東方異心伝   作:glaci

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皆さんすみません!前回、金曜日に投稿するといったのですが投稿できませんでした!(試験とかが重なってしまって・・・)それで急いで書いたのですが、友人からはあまり好評してもらえず、修正を繰り返しても「まぁ・・・。いいんじゃない?」みたいなノリで。そこそこ自信はあるんですけどね。というか、自信を持たなきゃ始まりません!というわけで、第三話もお願いします!


第三話 妖精の目に映った影の跡

湖に向かうとそこには二人の妖精が立っていた。仲良さげに会話している。

「あいつらに話を聞いてみようぜ」

「分かりました!」

チルノ「ん?誰か来たぞ」

大妖精「あの人誰だろ?」

どうやら、こちらに気が付いたようだ。二人は話を止め、こっちを向いた。僕と魔理沙さんは二人の近くに着地した。

チルノ「魔理沙もいるじゃん」

雪華「あの方々は?」

魔理沙「右の方にいる水色のやつは、チルノだ。バカで有名だな。で、左の緑のやつが大妖精」

雪華「あの二人は仲良しなんですか?」

魔理沙「まあ、そうだな」

雪華「じゃあ、まずは話を伺いましょう。邪魔じゃなければいいんですが・・・」

雪華「あの、すみません」

チルノ「なんだ?私に何か用か?」

少し上から目線でチルノさんは言った。

魔理沙「そうだ。こいつのことについて何か知らないか?」

チルノ「知らないな~。大ちゃんなんか知ってる?」

チルノさんは大妖精さんの方を向き、大妖精さんの顔を見た。

雪華「ちょっとでもいいんです。何か教えてくれませんか?」

大妖精「・・・。見たことあるような気がします」

大妖精は少し考えこんだ。考え込んだというより、おびえているような表情だった。少し言いにくそうに大妖精さんは喋った。

大妖精「そういえば、2か月前くらいに紅魔館で大きな音がして、その後あなたによく似た『誰か』がこの上を飛んで行ったの見たんです・・・」

雪華「ぼ、僕に似た『誰か』がが?」

大妖精「しかもとっても怖い顔してました」

魔理沙「大きな音?爆発とかか?」

大妖精「はい。多分そうです」

魔理沙「雪華。お前なにしたんだよ・・・」

魔理沙さんは嘘が混じったような口調で言った。

雪華「何もしてませんよ!まず、僕なんて言ってませんし!」

チルノ「お前、もしかして悪い奴なんじゃないのか?」

チルノさんは怪しんでこちらに言った。

雪華「ち、違いますよ!僕だってそんなことして記憶がありませんし・・・。それに違うって言ってるじゃないですか!」

チルノ「その動揺っぷり、何か隠してるな!」

チルノさんは早とちりをしているような気がする。

大妖精「チルノちゃん!危ないよ!」

チルノ「問答無用!」

チルノさんが僕に攻撃を仕掛けてきた。どうやら、僕と同じような力を持った、いや、それよりも強い氷の攻撃だった。

雪華「うわっ!やめてくださいよ!」

チルノ「あんたは絶対悪い奴だ!そう言ってあたい達に近づいて襲う気だったんだろ!」

雪華「誤解ですよ!」

チルノ「うるさい!あんたの命乞いなんて聞きたくない!」

雪華「大分強気ですね・・・」

チルノはもっと広く、速い弾幕を出してきた。

雪華「強い!僕の力じゃ太刀打ちできない!」

魔理沙「あいつほんと馬鹿だなー。おーい!雪華ー、大丈夫かー!」

こちらに魔理沙さんが向かってこっちに向かって来ようとすると、チルノさんが魔理沙さんを睨みつけ、ものすごいスピードで氷柱を飛ばした。

チルノ「あんたは黙ってて!」

勢いよく飛んだ氷柱は近くにあった木に刺さりその木をなぎ倒した。

魔理沙「うおっ!は、速い!?あいつこんな強かったっけ?」

どうやら、チルノさんは絶対に誰にも邪魔させない気らしい。あの攻撃を見たら、僕は少し恐怖で震えてしまった。

大妖精「なんかいつものチルノちゃんと違う?」

雪華「えいっ!当たれ!」

チルノ「遅い!そんなの効かない!あんたに私を倒すこともできないし、大ちゃんに指一本触れることもできない!」

雪華「それでも僕は打ちますよ・・・。あなたの誤解を解くためにね!」

チルノ「無理だって!」

雪華「矢がなかなか当たらない・・・」

チルノ「どうやら、あたいの力に恐れをなしたようね!」

雪華「くっ!」

チルノさんからただならぬオーラを感じる。

大妖精「もうやめてよチルノちゃん!なんかいつもと違うよ!?」

僕から見ると、チルノさんは焦っているようにも見えるし、怒っているようにも見えるし、僕を恐れているようにも見えた。

魔理沙「大妖精がかなり必死だ・・・。相当チルノに何かがあったらしい。それにあのパワー、スピード、あんな力があいつに出せるはずがない!」

いつもと違う?いったい何があったんだろう。でも、チルノさんが恐ろしいほどに豹変してしまったのは読み取れた。

雪華「どうすればいいんだ。何故だろうこの人に会ったことがないはずなのに違和感を覚える・・・」

チルノ「あんたを倒して、大ちゃんを守るんだ!」

より一層チルノさんの攻撃が強まる。もう、手加減なんてものは無かった。

チルノ「あんたはここで消えればいいのよ!早く消えて!ねえ!」

雪華「僕は何もしてないのに・・・。何はともあれ、このままではこっちがやられてしまう!痛った!」

氷柱が腕に刺さる。そして、そのせいでスピードが落ち、弾幕にあたってしまう。

雪華「うわああああ」

僕は湖に落下した。

大妖精「やめてよチルノちゃん!私の声が聞こえないの!?」

魔理沙「いつも以上に攻撃が強すぎて助っ人に入るタイミングが見つからない・・・」

雪華「駄目だ。あんなのどうやって・・・。何かないかな?」

急いで僕は、対策を考えた。そこで思いついたのが困ったときはカードを使えばいい。そう思った。

雪華「また何か起きないかな」

僕が落ちた時のように強く思いをカードに込めた。すると、やはりまた、光の文字が現れた。

雪華「今回はなんだ?えっと、能力強化:氷の矢 詳細:戦闘データ収集による魔法強化。より強力な氷の矢を打つことが可能。飛距離が上昇する。強化!?今すぐしないと!」

ピンチの時にこんな展開は都合がよすぎる気がする。

雪華「でも今はやるしかない」

動きづらい水の中で弓を手にし、カードをかざした。弓が水の中で光を放った。

雪華は地上に向かって、泳ぎだした。

チルノ「どうやら倒したようね。弱い相手だったわ」

魔理沙「雪華・・・」

雪華「本当にそうでしょうか」

チルノ&魔理沙&大妖精「!?」

雪華は湖から勢いよく飛びあがり、湖を氷の矢を使って凍らせた。

チルノ「何よあんた。もうやられたと思ったのに!」

雪華「あなたは、もう大妖精さんを守るというよりは完全に精神が壊れてしまっているみたいですね。異変と関係がありそうです。普通は巫女さんが解決するみたいですが、今回は私が!」

雪華は弓矢を構え、飛んでいるチルノの下の水に矢を放ち、凍らせた後に大きな氷柱を作りチルノさんに命中させた。

チルノ「うがっ!」

雪華「やっと当たりましたね」

チルノ「クソっ!」

チルノはまた、強い弾幕を放ってきた。しかし、雪華は目の前の水を凍らして氷の壁を作りあげた。

魔理沙「す、すげー・・・」

チルノ「なんで!なんで当たらないの!?あんたなんかに負けたりしないんだから!絶対に大ちゃんを守るんだ!」

チルノさんは壊れるほどに、叫んだ。

雪華「あなたは、あそこにいる大ちゃん基大妖精さんがとっても好きみたいですね。でも、そんなに友達を守りたいなら、友達の話くらい聞いたらどうですか!」

弓に力を籠める。そして矢を放つ。勢いよく飛んでくる氷柱や弾幕をすべて貫通して、チルノさんに突き刺さる。

チルノ「がっ・・・」

刺さった瞬間、チルノさんの体が凍る。どうやら矢は本物ではなく、弾幕の類に入るらしい。

大妖精「チ、チルノちゃん!」

凍ったチルノさんは凍った湖に落ちる。

雪華「まだ生きてますよ・・・。しばらくそこで頭を冷やしてもらいます」

魔理沙「どうしたんだ急に・・・。あんなに押されてたのに」

雪華「カードのおかげですよ。弓の力を強化してくれたみたいです」

魔理沙「その弓って強化できたのか」

雪華「それよりも、チルノさんはいつもこんな感じなんですか?」

魔理沙「いや、いつもはなんかぼけーっとしてて、まあ、バカってやつだな」

雪華「これは・・・。前に僕と魔理沙さんが出くわした暴走異変と関係しているみたいですね」

魔理沙「そうなるな」

大妖精「前にも同じことがありました!」

雪華「そうなんですか?」

大妖精「さっき言った、『誰か』に、ついていったんです。そしたら人里の外れについて、周りの人が突然暴れ始めたの」

魔理沙「最初っから言えばいいのに」

大妖精「すみません。少し怖くて」

雪華「じゃあ、僕が人里であったあの人も、チルノさんもその『誰か』によってこうなったわけですね」

魔理沙「そうだな。これは、一人じゃできなそうだな。でも今のところの証言を聞くと、一人しか見ていない。裏に誰かがいるのか?」

雪華「それに、大妖精さんが見たことを聞くに、2か月前くらいから始まっていた・・・。数人いたら、このくらいかかる大きな異変?」

魔理沙「大妖精が言ってた紅魔館の大きな音も気になるな」

そう言って紅魔館の方を見た。

 

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その頃、紅魔館では。

レミリア「あの猫がまさか再びここに来るなんてね。でも、何か違和感があるのよね・・・。この館に猫らしき奴が来てたのは確かなのよ・・・。」

咲夜「どうしたのですか?お嬢様」

突然咲夜が来たため内容が聞かれたのかと思い、焦った。

レミリア「な、何でもないわ」

レミリアはこのことを咲夜たちに知られて心配するのを避けるためあえて黙っておいた。

咲夜「そうですか。何かあったら教えてください」

咲夜は不思議そうな顔をして、机に紅茶を置き部屋を去った。

しかし、自分も心配になってきたので、本来の目的を伏せてパチェリーに助けを求めることにした。

レミリア「ねえ、パチェ。この館に強い魔法か何か掛かってない?」

パチェリー「どうしてそんなことを?」

レミリア「わ、私はこの館の主よ!館の心配位しなきゃ」

目的がばれないように必死に隠した。

パチェリー「ま、まあいいわ」

パチェリーは魔法の反応を確かめた。

パチェリー「この辺りに強い魔法の反応があるわ」

レミリア「ありがと、パチェ!」

そしてレミリアは図書館を後にした。少し落ち着きがない様子だ。

レミリア「やはり、予想が的中したようね。あいつがこの館に何かしたのは確かみたいね」

レミリアは雪華に少しだけ不信感を抱いた。そして、レミリアは行動に移した。

 

 




いかがだったでしょうか。所々おかしなところがありますが、少しずつ修正していきたいと思います。先週金曜日に出せなかった分は何か別のを出したいと思います。次回もよろしくお願いします!
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