結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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今回は弟です。


久しぶりのような感じやな。


皆、新生活慣れた?


まぁ、慣れたよね…………多分?


中学生の文だけど、是非楽しんでくれたら嬉しいです!


第133話 学園祭の時間 3時間目

「おーい渚!来てやったぞー!」

 

 

何か聞き覚えのある声に隼が振り返ると、桜姐さんや松方園長、若葉パークの面々が団体で来た。

 

 

「あ、ヘタレだ!」

 

 

「あぁ!?誰がヘタレだよ!?」

 

 

まぁまぁ、と渚が隼を宥める。何はともあれ、客数は稼げたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお!こりゃ絶品じゃ!」

 

 

松方さんは絶賛する。

 

 

「これだけうまければ結構売れてるんじゃない?」

 

 

桜姐さんの言葉に、渚は少し顔を曇らせる。

 

 

「うーん………それが苦戦してて。良いもの作っても、それが多くの人に伝わらないといけないからね……」

 

 

「ふーん………でも心配いらないでしょ。渚達不思議な力持ってるし」

 

 

「普段の行いが良ければ、必ず成果は出てくるぞい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてと…………僕は中の仕事を手伝おうかな」

 

 

若葉パークの面々を見送った後、渚が教室に戻ったその時、スマホがブルッと震えた。何だろう、と思って見てみると、創真からメッセージが届いていた。

 

 

『もうすぐ君の出番だと思うので準備しといてね、渚ちゃん』

 

 

メッセージ内容があまりにも簡潔すぎて、いまいちピンと来ない。

 

 

「準備って何のだろう…………て言うか、なんで渚ちゃんって打ってるの!?」

 

 

「こういうことだよ」

 

 

そういう声がしたかと思うと、ブワッ、と誰かが通り抜けていった気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「渚君、メッセージ読んだ?」

 

 

そう聞いたのは、ホリーである。

 

 

「ホリー君………読んだけど、ちょっと意味が分からないんだけど………」

 

 

「下見てみ」

 

 

「下?」

 

 

ホリーに言われ、渚はスッと下を見てみる。なんと、自分の着ていたズボンがスカートになっていた。

 

 

「え!?ちょ、何でスカートに!?もしかしてホリー君が!?」

 

 

「そうだよ~。早着替えさ!」

 

 

「いや、戻してよ!!」

 

 

「いや、それはちょっと………」

 

 

何でダメなの!?

 

 

渚がそう聞こうと思ったその時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい、渚ちゃーん!!」

 

 

「!!」

 

 

軽薄な声。渚には聞き覚えがあった。

 

 

「遊びに来たぜ、渚ちゃーん!!」

 

 

「ホラホラ、早く早く!知り合いとかに渚ちゃーんって、聞かれちゃうよ?」

 

 

ホリーに背中を押され、渚は彼──────ユウジの元へつき出された。

 

 

「ゆ、ユウジ君…………どうしてここが分かったの?」

 

 

「島の宿泊者調べて、ここの生徒だって分かったんだよ!」

 

 

「そ、そうなんだ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どんどん稼いでよ渚ちゃん………この際だから手段は選ばないぜ?」

 

 

「お前、えげつねーわ…………」

 

 

ブラックな創真に、デュオは引き気味。

 

 

「おい創真。俺は次何すれば良い?」

 

 

屋根に登ってきた隼が指示を仰ぐ。

 

 

「丁度片岡さんから連絡があった。料理を運ぶの手伝えとよ。人が足りないそうで」

 

 

創真が通話を終えたばかりと思われるスマホをちらつかせながら云う。

 

 

「ほんとお前と言い、人使い荒いな………人を何だと思ってんだクソ委員長………!!」

 

 

『誰がクソですって、隼君?』

 

 

「……………ふぇ!?創真の携帯から片岡の声が……………?まさか………………創真…………!!」

 

 

「…………………………」ニャッ

 

 

なんと、通話は終わっていなかった。即ちわ、隼の失言も全部筒抜けだった。

 

 

『今の失言を無しにしてもらいたかったら、早く降りてきて働きなさい!!返事は!?』

 

 

「イエッサー!!」

 

 

そう返事して、隼は屋根を下りて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、隼は嫌と言うほど働かされた(笑)料理を運んでは教室に戻って、また運んで………補足しておくが、今回創真は楽をしてるように見えるが、実際そんなことなく、時には材料取りに行ったり、偵察したり、指示出したり、料理を作ったり……………一言で言えば、何でも屋的な感じだ。

 

 

実は結構な量の仕事をしているのだ。創真も隼も立派な働きアリであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

「なんじゃこりゃ?」

 

 

隼と創真が学校に行くと、長蛇の列があった。

 

 

「何だこれ?昨日との差がありすぎる。いったい何があった?」

 

 

流石の創真も驚いたようだ。

 

 

『創真さん、隼さん!これです!』

 

 

律がそれぞれの携帯の画面にとあるブログを表示する。

 

 

「グルメブロガー法田 ユウジ…………グルメブロガーだったのかあいつ!?」

 

 

「そう言うことか。こいつのお陰ってことね」

 

 

隼も創真も納得する。

 

 

「ほら、2人とも準備して!急いで開店の準備するよ!」

 

 

片岡が2人に声を掛ける。行くか、と隼は声を掛けて、創真と共に教室へ走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目はさらに忙しくなった。客も増えれば、忙しさも増える。隼は無心で料理を運びまくり、創真は指示出したり、材料を山の中に取りに行ったり、運んだり…………………接客して、料理出して、お金貰って、また接客したり……………こんな感じで時間はどんどん過ぎていった。そしてついに麺の在庫がほとんどなくなった。

 

 

「どうする殺せんせー?山のさらに深部に手を出すか?」

 

 

「いえ、ここらで打ち止めにしましょう。これ以上やれば山の生態系が崩れてしまう。君達も実感したでしょう?色んな縁に恵まれていることに」

 

 

「そうですね……………結局授業が目的だったのですか?」

 

 

創真がそう訊ねると、殺せんせーは、どうでしょうねぇ、と不敵な笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果的にE組は3位だった。

 

 

1位のA組には勝てなかったものの、本校舎の生徒もそれなりにE組を賞賛していた。

 

 

だがしかし。この状況を快く思わないラスボスが動き始めた。




THE NEXT story 4/18or19 PM 22:00


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