邪魔をしたな。ルーラ」

 

 アーチャーの腕を掴む。若干手が震えているのは怖いからだ。おいそこ、情けないとか言うな。トラウマはトラウマなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、家に着いた。ベッドに飛び込みたい。が、ベッドなんて文明的な物はこの家に無い。

 

「はぁ。モシャス」

「……」

 

溜息をつきながら聖杯ちゃんの姿を戻す。可愛い……癒される。アーチャーの毒が抜けていく……。

と、俺がじっくりと聖杯ちゃんを見つめていると

 

「……」プイッ

 

聖杯ちゃんはそっぽを向いてしまった。なんだろう、この胸のざわめき。……これが、悲しみなんだね。

 

「……さて、君の衣類は……ふむ」

 

天のドレス、だったか?

…………んー?なんか、構造がよくわからんなこれ……。

 

「それをきればいいのか?」

「─────そうだな」

 

んー、礼装だな?。

まぁいいか。とりあえずは着てもらおう。上からローブも着るんだぞ、ここ寒いから。

あー、じゃあ着てる間にベッドでも。

 

 

 

 

というわけでやって来たぞ冬木!

人払いの結界だとか色んな魔術が使われているようですごいぞ。ダーニックがゴスロリドレスを着るために頑張っているのだろう。

 

とりあえず虫君にでも会いに行って上質なベッドを手に入れるぞ。

長い間あってなかったが、名前変えたんだよなぁ臓硯に。

 

「おい!貴様、何者だ!(ドイツ語)」

 

ん、なんだ?

 

……男が銃を構えて俺になにか叫んでいる。

何言ってるか全くわからん。インテを使ったりモシャスしたりすればわかるのだが……無関係を装って通り過ぎよう。

 

「そのローブの紋章、アインツベルンだな!死ね!(ドイツ語)」

 

射撃音が鳴り、弾丸が空気を切り裂きながら俺に迫る。だが、それは俺にあたる直前で透明な何かに当たり止まった。その一瞬後、その衝撃や殺傷力が純粋な魔力の塊となって男に襲いかかった。

 

「うぐっ!?……ごはっ」

 

……アタックカンタ常に張ってあるので、弾丸は効かない。と言うか魔力系の攻撃以外は効かない。ちなみにマホカンタも常に張ってあるので魔力系も効かない。豆知識として、先にアタックカンタを張らないと弾かれるので注意。

3次の時はこの防御を使っていなかったからピンチに何度も陥った(慢心)

まぁいい。臓硯君を訪ねに行くのだ。

 

ん?待てよ……いまダーニックソがアインツベルンの別荘を狙ってるんだよな?……火事場泥棒ワンチャン?

流石に汚いか。汚れてそう。

 

んー、いいか。よく良く考えたら無駄に高級な物を揃える必要も無い。モシャスで一般人になってサクッと買い揃えよう。

そうなりゃお店にひとっ飛びですわー。

 

 

……まずはお金を取りに行かねば。

 

 






あとがきに何を書くか思いつかなかったのでアーチャーロビンの性能の話でも。

サラッとセイバーをぬっ殺したと書いてありますが、アーチャーの宝具である矢が1度でもささり(あるいは掠るなどして)体内に毒が侵入した場合、令呪や転移でどれだけ遠くに逃げようと真名解放の毒集中からは逃れられないので死にます。
毒耐性がある、もしくは真名解放前に殺す、宝具であるイチイの森を破壊するなどが対処法となります。

基本的に隠れながらの暗殺が戦法となるので、魔法使いとの相性はいいです。目立ちますから、魔法使い。
魔法使いはアーチャーの事が苦手なのでやりませんでしたが、魔法使いのバフを受けることでステータスが凄まじく上がります。魔法使いはサーヴァントなどのステータスを大体三段階上げられると思ってください。魔力、幸運、宝具のステータスは上昇させることが出来ません。

アーチャーステイタス
筋力D→A
耐久D→A
敏捷B→A+
魔力A
幸運D
宝具B

やばい(確信)
力強く、速く、硬い奴が対軍宝具で薙ぎ払わなくちゃいけないような隠密をしてくる。あと宝具が毒。これはウザイ。
これだけで勝ち抜けた事を、魔法使いはまだ知らない……。



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