結城創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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寝不足…………です。


そろそろ隼がメインの話をやろうかな………。


では、どうぞ!


第68話 告白の時間

創真side

 

 

とりあえずビッチ先生を召集した。

 

 

「あんた……色仕掛けのプロなんだろ?男を自在に操れるのに自分の恋愛には奥手なんだな~」

 

 

そう言うのは最近出番が増えてきた気がするキバットだ。

 

 

「うっさい、コウモリ!私だってプライドがあるわ。男を落とす技術なんて数え切れないほどある。むきになって落とそうとしたら………いつのまにかこっちが……」

 

 

…………ふーん。大体分かった。

 

 

「くそ……可愛いと思っちまった。20歳は賞味期限切れで興味ないのに……」

 

 

「キー!もう一度言ってみなさい、コウモリ!撃ち殺してやるわ!」

 

 

まぁ表情から察するに、キバットだけでなく、他にも何人か可愛いと思ってしまったようだが。

 

 

「俺らに任せとけってビッチ先生!俺らがセッティングしてやるから」

 

 

「あんたたち……」

 

 

「では、始めますか」

 

 

殺せんせーがコンサルタントみたいな格好をし、現れた。

 

 

「先生、何その格好~?」

 

 

ホリーがのほほんと訊ねると、自慢げに殺せんせーは答える。

 

 

「恋愛殺サルタントです。それでは、会議を始めましょう」

 

 

何、恋愛殺サルタントって?ダサいんだが。

 

 

「殺せんせー………ノリノリだな」

 

 

「同僚の恋は応援するのは当然です……甘酸っぱい恋愛小説が書けそうですしね……」

 

 

うん。明らかにエロ小説を想像してるね。

 

 

「では、誰か意見がある人は?」

 

 

スッと手を挙げたのは………………恋愛系が苦手な筈のデュオ。

 

 

「この前、図書館で読んだんだが、烏間先生みたいな堅い人間にビッチ先生のような格好は好まない傾向と聞いた」

 

 

「デュオ。それなんて本?」

 

 

「『これさえ守ればカップル成立!恋愛の極意』………だな。俺が死神やってた時、その本を死に際に読んでた奴がいたのを思い出し、図書館で試しに読んでみた」

 

 

(((その人、最期までモテたかったのか!?)))

 

 

まぁ、経緯はさておき、だ。

 

 

「その本の言う通りかもね。烏間先生見たいな人には清楚系でじゃないと」

 

 

「せ、清楚か……」

 

 

このクラスで清楚と言えば

 

 

「清楚って言ったら、神崎ちゃんかな?昨日着てた服、貸してくれる?」

 

 

確かに神崎さんだな。

 

 

「うん、良いよ」

 

 

中村さんのお願いに神崎さんは快く答える。

 

 

数分後、神崎が服を持ってきた。そして、ビッチ先生に着せる。

 

 

「ホラ、服1つで……」

 

 

いや待て………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(((逆にエロい!)))

 

 

「よくよく考えたら………サイズ合わないだろ」

 

 

ホリーに言われ、皆はサイズの事を考えてなかった事に気付いた。

 

 

「もーエロいのはどうでも良い!エロいや乳が全てではないのだぜ!」

 

 

キバットの意見に首を振り、激しく賛同するのは茅野さん。

 

 

「そう言えば、烏間先生の好みの人ってどんな人?」

 

 

僕の問いに答えたのは矢田さんだった。

 

 

「あ、確か今テレビに映ってるあの人が、理想の女性って言ってた」

 

 

矢田さんが指差したテレビに写ってたのは………………………AL〇OKの人だった。霊長類最強の人が3人揃っていた。

 

 

「うん。これは理想の戦力じゃない…………」

 

 

ホリーはついに頭を抱えてしまった。

 

 

その後出た案は、

 

 

「ホテルのディナーも豪華ですけど、そこをあえて烏間先生の好物に」

 

 

と言う、奥田さんの料理案。一見してみれば良さそうなのだが、しかし。

 

 

「烏間先生、ハンバーガーかカップラーメンしか食ってんの見たことないぞ……」

 

 

─────────ボツだ。

 

 

「なんか……烏間先生の方に原因があるように思えてきたぞ……」

 

 

「でしょでしょ!」

 

 

それは否定はできない。

 

 

「と、とりあえずやれることをやりましょう。男女で仕事を分担して、早くセッティングです!」

 

 

殺せんせーの一声で、皆は動き出した……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

=====================

21:00 夕食開始

 

 

「……なんだこれは?」

 

 

烏間先生が来ると、何故か烏間先生の席がなかった。

 

 

「E組名物先生いびりでーす」

 

 

「先生方は外で食べてくださーい」

 

 

烏間は訳が分からないと言いたげな表情だが、とりあえず外の席に行った。かなり強引だったかも知れないが、とりあえず第1段階はクリアした。外の席にはビッチ先生が既にいる。烏間も席につき、食事を始める。柄でもなく緊張してるのが、覗き見している彼等にも分かる。

 

 

「今回の旅行は色々あったが、生徒の能力が向上しているのが証明できた。この調子で2学期中に必ず殺す。イリーナ、頼りにしてるぞ」

 

 

まず、烏間はイリーナにそう話しかけた。

 

 

(さぁ、行け!)

 

 

近くの木に止まっているキバットも見守るなか、イリーナは何故か悲しそうな表情で口を開いた。

 

 

「……ちょっと昔の話だけど………私が初めて人を殺したのは12の時だった。私の家に兵士が来て、親は問答無用で殺された。見つかったら殺られる………だから敵が隠れてた私を見つけたときに、至近距離で撃ったわ」

 

 

「…………!!」

 

 

この時点で、近くで聞いているキバットの顔が曇り始めた。

 

 

「他の兵に見つからないように死体と隠れたときに………ぬるくなっていく死体の温もりは今でも覚えてるわ。カラスマ、『殺すってどういうことか』って本当に分かってる?」

 

 

烏間は黙って考えているようにも見えた。そんな烏間を他所に、ビッチ先生はスッと立ち上がり、烏間のつけているナプキンに唇をつけ、それを烏間へ………。

 

 

「好きよ、カラスマ。おやすみ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キバットside

 

 

うん、まぁ………頑張った。頑張ったとは思うぜ。でも、これで気持ちが伝わるかは別だ。これじゃ告白じゃなくて、殺白だ。

 

 

そう、殺白。うーん………まぁ、どんまい…………なのか?

 

 

「告白って………案外ムズいんだな…………」

 

 

ブーイングを浴びているビッチ先生を見て、1人そう呟いたのだった。告白は案外簡単じゃないことを1つ学んだ俺様であった。




THE NEXT story 1/30PM 22:00



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