すいませんでした。もう途中に差し込むことは無いです(多分)。
「あ!シンちゃんいた!」
「え?」
横を見ると…
「あれ?フェリスじゃん。何してるの?」
「何してるの?って…シンちゃんに会いに来たに決まってるじゃない。」
「はい…?」
ここはメリア学園だ。部外者であるフェリスが入ることはできないのでは…
「今日はお祭りですからね。学校外からも入ることができるんですよ。」
「あ、そうなんだ。」
なぜ今まで気が付かなかったのだろう…ルゥから逃げていたからかな。周りが見えていなかったのだろう。
「それで…その子はお友達?」
フェリスが俺の横を指さして言う。
「うん。ティアだよ。」
「アルティア・エスタリカです。よろしくお願いします。」
ぺこり、と頭を下げる。こういった礼儀正しい仕草を見ているとやっぱりティアはお嬢様なんだな…って実感する。
「エスタリカ…」
「あ、お父さん。久しぶりですね。」
「…え?あ、あぁ…そうだね。大きくなったな。」
いたのか…気がつかなかった…
「ねぇねぇ。シンちゃんは全部回った?」
「いや、まだ迷路に入ってみたくらいかな。」
「そうなの?私たちは今来たところなんだよ。シンちゃんは行きたい所とかある?」
「んー…何かあったかな…」
「屋台は結構ありましたが…他は火や水のショーや空中浮遊体験などですかね。」
ルゥと一緒に回れたのは少しの時間しかなかった。すぐに二回戦が始まってしまったからだ。
「そもそも地図が無いのが間違ってるだろ…」
「いいじゃん!私たちはまだ全然回ってないし一緒に見て回ろうよ。」
「うん。そうだね。」
まぁゆっくり回ればいいか。
「シン」
「え?なに?」
お父さんが喋った!いや、そりゃ喋るだろ…
「トーナメントは参加していないのか?」
「いや、してるけど…」
「じゃあ次の対戦があるだろう。歩いて回りながら話すか。」
「あ、いや、対戦は数時間後なんだ。色々あってね…」
話すと長くなる。いや、中級魔法を使えるから。で一言なのか…?
「まぁいいや。とりあえず回ろう。」
「じゃあ私はルゥさんを見てきますね。」
「え?」
声をかける前にティアは行ってしまった。
「むー…お友だちからもシンちゃんの話聞きたかったのに…」
「気を使ってくれたのかな…」
「良い友達を持ったな。」
「ん…」
まさかそのティアがファンクラブを作った…なんて言えない。
「行こうか。」
「うん!」
その後は三人でゆっくり回った。
さっきはルゥと一緒だったからね…ゆっくり回れなかったんだ。
色々面白かった。でもまさかショーに乱入するとは…
フェリスってこんなに破天荒だったっけ?ルゥよりも酷いな…
久々の二人との行動は楽しかった。時間が立つのも忘れるほどに…
「そろそろ時間だな。」
「え?」
気がつけば数時間がたっていた。もう俺の出番だ。
「そうだね。行ってくるよ。」
「頑張れ!私との特訓を忘れるな!」
「うん。」
その特訓のせいでファンクラブは出来るしトーナメントは最後までシードだし…
あれ?良いことしかない?
「頑張れよ。」
「はい。」
行こう。勝てば次は他の学年との試合だ。
そこでも勝てれば優勝。学費などが半額になる。
お父さんの負担も半額。きっと楽になるはずだ。
「シン!勝ってね!」
「シンさん!頑張ってください!」
二人も応援に来てくれている。良かった。ルゥ復活したのか。
「うんがんば…」
声のした方を見て驚く。
『シンが優勝だ!』
大きな幕が掲げられていた。
Oh…ファンクラブの皆さん…やりますな…
『一年生最終戦を始めます』
さて。次は最終戦なのですが…
番外編挟みます。せっかくのリアル○○○○○なので。
本編真夏ですが真冬のイベントやったるぞ!