妖精の軌跡first【完結】   作:LINDBERG

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子猫は猫友達が増える

「あ……、あ……」

 

目の前には怒りに震えながら導力銃を構える警備隊と、恐怖と哀しみに打ちひしがれる子供達の姿が在った。皆が一様にジーっと自分達を見つめている。その全てには、ある明確な意志が存在していた。

それは敵意だ。

宗主国を名乗り、少しずつ侵略をし続ける、帝国や共和国に対するモノとは違う。今この瞬間、確実に目の前に存在し、自分達のアイドル(みっしぃ)を傷付けようとしている、明らかな敵に対する怒りだ。

警備隊員は勿論の事、女や子供に至る迄、中央広場に居る全ての民衆の怒りが、間違い無く自分に注がれているのを、デュバリィは確かに感じ取っていた。

 

「あ、あんまりですわ……」

顔の下半分をナプキンで覆い隠したデュバリィが、情けない声を上げる。

「結社に身を置いた時から、どれだけ手を汚す事も覚悟しては来ましたわ。……ですが……、ですが幾ら何でも、これは酷過ぎですわ……」

子供達の無垢な視線が、容赦無く全身に突き刺さる。まるで「どうしてこんな非道い事をするの?」「みっしぃが可哀想だよ……」「何処かのクズ教授でもこんな事はしないよ?」と言われている様だ。

気のせいか、右手に持った自慢の大剣までが「デュバリィさん……、ボクをこんな事に巻き込まないでよ……」と泣きながら訴えている様に感じられた。

 

そんなデュバリィの想いを知ってか知らずか。

「ん、もっと気合い入れて威嚇して。リーダー」

隣の小娘から叱咤激励が飛んで来た。

「だ、誰がリーダーですわ!!?」

思わず怒りを爆発させる。

「貴女!絶対に頭おかしいですわ!?何を考えてこんな事しやがったですわ!!」

「ん?あのまんま逃げても、追い詰められるのは目に見えてたし。だったら、人質を取って脱出するしか無いかな?って」

「な、何故よりにもよって、みっしぃを人質にするんですわ!?」

「だって近くには、他に親子連れしか居なかったし。それとも、子供を人質にした方が良かった?」

「……そ、それは」

思わず口籠る。

「んじゃヨロシク!リーダー」

「だから!!わたくしをリーダーと呼ぶんじゃねぇですわ!!」

 

……鬼ですわ。……わたくしの目の前にいるのは、小娘の皮を被った鬼畜ですわ。

 

デュバリィは己の悲運を呪い、哀しげに天を仰いだ。

いつもなら優しく微笑んでくれる筈のマスターの笑顔も、幼い頃は祈りを欠かさなかった女神の姿も、何処にも見えはしなかった。

 

 

 

「おねぇさん達ぃ、こんな事しちゃダメだよ~。お友だちがみんな悲しむよぉ?(T_T)」

みっしぃが子供を諭す様に、優しく2人に語りかける。

「だ、大丈夫ですわ!絶対に貴方を傷付ける様な真似は……」

デュバリィが慌ててフォローを入れる、が。

「ん、大人しくしてれば無事に済むけど、ワタシの言う事聞かなかったら……、解るよね?」

双銃剣を突き付けながら、鬼娘が容赦無く恫喝する。

「そ、そんなぁ~(ToT)」

「小娘ぇ!!みっしぃを脅すんじゃねぇですわ!!」

「みっしぃ、っていうか……、中身に言ってるんだけど?」

「お止めなさい!!中身とか言うんじゃねぇですわ!!みっしぃの中には、愛と希望しか詰まっていませんわ!!!」

思わず右手に握った大剣に力が入った。

 

!!、そ、そうですわ!今この場で小娘をブッた切れば、わたくしだけは助かるかもしれないですわ!?上手く行けば、みっしぃを救った英雄として……。

……いや、顔の下半分だけを隠した英雄など、この世に存在する訳がありませんわ……。

 

既に後戻り出来ない現実に、デュバリィは力無く項垂れた。

 

……ん?

 

ふと見ると、蒼髪の少女がこちらへと近寄って来ていた。イベントの時にも最前列で、熱心にみっしぃを見つめていた娘だ。

友達らしき桃色髪の娘の静止を振り切り、少女はデュバリィ達から5アージュ程離れた場所で動きを止め、ジッとこちらを見つめている。

目には危険な光が点っていた……。

 

……な、何ですの?

 

「……みっしぃをイジめる人は、私が許しません!」

 

少女は背中から魔導杖を取り出すと、天に向かって高々と掲げて見せる。

見た事が無い程に、強力な魔力が集まっていた。

 

な、な、な???

 

「喰らいなさい!」

 

杖の先端に集中した魔力は、まるで光の剣の様に形を作り、一直線にデュバリィに向かって振り下ろされた。

 

ヤバい!?受けとめ……、いや!これは、避けなきゃ駄目なやつですわ!!

 

デュバリィは素早く反応し、大上段の一撃から身をかわした。

光の刃が地面に突き刺ささる。

……ほんの一瞬前まで自分が立って居た地面が、蒸発する様に消えて無くなっていた。

 

しょ、消滅!!?

 

怒れる魔力の一撃を受けた地面は、分子レベルに迄分解され、空気中に霧散していた。

 

ど、どんな魔力ですの!?幻惑の鈴や深淵の魔女でも、多分ここまではいきませんわよ!??

 

「てぃ、ティオ先輩!お、落ち着いて下さい!」

桃色髪の娘が何とか諌めようと試みる。

「ユウナさん、危険ですから離れていて下さい。この無法者達には、私が天誅を下します!」

しかし蒼髪の少女は聞く耳を持たずに、再び魔導杖を天に掲げる。……目が完全に据わっていた。

 

じょ、冗談じゃありませんわ!?あんなのまともに喰らったら、骨どころか細胞の欠片すら残りませんわ!!

 

思わず背中に冷たい汗が滴る。その間にもみるみるウチに、杖先へと極上の魔力が集まっていく。

 

こうなったら、転移陣でわたくしだけでもこの場を離脱……。い、いえ。

 

横目でチラリと丸っこい着ぐるみを見つめた。

 

わたくしのみっしぃを、こんな修羅場に1人残す訳にはいきませんわ!

 

力強く蒼髪の少女を睨み付ける。

 

「執行します!」

再び光の刃が振り下ろされる。

それは正に、天が己に下した、裁きの天撃の様にも見えた。

 

デュバリィは、全身から己の闘気をかき集めて大剣に宿すと。

「やあぁぁぁ!!!!」

真っ向から魔力が迸る天撃を受けとめてみせる。

衝撃波が放射状に広がり、激突によって生まれた力場に2人が包まれた。

「無駄です!アナタの様なクサレ外道に、私の一撃は止められません!」

「誰がクサレ外道ですわ!?絶対に耐えきってやりますわ!!」

己の意地と誇りとみっしぃ愛を「これでもか!」とぶつけ合う2人。勝負は一見互角に見えた。

 

……が。

 

「頑張れ!ティオ先輩!!」

「特務支援課のお姉ちゃん!負けないで!!」

「そんな奴やっつけちゃえ!!」

『ティオ!』『ティオ!』『ティオ!』

周囲から溢れ出す割れんばかりの声援が、蒼髪の少女の背中を後押しする。そしてそれに呼応する様に、魔導杖の出力は勢いを増していった。

 

そ……、そんなのズルいですわ!!

 

徐々にデュバリィが押され始める。

 

くっ!……結社に入ってから、これ程までの窮地に追い込まれるのは初めてですわ。

 

デュバリィは、心が折れる寸前の状態だった。……だが。

 

……いえ、わたくしにも1人だけ味方が居ますわ!

 

チラリと視線を横に向ける。

 

悔しいですが、あの小娘の戦術眼だけは認めざるを得ませんわ!わたくしがピンチになれば、必ずや助っ人に……。

……へ???

 

「……そんなワケだからさ、アンタのグッズをお土産に買って帰りたいんだけど、何処か良いショップ知らない?」

「う~ん……。それなら、東通りの先に良いお店があるよぉ☆品揃えも良いし、きっとお姉さんのお目当ても見つかると思うなぁ(^_^)/」

「ん、らじゃ。そんじゃ、後で行ってみるよ」

「うん☆ボクの紹介って言えば、半額になるようにしておくよぉ(^o^)v」

「さんくす、悪いね」

「みししっ、気にしないでよぉ☆お友だちなら、当たり前だよネ\(^o^)/」

追い詰められるデュバリィを他所に、鬼娘はみっしぃと仲良くなっていた。

 

……

……

……

……こ、こ、小娘えぇぇぇ!!!!

 

その瞬間、デュバリィの闘気が、爆発的に噴出した。

余りある程の理不尽さと不条理に、怒りメーターの針が振り切れ、自分の臨界点を軽々と突破する程に、凄まじい闘気の奔流が身体の底から溢れ出す。

「があぁぁ!!!絶対に負けませんわぁ!!!」

頭の天辺から爪先まで、有らん限りの力を振り絞る。

「でやあぁぁぁ!!!!」

気合い一閃!!

デュバリィは蒼髪の娘を力任せに押し返し、何とか死地を脱する。魔導杖を弾かれた蒼髪の少女は、無惨に地面に突っ伏した。

 

やった!!やってやりましたわ!!この神速のデュバリィを甘く見るんじゃねぇですわ!!

 

禍々しいオーラを放ちながら、まるで仁王の如く、広場に集まったクロスベル市民の前に立ちはだかるデュバリィ。その姿はまるで、煉獄から這い出た、邪悪の化身そのものだった。

 

目の前の警備隊が恐れをなして後退り、子供達は泣きながら身を寄せ合う。

 

 

「ティオ先輩!」

桃色髪の娘が、蒼髪の少女を助けようと駆け付ける。明らかに侮蔑を込めた目で、デュバリィを睨み付けていた。

 

ふん、どうとでも思うが良いですわ!今のわたくしに怖いものなど何一つありませんわ!

 

大剣を正眼に構え、威圧感たっぷりに睨み返す。余りの迫力に桃色髪の娘が少しだけ怯んだ。

……構えた大剣から「デュバリィさん……、ボクはもう疲れました……、サヨナラ」という声が聞こえた気がしたが、涙を飲んで無視した。

 

 

 

「……なかなかやりますね」

ゆっくりと少女が起き上がる。

「ふっ、これが実力の差ってやつですわ!顔を洗って出直して来やがれですわ!」

声高に勝利を宣言するデュバリィだが、心の中は土砂降りだった。

 

「……仕方ありません」

スッと右手を挙げる。

「エイドロンギア、召喚します!」

突然少女の背後から、あからさまにヤバそうな乗り物が出現した。

 

……なっ、何ですのアレは!?!?

 

ヤバそうな乗り物に少女が乗り込む。

「……リンク完了、制圧を開始します」

少女から、再び執行宣告が発せられた。

「てぃ、ティオ先輩。幾らなんでもこんな場所で『ソレ』は……」

「ユウナさん。巻き込まれない様に、街の皆さんを遠ざけて下さい」

毅然とした口調で少女が命じる。

「は、はい!」

娘はもう手に負えないとばかりに、周囲に居る警備隊と市民を慌てて下がらせた。

 

「行きます!覚悟して下さい!」

ヤバそうな乗り物が、駆動を始める。

 

な、な、な……。

 

デュバリィの顔色が変わった。

 

「スライサー射出、ピットミサイル発射!」

ヤバそう乗り物から、激ヤバな兵器が飛び出して来た。

 

幾ら何でも、そんなの反則ですわ!!???

くっ!!?

 

相手の一斉攻撃に合わせて、デュバリィも動き出す。

足元を狙って着弾するピットミサイルを、素早く回避する。しかし、一直線に首を狙って来るスライサーは、避けきれそうにない。

 

ちぃ!

 

大剣を盾の様に構え、体勢を崩しながらも、何とか凌ぎきった。

 

ふ、ふん!甘いですわ!その程度の攻撃で、この神速のデュバリィを……、へ???

 

見ると、少女は既に第二波を仕掛けようとしていた。

 

えっ?ちょっ、待っ……。

 

「セカンドスライサー射出、追加ピットミサイル発射!」

 

ちょっと待ちやがれですわ!!?

 

大剣を地面に突き立て、棒高跳びの要領でジャンプし、何とかピットミサイルはかわしきる。

……だが

 

っ!!?

 

再びスライサーが目の前に迫っていた。

 

くっ、もう一度剣でガード……、いや、これは間に合いませんわ!

 

既にスライサーが、胸元近くにまで迫っている。回避する手段は……何も無かった。

 

ウソ?……これで、終わりですの?……。

 

デュバリィは悔しそうに口をギュッと結び、覚悟を決めた。

 

 

 

「ん……」

次の瞬間、目の前に赤い制服を着た、銀髪の小さな人影が躍り出た。

「よっ、と」

人影は双銃剣で軽々とスライサーを叩き落とし、デュバリィに向かって振り返った。

「ゴメン、みっしぃと話し込んでたから、気付くのが遅れた」

全く悪びれる素振りも無しに、謝罪を口にする。

 

「こ、小娘ぇぇ!!!」

怒りと感謝と恐怖と心強さを込めて、絶叫するデュバリィ。

「後はワタシがヤるから、ちょっと休んでて」

双銃剣を構え、オーバルギアに対して向かい合った。

蒼髪の少女もそれに合わせ、ターゲットをフィーへと変更する。

「どちらが来ても同じ事です、みっしぃをイジめた報いは、この場で受けて貰います」

「?、別にイジめたりはしてないよ。ちょこっと脅して、人質になって貰っただけ」

「……それ以上喋らなくて結構です」

冷たく鋭利な視線が向けられる。

「貴女方には、この場で息絶えて貰います!」

少女はキッパリと、死刑判決を下した。

 

「何してやがります!!怒らせてどうするですわ!!?」

「んー?そんなつもりは無かったんだけどな?」

小首を傾げるフィー。

 

……ダメですわ。こんなブッ飛んだ小娘をアテにした、わたくしが間違いでしたわ。……というか、何でわたくしはこんなにも『小娘運』が悪いんですの?

 

この24時間で何度目になるか分からないが、自分の不運を心底呪う。

 

「煉獄の彼方で、己の罪を悔い改めなさい!」

再びスライサーとピットミサイルが射出された。

「ん」

踊る様なステップで、軽やかにミサイルを回避するフィー。だが死角からのスライサーには、反応出来ていなかった。

「あ、ヤバっ……」

スライサーの斬撃が、フィー腹部を横一文字に切り裂く。

 

「なっ!?小娘ぇ!!」

思わずといった様に、デュバリィが叫ぶ。程度は解らないが、間違い無く致命傷になる一撃だ。

 

な、何をしていやがります!?油断し過ぎですわ!!わたくしを除け者にして、みっしぃとイチャついているから、こんな事になるのですわ!!

 

助けに入ろうと、デュバリィが動き出す。……だが。

 

……?、へ???

 

様子がおかしい。

痛みとショックで、のたうち回っていても不思議では無いのに、しっかりと構えを崩さずにオーバルギアと向かい合っている。闘気の乱れも全く感じられない。

 

ど、どうなってやがります???

 

「ん……、お返しだよ」

フィーがポーチから閃光弾を3つ取り出し、まとめて炸裂させた。

「!!、くっ……」

周囲に眩い光がスパークし、蒼髪の少女を含む、広場に居る全員の視力を奪う。

……そして。

「こ、小娘ぇ!!やるなら一言断ってからにしろですわ!!」

デュバリィもしっかりと巻き込まれていた。

……更に。

「あ、あれぇ?何も見えないよぉ(*_*)」

もれなく、みっしぃも巻き込まれた。みっしぃの手にはフィーから持ってるように命じられた鞄が、しっかりと握られていた。

 

 

 

「良い潮時だから逃げるよ」

フィーがデュバリィの手を引く。

「ちょっ、お待ちなさい!わたくしは視界が効かないですわ!?」

「わたしが誘導するから、とにかく走って」

「~っ」

デュバリィの返事を待たずに、今度はみっしぃに近寄る。

「巻き込んでゴメンね。すぐ普通に見える様になるから、もうちょっとだけジッとしてて」

謝りながら鞄を受け取る、というか強引に奪い取った。

「ううん、全然大丈夫だよぉ☆今度はミシュラムにも遊びに来てネ\(^_^)/」

「ん、らじゃ。それじゃ……、ん?」

ふと、不穏な気配を感じ取ったフィーが視線を移す。

 

「エイオンシステム起動、絶対に逃がしません」

蒼髪の少女が視力を奪われたまま、スライサーを射出して来る。それは正確な軌道で、フィーへと襲い掛かった。

「ん、ムダだよ」

フィーは双銃剣を取り出す事もなく、腕を払ってソレを迎撃した。

「な、何がどうなってやがります!?大丈夫ですの小娘!」

目が見えないデュバリィが喚き散らす。

「ん、全然へーき。上着の生地に特殊合金製の針金を仕込んでるから、斬撃系の攻撃はワタシには無意味」

「ぼ、防刃ジャケット?……準備良すぎじゃありませんの?」

「ん、ちょっと前に刀で切りつけられた事があってね。ま、乙女の嗜みだよ」

 

……何処の世界の乙女の嗜みですの!?

 

「んじゃ、行こっ……、……あ!」

思わずフィーの動きが止まる。

「こ、今度は何ですの!?」

「いや……、ん……、これはマズイかな?」

「何ですの一体!!?」

「えっと……」

「?、どうしたのぉ、お姉さん?☆」

「ん……」

フィーがジィ~っと、みっしぃの顔を見つめる。

 

先程弾いたスライサーが、運悪く命中したのだろう。

……

……

……

みっしぃの眉毛が、両方共キレイに削ぎ落とされていた。

 

「んー、……ヤっちゃったかな?コレ」

「や、ヤっちゃった!?何がヤっちゃったですわ!?」

「ん……」

フィーは落ちた眉毛を拾い上げて、ペロッと舐めると、ペタッとみっしぃに貼り付けた

「ん……、ん?」

首を傾げる。

「……あれ、これで良かったっけ?」

先程迄、凛々しい程に『V』字だったみっしぃの眉毛は、困った様な『八』の字になっていた。

「ま、いっか」

 

「お姉さん?☆」

「んじゃ、またネ(^_^)/」

フィーはみっしぃに別れを告げ、再びデュバリィの手を掴むと、警備が薄い東の市街地へと向けて走り出した。

「ちょ、ちょっとお待ちなさい!わたくし、まだみっしぃにご挨拶していませんわ!!」

「ん、ワタシがしといたから大丈夫」

「せ、せめて握手を!!」

「もう行くよ、走って!」

「お、鬼ぃ~~!!」

 

子猫は神速を引き摺る様に駆け出した。

そんな2人を、少し困り顔になったみっしぃが、優しく見送っていた。




お読み頂きありがとうございます。

ほぼデュバリィ視点の話でしたが、如何でしたでしょうか?
今更ですが、作者は『零』『碧』未プレイです。ネットに転がっている情報しか持っていません。
「んじゃ、何でこんな話に手ぇ出してんだ!!」と言われると「えっと、その……、書いてみたくなったから……」としか答えようがありません(汗)
プレイ済みの方、容認出来ない程に原作と異なる箇所があれば、遠慮無くご指摘下さい。その都度直しを入れます。

みっしぃの台詞に関しましては、賛否あるかと思いますが……、そこは温かい眼で見て頂ければ幸いです(全ては今年の猛暑のせいです)

9月位には完結させたいなと考えています、引き続きお楽しみ下さい。
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