氷符『アイシクルフォール』
左右から迫る固定弾と黄色の奇数弾。
チルノに近づくと奇数弾の射出間隔が早くなる。
凍符『パーフェクトフリーズ』
カラフルな小弾を放射状に撒き、時間差で凍らせた弾をランダムに動かす。
また、凍らせてから動かすまでの間に更に弾幕を放つ。
雪符『ダイアモンドブリザード』
速い弾と遅い弾の混合ばら撒き弾。
射出場所はチルノの周囲からランダムに決定される。
紅霧異変【二面】-魔理沙side-
さっきの金髪の少女を倒してから、しばらくすると湖に出た。また妖精達が襲ってくる。だがやはり妖精達はカランでも容易く倒せる。
それにしても先程から空気が冷たい。湖の近くだからと言うには少々寒すぎる気がする。別に冬でもないのに。この辺には暖かいお茶でも出してくれるようなお屋敷は無いのだろうか。島はこの辺じゃなかったか?
魔理沙「島は確かこの辺だったような気がするが」
カラン「そうなの?」
魔理沙「もしかして移動してるのか?それにしても…おおよそ夏だぜ。なんでこんな冷えるんだ?」
氷精「もう二度と陸には上がらせないよ!」
そう言って、水色の髪を肩ぐらいで切り、青いリボンを髪につけて氷の羽をもつ氷精が現れた。
魔理沙「あんたね。寒いのは」
氷精「暑いよりはいいでしょ?」
そんなのお前の好みだろう。
魔理沙「寒い奴」
「「それは何か違う…」」
氷精と同じことを同時に言われた。もしかしたらこの2人は気が合うのかもしれない。そう思ってカランの方を見ると、お腹をおさえて眉間にシワを作っている。どうやらこの寒さにこの薄着だからお腹を痛めてしまったらしい。
魔理沙「いっぱいいっぱいなんだろ?」
そう言って攻撃をした。
降ってきた弾幕をカランは少々大袈裟な動作で避ける。私は余裕を持って避けることが出来るが、カランにとっては大袈裟によけないと当たりそうで怖いのだろう。
氷精「氷符『アイシクルフォール』」
青い弾幕を避け、黄色い弾幕が髪を掠めた気がするが、なんとか避ける。
氷精「凍符『パーフェクトフリーズ』」
カラフルな弾幕を避けてカランを気にしつつひたすら攻撃をする。
すると弾幕が凍った。カランを見ると少しばかり戸惑っているように見える。カランのほうに近づいていくとゆっくりとこちらに凍った弾幕が近づいてきた。
新しい弾幕も降ってきたので、凍った弾幕に当たらないようにしながらカランのほうに進行方向を向けつつ避けていく。
戸惑いで避けることに集中してしまいカランはあまり攻撃をすることが出来なかったが、私がカランを誘導しながら氷精に攻撃をする。
氷精「雪符『ダイアモンドブリザード』」
不規則な弾幕を気をつけながら避けていき、私とカランは同時に攻撃をする。
当然ながら氷精はあっさりとたおすことが出来た。
カラン「途中のスペルカードはビックリしたけど、案外あっさりと倒せたね。」
魔理沙「こんな氷精相手をあっさり倒せなくてどうするんだよ。これからの弾幕でも気をつけろよー?」
カラン「分かってるよ…」
魔理沙「ああ、半袖だと身体に悪いわ。早く、お茶でも出してくれるお屋敷探そう、っと」
紅霧異変【二面】-魔理沙side- でした!
今回はカランsideと全然変わらないですねー
湖とか一度行ってボートとか漕いで見たいですー
でもやっぱり寒いのかな?
作者は寒いの大っ嫌いなので寒いなら行きたくないですね
こんな至極どうでもいいあとがきと至極どうでもいい話を見てくださってありがとうございます!
次回はチルノsideを書いていきますー