気に入って貰えたら幸いです!
それではどうぞ!
創真side
「ヌルフフフ、皆さん基礎が大分仕上がってきましたね。期末の点数が楽しみですねぇ」
今日は外で勉強している。
「そして、この式に代入したら……」
「あ!出来た!」
今、僕は不破さんに数学を教えていたところ。今回、僕は先生と同じ立場で皆に教えている。
「ところで殺せんせー。今回の目標は?」
「前回、先生は総合しか気にしてませんでした。今回はこの教室にも見あった目標を考えてきました」
ほう。
「さて、先生は触手を失うだけで、速度が落ちるのはもう分かってますね?例えば……」
殺せんせーは自分で触手を一本破壊する。
「ご覧なさい。子供の分身が混ざってしまった」
そういう減り方なのか?
「さらにもう一本減らすと……子供の分身がさらに増え、親分身が家計のやり取りに苦しんでます」
もはやドラマだが。
「さらにもう一本で、父親分身が消えました。母親分身が一人で養わなければなりません」
「「「重いわ!!」」」
heavyだ。
「殺せんせー、重すぎだって。で、結局何を言いたいんだよ」
隼がペンを回しながら聞く。
「先生は触手一本で、20%程の運動能力の低下が生じます。そこで……今回、五教科+総合で学年1位を取った者に触手を一本破壊する権利をあげます。これが暗殺教室の期末試験です」
────この先生はやる気にさせるのが上手いねぇ。
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放課後、創真は烏間やビッチ先生と理事長室に来ていた。烏間は当然釘を刺しに来たのだ。創真は普通に呼ばれた。
「E組を底辺に留めさせるために、なんでもする……と思ってますか?」
「いいえ。でも横の彼が疑ってますもの」
「釘刺しご苦労ですが、私は何もしませんよ。生徒の自主性を高めるのも私の教育の理想ですから」
烏間とビッチ先生は退出し、理事長室には創真だけになった。
「待たしてすまなかったね、創真君」
「いいえ。それで、ご用件は?」
「今回の期末試験、君には他の皆と違う問題を解いてもらおうと思ってね」
「違う問題?理由は?」
「君の学力は大変素晴らしい。E組にいるのが惜しいくらいだ。だから君は中間の時にこう思わなかったかい?『物足りない』と」
「…………確かにもっと難しい問題を解きたいと思っていました。別に良いですよ。それとそのテスト……あなたが作るんじゃないですか?」
「察しが良いな。その通り。私が作らせてもらうよ」
「面白い。あなたからのテスト………いや、挑戦状を受けて立ちます」
「そうか。用件は以上だ。あと、君のテストは皆が受けるテストのランキングからは外れるが……それで良いかい?」
「受けるテストが違うから……しゃーないですね。まぁ、良いですよ。ランキング載らなくても1位取りますから」
「フフ……楽しみにしているよ」
創真side
翌日の放課後。僕は昨日の事を伝えた。
「創真だけは理事長の作るテスト?マジかよ……」
「それだとA組との勝負にちょっと不利だな……」
………勝負?
「いや待て。なんの勝負だ?」
「実は……」
磯貝の説明によると、昨日磯貝達が本校舎の図書館にて勉強していた所、A組の五英傑の中の四人とちょっとしたトラブルがあり、その四人が勝負を提案して、受けて立った……と言うことらしい。勝負の内容は五教科+総合の点数で争い、負けたら1つ命令を出せるらしい。
「なるほど。ま、大丈夫でしょ。僕居なくても」
「創真は気楽だな……」
隼は苦笑した。
「だってここにはカルマと隼がいるんだからね」
二人は前回総合で10以内だったからな。総合で有望だ。国語は神崎さん、数学はカルマ君と隼、英語は中村さん、理科は奥田さん、社会は磯貝君……油断しなければ五英傑など敵ではない。いや、浅野もか。本気でやればあいつなど敵ではない。だから不利なんかじゃない。そう言えば浅野も今回は僕に勝つもりで来てるのかな。残念だが、もう君など敵ではない。そもそも今回、戦わないし。
「任せとけって。お前が居ないぶん、俺が点を取ってやるからよ」
「………不安だ」
「あ!?」
そして、迎えたテスト当日。受ける教室は一緒だが、テストは違う。いや、違うと言えばもう1つ。隣の律の席が替え玉の人だ。全然似てない。
さっき、烏間先生が
「こいつも大変だな、という目で理事長に見られた俺の気持ちが分かるか?」
って言って、中村と渚が頭を下げてた。本当にご苦労様です。さーて……間もなくテスト開始だ。
ん?大学入試や高校入試などを控えた皆にアドバイス?
……………………トイレがどこにあるか確認しとけよ。迷ってる間に混むかもしれないぞ。
「はじめ!」
おっと。じゃ、現実でも頑張ってな。
入試がある方は頑張って下さい!
THE NEXT story 1/8 PM 22:00
…………学校の宿題とか……終わってます?