METAL GEAR NANOHA   作:Dann

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初投稿です。
不慣れなため誤字脱字その他至らぬところが多いですがご了承下さい。


プロローグ
プロローグ


1978年 3月 15日カリブ海沖 マザーベース一室

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薄暗い一室でその男は葉巻を吸っていた。静寂な中での一服は彼にとって至福の一時だった。だがそんな時間も束の間。

ビービービー

壁に取り付けられた無線が鳴っている。

 

「はぁ」

 

男は至福の一時を邪魔をされたことに腹を立てつつ無線に応じる。

 

「どうした?なんかあったのか」

「なんかあったか?じゃない。10分後第一実験場にて

ワー厶ホールの稼働実験を開始する。すぐに来てくれ」

もうそんな時間だったのか。意外とリラックスしていたようだ。

 

「わかった、第一実験場だな?すぐに向かう」

ジュッ

彼は吸いかけの葉巻を消し部屋を出た。

 

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同日 第一実験場

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彼が第一実験場に入ると目の前には大きな円形の装置が設置されていた。装置の周囲には彼の部隊の研究班が世話しなく動いている。実験場を観察しているとカズが並んできた。

「スネーク来たか」

「ああ、カズ。準備はどうなっている?」

「もう数分で実験を開始できる。今はエメリッヒ博士とストレンジラブ博士が最終チェックを行っているところだ。お、話してる間に準備を終えた様だぞ」

 

カズの視線の先にはこちらに向かってくるエメリッヒ博士が見えた。

 

「スネーク! 来てくれたんだね」

エメリッヒが名前を呼んだことで周りの研究員達も気づいたようでスネークに近づきたちまち「bigboss!bigboss!」と騒ぎになった。

その様子を見たカズはちょうどいいと言わんばかりに兵達を並ばせ実験前の訓辞を垂れた。

「MSF研究員の諸君! いよいよワー厶ホールの運用試験だ! このシステムが実用できれば今まで以上に人員、資材の回収が安全かつ効率的になる! 今回の実験では第一実験場と第二実験場の間をワープホールで繋ぎ物を転送する実験だ。くれぐれも物に巻き込まれないようにな。また今回は初めての稼働だ。安全に十分気を付けて実験に当たってくれ。ではA班はここ第一実験場、B班は第二実験場へ行ってくれ。以上! 全員配置につけ!」

「「「了解!」」」

 

カズの訓辞が終了次第研究員は持ち場についた。初めての実験で心なしか嬉しそうな表情を浮かべている。

 

「スネーク、あんたはヒューイと一緒に第二実験場に行ってくれるか?そっちで非常事態が起きたとき動ける人がいた方がいいからな」

「わかった。何か起きたときは無線で連絡する」

 

そう言い残しスネークとヒューイは第二実験場へ移動していった。

 

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同日 第二実験場

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ウィィィィィィィン プシュー ウィィィィィィィン プシュー ガガッィィィン

冷却用のファンが時折引っ掛かるように回っているなかワープホールの運用試験は始まった。研究員は真剣な面差しでディスプレイの表示を見ている。

 

「第一実験場、第一実験場。こちら第二実験場。電力供給安定、電圧異常なし。……。いつでも行けます」

「こちら第一実験場。了解。これよりワームホールを開く。機器周辺の研究員は退避せよ。繰り返す、退避せよ」

 

いよいよ開くのだマザーベースの技術の結晶が。そう考えているとスネークの頬も緩んだ。しかし同時にあのフルトンで空を飛ぶことも無くなるのかと感じていた。

 

「ボス、なにやら嬉しそうですね。」

「ああ、なにせこのマザーベースの技術の結晶だ。実用化出来るのが楽しみでな。だがフルトンで空を飛ぶ時の風が無くなるのが心残りだ」

「その気持ちわかります。私も半年前ボスにフルトン回収されたとき空を飛ぶ恐怖もありましたがそれ以上に風が気持ち良かったのを覚えています」

「そうか。ところでそろそろ転送開始か?」

「そうですね……。ワームホールも開きそうですしそろそろでしょう」

 

実験場中央にある大きなフラフープの様な機器の中央に黒い影ができ始める。やがてその影はフラフープのなかを埋め尽くした。

 

「ワームホール開放完了、第一段階終了。続いて第二段階に移る。資材をワームホールに投入しろ!」

「了解!」

 

数名の研究員がワームホールに資材を投入する。最初は小さな箱程度の物から投入し徐々に転送する物を大きくしていった。

 

「第二実験場、第二実験場。こちら第一実験場。ワームホール内から資材の出現を確認。今のところ成功です。続いてコンテ「大変です。機体温度が急速に上昇中。冷却追い付きません!」

「なんだと!? 予備の冷却装置はどうした」

「ダメです! 全く効果ありません」

問題が出た様で研究員が慌ただしくなった。何事かと近くの研究員に聞こうとしたら 、

「スネーク! 聞こえるか? 緊急事態だ。ワームホールが暴走、言うことを聞かなくなった。電源を落とすにも間に合わない。研究員を避難させる。それとそっちのワームホールにも……」

「ああ、既にこちらも暴走を始めている。研究員の避難が完了したら俺も直ぐ逃げる」

「わかった気を付けてくれ。こちらは後数に……」

「カズ? おいカズ! 応答しろ!」

 

突然無線が切れた。嫌な予感がするが……、ともかく逃げなくては。近くの扉に入ろうとした瞬間、実験場内部は影で満たされた。




マザーベースが襲撃を受けずワームホールが早くから開発されていた設定です。
スネークの性格も3より。
その他結構変わっているところが多いです。(スネークの口調がいまいち出来てないですがご了承下さい)
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