オフィス街に着くと戦闘はすでに始まっていた。金髪の少女……フェイトとなのは、アルフとユーノ。熾烈な魔法戦闘を繰り広げていた。
彼女達の近くには青く光る宝石。同時に見つけ、戦闘が始まったようだ。
「プリスキンさん」
側になのはが降り立つ。バリアジャケットは所々煤けており、なのはの息もやや上がってきている。
「状況は?」
「あんまり良くないかな?あの娘とっても強いの。でも凄く悲しそうで……」
「優しいな。だが戦場では命取りになる。まずは話せる状況にするべきだ」
「うん……。あ、向こうにも仲間の人かな?」
少し遅れてカズも到着する。フェイトと話しているようだ。
「なのは、フェイトを抑えてくれ。俺が援軍を相手する」
「うん、気をつけてください」
「ああ」
なのはは空へ飛び立ち距離を取る。フェイトもなのはを追い空へ昇る。
スネークはカズのもとへ歩き出す。カズもこちらに来ている。両者の間約10m。
「そうだ、スネーク。これを渡す」
懐からおもちゃの銃を取り出す。
「さっき言ってたデバイスだ。ストレンジラブ博士からな」
「そうか。で、使い方は」
「えーと、まずはこの宝石?に手をかざしてくれ」
「こうか?」
言われた通りに宝石の上へ手をかざす。すると宝石からレーザーのような物が走り手をスキャンする。すると目の前にスクリーンが浮かび上がる。
「これは?」
「スネーク、あんたの認証が終わったという事だ。これでこのデバイスはあんた専用だ。この画面は名前を決めるところだな」
「名前?なんの?この銃のか」
「そうだ。ちなみに俺のはナナだ」
「ナナ?なんだ?7のナナか?」
「いや、よくわからないがこの名前が浮かんだんだ。で、スネーク。名前はどうするんだ?」
言われるも銃に名前を着けるなどしないからパッと思いつく名もない。そもそも何故名前をつけなくては起動しないのか。 不思議な機械だ。そうか。彼か。
「そうだな。ジョナサンか」
サンヒエロニモ半島、FOXの反乱。その時ともに戦い、彼の為に命を落とした戦友。
「いい名だ。さて、デバイス名を入れて高らかに叫ぶんだ。セットアップとな」
「なるほど。ジョナサンセットアップ!!!」
高らか叫ぶ。体が光に包まれる。光が消えると見慣れた装備を纏っている。
「これは」
黒く半光沢の素材。身体へのフィット感。間違いない。スニーキングスーツだ。
「何故これが」
「何でも装備者に合わせたデザインになるらしい」
そう話すカズも見慣れたジャングルファティーグにガンベルトを装備している。
「後は普段通り銃を使うようにすれば攻撃できるとのことだ。さて、俺等も戦うとしようじゃないか、」
「どうする。この距離で始めるか?」
「せっかくだ、早撃ち勝負なんてどうだ。昔ながらのカウボーイスタイルだ。ここからお互い30歩離れる。俺が後ろに向けて空薬莢を投げる。落ちたら振り向いて射撃。どうだ」
昔ながらの決闘スタイル。だがかつての勝負の数々。
「イカサマはするんじゃないぞ」
「っ。するわけ無いじゃないか。さあ、行こうじゃないか」
互いに背を向け離れていく。
「いいか、スネーク」
「ああ」
数瞬の時が流れる。
キンッ
と音がなる。振り向きカズへ銃を向け撃ち込む。
遅くなってすいません。またのんびり書いて行くのでよろしくお願いします