結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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今回は二羽が活躍する…………かな?


You〇ube見てて思い付きました。

それではどうぞ!



第48話 フレアとメテオの時間

創真side

 

 

初公開情報だが、僕はブログをやっている。内容としては、色々ある。その日の夕日や食事、フレアとメテオの写真。中でもフレアとメテオの写真は大変評判が良い。そのお陰か、ブログの収益もそこそこの額だ。ブログに書かれている感想を見ていると、スマホが震えた。誰かと思えば、氷室さんの親戚の子からメールだ。

 

 

『突然すみません。友達が創真さんにお願いしたいことがあるそうです。よければ明日の朝の10時にフレアとメテオを連れてここに来てくれませんか?』

 

 

メッセージには、地図が同時に添付されていた。

 

 

「………フレアとメテオを連れてきて……?何がしたいんだ?」

 

 

考えてもよく分からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず、翌日の10時。今は指定された公園で相手を待っている。

 

 

「眠い…………………」

 

 

「夜更しするからです」

 

 

氷室さんの言うことがド正論過ぎて何も言い返せない。

 

 

「だーって、見たいアニメがあったんですから、しょうがないでしょう」

 

 

「録画しておけば良いじゃないですか」

 

 

「リアルタイムで見ることに意義があるんですよ」

 

 

「そうなんですかね……………?」

 

 

氷室さんは首を傾げる。まぁ、この気持ちは分かる人には分かるだろう…………………多分。

 

 

「……あの……創真さん、ですよね?」

 

 

「君が、氷室さんの親戚経由でお願いをしてきた人?」

 

 

「あ、そうです!」

 

 

まさかの女子だった。

 

 

「すみません、創真さん。こんな朝早くに……」

 

 

同伴している親戚の子が頭を下げた。

 

 

「それで……何か頼み事なの?」

 

 

「実は……」

 

 

その女の子の話によると………彼女が住んでいるマンション周辺にカラスがよく訪れて、糞を落として行ったり、巣を作ったりと色々やってるらしい。それで近隣の人が迷惑しているらしい。CDをぶら下げるなどして対策はしているが、最近は効果がないも等しいらしい。何か良い方法がないかと、彼女が色々調べると、動画サイトで、鷹を使ってカラスを撃退する物を見たとか。さらに、彼女は僕のブログの読者で、僕が鷹を飼っている事を知っていたので、友達経由でお願いをしてきたと言う事だ。

 

 

「……大体分かった。よーし、今から行こうか!」

 

 

「え、良いんですか?」

 

 

「別に良いけど。今、いるの?」

 

 

「恐らく、居ると思います……」

 

 

「なら、善は急げ、だ。じゃ、案内して」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

=================

 

 

歩いて10分。目的のマンションに到着した。

 

 

「屋上に来るんですよ、よく」

 

 

創真は屋上のドアを開け…………………………閉めた。

 

 

「やばくない?この数は」

 

 

「30羽位います……」

 

 

「そりゃヤベーイ…………だが、何羽居ようと2羽の敵じゃないから。ドアを開けたらすぐ放つから、せーので開けて」

 

 

「分かりました。せーの……」

 

 

ドアを開けた瞬間、創真はフレアとメテオを同時に放った。カラスを目掛けて一直線だ。カラスは、いきなり鳥類界のトップ達の登場に驚いたのか、カァカァ鳴きながら空へ飛んでいった。しばらく追い回した所で創真は笛を吹き、呼び戻した。さっきまでいたカラス達が居なくなり、屋上がスッキリした。

 

 

「これで大丈夫ですよ」

 

 

「凄い、屋上が綺麗になった………でも、暫くしたらまた戻って来るんじゃ……」

 

 

「ご安心を。カラスは賢いですから、今まで安全だった場所にこの二羽が現れた。その事にカラスは怯えてこの場所を訪れなくなるでしょう」

 

 

側にいた氷室が解説した。

 

 

「氷室さん、カラスの習性をよくご存じですね」

 

 

「まぁ、私は別名『カラスのプロフェッショナル』ですから」

 

 

「なんじゃそりゃ…………」

 

 

創真のツッコミに、側にいた2人もクスクスと笑う。

 

 

「あ、そうだ!」

 

 

女の子が突然何かを思いついた様子で駆けていく。数分して戻ってくると、手にはお菓子の詰め合わせがあった。

 

 

「これ、即席の詰め合わせで悪いんですけど、お礼です」

 

 

「え、でも大した事はしてないけど…………」

 

 

「創真様、そう言うのは素直に受け取っておく物ですって」

 

 

躊躇気味の創真に氷室がアドバイスをする。

 

 

「うーん……………じゃあ、お言葉に甘えて、頂くよ」

 

 

創真はお菓子の詰め合わせを受け取った。

 

 

「ははッ、僕の好きなのばかりじゃん。ラッキー」

 

 

「良かったですね、創真様」

 

 

かくして、カラスの駆除は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

 

「よーし、これでサイトの立ち上げ完了、っと」

 

 

エンターキーをターン、と創真は押した。そこへホリーがやって来る。

 

 

「何やってるの創真ー?………………鷹・隼による鳩やカラス駆除。依頼料金、3000円?」

 

 

「絶対儲かるでしょ、これ」

 

 

「てか、フレアとメテオは納得してるの?嫌々やらせるのもどうかと思うけ」

 

 

「あぁ、キバットの通訳通して聞いてみたら、2人とも『運動にもなるし、暇潰し、ストレス発散にもなるからむしろやらせて』だって」

 

 

「え、あ………納得しちゃってるのね……………まぁ、でも、そこまで依頼は来ないでしょ」

 

 

「そうか?」

 

 

「多分来ても、精々2、3件位っしょー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

 

「ホリー君、昨日の今日で依頼が8件来てたんだけど?」

 

 

「いや、意外と多いな!?」




THE NEXT story 1/7 PM 22:00


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