結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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今さらだが、これは創真が高校生の時の話なんでよろしく~。


#2 天才は元暗殺者である

「いや~中々この世界も悪くないね」

 

 

この世界に訪れて数日。創真は中々気に入った模様。

 

 

「にしても、君は暗殺者なんだね。そうには見えないが」

 

 

最後のはいらねぇよ、とルークは云う。

 

 

ちなみに、今はフィーベル、ルミア、リィエルを待っている。ホリー達は朝御飯だとか。彼等と一緒に登校するのが当たり前な感じになっていた。

 

 

「創真殿、1つ質問よいか?」

 

 

「ん?なんだい、キョウヤ君?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お主、何者じゃ?」

 

 

キョウヤは鋭い目つきで訊ねる。

 

 

「お主が自己紹介の時に見せたあの殺気……………只者ではないのを感じた。まるで、『暗殺者』のような」

 

 

「………………………」

 

 

「創真殿……………お主は……………」

 

 

その言葉は最後まで続かなかった。何故なら首元にナイフが突き付けられていたからだ。殺気も感じさせず、さらに恐るべき速さ。もし、寸土目でなければ殺られていた……………かも知れない。

 

 

「そう、君の言う通り僕は元、暗殺者だ。ターゲットはマッハ20のタコ型超生物……………その超生物………………名は殺せんせーは、学校の担任を持っていた。で、生徒兼暗殺者である僕らはその命を狙っていた」

 

 

なるほど、と2人は納得する。道理で強い訳だ。

 

 

創真はナイフを降ろして続ける。無論、殺す気など最初から微塵もないのは言うまでもない。

 

 

「結局、殺せんせーは僕らの手で殺したんだけどね。殺せんせーは超良い先生でさ。君達にも会わせてあげたいもんだねぇ…………」

 

 

「…………相当良い先生なんだろうな」

 

 

「会ってみたいものじゃな…………殺せんせーとやらに」

 

 

すると、そこへ………………

 

 

「お待たせ~!」

 

 

システィーナ達が漸く来た。

 

 

「ま、他の皆には内緒でよろしく~」

 

 

「りょーかい」

 

 

「御意」

 

 

そう言って、3人はフィーベル達の元へ足を進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ね、寝坊!?」

 

 

「う、うん…………グレンからさっき連絡が来て……」

 

 

セラがアハハ…………と苦笑いしながら云う。

 

 

「ほんと、ダメ講師だな。まさに、ろくでなし魔術講師って奴だな」

 

 

キバット、原作のタイトル回収。

 

 

「やれやれだ…………暇だから、僕が授業しようか?」

 

 

「え、創真君が!?出来るの?」

 

 

ルミアが驚きの余り訊ね、勿論!と創真は云う。

 

 

「僕は魔術をほぼ完璧に理解した。あっちの世界でも魔術の事ばかり考えてたよ~」

 

 

「ほー。じゃ、創真大先生、やってみろよ」

 

 

「良いだろう。ルーク君にすべての質問を当ててやる」

 

 

「面白れぇ。全部答えてやらァ!」

 

 

ルークの闘争心に火がついたその時…………!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バァン!

 

 

銃声。

 

 

「動くなよテメーら」

 

 

扉の方には、10人程の男が立っていた。

 

「ッッ!!お前ら、天の智慧研究会の手先か!?」

 

 

「ご名答。ここに珍しい異能者がいると聞いた……………そいつを差し出せば何もしねぇ」

 

 

異能者………………あぁ、それは私だとルミアは分かる。

 

 

異能者とは、悪魔のように嫌われる存在なのだ。

 

 

知っている者は数少ないが、ルミアは異能者なのだ。

 

 

(私のせいで皆を巻き込むわけには………!!)

 

 

ルミアが名乗り出ようとしたその時………!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、君達~」

 

 

それよりも先に口を開いた者がいた。

 

 

創真だ。

 

 

「何だこのガキ?」

 

 

「僕は合理的主義でね。手短に終わらそう。お前がその銃で1発撃って、そしておまえらを僕が隣町までふっ飛ばす。それで良いだろ?」

 

 

「何だと!?」

 

 

挑発するような言動。銃口が創真に向けられる。

 

 

「ダメだよ創真君!君が………!!」

 

 

「ルミアちゃん。君が名乗り出る必要はない。いや、出るな」

 

 

「!!」

 

 

「さぁて、早く撃ってみた前よ。その銃で」

 

 

創真は指先で銃をツンツンと、つつく。

 

 

すると…………………

 

 

「な、何だ…………銃が重い…………!!」

 

 

銃口が意思に反して下がっていく。

 

 

「くそ……………お前ら!こいつを殺せ!」

 

 

「《羅生門…………連門顎》」

 

 

そう唱えた瞬間………創真の姿が、襟付きの黒外套に変わる。

 

 

そして、外套から黒獣が飛び出す。

 

 

「う、うわぁ!?」

 

 

一瞬で5人を吹き飛ばし、気絶させる。

 

 

しかし、後ろにいた残りの4人が引き金を引く。

 

 

が、創真は至って冷静。

 

 

「《空間断絶》」

 

 

すると、赤い波紋が空中に出現し…………弾が床に落ちた。

 

 

「ば、馬鹿な…………何だその技は!?」

 

 

「さぁ、何でしょー?《重力操作》」

 

 

創真の姿が、ショットコートにベスト、そして黒いロングコートに。特徴的なソフト帽子も忘れていない。

 

 

「ち、調子に乗るな!」

 

 

頭的な男自らナイフを持って襲い掛かる………!!

 

 

「やれやれ…………懲りないと言いますか」

 

 

創真はヒョイヒョイと避けて、ため息をつく。

 

 

「チィ!ちょこまかと!」

 

 

「上に参りまーす」

 

 

すると、創真の体が上へ上昇。天井に足をつけた。

 

 

「重力操作か……………!?」

 

 

「さっき言ったやろ?」

 

 

そう言いながら、創真はそこから飛び降りる。

 

 

ドォン!!

 

 

傍にいたボスや、後ろにいたセラも後ろにバックステップをとる。

 

 

「「「!!」」」

 

 

そして、驚愕した。

 

 

床が抉れているのだ。天井から落ちた衝撃で。

 

 

説明すると、重力操作で自分の質量を増やしたのだ。

 

 

「さぁ……………重力と戦いてぇ奴はどいつだ!?」

 

 

「ッッ!!」

 

 

一団は気迫に押され、じりじりと後ろに下がる。

 

 

「逃げちゃうのかい?そんな腰抜けなら、興味ないや。じゃ、御二人さん、よろしく~」

 

 

「「「へ?」」」

 

 

後ろを振り向く暇もなく、男達は意識を奪われた。

 

 

気絶させた帳本人達、ノーネームとキョウヤはため息をつく。

 

 

「ったく…………お前、わざと手加減してただろ?お前なら全員を倒すくらい楽勝だろ?」

 

 

「さてさて、どうでしょう~?」

 

 

「お主………………戦いを楽しんどるのか?」

 

 

「戦い?キョウヤ君、こんなの戦いとは呼ばない。ただの作業さ。邪魔者を取り除く、ね。さーて、邪魔者は消えたから授業する?」

 

 

「「「切り換え早すぎだろ!?」」」

 

 

全員から総突っこみを創真は受けた。

 

 

「ワリィ、ワリィ。遅れちまった」

 

 

そこへグレン先生到着。

 

 

「まったく、先生がいない間大変だったんですからね!?」

 

 

フィーベルがグレンに喰って掛かる。

 

 

「悪かったって。でもまぁ、良く分かんねーけど、無事に解決したなら良いじゃねぇか……………って、何か床抉れてるじゃねぇか!?」

 

 

「ホリー、直せる?」

 

 

「直したよ」

 

 

床はピッカピカの新品に直されていた。

 

 

「ねぇ、先生。折角だから、僕が授業しようか?」

 

 

「そりゃ、願ったり叶ったりだが…………何教えんだ?」

 

 

「折角なんで、この文豪の世界の仕組みを……………これは、魔術と皆は思うでしょ?でもね、僕の世界ではこう呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『異能力』……………と」




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