結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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ただいま!!


第157話 七三の時間

どーも、お久しぶりでござる。作者である私もテストが色んな意味で終わって、漸く再開である。今回のテストで作者は、この小説が完結したら全力で勉強に取り掛かろうと決意した。ま、もう高2だしね。さて、余談は終わりにしようか…………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

E組の教室は大変重い空気が流れていた。その重い空気を生みだしているのは竹林である。

 

 

「……………竹林の奴、落ち込んでるな」

 

 

「あいつが受けたの国内最難関の一角に入るからな。無理もねぇよ」

 

 

私立の受験は大方終わり、結果もほぼ判明している。何となく様子から分かってはいたが、竹林君は受験に失敗してしまったようだ。

 

 

「フヘヘヘ……………何であそこでマークミスしたんだ…………所詮、E組を離れたらこんなものか………」

 

 

こればかりは皆はどうしようもない。本人が立ち直ってくれれば良い話なのだが、相当難しいだろう。

 

 

「た、竹林君、元気出してください!確率的にこういうこともありますって!」

 

 

殺せんせーは傷口に塩を塗っているのだが、それに気付かない。

 

 

「やれやれ……………そんな気にすることねぇだろ」

 

 

隼がスマホゲームをしながら呟く。彼は残念ながら併願校は受かってしまったので、竹林のショックがよく分かってないようだ。

 

 

所で、皆がさっきから気になっていたのが────

 

 

「うーん……………」

 

 

何故か床を這いつくばっているホリー。ついに頭がいかれたのだろうか。

 

 

「もしもしホリーさん?あなた何やってるの?」

 

 

「ん?何だ創真か!いやさ、この国には自販機の下とかに百円玉がよく落ちて(・・・)るって聞いたからさ、この教室にもないかな~って感じ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『落ちる』とか言っちゃダメ!!」

 

 

その声の主は殺せんせーだった。

 

 

「ホリー君も含め、以後禁止です!それと、この教室にはお金は落ちてません!落ちてたら先生が回収して、へそくりとして蓄えてるんですから!」

 

 

「蓄えてんのかよ」

 

 

「んなことは良いんですよ!それより!決めました。以後、ヘイト発言する者は、七三に手入れします!」

 

 

───────じゃ、何も喋んなきゃ良くない?

 

 

ブーイングをしている皆を横目に、創真はそういう結論に至った。

 

 

「ええい、やかましい!先生の粘液で滑らかに整え……」

 

 

早速、殺せんせーは七三のかつらをかぶる。

 

 

「何か楽しいオ話をしましょう!三村くん、最近見て面白かったテレビ番組は何です!?」

 

 

「そ、そうだな…………大河ドラマにはまってるな。今は真田幸村の話でさ、幸村の『浪人』時代から……あ!」

 

 

アウト

 

 

そして、七三が三村君には意外と似合ってる。

 

 

「次は倉橋さん!天気の話で和ませてください!」

 

 

「え、えっと…………最近雪が降るけど、積もらなくてガッカリだな~…………」

 

 

(これは…………………セーフだな。ふぅ、良かった良かった…………ん?)

 

 

ふと陽菜乃を見ると、何故か七三にされていた。

 

 

「おい、何でだよ!?」

 

 

「雪が積もれば滑るのでアウトです!当然でしょう!!」

 

 

「少々理不尽な!」

 

 

「次、寺坂組!」

 

 

さぁ、流れを止められるか────────?

 

 

「お、おう元気だせや竹林!」

 

 

「勝負はこれからじゃねぇか」

 

 

「そうだぜ!これからどう転ぶ(・・)か分からねぇだろ?」

 

 

七三にされたのは言うまでもない。

 

 

「まったく、何なんですか!創真君、てほんを見せてあげなさい!」

 

 

「えー…………………………?じゃあ、最近見たほっこりする話をしよう。用事で新宿に行ったその帰りにさ、発車している電車に手を振ってる子供がいてさ。そしたら、運転手の人も手を振り返してた。それ見て何か微笑ましく感じた」

 

 

ちなみに、これは今日あった作者の体験談。

 

 

「「「………………………」」」

 

 

「…………終わりだけど?」

 

 

「………………チェッ」

 

 

───────このタコ、今舌打ちしたな?

 

 

「まぁ、良いとしましょう。では、折角ですから先生も滑らない話をします。この前ー、自販機でお茶買ったらー、お釣り取り忘れてー、急いで戻ったらちゃんとあってー、ホッとしたわー…………………以上です」

 

 

「「「オチは!?」」」

 

 

纏めてアウト。これで、ほとんどが七三にされた。

 

 

「さぁさぁ、皆も先生と同じようにどんどん」

 

 

「もう良い」

 

 

その声の主から発せられる殺気の籠った声に、殺せんせーは冷や汗を掻く。

 

 

「もう結構です。ありがとうございます、くどいほどNGワードぶっ込んでくれて………………!」

 

 

ぶちギレた竹林君が銃を構える。

 

 

「お、落ち着いて!ほら、皆も…………ハッ!」

 

 

皆の方を向くと、全員が銃を構えていた。

 

 

「この古典的なゲーム、殺せんせーがしたかっただけでしょ?」

 

 

「俺らの受験で遊びやがって…………!!」

 

 

皆もお怒りだ。

 

 

「イトナ、あれ使え」

 

 

七三状態のホリーの指示に、イトナはコクりと首肯く。

 

 

「受験中は控えていたが……………今が使うときだ」

 

 

「ちょ、待ってくださ……」

 

 

「死ね!!」

 

 

イトナは隠し持っていたリモコンのボタンを押す。すると床が開き、落とし穴が出現する。

 

 

「死ねやこのタコ!!」

 

 

落し穴の最下部に落ちる寸前で触手を使って落下を防いだ殺せんせー。だが、まだ終わらない。そこから全員からの射撃をかつらを使って弾き、七三にされたのが屈辱だったのかホリーが剣で斬りかかるのを、命からがら避ける殺せんせー。それらの攻撃を避けたあと、殺せんせーは声を張り上げて言う。

 

 

「ええ、そうですとも!受験なんてお祭りなんですよ!」

 

 

そう、あっさり認める。そして、殺せんせーは竹林に向かって問い掛ける。

 

 

「竹林君!!君の刃は一本だけじゃないでしょう!?」

 

 

「ええ、そうですよ!!滑り止めの学校だろうが僕の進路には何も影響はない!!」

 

 

「成りたいのは医者ですか!?それとも爆発物取り扱い!?」

 

 

「医者ですよ!!やっぱり成りたい!」

 

 

「それが君に向いてます!ここでの経験を生かして多くの人を救ってください!!」

 

 

「分かってますよ!!よくよく考えれば、NGワードごっこなんて余計なお世話だ!!」

 

 

そう言う竹林の顔はさっきと違って、晴れ晴れとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

「結局、創真は引っ掛からなかったな」

 

 

「フフフ。君達が引っ掛かりやすいだけさ」

 

 

「クソ……………引っ掛かかれば良いものを」

 

 

「残念だったな隼」

 

 

そんな2人に、碧海が話し掛けてきた。

 

 

「そう言えばね、昨日私の携帯に電話掛かってきたんだ~。父さんからね」

 

 

「で、どんな内容で?」

 

 

「えっと……………お前らスナイプは得意か、って。まぁ、そこそこ出来るって言ったら、あっそ、って言われて切られたよ」

 

 

「スナイプって…………お前の親父さん、暗殺の事知ってる?」

 

 

「い、色んな所に繋がりがあるからね…………もしかしたら……………」

 

 

「ありえーるな………………てか、何でスナイプ?」

 

 

to be continue…………




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