「バカ」
バシ、とアリサがなのはを引っ叩いた
「もう知らない」
アリサが教室を飛び出して行った
「すずか、アリサの事頼める、僕はなのはと話すから」
「訳は聞かないけど私もまだ納得してないんだからね」
「うん、今は話せないけど、必ず話すから今はお願い」
「わかった私もアリサちゃんも待ってるから」
そう言ってすずかはアリサを追って行った
なのははアリサとケンカした事がショックだっだのか気落ちしてる
「なのは、大丈夫?」
「零君、私アリサちゃんを怒らせちゃった」
「そうだね、僕がアリサでも怒ったと思う」
「私、如何すれば良かったのかな?」
「・・・ねぇ、なのはにとってアリサはどんな存在?」
「え、アリサちゃんは大切なお友達で」
「そう、きっとアリサもそう答えるよ、だからこそ頼って欲しかったんだよ」
「でもそれは話せないし、それにアリサちゃんがわざわざ私の事を気に掛けてくれたのに」
「そう思ってるなら何をするべきか分かるね、話すより先にする事が、今日は僕とユーノでジュエルシードの探索をするからなのははアリサとじっくりと話して」
そう言って僕は自分の席に向かう
「零君!!」
なのはが僕を呼び止める
「何?」
「ありがとう」
「今日はこれ位にしようか」
「そうだね、時間的にこれ以上やってると補導されかねないし」
日が落ちて、周りはすっかり暗くなっている今日は此処までの様だ
「ただいま~」
ユーノと別れて家に帰宅する
「お帰り~」
姫の声が居間から聞こえた、もう帰って来てたんだ
僕が居間に行くと
「邪魔してるよ」
「お、お邪魔してます」
フェイトと犬のお姉さんが居た
ちょっとなんでフェイト達が此処に!?
「私が連れて来た」
姫、本当に何してるの
「その私達が悪いんです、無理矢理ジュエルシードを貰おうとしたから」
フェイトが済まなさそうに説明してきた、フェイトが言うには
ジュエルシードを発見→姫が持ってた→交渉→私の物は私の物、拾った物も私の物→よろしいならば戦争だ→姫無双→フェイト達を回収(連行とも言う)→帰宅→僕帰宅←今ここらしい
「零、 腹が減ったぞ」
「今それ所じゃ無いから我慢して」
僕が警戒して銃を手に持ってる
「ん~やーだーやーだー、腹減ったー」
姫が、いい大人が子供の様な駄々をこね始めた
「はぁー、わかったよ」
僕の負けだ銃を仕舞って台所へ向かう、まあフェイト達も姫の前で戦ったりしないだろう
冷蔵庫を開けて食材を確認する
「姫ー、何が食べたい?」
「零が作る物なら何でも良い、お前達も今日は食べて行け」
「でも私達は」
「良いから、零も良いよな」
「3人が5人に増えてもたいして変わらないから良いよ」
それに大勢で食べた方が美味しいしね、よし今日はピーマンの肉詰め
献立を決めたら後はテキパキ調理を始める
「姫~料理運んで~」
「わかった」
「あ、あの私も手伝います」
「じゃお願い」
フェイトに料理を手渡し運んでもらう、テーブルに料理を並べて皆が座る
「「「いただきます(やんやん)」」」
「い、いたたき、ます?」
「なんだい?それは」
「食材になった物達に対する感謝の気持ちを表す挨拶だ」
姫がフェイトとアルフ(さっき教えてもらった)に説明している
「うまい、零、料理の腕をまた上げたんじゃないか」
「やんやん」(俺もそう思う)
「そうかな、だったら嬉しいな」
そう話しながら僕達は笑いあいながら食事をする
「ねぇアルフ」
「なんだいフェイト」
「なんだか良いね、こう言うの」
「そうだね」
「「ご馳走様でした」」
食後少し雑談をしてフェイト達が帰ると言い玄関先に見送りに出た
「また気が向いたら来い、歓迎する」
「料理を作るのは僕だけどね」
「やん」(またな)
「じゃあまたね」
「ありがとうございました」
そう言ってフェイト達は転移して行った
「零」
「うん、何?」
家に入ろうとしたら姫に呼ばれた
「フェイトと言ったかあの娘、助けてやれ」
「そう思うなら自分で助ければ良いじゃん、それにフェイトと僕は本来、敵同士なんだよ」
「なら尚更だ、あの娘は孤独なのだろう、寂しそうな目をしていた」
「敵の僕にどうしろと、なのはを裏切ってフェイトに味方しろと」
「馬鹿者それは悪手だ、ライバルになれ」
「ライバル?」
「好敵手とも言うな、他人と何か繋がる物があれば孤独は解消できる」
「それはきっと、なのはの役目だよ」
「何!?お前そんな大事な役目を女子に譲ったのか、普通そこから繋がりを作って異性を物にするだろう!!」
「良い事言ってたのに凄い下劣な事考えた!?それに僕はなのはの事があるし・・・」
「はーーー、お前それで私の子か!?昔の私は世界中の男共を物にしようとした位なのに、お前と言う奴は女1人で満足して向上心の無い奴め、世界中の美女を侍らしハーレムを作る位思わんかい!!」
「何、バカな事言ってるのさ、さっさと家に入るよ」
「まて零、まだ話は終わってないぞ」
そんな姫のバカな話を聞きながら夜は更けていった
― ― ― ― ―
黒姫さんの家で夕飯をご馳走になってこっちでの住処のマンションに戻って来た
「アイツの飯旨かったね」
「そうだね」
零、彼の周りはとても暖かった、黒姫さんが居て、零が居て、チッツーが居て互いに支え笑いあっている幸せそうな家族
「ねぇ、アルフ」
「なんだい」
「明日からまた頑張ろうね」
「ああ」
ジュエルシードを集め終わったらまた昔みたいになれるよね、母さん
今回は日常パートの話でした、いただきますの意味は諸説あるようですが、自分はこの話を祖母から聞きました。
今回も読んで頂いて有難う御座いました。