絶望のスリガオ海峡に挑む西村艦隊の前に立ち塞がるモノとは…?
…そしてこの調子で私に本編での出番h、いえ、藪蛇でしたね? …はあ
では早速行ってみましょう! どうぞ!
※今回「も」オリ設定があります。まああってないようなものなので流し読みで。
『…トオサナイッテ…! 言ッテイルノニッ!! 死ニタイノォ!!?』
黒山城の悲痛な叫びとも取れる声。
荘厳に建てられた砲塔は崩壊し、隣にいた姉はもう「居ない」。
それでも双方戦いを放棄しなかった。満潮は少し怪訝な表情を見せる。
「アイツ…?」
戦いについて彼女は語った。無意味なことだと、何も変わりはしないと…そこまで言っておきながら、なぜ放棄しないのか?
第二艦隊は潰え、第一も全滅も時間の問題。それなのに、何故…?
「主砲、よく狙って! ……ってーーーぇ!」
山城の主砲が火を噴き、戦艦ル級を倒して見せる…残り四隻。
『真ップタツニ…ナリタイノォ!!?』
しかして黒山城の砲撃は、尚止まらない。
暗闇の雨の中、閃光のように飛び散る火花。
「もう止めて! 僕たちはこの先へ進みたいだけなんだ! さっきはごめん、本当に…謝って許されるものじゃないって、分かってるけど…!」
『違ウ…! 違ウ違ウ違ウ違ウ違ウ違ウ違ウ違ウ!!! ソウジャナイノォ!!』
「え…?」
時雨が言葉の意味を考えていると、扶桑たちの砲撃がル級たちに刺さる…撃沈。あと三隻。
『ヤメテェ!』
黒山城の言葉も虚しく、着実に減っていく彼女の随伴艦…あと二隻。
『ヤメテッテ…オ願イシテルノニィーーーッ!!』
止まらない戦いの連鎖。その時
「……ふっ!」
ズゥンッ!!
満潮の砲撃により、一気に二隻のル級を仕留めた。
『……!』
「言ったはずよ? 私は…皆を「守る」ために戦うって…!」
満潮は目標を定め、次の砲撃を
「! 満潮!?」
--- ズドォン!!
「!?」
時雨が目にしたのは
『…エ?』
九死に一生を得た黒山城。満潮の砲撃は、彼女の後ろに着弾していた。
「………」
『ド、ドウシテ…?』
「アンタがやめてって言うから」
『ワ、私ハ…ッ!?』
「ええ、アンタはやってくれたわ。けど…アンタを倒せばそれで守れた。って言えるほど、私は神経図太くないわ」
『……!』
「もう終わりにしましょう? …アンタが良ければ、だけど?」
満潮の提案により、夜戦も終わりを迎える。
これで、全てが終わる……かに思えた。
……スゥ
「!?」
止みかけの雨、夜明けの空を背に、まるで幽霊のように、彼女は現れた。
満潮は驚愕した。
そこには、倒れ伏していたと思われた闇扶桑が立っていたから。
『……(スッ)』
闇扶桑は、満潮を指し示している。満潮は動じず、彼女の声に耳を傾ける。
『…何故、戦ウノデスカ?』
今にも消え入りそうな声で問う。
「…守るため、よ」
『ソウマデシテ、何ヲ守ルトイウノデスカ……?』
「そうね。…難しいわね? 私は…私には、本当は守りたいものなんて、ないのかもしれない」
『………』
「でも…時雨や扶桑、山城……皆の思いや、願い…そういう綺麗なモノを、私は、守りたいんだと思う」
…闇扶桑は、満潮の想いを聞き届けると、ふっ。と儚げに笑う
『…優シイ娘。デスガ、ソノ想イハ…貴女ノ願イハ、決シテ万人ニ伝ワリキルモノデハアリマセン。………ソレデモ』
「ええ、私はそれで構わない。…今度こそ、大切なモノが守れるのなら」
静かに、そして晴れやかな表情で満潮は己の願いを短く語り終えた。
『…ソウナノデスネ? ソレデモ貴女タチハ、進ムトイウノデスネ?』
- 貴女たちなら、「あの子」を…
「…え?」
闇扶桑は西村艦隊全員の顔を見渡した…時雨、山城、扶桑、最上、朝雲、山雲。全員の覚悟を確かめると
『ナラ…貴女タチハ……』
- ピシッ パキッ
「! アンタ!」
- 進んで。この先に待つモノへ………!
顔にヒビが入ったと思うと、途端に崩れ落ち、そのまま闇扶桑は沈んでしまった……
後を追うように、黒山城もいつの間にか姿を消していた。スコールも止み、朝陽が昇ろうとしていた。
「………」
ピッ!
無言の敬礼。彼女たちの奮闘を称えたものだった。
「満潮……っ!?」
瞬間、地響きのような音が鳴り渡り、海面が「揺れていた」…!
「う、うわぁ!?」
「な、なんなのよもーう?! これで終わりじゃないのー!?」
最上、朝雲が慌てていると、提督から通信が
「- お! 繋がった! 時雨! 皆ぁ! 無事かよ!?」
「提督! うん、大丈夫! どうしたの?」
「それがよ? 運営さんがいきなり通信寄越してきてな? オマエらぁが居る場所にまだ姫の反応があるち…」
「! 満潮!!」
「ええ、聞いたわ…厄介ね? 詰まる所、まだ「何かいる」ってこと?!」
満潮は驚きつつも、納得もしていた。
彼女たちは「これ」を守っていた…! それなら整合性が取れる。
「…!」
彼女たちの下から、何かが海面を突き破ってくる…そこに現れたのは…?
・・・・・
守る
マモル……mamoru
……ナニを?
ワタシ…は……? waタし………hあ?
ああ
ああ……
ああああああああああああああああああああああaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!
・・・・・
「! 来るわ!!」
……ザバァ!!
満潮が言うと同時に、球状の障壁に守られ浮遊する「姫」が出現する…
頭からローブを被り、両腕を拘束されている…まるで「蛹」のような、囚人のような…西村艦隊の各々が、そのように感じていた。
「…アンタは?」
『……タシハ』
「…は?」
『私ハ………守ル……守ッテ…イカナ……キ…ャ』
「? これは…?」
いきなり現れた彼女に、意思疎通を図ることが出来ない。それどころか、彼女自身正気があるか怪しかった。
「なんなのよ、コイツ…?」
提督たちも、満潮たちの活躍を執務室より見ていた。訳の分からない状況をパソコンを見ながら把握していると、後ろからある人物が登場する。
「…ほう? 「複合型」ですか?」
「! 徳田先生!」
吹雪が振り返るとそこには、定期従軍医「徳田」の姿が
「先生、どういうことな?」
「ふむ…まあこの位ならいいでしょう? いいですか? 貴女たちは深海の姫に種類があることはご存知ですか?」
「種類ぃ? それって駆逐艦とかの?」
「それは艦種ですね? 私が言っているのは、彼女たちの在り方のことです」
「あり方…?」
吹雪が首を傾げると、徳田は詳しく説明し始めた。
「…先ずは「単一型」。これは沈んだ艦の魂が、そのまま姫に転じたモノです」
「くうさんたちみたいな?」
「と、というより徳田先生、それって…!」
「今更隠してもバツが悪いですからね? …そう、明確な意識があり、かつ意志があるモノがこのタイプに該当します」
「…んじゃ複合っちゅうんは?」
「それは置いておいて、次は…「怨念型」。これは、地球上の海に残った…そうですね? 憎しみや悲しみといった魂の残滓、言い換えれば欠片。それらが積もりに積もったのが、深海の姫の形に変えているモノです」
「怨念か…何か悪霊みたいやにゃぁ?」
「良い例えですね? 怨念型は黒いモヤを纏うのが特徴ですが、何故怨念なる不確定な情報が深海群になることが出来るのか…そこは「向こう」に聞いてみなければ、何とも言えません…ただ」
「ただ?」
「怨念型は、その土地の怨霊をベースにしていると聞いています。まあオカルトになりますが、地縛霊のようなものですね? そのためか「単一型」に比べパワーダウンしてしまいます」
「なるほどなぁ?」
「ホントに分かってますか…?」
「続けますよ? …最後に「複合型」。これは、先程の二つの種類の特徴を併せ持つ、極めて特殊な事例です」
「どういうことなん?」
提督が質問すると、徳田は淡々と答えた。
「複合型は…本来は堕落することのない「鎮魂」に、怨念を張り付け無理矢理に姫として成立させたモノなのです」
「ええ!?」
「…それってよ? ソレやって根拠はあるが?」
「ええ。確か、15年の秋でしたか? …「駆逐水鬼」。彼女も複合型です」
「!」
提督は思い返した。…言われてみれば、確かに彼女もこんな感じに意思疎通は不可能であった。
「複合型は、怨念に飲み込まれ、自身の隠れた思いが強くなる傾向にあります。そのため…あちらが一方的な言葉を投げかけてくる以外、彼女がこちらを認識することはありません」
「…やってよ? 時雨」
「うん、聞こえた…つまり」
「コイツは倒す以外退ける方法がないってこと! 上等よ!」
満潮はそう言いつつ砲を構えるが、何か違和感を感じる。
「…?」
妖精さん「(ひょこっ)ミィ!」
「え? …はぁ!? 弾切れ!! こんな時に!!?」
「私たちも、もう弾切れみたい…」
「不幸だわ……」
海峡夜戦姫の凄まじいタフさを思い知らされる。まさか弾が切れるまで耐え抜くとは…
「僕も、一発残っているだけだね?」
「…いよいよピンチじゃない、どうすんのよ」
西村艦隊が途方に暮れていると、姫に動きが
『……ル、マ…………モル!』
彼女の深海艤装が不気味に動く。狙いはもちろん西村艦隊。
「! しまった!」
「くそっ!」
深海艤装から砲撃が行われようとした、その時
「勝手は! 榛名が! 許しません!!」
- ズドオオォン!!
障壁で弾かれはしたが、姫の攻撃を遅らせる弾道が
それは、協力な友軍が駆けつけたことを意味していた。
「! 榛名さん!!」
「栗田艦隊! 間に合ったの!?」
史実では決して合流出来なかった「栗田艦隊」が、まさかの登場を果たした。
「西村艦隊の皆さん! 先ずは泊地に戻りましょう! 今戦うのは無茶です!」
「…そうですね? 彼女の情報も不足しています。一先ず帰投しましょう、皆!」
「うう…姉様がそういうなら…でも、ああ…不幸だわ」
そう愚痴をこぼす山城だが、それでも引き際を弁えているのか、直ぐに退散する。
「……」
「…」
満潮と時雨は、虚しく彼女を見つめる。
『…マ………ル…マモ……テ…イ………ノ…………』
掠れた声で、小さく、呟く。
それは覚悟、というより…むしろ「懺悔」に近かった。
「彼女は一緒なんだ…僕たちと」
「…そうね? さぁ……行きましょう」
「うん…」
囚われの姫を背に、彼女たちは栗田艦隊に連れられ戦線を離脱した…
・・・・・
西村艦隊は無事宿毛泊地へと帰投した。
時雨、満潮は直後執務室に呼び出される…その内容は
「…んで、時雨? 何か言うことがあるやろ?」
「ああ、その話か……」
時雨は言いずらそうに顔を背ける。
「山城の報告やと、随分無茶苦茶しよったようやな? 指揮から外れて、単艦で突っ込んで…下手したら轟沈してたかもって涙目で言いよったぞ?」
「うっ…」
「それにその顔…頬のアザに涙で目が腫れちゅうし…何があったがよ?」
「それは…」
「こいつが死に急いでいたのよ」
「み、満潮!?」
「事実でしょ?」
「そ、そうだけど……」
時雨が言い淀んでいると、提督は一つため息をつき
「…分かった、言いにくいやったら言わんでえい。ただ…」
提督は時雨に近づくと、右手を上げて
「っ!」
…ペチッ
彼女の頬を優しく叩いた。
「二度とこんなことするな。…えいな?」
「……う」
時雨の目からは、またもや涙が。
「て…いと、く……ごめ"ん………な"…さい………!」
「えいよ? 後で扶桑たちにも謝ろうな?」
「うん……うんっ………」
今度は時雨の頭を優しく撫でてやる提督。
こうして、時雨の一連の騒動は幕を下ろした。…残すは、あの海峡を越えていくのみ。
「…全く、世話焼けるんだから」
・・・・・
運営より電文。
スリガオ海峡に突如現れた、謎の深海の姫…対空能力が異様に高いことから、新たに「防空埋護姫」と名付ける。
各自、暁の水平線に勝利を刻むべく再び彼の地へ向かえ。
…諸君の奮闘を期待する。
「…と言うことらしいです」
吹雪が運営鎮守府より送られてきた電文を読み上げる。
会議室に集められたのは、今作戦の三部隊の旗艦。
榛名、阿武隈、山城…だがどういう訳か、時雨と満潮も同行していた。
「…満潮ちゃん、質問いい?」
「何よ?」
「単刀直入に言うと…あの娘、どうだった? 満潮ちゃんにはどうゆう風に見えた?」
吹雪の問いかけに、満潮は少し悩む素振りを見せて、顔を上げると、はっきりと言った。
「…今までのは「強い」とか「恐ろしい」って印象だけど、アイツは違うと「個人的に」思う」
「そうだね? …僕も、あの娘は違うと思う…何というか、「無理してる」っていうか…もちろん徳田さんの言うことを踏まえても、だよ?」
「そっか…良かった! 私もそう思っていたから。…これは推測だけど、もしかしたら彼女たちは、あの娘を…」
「そうだとしても、アイツが深海の姫であることは確か。だったら…皆を守る為に、戦わなくちゃ…」
満潮が言うと、榛名が意見を言う。
「それなのですが…もし出撃するなら…今度は、西村艦隊の皆さんを主軸にしてはどうかと?」
「…どういう意味?」
山城が怪訝な顔をすると、榛名は詳しく話す。
「榛名たちと阿武隈さんたちの部隊が、行く手を遮る敵の梅雨払いをします…山城さんたちが、前のルート通りの道を辿って、彼女の元に駆けつける…というのは」
「…それって、私たちだけであの海峡を突破しろ。ってこと?」
「はい…徳田さんの話が本当なら、彼女にも…生前? で良いのでしょうか? とにかく私たちと同じなら、彼女は撃破するのではなく、助けるべきでは? と思います」
「それは「守る」って言葉がきっかけ?」
満潮の言葉に、榛名は肯定の意を示す。
「はい…彼女は深海の姫になって、尚守る戦いをしようとしています…そんな彼女を挟撃して倒す。というのは、何か…違う気がするのです」
「吹雪、作戦的には支障はないのかい?」
「そうだね…さっきの作戦で敵の勢いが弱まっているはずだから、この隙を突くなら何とかなると思うよ?」
「アタシ的にも、榛名さんの意見に賛成です」
阿武隈も、榛名の意見に好意的だ。
しかし、満潮はもう一つ疑問を投げかける。
「…ねえ、何で私たちなの? 別に他のヤツらでも良くない?」
「え? それって「僕たち」のためだって思ったけど?」
「えっと…それもあるのですが?」
榛名が何やら言いたそうにする。
「…満潮ちゃん、時雨ちゃんとの一連の行動、聞かせていただきました。彼女を守るため、身を挺して敵に立ち向かったって?」
「何? 今お世辞言ってる場合じゃないわよ?」
「いえ、本心です。それに…貴女なら、仲間を守る為にイノチをかけられる貴女なら。彼女の心に、何らかの変化をもたらすことが出来ると思うのです」
榛名の純粋な敬意と妙案。シンパシーにより姫を助け出すことは、夏イベという前例があるため説得力があった。
「貴女なら必ずやり遂げられると思ったのですが…如何ですか?」
「…はあ、仕方ないわ。そこまで言われたら、断りきれないじゃない?」
「ふふっ、満潮ちょっと嬉しそう」
「!? ばっ、し、時雨!?」
「照れてるの〜? そういうとこまだまだお子ちゃまねぇん?」
「山城…アンタ後で覚えてなさいよ!」
…こうして、防空埋護姫の救出作戦に舵を切る。
果たして彼女は救われるのか……そして何より、西村艦隊はあの海峡を越えられるのか…?
・・・・・
「なるほど…分かりました。それで行きましょう」
「すみません姉様…私たちの悲願が、有耶無耶になったみたいで」
「良いのよ? それに…私たちの新しい仲間かもしれないもの? これも艦娘の務めよ?」
扶桑の言葉に、西村艦隊…「時雨を含んだ」全員が肯定する。
「よーし、じゃあ早速準備してくるね!」
「やる気ね最上? なら、私も負けてられないわ!」
「朝雲ねぇ〜? 山雲もぉ〜、頑張っていくわよ〜?」
和やかに歓談し、更に士気を上げる西村艦隊一同。
その姿に頼もしさ、眩しさを感じると、時雨は少し俯いて
「…扶桑、皆……ごめん。皆に迷惑かけちゃって………」
「全くよ? 少しは反省したかしら?」
満潮がいつもの調子で言うと、時雨は心底反省したという神妙な面持ちで彼女を見つめた。
「うん…もう迷わない。どんな結果になっても、僕たちは」
「違うでしょ? 時雨」
肩を叩きながら、山城が言う。
「皆で生きて帰るの、私たちはそれだけを望んでるの。だから…絶対、無茶しないでね?」
「うん…ありがとう、山城」
「何だったら、私たちが張り付いておこっか?」
「んふ〜。時雨ちゃんを〜、離さないわよぉ〜?」
「朝雲、山雲。それはそれで邪魔だからやめなさい」
「んー何よ! 満潮の分からず屋!」
「分からず屋で結構よ?」
「まーまー、落ち着いていきましょ〜お?」
西村艦隊の温かな雰囲気。時雨は「彼女たち」だからこそ、イノチを張ろうと頑張ったのだが…
(…僕は、勘違いしてたみたいだ)
昔と今は違う。
現世に蘇り、様々な作戦をこなしてきた…今なら、不可能も可能に出来る……この西村艦隊となら、必ず。…そう思う時雨であった。
「…扶桑」
「! …はい」
「山城」
「ええ」
「最上」
「うん!」
「朝雲」
「なぁに?」
「山雲」
「はぁ〜い!」
「…それから、満潮」
「…うん」
「…行こう。必ず「全員」で、戻るために!」
今、西村艦隊の心が一つになった。
彼女たちの進む先にあるもの、そこから見えるものは「地獄」か、それとも……?
〇分かりづらいので深海の姫の種類まとめ
※あくまで作者の整理用です。興味のない人は飛ばしてください。
〇単一型
ほぼすべての姫がなる。軍艦の魂がそのまま堕落したモノ(多くの場合、軍艦としての記憶は「引き継がない」)
明確な意識があり、かつ意思表示が可能な個体を指す。
複合型との分類するための呼称であり、通常時は単一型とは言わない。
例:空母棲姫(くうさん含む)、戦艦棲姫等多数。
〇怨念型
文字通り「怨念」が集まり姫の形となったモノ。
特徴的なのは、フラグシップ級の金色の波動と同じく「黒いモヤ」を纏っていること。
地縛霊のようなもので、特定の激戦跡地の海域でしか確認されていない。(が、姫と戦った後に出てくる「姫」が怨念型ではないか。とも言われているが、詳細は不明)
魂の「欠片」であるため、従来の姫に比べパワーダウンする傾向がある。
例:今作戦の防空棲姫、クリア後に出てくる姫(?)
〇複合型
特殊な状況が重なり出現するモノ。
一般的には「鎮魂」に怨念が張り付き無理やり姫として成立させた…なのだが、数が少ないためデータ不足として憶測の域を出ていない。
鎮魂に刻まれた「隠れた思い」が浮き彫りになる傾向があるようだ。そのため盲目的で話が通じないケースが多い。
例:駆逐水鬼、防空埋護姫
― next e4
「今はやってあげる、しかも全力でね!」
『私ガ…マモ…ッテイクノッ!!』
「あの日の借りを返す…それだけよ!」
『ウアアアアアーーー!!!』
「僕は沈まない…皆も、沈ませないっ!」
to be continued…