結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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完璧に忘れてました!すみません!


第155話 1%の時間

ロケットは大気圏を突入。そして、空中分解や大爆発を起こすことなく、大気圏を通過した。今は高速で空を落下している。

 

 

そこへ、マッハ20のタコが現れる。

 

 

「2人共、宇宙の旅お疲れ様でした!」

 

 

殺せんせーが中に声を掛けると同時に、パラシュートが開く…………………が、絡まっている。

 

 

「ダメだね~。計算不足だ」

 

 

ホリーが鼻で笑いながら、ほどいていく。ふと殺せんせーを見ると、スマホをホリーの方へ構えていた。

 

 

「何をしての殺せんせー?」

 

 

「いえいえ。良いネタが出来たので、ちゃんと記録しておこうと思っただけです」

 

 

「何のネタかは分からないが、まぁ良いや……………よし、ほどけた」

 

 

パラシュートが機能しだし、宇宙船はゆっくりと落下していく。

 

 

「それにしても、先生が交渉に割り込む必要はなかったようですね。話せば意外と通じたものでしょ?」

 

 

「まーね」

 

 

「さて、後は押していきましょう。デュオ君達も手伝って下さい」

 

 

「しゃーねな。じゃ、やるとしましょうか………って、熱ァ!!」

 

 

ホリーが悲痛な悲鳴を上げる。

 

 

「まだ表面は熱いに決まってるだろ」

 

 

デュオは黒獣を展開し、手の形にして突っ張りのような形で押していく。

 

 

「予想以上に熱かったな……………まったく」

 

 

手がダメなら足、と言う謎理論でホリーは超高速で蹴り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロケットはE組のプールへ着水した。皆は歓声を上げるが、烏間先生は苦い顔をしていた。

 

 

「私も一緒に計画しといて言うのもアレなんですが……………どれだけの省庁に謝るのか検討もつきませんね」

 

 

「まったくだ」

 

 

烏間先生がため息つくのを、苦笑いで見つめる創真。

 

 

「まぁ良いじゃないですか烏間先生。良いデータも取れましたし」

 

 

明るい声の殺せんせーはスマホを見せる。そこには、宇宙への最も最適なルートとパラシュートが絡まる問題があった事についてのレポートがあった。

 

 

「これだけあれば、もう一度飛ばすだけの価値があります。これあげるので、チャラって事で」

 

 

「…………悪人め」

 

 

悪人呼ばわりの殺せんせーはヌルフフフフフ、と笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、皆は持ち帰ったデータの解析を始める。

 

 

「ええ…………全部英語で書かれてる…………」

 

 

「当然だ碧海さん。アメリカが研究したんだから」

 

 

「よし、創真君。翻訳を頼むね!」

 

 

「えー?それなら奥田さんが適任だよ。専門知識豊富だし。奥田さんなら出来るよね。分かりやすく説明するの」

 

 

「は、はい!」

 

 

奥田は律の画面に表示されている英文を見つめていたが、暫くして口を開く。

 

 

「要約すると……………爆発のリスクは大きいほど低確率で、小さいほど高確率だそうです。人間ベースのオリジナル細胞の奴にはほぼ当てはまらず、爆発の可能性は低く………さらに、この化学式の薬品を定期的に投与すれば、さらに爆発の可能性を低くなり、結論的には、爆発の可能性は1%以下……………」

 

 

「……………………おや?」

 

 

創真は何かに気付いた。

 

 

「ねー、この薬は前に作った事なかった?」

 

 

「はい…………あの溶ける………」

 

 

「「「アレかよ!?」」」

 

 

「アレですねぇ」

 

 

創真も懐かしそうに呟く。

 

 

「何にせよ、殺さなくても地球は救われるぞ!」

 

 

全員が喜ぶなか、磯貝はとある事の確認を取る。

 

 

「じゃあ……………暗殺は今日限りで終わりで良いのか?」

 

 

「ふざけるな。娯楽がなくなる」

 

 

即答の創真。

 

 

「…………って、僕はそんな感じなんだけど、言い出しっぺの意見を聞こうか」

 

 

皆の視線が渚に注目する。

 

 

「……………カルマや中村さん、碧海さんや隼君達、殺す派だった、皆の気持ちを大事にしたい………」

 

 

「なら、決まりだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、E組は3月までは全力で暗殺する事にした。創真らにとって暗殺は必修科目且つ、使命、絆であるのだから。最も殺せるかは知らん。




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