結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

124 / 201
後半はオリジナルです!


是非楽しんでくださーい!


第117話 プレゼントの時間

創真side

 

 

「この体操服の繊維は軍とある企業が共同開発した物だ。衝撃性、引っ張り耐性、切断耐性、耐火性……………あらゆる要素が最先端だ」

 

 

この体操着の凄さに思わず唸ってしまう。新たな力を手にいれた僕らは、ある作戦を実行することにしたちょうど良い。先生の教えを暗殺で返そうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「良い匂いですねぇ。フランスで買ったフォアグラバーベキュー。こればかりは内緒ですね」

 

 

フォアグラに夢中の殺せんせーは、上から降ってくる人影に気付かない。

 

 

ドンッ!!

 

 

「にゅやッー!?」

 

 

落ちてきた人物による斬撃をギリギリで回避した殺せんせー。お陰でフォアグラはほぼ全滅だ。

 

 

「凄い…………痛くも熱くもない」

 

 

中村も驚いたようだ。

 

 

「な、なんて場所から落ちてくるんですか中村さん!あぁ、バーベキュー台も無惨な姿に!?あれ、2万円もしたのに!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったく油断も隙もない。さて、不破さんから買ったジャンプを読むとしましょう」

 

 

───────いいや、殺せんせー。まだ終わってないぞ?

 

 

菅谷がスプレーを掛けると、千葉の着ている超体操着の色が変わっていった。特殊な揮発物質のスプレーに服の染料が反応し、一時的に服の色を操れる。千葉は銃を構え、スコープを覗きながら……………銃の引き金を引いた。

 

 

そして見事にジャンプに命中した。

 

 

「にゅや!?今のは千葉君ですか!!じ、ジャンプが読めなくなったじゃないですか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふーむ。このロケットおっぱいは中々難しい。やりがいがありますねぇ」

 

 

──────さて、作業中悪いが、お邪魔するとしよう。

 

 

バリンッ!!

 

 

ガラスを突き破り、隼と創真が突入!そしてマシンガンで弾をばらまく。

 

 

「やめてー!!愛情込めたロケットがー!!」

 

 

「ん?」

 

 

殺せんせーに言われて、創真はロケットおっぱいに気づいた。どうするかって言ったら、さらに至近距離でロケットおっぱいを撃つ。

 

 

「いやぁァァァァァァ!!!」

 

 

殺せんせーは慌ててマッハでロケットおっぱいを救出するも、既にボロボロだった。

 

 

「な、なんなんですか!?今日は息一つつけない!!」

 

 

嘆く殺せんせーに暗殺を見ていた烏間が口を開く。

 

 

「せっかくの新装備の手の内をさらすのは不本意だったが……………お前に新しい力の使い方を見せたかったそうだ」

 

 

「殺せんせー、僕らの答えを聞いてくれますか?」

 

 

僕に続き、寺坂と不破が喋り出す。

 

 

「教えの答えは暗殺で返す。それがここの流儀だろ?」

 

 

「怒られた後だしね。真面目に殺して応えないと」

 

 

「だから、約束するよ。この力は誰かを守る為に使うって」

 

 

「……………これが答えです、殺せんせー。どうでしょう?」

 

 

創真が聞くと、殺せんせーは顔に花丸を浮かべる。

 

 

「満点です。では、明日からは通常授業に戻りますからね」

 

 

「「「はーい」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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その日の夜、殺せんせーは独り夜空を見上ていた。

 

 

(私がここに来たときは、冷たく澱んだ殺意があるだけだった。でも今は、温かい殺意で溢れている………)

 

 

そして、ある人の言葉が頭に浮かんだ。

 

 

『いつかあなたも…………そんな相手に巡り会えますよ』

 

 

「ええ。目の前にたくさんいます」

 

 

かつてその言葉を送ってくれた『彼女』に、殺せんせーは静かに答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに学校へ早く来た創真は、教室の屋根に登り、朝日に照らされている椚ヶ丘の町を眺めていた。

 

 

「朝日に照らされるこの街もなかなか良い眺めだ」

 

 

「確かにそうかもね~」

 

 

ホリーがくるりと一回転しながら呟く。

 

 

「所でさ、そろそろアレ誘ったらどうだ?」

 

 

「…………デートか?」

 

 

「察しが良いね。テストも終わったんだしさ、こう言うときは、彼氏から誘ってあげるものだよ~」

 

 

この助言は親切心から来てるのか、カップルを見たいと言う下衆い心から来てるのか。

 

 

「ま、そうだね。何処に行くか考えておこう………………さて、朝練の時間だ」

 

 

創真は銃を片手に屋根から飛び降りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー眠い。あーまじ眠い」

 

 

眠気と戦いながら通学路を歩くのは隼であった。

 

 

「ったく、朝からだらしねぇな隼!」

 

 

対照に元気に飛んできたのはキバットだ。

 

 

「ったく、お前は朝から元気だよな。コウモリってのは夜活動する生き物じゃねぇのか?」

 

 

「ふん、そこらのコウモリとは違うんだよ。それに俺様はちゃんと早寝早起きを心掛けてんだ。そして隼。お前は昨日ゲームで夜更かししたな?」

 

 

「なっ…………何故そう思う?」

 

 

「勘だぜ」

 

 

「勘かよ!!良い勘だな、ほんと!」

 

 

「所で隼、お前神崎さんといい感じにやってるか?いい彼女を持ったよな~」

 

 

「ああ、ほんとそうだよな。あんな良い彼女持てて俺は幸せ者だ……………………………あ?」

 

 

隼は何かに気づき、キバットを掴む。

 

 

「テメー、その情報どこで仕入れた?」

 

 

隼は目茶苦茶低い声で訊く。

 

 

「見たんだぜ。神崎さんに告白されて、お前がそれを承諾して、アレされるところまでな。てか、俺が後押ししてやったのに」

 

 

「貴様……………!!それを皆にばらしたのか!?」

 

 

「まだだ。だが、俺の気分次第で創真とかにばらしても良いんだぜ~」

 

 

「何がお望みだ?」

 

 

「神崎さんをデートに誘え。自分の口から直接積極誘えよ、隼。電話やメールでしか誘えないのか?」

 

 

そう。今まで隼はメールや電話でしかデートに誘えてない。

 

 

「はぁ?そんなことかよ。じゃ、見とけよ。今日にでも誘ってやるからな」

 

 

「ほーう。楽しみにしてるぜ。じゃ、俺様は先行くぜ」

 

 

キバットはニヤニヤしながら飛んでいった。

 

 

キバットの姿が見えなくなると─────

 

 

「無理無理無理無理無理!!自分の口から誘うってどんだけ勇気いると思ってんだよ、あのコウモリ野郎!」

 

 

───────やはりヘタレだった。




THE NEXT story 3/28or29 PM 22:00


多分29日かな?


では次回でお会いしましょう!
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