0087.03.16
エゥーゴ、太陽電池衛星を攻撃
俺たちは、ティターンズの太陽電池衛星攻撃に参加することになる。
「いいか!よく聞け!!私たちエゥーゴ第二小隊は、本隊とは別行動で動く。2基ある一つの衛星を私たちで潰す!」
彼女の声が、響き渡る。
「とは言っても、私たちは四人しかいないのだがな…」
それもそのはず、この旧型のサラミスに選ばれたメンバーは、俺とカカサ、クロノードと操縦員と整備兵くらいだ。
実質戦えるのは4人だけ……。
「さて、まあ特に作戦があるわけでもないが、4人だからな1チーム二人ずつで2チームにわけ、攻撃する」
「さて、チームだが……。カカサ大尉とクロノード」
「あいよー」
「分かった」
彼らはいつも通りという顔をしていた。
「ムゲン中尉は私と来るように」
「……はい」
俺は静かに頷く。
「では、これより作戦を開始する!各自、出撃準備!!!」
その声を契機に、俺たちはパイロットスーツを着用し、格納庫へと向かった。
「……」
機体に乗り込み、システムを起動。
……俺は自分の手を見つめた。
あの時の感触は、今も残っている。
それに比べれば……。
[ムゲン]
「…は、はい」
彼女からの無線。俺は少し慌てながら答えた。
[出撃だ。行くぞ]
彼女は、戦いになると、普段の雰囲気とは違う、戦士の雰囲気が出る。
「了解。ムゲン・クロスフォード、ピクシー、行くぞ!!」
出撃し、彼女の機体を探す。
[よし、衛星まで近づくぞ。そこから散開し、一気に潰す!]
[[「了解!」]]
俺たちは太陽電池衛星まで近づく。
[レーダーに反応。各機散開!敵より衛星を優先に戦え!]
その言葉で、クロノードとカカサは散開し、戦闘を開始する。
[……さ、行くぞ、ムゲン。ついてこい]
「了解です」
レーダーを確認。正面には敵影が3機。
見ると、ザクのような機体がこちらへと迫ってくる。
不思議な気分でもある。かつて敵であったジオンの機体が、今は連邦が使っているのだから。
……俺にはそれが、かつての連邦は
[…連邦のザクだ。確か、ハイザック…。あんな醜い…。あんなものをザクと呼ぶティターンズはやはり頭がおかしいな]
……彼女もいろいろ思うことはあるのだろう。
ダガーを引き抜き、ハイザックへと迫る。
「沈めっ!!」
一閃。ハイザックが真っ二つになる。
[流石だ。ムゲン]
「お世辞はいいです。次が来ます!」
ハイザックがマシンガンを放ってくる。俺は機体を宙返りさせる。
それに合わせ、彼女がハイザックの正面へ突っ込む。
サーベルを引き抜き、マシンガンを切り落とし、続けてコックピットを貫いた。
「すごい……」
[お前も、世辞は良い]
「は、はい!……次来ます!2時の方向。……3機……!」
[了解。やるぞ、ムゲン]
「言われなくても…!」
敵は散開し、俺たちを包囲する形で迫る。
俺とフィアさんは背中合わせになる。
[さて…。どうするかなあ]
「余裕ですね…。こっちはヒヤヒヤしてるのに…」
[バカを言え。そんな感じはまったくしないぞ]
「……さて、どうしますか」
[動いて、かく乱。続けて連携、各個撃破で行くぞ]
「了解」
俺は正面にナイフを投げる、そして、そこへスモークバルカンを発射。
ナイフへ着弾。スモークが散布される。
それに合わせ、彼女は動く。
続けて彼女は、1機の脚を止める。
そこを逃さず、ダガーでコックピットごと切り裂いた。
そして、再び背中がぶつかる。そして、2機は武器を構えた。
煙が消えると、そこに残るのは、無残に散った機体と、最後の1機。
「3機程度で……」
[私達を倒せるなんて]
「[思ってないよな?]」
俺と彼女は、引き金を引き、マシンガンとビームライフルが1機を襲った。
「……終わった…」
[おいおい。まだ衛星は――――っ!]
「!」
レーダーに反応。今度も3機。反対方向からの襲撃。……嫌な予感がする。
銀色に輝く装甲。こちらを睨みつけるが如く鋭い瞳。それはまるで…。一匹のボス狼の如く。
「……フ、ファン……グ…」
口に出た。……俺は…。
[ムゲン!ガンダムタイプだ!気をつけろ!]
「あ、ああ……」
彼女が前に出て、射撃を開始する。
狼は、それを軽々と回避。続けざまに一発の弾丸。
「……!フィアさん!左に避けるんだ!!!」
[っ!!]
間一髪、彼女は回避。背にしていたデブリが、彼女のコックピットの位置と同じ場所を撃ち抜いていた。
こんな正確無比な狙撃が出来るのは……俺が知る限り一人しかいない。
「ユーリ……!」
狼は、獲物に噛みつくように、鋭く俺を襲う。
ダガーで何とか受けるものの、出力で負ける。
「くっ……!!」
[……久しいな。ムゲン]
「ファング…!!」
[もう会えないかと思ったぞ……]
「……」
[俺は……お前とは戦いたくなかった]
「くっ…!!」
[そいつの言葉に耳を貸すな!!敵だぞ!!]
「……!!」
彼女の言葉は、少し俺の胸をえぐった。
「……」
……敵…?違う……。
「違う…!」
「敵じゃない!!俺の……家族だ!!」
[だったら何だ!]
「っ!」
[戦争で家族が何だというんだ!?]
「…」
[それをわかってお前はこっちに来たんじゃないか!!]
「……それは…」
次第に力が入らなくなる。
[終わりだ、ムゲン]
ダガーを吹き飛ばされる。回避が間に合わない。
喰われる……!
[ちっ!させるか!!!]
彼女は、サーベルを引き抜き、狼とぶつかり合う。
[邪魔だ…!!]
[私の部下を、黙ってやらせるわけにはいかないんでな]
「……フィアさん…」
そうだ……。俺は分かったうえでエゥーゴに来たはずなのに……。まだ悩んでいるのか……。俺は…。
[今は戦闘に集中しろ!!!]
「わかっています!!やりますよ…!!!」
[……それでいい]
ザクは、狼を蹴り飛ばし、間合いを取る。
[さあ、動けるか?]
彼女は手を差し出す。
「……動けます…」
彼女の手を取る。
そして、狼を見つめる。
「……俺があの機体を相手します。フィアさんは奥の狙撃機を…!」
[わかったが、さっきの二の舞だけはするんじゃないぞ?]
「ええ。わかっています」
彼女は狼を通り過ぎ、先へと進んでいった。
「……俺は…。俺が成すべきと思ったことを…。信じたことをやるためにエゥーゴに入った」
「……たとえ敵がかつての友であり、家族であったとしても……!」
俺はダガーを引き抜き、狼へ迫る。
迫りながらナイフを投げつけ、そして、懐へと潜り込む。
「そこだっ!!」
[くっ!!]
狼がサーベルで受ける。
[俺たちは家族なはずだ!!]
「そうだ!」
[なら何故戦う!?]
「あんたたちティターンズが間違っているからだ!」
[だから、俺たちに刃を…!?]
「あんたたちはティターンズだ!」
[好きでなっているわけじゃない!!]
「だから、だから何なんだよ!!」
[くっ!]
ダガーを投げつける。狼の腕に刺さり、一瞬動きが止まる。それを見逃さなかった。
鞘の赤い部位を左手で抑える。右手は刀の持ち手の近くへ。
金属が擦れる音と共に、刀が発射される。それを掴み、その撃ちだされた速さで刀を彼の左腕目掛け振りぬいた。
火花が散る。刀は狼の左腕を切断した。
[くっ…!!!]
「命は……。取らない」
[……離脱する…!]
彼は宙返りし、俺に背を向け、離脱した。
「……ふー………」
初めてやったが、なんとか土壇場で成功してよかった。
これは、いわゆる
それをピクシーでも使えるように出来るなんて……。本当に……【彼女】は凄いよ。
俺なんかより…ずっと立派で……強い子だ…。
[ムゲン、敵機が離脱した。衛星も撃破の報告も入っている。作戦は成功したようだ]
「……。それは良かった。帰りましょうか」
[ああ]
彼女と戦艦へ帰還している間。少し話をした。
[ムゲン。……あれが、お前のかつての仲間か]
「……ええ。入ったばかりの俺を家族と呼んでくれた人たちです」
[………そうか。辛いな]
「え……?」
さっきとは違う言葉を言っていて、耳を疑った。
[これは私個人としての言葉だ。さっきのは、軍人としての立場から言わせてもらったまでだ]
察したかのように、彼女は言った。
「……辛いですけど、フィアさんの言う通りです。戦争で家族だろうがなんだろうが関係ない……。……もう迷わないって決めたのに……俺…」
[……まったく。いいか、ムゲン]
「はい……?」
[迷ったっていいんだ。迷った先に、お前が何を想い、どうするかが大切なんだ]
「……その先…」
[お前も、私も一人の人間だ。迷うことも、苦しむこともある。だが、それに対して、お前がどう想ったのか、そして、これからどうすれば良いのか…。それを考えること]
「難しいですね…」
[ああ。私も正直、迷ってばかりだよ。だが…。彼や、あの子と出会ったことで、私のすることは決まったのさ]
「……」
[まあ、彼らといたって、悩むことや、迷うことはあるけどな?]
「……」
[って、ムゲン、お前…、今私の事、『この人も悩んだりするんだ』とか思っただろう?]
「えっ…!?」
……思ったりしてない。断じて……。たぶん…。
[……ふふふ。お前のそういう反応を見るのが、私は大好きだ…]
「……」
顔が熱くなった。別にからかわれて恥ずかしいとかじゃない…。なんというか……。恋とも違う感覚……。まだ感じたことのない感情だった。
この人……一応…人妻…だよな……?
[ふふふ……。あはは…!やっぱりお前は面白いな!クロノードに似ている]
「クロノードに…?」
[ああ。私に初めて会った時とそっくりだよ。ふふ……]
なんかすごくバカにされてる気がする…。
「……」
[ん?気分を悪くしてしまったか?いやぁ、すまんすまん。つい調子に乗りすぎたな]
「……いえ」
ちょっとだけツンとした態度をとってみる。
[許してくれよー。なあなあー]
ザクがピクシーの肩に手をまわし、言ってくる。
「うぅ…。わ、わかりましたよ!!」
[ふふ。お前はやっぱり面白い。弟ができたみたいな気分だよ]
「…………俺はただ弄られているだけにしか感じないけども…」
[…いつかそういう時が来るかもしれないな?]
「…来なくていいですよ………」
俺たちは、サラミスへと帰還した。
それから、俺たちはとあるコロニーへと向かうことになった。
サイド1・30バンチと言えば…。わかるだろう。
俺が……ティターンズを辞めるきっかけとなった場所。
俺は、30バンチには入らなかった。
外で、静かに警備をした。
入りたくなかったが正しいかもしれない。
「………」
警備していると、レーダーに1機の機影。その機体は、30バンチへと入っていく。
まずい。今は、皆があの中に…!!
俺は機体を動かし、機影を追った。
「はぁ………はぁ………どこだ……」
コロニーの中は毒ガスで亡くなった人々が倒れていた。
これでもかというほどの人数が…。
「………」
怒りが湧いた。こんな……こんな死に方をするために人間は生まれたわけじゃなのに……!
しばらく探していると、1機のジムが止まっている。………見たことがある機体だった。
「………あれは…」
間違いなかった。あの機体。ジムストライカーの宇宙適応型…。
俺は機体から降り、パイロットを探した。
「はぁ……!はぁ……!!」
しばらく探して、気が付けば丘の頂上へと立っていた。
そして、一人の青年が俺を待っていたかのように立っている。
「………道夜…」
「久しいな。2年ぶりだ」
間違いない。彼は、八雲道夜……。俺の……親友だった人物だ。
「……何故ここにいる」
俺は静かに銃を彼へとむけた。
「そんなものを出すな。ここは……眠っている人が多いんだ」
彼が背を向ける。
俺は、彼の奥にあるものを見て、胸が苦しくなった。
「……これは……」
「……ここで亡くなった人たちの墓だ…。とは言っても、綺麗には
「お前…」
「……俺は…あれからティターンズを抜けて、今は傭兵業をやっている。暇があればいつもここへ来て、そのたびに墓を作っている」
「……ティターンズを辞めたのか!?」
「ああ。……ちゃんと正式に取り合ってもらってな」
「……お前ほどの人材を手放すのか…ティターンズは」
「実際は少し違うが…。まあ、そんなところだ」
「……なんか……すまなかったな」
俺は、銃を下げ、しまう。
「…気にするな。俺も……お前の言葉で決心がついた」
「…俺の?」
「正直、迷っていたんだ。どうすればいいのかを…」
「だが、お前は言った『軍では…上の命令は絶対。だから…その【呪縛】から抜けることで……自由に戦える…』と」
「……」
「だから、辞めた。部隊も、ティターンズも」
「…道夜……」
「俺がしたことは、知らなかったとはいえ、多くの人を殺してしまった。それを、少しでも償いたくて、こうして墓を作った」
「偽善だとしても…。自己満足だとしても……。彼らをこのままにはしておけなかったんだ」
道夜の瞳は、哀しんでいる中にも、強い決意が宿っていた。
「俺とて……繰り返したくは無いからな。お前や、俺のような奴が作り出されることは」
「……道夜、お前も……エゥーゴへ来ないか…?」
だが、道夜はしばらく考えた後、首を振った。
「何故!?」
「………少し、考えさせてくれ。何故かわからないが、エゥーゴに入るのは少し抵抗がある…」
「……。わかった。だったら、俺たちの艦で補給してから出ればいい」
「……いいのか?」
「ああ。久々に話したいこともたくさんあるしな」
「……なら、言葉に甘えさせてもらうか…」
道夜は歩き出した。
俺は、彼に続き、そのあとコロニーを離脱。
サラミスへと帰還した。
もちろん、無断でやったことだ。俺はあの後、フィアさんに呼ばれた。
「ムゲン。傭兵なんかをこの船に泊めてどうするつもりだ」
「……すいません。でも、彼は…」
「彼は、八雲道夜。コイツのいた部隊の仲間だ」
カカサが入ってくる。そして、彼女へと一言だけ。
「………そうか。まあ、なら……特別に許すか…。いいか?次そうなるなら、一度私に報告するんだ。わかったな?」
そう言って彼女は俺の額を軽く叩いた。
「……すいません…」
「そんなに落ち込むな。怒っちゃいないさ」
「そそ。俺たちだって、君の状況は知ってるからネー。誰も怒ろうとは思わないさ」
「カカサ……」
「………ありがとう」
俺は、静かにお礼を言った。
そのあと、俺は艦内を歩いていた。
遠くで大声が聞こえた。
「い、痛い!そんなに強く引っ張るな!おい!服が伸びるだろ!」
何事かと俺が近寄ると、なんと、道夜がルナちゃんから
「……何してるんだ…?」
「ん?ああ、ムゲンか。いやな、クロノードに頼まれて、この子を面倒見ていたんだが……」
「あ!むげんー!!」
彼女は俺に気づくと、道夜を離れ、俺に飛び掛かってくる。
俺は彼女を受け止め、抱っこする。
「うおっ!?…ははは。どうしたんだい?」
「………はあ…」
道夜を見ると、随分とげっそりしている。……そうとう振り回されたんだな…。
「むげんー。こんにちわー!」
「ああ。こんにちは。道夜に遊んでもらっていたのかい?」
「うん!遊んだ!」
……道夜
「……。道夜、お前も大変だな……」
「………。だからあまり子供は好きじゃないんだ…」
道夜が大きくため息を吐く。
「……まあまあ。気にするなよ」
「……。まあ……。嫌な気持ちにはならないから…いいんだがな」
「……」
しばらく沈黙が続く。そして、最初に切り出したのは道夜だった。
「なあ、ムゲン」
「うん?」
「……頼みたいことがある」
「なんだ?」
「……俺を……」
「エゥーゴの責任者に会わせてくれないか」
「道夜…」
「……。俺は、金を稼ぎたいだけだ。それ以外に理由は無い……」
「本当か?」
道夜は少し照れながら、口を開く。
「……一つ…。あるとするなら」
道夜は、ルナちゃんを指し、言った。
「この子のためにできることもあると…思っただけだ」
「みちやー。ありがとなー」
「……!」
彼女は小さい手で、道夜の指している指を掴んだ。
「……ふっ…。暖かいものだな……」
「……。ブレックス准将に連絡しよう。少し待っていてくれ。この子を頼む」
「…ああ。任せておけ」
その後、道夜はブレックス准将と会談。正式にエゥーゴへと参加することとなった。
30 完
今回の機体です。
機体名 プロトタイプザクⅢ
正式名称 Prototype ZAKUⅢ
型式番号 MSX-011
生産形態 試作機
所属 エゥーゴ
頭頂高 21.0m
本体重量 35,6t
全備重量 50,6t
出力 2,150kW
推力 28,400kg×2
19,300kg×6
(総出力) 172,600kg
センサー 12,000m
有効半径
武装 ビームサーベルx2
ビームライフル
バズーカ
搭乗者 フィア・アッシュベリー
機体解説
エゥーゴで極秘裏に開発されたプロト型のザク。試作型が3機開発されたため、開発者がザクⅢと命名。後にこのデータを基にザクⅢが開発される。
現在は、第二小隊戦闘指揮隊長のフィア・アッシュベリーの搭乗機になっている。
武装の少なさをものともせず、いち早くこの機体をものにしたため、この機体を受領するに至った。
機体名 プロトタイプザクⅢ(ブラックカラー)
正式名称 Prototype ZAKUⅢ
型式番号 MSX-011[02]
生産形態 試作機
所属 エゥーゴ、ネオ・ジオン
頭頂高 21.0m
本体重量 35,6t
全備重量 50,6t
出力 2,150kW
推力 28,400kg×2
19,300kg×6
(総出力) 172,600kg
センサー 12,000m
有効半径
武装 コールド・ブレード
シャドウクナイx8
大型ショットガン
搭乗者 カカサ・キヤモイ
機体解説
エゥーゴで極秘裏に開発されたプロト型のザク。試作型が3機開発されたため、開発者がザクⅢと命名。後にこのデータを基にザクⅢが開発される。
デラーズ紛争時に大破したゲルググに代わり、新たに配備されたカカサ・キヤモイ専用機。
武装の種類は少なく、近距離戦闘に特化した武装になっている。大型ショットガンは機体の全長の半分の大きさのショットガンで、一発に12発の弾を撃ち込める。
なお、本機には、カカサの要望により、ステルスコーティングを施してある。
そのため、ステルス性は抜群。
本機は後の第二次ネオ・ジオン抗争まで戦い続けた隠れた名機である。
機体名 プロトタイプザクⅢ(ホワイトカラー)
正式名称 Prototype ZAKUⅢ
型式番号 MSX-011
生産形態 試作機
所属 エゥーゴ、ネオ・ジオン
頭頂高 21.0m
本体重量 35,6t
全備重量 50,6t
出力 2,150kW
推力 28,400kg×2
19,300kg×6
(総出力) 172,600kg
センサー 12,000m
有効半径
武装 ビームサーベルx2
試作メガビームスナイパー
バズーカ
搭乗者 クロノード・グレイス
機体解説
エゥーゴで極秘裏に開発されたプロト型のザク。試作型が3機開発されたため、開発者がザクⅢと命名。後にこのデータを基にザクⅢが開発される。
デラーズ紛争時に破損したゲルググに代わり、新たに配備されたクロノード・グレイス専用機。
武装の種類は少ないが、試作メガビームスナイパーは、携行式のスナイパーライフルで、戦艦の主砲並みの火力を間髪入れずアウトレンジから撃ち込める力を秘めている。
遠距離支援を得意とするクロノードは、これを一瞬にして使いこなすことができた。
本機は後の第二次ネオ・ジオン抗争まで戦い続けた隠れた名機である。
機体名 ジムストライカー弐式
正式名称 GM Striker Ⅱ
型式番号 RGM-79FP
生産形態 試作機
所属 ティターンズ
頭頂高 18.0m
本体重量 50.2t
全備重量 76.3t
出力 1,250kW
推力 92,000kg
武装 ツイン・ビーム・スピア
100mmマシンガン
スパイク・シールド
60mmバルカン砲
180mmキャノン
搭乗者 八雲 道夜
機体解説
一年戦争、デラーズ紛争を生き残ったエースパイロットの八雲 道夜中尉が搭乗する宇宙戦闘が可能な機体。
武装も何も変わっていないが、名称だけが変わった。
今では、ティターンズでも有名な1機となっている。
機体名 ジムスナイパーネメシスMK-02
正式名称 GM SNIPER Nemesis MK-02
型式番号 RGM-79Ne
生産形態 量産機
所属 地球連邦軍
全高 18,0m
頭頂高 18,0m
本体重量 53,8t
全備重量 70,0t
装甲材質 ルナチタニウム合金
出力 1,150kw
推力 50,000kg
センサー 6,900m
有効半径
武装 ボックスタイプビームサーベル
実弾型スナイパーライフル(typeNemesis)
180mmキャノン
強化型カスタムシールド
弾薬パックx5
搭乗者 ユーリ
機体解説
一年戦争、デラーズ紛争を生き残った名スナイパーである、ユーリの搭乗機。
武装のボックスタイプビームサーベルは、実戦配備されたものを搭載。
シールドをさらに強化し、防御力を向上させ、カメラ周りを改造し、さらに射程距離を伸ばしている。
機体名 シルバーライト
正式名称 Silver Light
型式番号 RX-78-2[SL]
生産形態 ワンオフ
所属 第00特務試験MS隊
全高 18.0m
頭頂高 18.0m
本体重量 33.0t
全備重量 44.0t
出力 1,380kw
推力 24,000kg×2、3,750kg×2
総推力 55,500kg
センサー 11,000m
有効半径
武装 ビームサーベルx2
ビームライフル
ハイパーバズーカ
シールド
搭乗者 ファング・クラウド
機体解説
第00特務試験MS隊の部隊長を務めるファング・クラウド大尉が搭乗する機体。
この機体で一年戦争や、デラーズ紛争を生き残った。
最近では、周囲の強化に伴い、本機を改装、強化を行ったため、ガンダムという名がつかなくなった。
しかし、その姿は【連邦の白い悪魔】に瓜二つになっている。