You〇ube見てて思い付きました。
それではどうぞ!
創真side
初公開情報だが、僕はブログをやっている。内容としては、色々ある。その日の夕日や食事、フレアとメテオの写真。中でもフレアとメテオの写真は大変評判が良い。そのお陰か、ブログの収益もそこそこの額だ。ブログに書かれている感想を見ていると、スマホが震えた。誰かと思えば、氷室さんの親戚の子からメールだ。
『突然すみません。友達が創真さんにお願いしたいことがあるそうです。よければ明日の朝の10時にフレアとメテオを連れてここに来てくれませんか?』
メッセージには、地図が同時に添付されていた。
「………フレアとメテオを連れてきて……?何がしたいんだ?」
考えてもよく分からなかった。
取り敢えず、翌日の10時。今は指定された公園で相手を待っている。
「眠い…………………」
「夜更しするからです」
氷室さんの言うことがド正論過ぎて何も言い返せない。
「だーって、見たいアニメがあったんですから、しょうがないでしょう」
「録画しておけば良いじゃないですか」
「リアルタイムで見ることに意義があるんですよ」
「そうなんですかね……………?」
氷室さんは首を傾げる。まぁ、この気持ちは分かる人には分かるだろう…………………多分。
「……あの……創真さん、ですよね?」
「君が、氷室さんの親戚経由でお願いをしてきた人?」
「あ、そうです!」
まさかの女子だった。
「すみません、創真さん。こんな朝早くに……」
同伴している親戚の子が頭を下げた。
「それで……何か頼み事なの?」
「実は……」
その女の子の話によると………彼女が住んでいるマンション周辺にカラスがよく訪れて、糞を落として行ったり、巣を作ったりと色々やってるらしい。それで近隣の人が迷惑しているらしい。CDをぶら下げるなどして対策はしているが、最近は効果がないも等しいらしい。何か良い方法がないかと、彼女が色々調べると、動画サイトで、鷹を使ってカラスを撃退する物を見たとか。さらに、彼女は僕のブログの読者で、僕が鷹を飼っている事を知っていたので、友達経由でお願いをしてきたと言う事だ。
「……大体分かった。よーし、今から行こうか!」
「え、良いんですか?」
「別に良いけど。今、いるの?」
「恐らく、居ると思います……」
「なら、善は急げ、だ。じゃ、案内して」
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歩いて10分。目的のマンションに到着した。
「屋上に来るんですよ、よく」
創真は屋上のドアを開け…………………………閉めた。
「やばくない?この数は」
「30羽位います……」
「そりゃヤベーイ…………だが、何羽居ようと2羽の敵じゃないから。ドアを開けたらすぐ放つから、せーので開けて」
「分かりました。せーの……」
ドアを開けた瞬間、創真はフレアとメテオを同時に放った。カラスを目掛けて一直線だ。カラスは、いきなり鳥類界のトップ達の登場に驚いたのか、カァカァ鳴きながら空へ飛んでいった。しばらく追い回した所で創真は笛を吹き、呼び戻した。さっきまでいたカラス達が居なくなり、屋上がスッキリした。
「これで大丈夫ですよ」
「凄い、屋上が綺麗になった………でも、暫くしたらまた戻って来るんじゃ……」
「ご安心を。カラスは賢いですから、今まで安全だった場所にこの二羽が現れた。その事にカラスは怯えてこの場所を訪れなくなるでしょう」
側にいた氷室が解説した。
「氷室さん、カラスの習性をよくご存じですね」
「まぁ、私は別名『カラスのプロフェッショナル』ですから」
「なんじゃそりゃ…………」
創真のツッコミに、側にいた2人もクスクスと笑う。
「あ、そうだ!」
女の子が突然何かを思いついた様子で駆けていく。数分して戻ってくると、手にはお菓子の詰め合わせがあった。
「これ、即席の詰め合わせで悪いんですけど、お礼です」
「え、でも大した事はしてないけど…………」
「創真様、そう言うのは素直に受け取っておく物ですって」
躊躇気味の創真に氷室がアドバイスをする。
「うーん……………じゃあ、お言葉に甘えて、頂くよ」
創真はお菓子の詰め合わせを受け取った。
「ははッ、僕の好きなのばかりじゃん。ラッキー」
「良かったですね、創真様」
かくして、カラスの駆除は終わった。
その日の夜
「よーし、これでサイトの立ち上げ完了、っと」
エンターキーをターン、と創真は押した。そこへホリーがやって来る。
「何やってるの創真ー?………………鷹・隼による鳩やカラス駆除。依頼料金、3000円?」
「絶対儲かるでしょ、これ」
「てか、フレアとメテオは納得してるの?嫌々やらせるのもどうかと思うけ」
「あぁ、キバットの通訳通して聞いてみたら、2人とも『運動にもなるし、暇潰し、ストレス発散にもなるからむしろやらせて』だって」
「え、あ………納得しちゃってるのね……………まぁ、でも、そこまで依頼は来ないでしょ」
「そうか?」
「多分来ても、精々2、3件位っしょー」
翌日
「ホリー君、昨日の今日で依頼が8件来てたんだけど?」
「いや、意外と多いな!?」
THE NEXT story 1/7 PM 22:00
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