結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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殺せんせーvsイトナvs例のアレ


マシンスコーピオンが現実ではあり得ないことしますが……ま、僕の理想的な感じで……


創真「は?僕のプログラムならそんぐらい出来るから」

父親「そうだ!俺の会社の作るパーツはお前の理想を実現するなど容易いわ!」



と、二人は主張してます……本編をどうぞ!


久しぶりの文字数3000越えますので……休憩とかして目が疲れないようにしてください。


第29話 対決の時間

ついに放課後になった。教室では机を使ってリングが作られている。

 

 

もはや決闘…………少なくとも創真にはそう感じた。

 

 

「ここは一つルールを決めましょう。リングの外に足がついたらその場で死刑。どうかな?」

 

 

シロが変なルールを提案した。

 

 

「なんじゃそりゃ。そんなルール誰が守るんだよ」

 

 

「いや、破れば先生としての信用が落ちる。だから殺せんせーは守ると思うけどね」

 

 

杉野の呟きにカルマが冷静にルールの裏を解説した。

 

 

「いいですよ。ただし、観客に危害を加えても失格ですよ」

 

 

イトナは無言で頷く。

 

 

「では、暗殺……開始」

 

 

その瞬間殺せんせーの触手は切り落とされた。殺せんせーの触手を切り落とした物体の正体は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「触手!?」」」

 

 

(当たってしまったな……氷室さんの予想が)

 

 

皆は驚くなか、想定していた創真は内心やはりか、と呟くだけに終わった。

 

 

「………どこだ…」

 

 

殺せんせーの声には怒りがこもっていた。思わず皆ビクリとしてしまう。

 

 

「どこで手に入れた!!その触手を!!」

 

 

「さぁね。でもこれで分かっただろ?君達は兄弟だ。しかし、怖い顔するねぇ。何か嫌なことでも思い出したかい?」

 

 

シロは全て知ってるような言い方だった………創真にはそう感じた。

 

 

「どうやらあなたにも話を聞かなくちゃならないようです」

 

 

「無理だよ……死ぬから」

 

 

すると服の裾から光が放たれた。

 

 

「!?」

 

 

「この特殊な光を浴びれば、君の細胞はダイラタンシー現象を引き起こす。君の弱点は全て知ってるんだよ」

 

 

「死ね。兄さん」

 

 

イトナが触手によるラッシュを始めた。殺せんせーは圧倒され床に倒れた。その隙を逃がさず、さらに追撃を加える。

 

 

「殺ったか…!?」

 

 

「……いや、上だ」

 

 

寺坂の言葉に上を見ると……殺せんせーがいた。

 

 

「脱皮か……でもねその脱皮もエネルギーを結構使うんだよ」

 

 

イトナは再び攻撃を開始した。殺せんせーは相変わらず押されている。

 

 

「さらにさっき触手を再生させたね。あれも結構エネルギーを使うんだ。そして、触手によるダメージに動揺して立て直す暇もなく、攻撃は続く。今は互角ってところかな、さらに献身的な保護者のサポート」

 

 

再びシロはあの光を浴びせた。殺せんせーが硬直した隙にイトナがまた一撃を喰らわせた。足の触手が切り落とされた。

 

 

「これでまた再生しなくてはいけないねぇ。スピードが落ちて殺りやすくなる」

 

 

シロがクスクスと笑う。

 

 

「俺はお前より強い……兄さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(…………そろそろ時間かな?)

 

 

高速バトルが繰り広げられている中、創真は教室の端にいた氷室に近づいた。

 

 

「氷室さん、例のアレは?」

 

 

「全てダウンロードし終わってます」

 

 

「よし……………悪いけど、殺せんせーは我々が殺したいんでね……………邪魔させて貰うよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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一方、殺せんせーは足の再生を終えた。

 

 

「再生が終わったね。次のラッシュに耐えれるかな?」

 

 

ドン!

 

 

皆が音のした方向を向くと、創真が机に大きなケースを置いていた。

 

 

「………なんだい?そこにいるとケガをするよ?」

 

 

「さて、ここで突然ですが創真君特製マシンの試作2号機の実戦テストを開始しまーす!」

 

 

「「「は?」」」

 

 

殺せんせーも含め、皆が間抜けな声を出してしまった。

 

 

「……………何を言ってるのかさっぱりだ。取り敢えず、邪魔しないでくれないか?」

 

 

「そりゃ、無理な相談だね」

 

 

創真はケースの持ち手についてるスイッチを押すと、プシューと言う音と伴にケースが開いた。そして、ケースから何かが飛び出す。それは、サソリの形をしていた。通称、マシンスコーピオン。

 

 

「ほう。その機械でイトナを倒すとでも言うのかい?」

 

 

「そゆこと。」

 

 

創真がコントローラーのボタンを押すと、シュッ、とほんの僅かな発砲音と伴に対触手用のBB弾が発射された。イトナは僅かに首を反らして避けた。イトナが避けた弾は壁にぶつかって別方向に反射。方向が変わって飛び、そしてまたも壁にぶつかって方向を変える。2度壁にぶつかって方向を変えた弾はイトナの死角から襲い掛かる。

 

 

パシュッ!

 

 

そんな音と伴に触手が一本弾け飛んだ。これにはイトナも、そしてシロも動揺した。

 

 

「あれ、意外と簡単に当たったよ……もしかしてイトナ君、意外と弱い?」

 

 

「………なんだと?」

 

 

「ムカつくならさ、倒してみなよこのマシンを。まっ、できたらの話だけどね!」

 

 

言い終わる前にイトナは触手でマシンスコーピオンに襲いかかった。

 

 

「イトナ!挑発に乗るな!」

 

 

イトナはシロの言葉を聞かなかった。普通なら当たると思うが、マシンスコーピオンは全部の攻撃をスルスルと避けた。

 

 

「そんだけ?」

 

 

「うるさい!」

 

 

さっきよりも触手の本数を増やして攻撃するが、

触手の間を通ったり、不規則な動きをしているため攻撃は何も当たらなかった。

 

 

「何故だ!何故当たらない!?」

 

 

「何故当たらないか?それは簡単。こいつに搭載されているperfectbrain(完璧な頭脳)はお前の攻撃を先読みしてるからさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「なぁ、父さんは大学の友達とよくプログラムを作ってそれを戦車に付けて対決させるゲームをやってたんだ。しかも、負けたことがなかった。何故だか分かるか?」

 

 

「知らね」

 

 

「このメモリにあるプログラミングを戦車に埋め込んでたんだ。攻撃の避けかたを思考し、実行する。しかもこれは攻撃してくるもの全てに作動するんだ」

 

 

「ふ~ん。人間でも?」

 

 

「ああ、そうだ。そのプログラムが判断したもの全ての攻撃を分析と回避を可能な限り実行する」

 

 

「100%作用するの?」

 

 

「今まで機能しなかった事はないんだが……常識を超えた未知の物には作用するか分からないな。そしたら設定で名前を入力してプログラムが認識すれば100%作用する」

 

 

「ちなみに名称は?」

 

 

「perfect brainだな」

 

 

「…………どや顔するなっての」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言うわけで、創真は設定で触手って打っておいた。最初攻撃してきた時はコントローラーを操作しなかったよ。ヒヤヒヤしたが、機能してくれて良かったよ。イトナが単純な避けやすい攻撃しかしてなかったのも原因の1つかもね、と後に創真は分析したのは別の話。

 

 

「ふざけるな!俺がそんな機械に負けるはずがない!」

 

 

怒りが頂点に達したのか、触手が黒くなっている。そして、懲りずに攻撃を仕掛けた。自動で、しかも余裕で回避されたのは言うまでもない。

 

 

「……………………」

 

 

創真はコントローラーを操作し、BB弾を連射した。全ての弾が触手の根本に命中し、イトナの頭から触手が消えた。その瞬間イトナは倒れた。気絶したようだ。

 

 

シロは何も言わずにイトナを担いだ。

 

 

「待ちなさい!その子はここで面倒を見ます!それにあなたにも聞きたいことがある」

 

 

「やだね。計画が全て台無しにされて、もうやることがないからね」

 

 

殺せんせーが服を掴んだが、瞬時に溶けた。

 

 

「対先生繊維だ。君は私には触れないよ。心配しなくてもすぐに復学させますよ。次に会うときは……そのうざったい機械にも、そしてあなたにも負けないように教育しておきますから」

 

 

「別に何度でも突っ掛かってくるのは構わないけど、どーせ結果は同じですけど?」

 

 

創真の挑発にシロは何も言わなかったが、創真に対して殺意丸出しで帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして創真の活躍のおかげで二人を撃退できた。殺せんせーの出番が余り無かったのは置いといて……皆には聞きたいことがある。

 

 

「先生はなんでここに来たのです?そして、なぜ触手を見て怒ったの?」

 

 

創真の質問に殺せんせーは

 

 

「それは今話しても意味がありません。地球がなくなれば君達は塵となりますから」

 

 

「……………知りたいね」

 

 

「なら、殺してみなさい。ターゲットと暗殺者。それがわたしたちの絆です。先生の大切な答えを知るためには君達は暗殺で聞くしかないのです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「烏間先生!」

 

 

「どうした?大勢で」

 

 

「俺達が殺せんせーを殺して、答えを掴みたいんです。そのためにもっと暗殺の技術を教えてくれませんか?」

 

 

良い目をするようになったなぁ、と氷室は木の影からそう思った。

 

 

「分かった。では早速この垂直ロープ昇降を始めよう。ちなみに氷室さんのタイムは25秒だったからそれを上回るつもりでいけ!それでは……始めッ!」

 

 

「「厳しッ!」」

 

 

ちなみに誰もこのタイムは上回れなかった。




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