結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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楽しんで下さい!


特別編 結城 創真の暗殺教室×ロクでなし魔術講師と忍ばない暗殺者 後編その1

ルークside

 

 

「あー身体がくそ軽い…………」

 

 

おっす、ルークだぜ。

 

 

知っての通り、前回で俺は死神、デュオとの決闘に敗れたけど、身体はピンピン。全身真っ白の奴の手によって、全快したからな。そういや、真っ白の名前聞いてなかったな。

 

 

ともあれ、またいつもの日常が始まる……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

==================

 

 

 

「じゃ、授業を始める………………って、いけね。今日、このクラスに1日研修生が2人来る。じゃ、入ってくれ」

 

 

コラボ先の原作名で言う、ロクでなし講師ことグレンがドアの先にいる2人に声をかける。ちにみに、前よりはロクでなしではなくなった。……………………………多分。そして、ドアが開いて研修生が入ってくる。

 

 

「おっはよー!皆!」

 

 

「……………………」ペコリ

 

 

(おいおい、真っ白君とデュオかよ!なんでここに来てんの!?)

 

 

「んじゃ、自己紹介してくれ。授業時間の半分位やる」

 

 

※グレンは久しぶりにサボりたいだけ

 

 

「ではでは。僕の名はホリー!この世の誰もが驚く魔法使いさ!だから魔術を使えるんだ!凄いでしょ~?」

 

 

凄いでしょ~?って言われても、皆は反応に困っていた。何故なら

 

 

「…………あ、そっか。皆、使えるんだっけ?」

 

 

ようやくホリーは気づいた。

 

 

「そうか…………唯一の自慢話はここでは通じないって訳か。うん、じゃよろしく………………」

 

 

(((なんか急に冷めた………?)))

 

 

皆の心の声に気付いたのかはさておき、変わってデュオが口を開く。

 

 

「俺の名はデュオと言う。1日よろしく頼む」

 

 

(((簡潔だ!!)))

 

 

「せんせー。終わりましたけどー?」

 

 

やる気を幾らか失ったホリーが爆睡しているグレンを起こす。

 

 

「…………はぁ!?お前ら早すぎだろ!!なんでもっと長く時間を伸ばせないんだよ!!」

 

 

寝てるのを邪魔されたからか、グレンもご機嫌斜め。

 

 

「なんだと!?先生の事は知ってんぞ!ちょっと前まで引きこもりだったんだろ!ちゃんと働いてるアリを見習いやがれ!」

 

 

「あぁ!?引きこもってて何が悪い!!アリが働くのは勝手だろ!?」

 

 

「うっせぇ、ロクでなし野郎!」

 

 

「黙れ、真っ白白助!」

 

 

ギャーギヤー子供みたいに言い合ってる、お二人さんを無常に見つめる生徒たち。

 

 

「あ、あの!」

 

 

皆が声がした方を向く。声の主はルミアだ。

 

 

「し、質問とか良いですか?」

 

 

「「…………………」」

 

 

ホリーとグレンは黙ってルミアを見つめる。やがて我に返ったホリーが咳払いをする。

 

 

「あ、ごめんねお嬢ちゃん。柄もなく馬鹿と言い合って……………まず、お名前教えてもらって良い?」

 

 

「る、ルミアです!」

 

 

「ルミアちゃんね。それで、質問は?」

 

 

「ホリー君は魔法に凄く自信を持ってるんですよね?」

 

 

「勿論!」

 

 

自信満々に宣言する。

 

 

「良かったら何か簡単な魔法を披露してもらえませんか?」

 

 

「!!」

 

 

その言葉に、ホリーは先程とは打って変わって、嬉しそうな表情を浮かべる。

 

 

「うんうん、良いよ!是非とも披露するよ!」

 

 

そして、指をパチんと鳴らすと、何処からともなく辞書並みの分厚い本が落ちてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………グレンの頭に。グレンは何も言わず、がくりと倒れる。

 

 

「あ、今のは事故…………死んでないね、良かった」

 

 

わざとじゃね、と言う雰囲気が漂うなか、ホリーは辞書………否、魔導書を開く。

 

 

「行くよ…………『ファンタジースノー』」

 

 

まぁ、お察しの通り教室にちらり、ちらりと、雪が降りだした。おお、と皆は声をあげる。

 

 

(雪を降らすのか…………中々面白い奴だ)

 

 

ルークも心の中でホリーを褒める。突然、ホリーはルミアの前に近づく。

 

 

「?」

 

 

「……………あった!」

 

 

ホリーは大きくジャンプし、何かを掴む。そしてルミアの前に降り立ち、手を開く。

 

 

「あ!氷の結晶だ!」

 

 

「たまーに混じってるんだ。運が良いね~。さて、こんな感じかな?」

 

 

ホリーはスッと一礼する。皆は賞賛の拍手を送る。

 

 

「…………んぁ?俺、いつの間にか寝ちまったのか?」

 

 

気絶していたグレンが目を覚ました。

 

 

「目覚めなきゃ良かったのに」

 

 

「んだと、テメー!」

 

 

「もういい。ガキかお前ら」

 

 

デュオがだるそうに止める。

 

 

「…………俺も何か披露しよう。ちなみに、俺は基本的に魔法を使わない」

 

 

「「「え!?」」」

 

 

ここ、魔術学校なんですけど、と言いたげな顔をする。

 

 

「ま、その代わり俺だけしか使えない能力………異能を使える」

 

 

デュオは言葉を続ける。

 

 

「まぁ、誰も見たことのない異能だと思うが、それを軽く紹介する」

 

 

デュオの身体が一瞬、赤く光る。すると、外套から黒獣が放たれた。

 

 

「「「!!」」」

 

 

「俺の異能その1は、外套から出る黒獣をあらゆる物に変化させれる…………例えば……」

 

 

デュオの言葉に連動して、黒獣は巨大な拳に変わる。

 

 

「おお!」

 

 

「他にも……………鎌になったり、布になったり…………………まぁ、こんなところか」

 

 

デュオは黒獣を引っ込める。

 

 

「あの………………」

 

 

「質問か?」

 

 

銀髪の少女はスッと立ちあがり、口を開く。

 

 

「私の名はシスティーナ・フィーベルです。今、デュオさんは異能その1を披露してくれましたけど………その1って言い方だと、他にもまだあるって事ですか?」

 

 

その発言に、デュオはフッと笑みを浮かべる。

 

 

「なら、見せよう。ちょうどいいから、前に来てくれるか?」

 

 

「え?あ、はい………」

 

 

言われるがまま、フィーベルは前に出る。

 

 

「おお…………可愛い………」

 

 

ホリーが小声で呟く。デュオは、フィーベルの頭をちょんと触った。すると、システィーナの身体を赤い光が走る。

 

 

「え!?何これ!?」

 

 

「別に怖がらなくていい。そのまま壁に足をかけてみろ」

 

 

フィーベルはデュオの言う通り、壁に片足をかける。

 

 

「…………もう一方のもだ」

 

 

「え!?それだと落ちちゃうんじゃ………」

 

 

「お嬢ちゃん、いいからやってみな。面白いことが起きるよー!」

 

 

「……………はい」

 

 

ホリーに言われ、恐る恐る、もう一方の足も床から上げた。

 

 

「え!?」

 

 

フィーベルは壁に立った。

 

 

「グラビティーコントロールの類いか?」

 

 

「流石は先生。俺の異能その2は、触れた物の重力とベクトルを操る。だから…………」

 

 

デュオは大きくジャンプする。そして天井に上手く着地する。

 

 

「こんな事も出来る」

 

 

おお~、と皆は歓声を上げる。

 

 

「魔法と似てて、でも、魔法じゃない…………それが異能だ。よっと」

 

 

デュオは外套をはためかせて、着地する。

 

 

「まぁ、こんなところだ…………ん?」

 

 

ホリーがデュオをツンツンとつつき、壁に立ってるフィーベルを指す。

 

 

「あ、すまん。忘れてた」

 

 

パチんと指を鳴らすと、フィーベルは重力に従って下に落ちる。デュオは黒獣を布に変えて展開させ、ふんわりとキャッチする。

 

 

そして、同時にチャイムが鳴った。

 

 

「お、終わりか。今日は全部こいつらに使わせちまったが、次は普通にやるからな。ちゃんと準備しとけよ」

 

 

そう言ってグレンは出ていった。だが、心境はこんな感じ。

 

 

(うっひょ~!久しぶりに休憩できた気がするぜ!にしても、あの白野郎…………なかなかウゼェ奴だぜ、まったく!)

 

 

1時間目を休めた事への幸福感と、ホリーへの苛立ちを感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時はめっちゃ進んで放課後。

 

 

「ふふ、僕は幸せ者だな~。まさか女の子にお茶を誘われるとは!」

 

 

メンバーとしては、ルミアとフィーベルとリィエルである。

 

 

「…………………………」

 

 

デュオは無言を貫く。

 

 

「でさでさ、どの娘が1番気に入った?」

 

 

「そう言うのは特にないが」

 

 

「……………つまんねー」

 

 

ホリーはハァ、とため息をつく。

 

 

「ごめんね、待たせちゃって!」

 

 

そこへ3人が到着。

 

 

「別に良いよ!で、注文とかしたの?」

 

 

「まだだよ。今から行くところ」

 

 

「じゃ、僕が買ってくるかね~」

 

 

「じゃあ、私も行くよ。1人で全部持たせちゃ悪いから」

 

 

ルミアも一緒についていく。数分後、ホリー達は買ってきた紅茶やお菓子を広げ、至福の時間を味わう。

 

 

色々世間話で談笑して、そのうち話題は魔術になった。

 

 

「ホリーにとって魔術って何?」

 

 

リィエルが尋ねると、他の皆も興味津々と言いたげな目で見つめる。

 

 

「『希望』さ。魔術は人の心を照らす物。素敵でしょ」

 

 

フィーベルがうんうんと、首肯く。

 

 

「話変わるけどさ、この前僕が訪ねた場所で見た景色が………」

 

 

「やっと見つけたぜ!」

 

 

声のした方を向くと、黒いフードを被った男…………ノーネームがいた。

 

 

「おい、今すぐ逃げろ!すぐにここから………」

 

 

言ってる傍から、丸い物体が投げ込まれる。

 

 

「…………おっと?」

 

 

プシュー!!ガスが噴出された。視界が悪くなったのを境に、火球やら稲妻が飛来してくる。

 

 

「白昼堂々と派手にやるね…………」

 

 

飛んでくる魔法を避けながらホリーが呟く。

 

 

「空間断絶!!」

 

 

デュオの黒獣が空間を喰らい、攻撃を防御する。

 

 

「おい、彼女達の方を守れ!敵はそっちが狙いだ!」

 

 

ノーネームの声がして、ホリー達はさっきまで彼女達がいた方を見る。

 

 

「あ!リィエルちゃん、大丈夫!?」

 

 

ホリーが倒れてるリィエルに気付き、駆け寄る。

 

 

「…………2人は拐われた。連れ戻そうとしたけど……………ごめん」

 

 

「今は良い!デュオ、一旦ずらかるぞ!目立ちすぎて、人が集まってきた!」

 

 

リィエルを抱えたホリーが叫ぶ。

 

 

「分かった」

 

 

デュオは黒獣を布化させ、ノーネームに巻いた。

 

 

「な!?やめろ、離…………」

 

 

「大人しくしろ」

 

 

ノーネームはデュオの手刀で意識を奪われる。そして、ホリーとデュオの背後から純白と漆黒の翼が生え、煙の中から飛び出した…………!!

 

 

to be continue……………




THE NEXT spacial story 4/8 PM 22:00
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