投稿します。
スネークはヒューイと共に屋敷の裏の森へと進む。ヒューイの車椅子が木の根に引っ掛からないよう慎重にルートを選択しつつ反応のあったとされる場所まで近づく。反応があった付近に着くと日光が遮られた。太陽の方を向くと巨大な猫が立っていた。ヒューイは口をあんぐりと開け驚いていた。だがスネークも驚いていた。
「ユーノ、あれは……」
《恐らく猫の大きくなりたいという願いが正しく叶った姿だと思う》
「いや、そっちじゃない。北東から来る金髪の少女だ。知り合いか?」
《いえ、この星に知り合いなど……。ミッドでも金髪の知り合いはいませんから。》
「そうか、なのはに注意するよう伝えてくれ。それと今武装していないから支援も出来ないともな」
《プリスキンさんはどうするんですかっ》
「こっちも避難させる人が居たんでなそっちに行く」
《え、民間人に見られたんですか》
「俺の、元の世界の友人だ。現状を知るために必要だった」
《……わかりました。気を付けて》
「そっちもな」
念話を終える頃にはなのはも空に上がり少女と対峙している。何か話しているようにも見えていた。なのはのことは心配だがヒューイを森から出し話すことが先決だった。 なのはの事が心配ないと言うわけではなかったが別世界の人間に関与し過ぎない為であった。
なのはと少女が再び戦い始める頃には森を抜け月村邸に出ていた。
「スネーク、さっきのは本当の事なのかい?」
「ああ、紛れもない現実だ。どうだ、魔法は有っただろう」
スネークはニヤリとしながら話す。爆笑していたことが現実に起きて驚いているヒューイを見ながら心のなかで笑っていた。
「魔法。実際に関わっていたとしたら。でも……」
「魔法がどのくらい力を持っているかはわからない。だが、俺たちの世界のエネルギー以上の力は発揮できるだろう」
「うん。しかし魔法か。そんな事が関わっていると僕はお手上げだよ。ある程度知識をつけられればまだしも」
「先生になりうるのはあのフェレットモドキだけだがアイツの知識だけでは足りないだろうな」
ユーノの知識がどれだけあるかは判らないがアイツだけでは足りないのはスネークでも理解できた。ヒューイも一個人だけの知識じゃあまり理解出来ないだろうと賛同していた。しばらく魔法について話し、一区切り着いたところで
「そういえば君はミラーを見なかったかい?」
「カズか?見ていないな。この世界ではMSFスタッフはお前にしか会っていない」
「そうか……。もし会ったらここに連絡貰えるよう伝えてくれないかい」
そう言い一枚のメモを渡してきた。そこには電話番号が書かれていた。スネークはそのメモをポケットに入れつつ承諾した。
しばらくすると空から森に向かい何かが落ちていった。どうやら勝負がついたようだ。なのはの負けという結果で。
スネークは直ぐになのはの元へ駆けていく。なのははかなりの高さから落ちたが大きな怪我はなく気を失っていただけだった。ユーノによればレイジングハートとバリアジャケットがケガを防いでくれたようだ。
スネークはなのはを担いで月村邸に運び入れた。
部屋に夕日が差し込む頃になのはは気が付き恭也に怒られていた。
スネークはなのはが起きたのを確認し森へ入っていき一本の木の前で立ち止まり
「アイツの事が心配か?なに怪我もない。ただ気を失っていただけだ」
頭上に向けて話す 。間もなく
「そう。よかった。でも次に邪魔をしたら気を失うだけで済むと思わないでって伝えておいて」
樹上から声が聞こえてくる。そこには綺麗な金髪の少女が座っていた。彼女も敵とはいえ気になっていたのだろう。ずっと木の上で月村邸を見ていたのだった。
「分かった。それとこれよかったら食ってくれ。上手いぞぉ~。喫茶翠屋自慢のシュークリームだ」
スネークは手にしていたシュークリームを木の下に置き立ち去った。
スネークが立ち去り暫くしてから少女が木から降りてきた。足下の箱を開けるとシュークリームが3っつ入っていた。一口食べてみると程よい甘さのクリームと生地のサクサク感が堪らない物だった。家族へのお土産が増えたことに微笑を浮かべ飛び去った。
短くつまらない話ですが投稿できました。
遅くなったこと申し訳ありません。
何かと忙しく書いてる時間がありませんでした。一通り忙しい仕事は終わったので多少ペースを上げられれば良いかと思っております。
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