結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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どうぞ!


第138話 決戦の時間

英語

 

 

過去最大級に、手強い問題…………いや、問スター。皆は苦戦しながらも、問スターに立ち向かっていく。

 

 

「くっそ…………問題エグい上に、量が多すぎだろ!?」

 

 

杉野が弱音を吐く。そんな杉野と打って変わって

 

 

「何だ理事長、この問題は!?あんたがテスト仕切ってもこの程度か!?」

 

 

隼が問スターを圧倒していく。

 

 

「やれやれ…………元気なことだあいつは」

 

 

「まぁ、隼は熱くなるとあんな感じになるんだ………」

 

 

呆れる創真と、苦笑いを浮かべる碧海も、問スターを着々とダメージを与えていく。無論、トップ候補のカルマもだ。

 

 

やはり、この4人は秀でている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会

 

 

「ったく、動きが遅そすぎんだろ?こんなんなら、目を瞑っても倒せるぜ」

 

 

多分お忘れかと思うが、隼は社会が大得意。創真と同等以上のスピードで、問スターを駆逐していく。

 

 

「うーん…………」

 

 

碧海は社会は得意ではない。創真に猛特訓してもらったとは言え、苦戦を強いられていた。そしてついに、終了の鐘が鳴りった。

 

 

碧海はふう、と息をつく。

 

 

「んー…………どうだろうな…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理科

 

 

「ふむふむ。中々凝った問題なことで………」

 

 

杖を片手に、創真はそう呟く。

 

 

「おい、創真。A組の奴等どんな感じだったか知ってるか?」

 

 

「いや、知らん」

 

 

「めっちゃ激ってたぜ。狂ったように集中してる。殺意って恐ろしいな………」

 

 

「ふーん。ま、その集中力がいつまで続くのやら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国語

 

 

「フッ………………」

 

 

「何笑ってやがる創真?簡単だったから笑ってるのか?」

 

 

隼の質問に、創真は意外な答えを返す。

 

 

「いや、小説の話がめっちゃ良くて………ちょっと感動した」

 

 

「あっそ…………てか、お前も感動とかするんだな。てっきり、そういう感情はないかと思ってた」

 

 

「ひどいねぇ………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数学

 

 

「ぐぬぬぬぬ………!!」

 

 

お忘れかと思うが、隼は数学が苦手なのだ。

 

 

「あっれ~?隼、苦戦してんね~。そこは漸化式使って特殊解に持ってくんだよ~?」

 

 

「うっせぇ!今やろうとしてんだよ!」

 

 

「隼、解くの遅くない~?」

 

 

カルマと一緒に碧海も煽る。

 

 

「あーよし、出来た出来た!てか、お前らも早く自分の事やれよ!」

 

 

「はいはい。じゃ、ラスモン行きますか」

 

 

カルマが前にチラッと目を向けると、同じくラスモンに取り掛かろうとしている浅野の姿が見えた。

 

 

「おや、皆お揃いな事で」

 

 

創真が1番最後にやってきた。

 

 

「創真君、意外と遅かったね?」

 

 

「暇だったから見直しをしてきた。さぁ、最後の問スターを倒して、ゲームクリアとしようか」

 

 

最後のラスボス討伐のエントリー者は………浅野、創真、碧海、隼、カルマ………この5人のみだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図のように一辺aの立方体が周期的に並び、その各頂点と中心に位置する結晶構造を体心立方構造と言う。

アルカリ金属の多くは体心立方構造である。

体心立方構造において、ある原子Aoに着目したとき、空間内の全ての点のうち、他のどの原子よりAoに近い点の集合をが作る領域Doの体積を求めよ。

 

 

碧海、隼、カルマは筆記用具を置いて、考え始めた。

 

 

創真は

 

 

(……………………勝ったな)

 

 

内心、ニヤリと笑って解答を書く手を進めた。安定の、創真は天才。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

創真は解答への道筋を見つけたが、3人は今だ悩んでいた。残り時間はついに5分を切った。その時……………彼等に電流が走った。

 

 

(((これ、もしかして…………難しい計算いらない…………!?)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

創真side

 

 

4日後

 

 

「さぁ、皆さんおまちかねのテスト返却と行きましょう!」

 

 

その言葉に、皆は緊張した様子を見せる。さぁ、まずはどの教科から返される…………と、思いきや殺せんせーはマッハで全員に全教科の答案を渡した。

 

 

「細かい点数は四の五の言いません。今回は全員トップ50に入れたどうか!本校舎でも発表されてる頃ですし、E組でも順位を先に発表しましょう!」

 

 

殺せんせーは、順位表を黒板にはり、皆は黒板の前に来て、順位表を目にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1位 結城 創真 500点

 

第1位 赤羽 業 500点

 

第3位 浅野 学秀 497点

 

第4位 月城 隼 496点

 

第4位 月城 碧海 496点

 

 

中略

 

 

 

第49位 寺坂 竜馬 317点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには……………全員の名前が確かにあった!

 

 

「「「やったあ!!全員50位以内達成!!」」」

 

 

ひゃー、嬉しいね!

 

 

「くそ…………創真に勝ちたかったけどな………」

 

 

「あーあ。創真君に勝ちたかったな~」

 

 

隼と碧海さんは少し悔しそうだ。

 

 

「にしても、流石創真だな」

 

 

「全部のテストで1位をキープしやがったぜ」

 

 

「まーね……………………それにしても、今の理事長の心境、めっちゃ複雑だろうなー…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理事長もまた、順位表を見ていた……………が、それをくしゃくしゃにして、ゴミ箱へすっと捨てた。

 

 

「…………………………!!」

 

 

彼の心の内にあるのは怒りか、悔しさか、屈辱か。理事長は理事長室を出て、A組の教室へ向かった。




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