魔導師と魔砲使い   作:セッカイ

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装7弾 運命の子

僕が負傷してから一週間がたった

今日はすずかからお茶会を開くから、ぜひなのはと来てほしいと言われたので

なのはの家に寄ってなのはと一緒に行こうとすると、恭也さんも一緒に行くとの事

 

皆してバスに乗りすずかの家に向かう

すずかの家に着くとノエルさんと忍さんに案内されて、屋敷を抜けて行くと中庭で

すずかとアリサ、そして大量のねこが居ました

 

「や―――ん」(今日から俺がお前たちのボスや)

「「「「「にゃー」」」」」(はは~あ)

「キュウ」(助かったけど納得いかない)

ねこに追い掛け回されていたユーノをチッツーが助ける、そして何時の間にかボスになったチッツー

そんな彼らを見ながら僕は紅茶に口を付ける

 

「美味しいですね」

「有難う御座います」

ファリンさんが淹れてくれた紅茶を飲み感想を口にする

僕は普段は緑茶をよく飲むけど、この紅茶が特別美味しい事は分かる

 

「クッキーもどうぞお召し上がりください」

「頂きます」

出されたクッキーもとても美味しい

 

「最近あんた達の元気が感じられ無いから、元気づける為に今日のお茶会を開いたの」

「何か悩んでいる事があるなら、相談してくれないかな?」

「アリサちゃん、すずかちゃん」

なのはは自分を気に掛けてくれて嬉しそうだ

本当の事は言えないけど、言える事を言って今回は納得してもらった

暫らくは皆と他愛の無い話をしてたけど、ジュエルシードの反応を感じた

 

(零君、ユーノ君)

(わかってる、チッツー頼むよ)

「やん」(任せとけ)

チッツーに頼んでアリサとすずかの五感を誤魔化して僕達が目の前に居る様に思わせてもらい僕達はジュエルシードの元へ向かう

 

 

「猫だね」

「猫だね」

「大きいね」

「大きいね」

森の中を少し進むと巨大化した子猫が居た

「なのは封印、お願い」

「わかったの」

なのはが封印しようとすると上から黄色の槍の様な物が降り注いで来た

慌てて槍が飛んで来た方向を見ると僕達と歳の変わらなそうな少女が居た

 

「君は何者?」

僕は警戒しながら何時でも魔砲を撃てるように銃に手を掛ける

 

「ジュエルシードを渡してください」

彼女の目的もジュエルシードの様だ

 

「ジュエルシードは危険な物だから渡せないの」

なのはがそう答えると彼女は

 

「ならば力づくで貰います」

そう言うと彼女はデバイスを鎌の様に変形させて切りかかって来た

 

「なのは!!」

黒神木刀

 

先日、僕は姫から一本の木刀を貰った、その木刀は全体が黒色で何か禍々しい物を感じた

手に取るとそれは僕の身体の中に入って行った

「良いか零、これは黒神木と言ってな、大戦の時に造られた物なんだ」

「大戦?」

「大昔のな、何時から始まったのか、どれだけの人が死んだか分からない位の大戦だ」

「でも良いの?僕が貰って」

「構わない、それにきっと必要になるからな」

そう言って姫がニッコリと微笑む、ただし僕は知っている姫がこの微笑を浮かべる時は大抵良くない事が起こる

 

「さあ、特訓するぞ」

ああ、これか嫌な予感の正体は僕は姫に引きずられて行った、後は想像にお任せする思い出したくもない、一言言うなら死ぬかと思った

 

少女の鎌を受け止める

「させない、絶対にさせないよ」

「邪魔しないで」

僕はなのはにジュエルシードを任せて、少女と戦闘を始める

黒神木刀を振りかぶり全力で彼女に切りかかる、彼女は躱して僕の背後に回りデバイスを振るう、本当なら当たるはずだが黒神僕木を伸ばして防ぐ、お返しに伸びた状態の黒神木を振る、彼女は高速で後方に移動して黒神木の範囲から抜け距離を取る

 

「フォトンランサー・フルオートファイヤー」

「豪速・四連銃」

少女の魔力弾の連射を僕は銃の連射で相殺する

 

(零君、封印終わったよ)

(わかった)

なのはから念話を受け取ってなのはの傍に行く、子猫は普通のサイズに戻ってる

 

「零君、私に任せてくれないかな?」

「なのは!?」

「私、あの子と話し合いたいの」

なのはが真剣な目で僕に言って来た

 

「無理はしないでね」

「わかったの」

そうしてなのはと少女の戦闘がを始めた

なのはも善戦したけど魔法ではやはり少女の方が上の様だ

一瞬の隙を突かれて少女の魔法弾が直撃してなのはが落とされた

慌ててなのはを受け止めると容態を確認する、軽いショックで気を失っているだけの様だ

なのは地面に寝かして桜花身弾を撃ちこむ

 

「ジュエルシードを渡してください」

「わかった、けど1つ言わして」

「なんですか?」

「次、なのはを傷つけたら僕は本気で君を潰しに行くから」

僕の手からは血が滴り落ちてる、なのはが落とされた時僕は本気で彼女に殺意が湧いた、今でも彼女が憎い、だがなのはが話をしたいと言ったその言葉を尊重して殺意や憎しみを押し殺し彼女と話をする

 

「ほら」

なのはが封印したジュエルシードを1つ彼女に投げ渡す、彼女はそれを受け取ると早々に去って行った、僕はなのは担いですずかの家に歩きはじめる

 

「零」

ユーノが語りかけて来た

 

「どうしたの」

「さっきの如何したの?」

「さっきの?」

「あのジュエルシードを奪っていった子と話していた時だよ、あの時の零はいつもの零じゃ無かったよ」

「いつもの僕じゃなかった?」

「そう、なんて言うか、なんか禍々しいって言うのかな、そんな感じがしたんだ」

禍々しいか黒神木のせいかな?

僕はそんな事を考えながら歩みを進めて行く

 




ようやくフェイトが出てきました、そしてユーノは何かを感じた様ですね、まあそれが何なのかは話が進めば分かると思います、そして黒姫と言えば黒神木、これがこれからの物語でも活躍して、そして物語に大きく関わってきます。
最後に今回も読んで頂いて有難う御座いました。
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