はいふり~天才な私の物語〜   作:風早 海月

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書きたいこといっぱいで、連載作品2つ掛け持ちです!
最後までお楽しみください。


新しい世界
1、転生しちゃった!


俺は普通の現代日本に住む、少し艦船オタクな平凡な男だ。

 

 

学生時代は「艦隊シュミレーションゲーム」や艦船をボタン操作してCPUを駆逐していくようなゲームなどいろんなゲームをやっていた。

 

 

もちろんちゃんと勉強もした。

 

 

まあ、旧帝大に受かるほどの力は無かったが。

 

しかしながら、ある程度出来たためいわゆる「一流大学」と言われる大学を卒業し、世界で活躍する超一流企業へ就職できた。

 

…まあ就職に関してはまぐれだろうが。

 

 

そんな訳で順風満帆な人生を謳歌した。

 

数年前にサービス開始した「艦これ」を初め、艦船に関するゲームはかなりやっていた。

 

…順風満帆なお給料のほとんどをつぎ込んでいたのだが(笑)

 

 

 

まあ、そういったゲームや艦船オタクな為か彼女が出来ても長続きしなかったのだ。つまり、30を過ぎてもDTなのだ。…いいもん!俺には嫁艦さえいてくれれば!

 

ちなみに嫁艦は「青葉型重巡洋艦 青葉」だ。

 

娘にするならやはり睦月型だけど(笑)

あの姉妹の漫才はやはりかわいい。ずっと見てたい。

 

 

そんなことは置いといて。

俺が34歳の時。中東に新たな支社が作られた。

 

この時。俺は東京にあった本社から人事異動した。その支社に。

俺はなんと「副支社長」に抜擢された。その会社の中では異例の速さだ。

俺は成田空港から中東の地に降り立った。

 

それから5年は順調に業績が伸びていた。

その功績もあり、3年目にして支社長が本社に戻った後釜を任された。

 

しかし支社長に就任してから3年後。その日、俺は現地工場の視察に行く予定だったが急遽入った用事により隣の国へ行くことになった。

 

そこで事は起こった。

 

 

隣の国に入り、仕事を終え、帰る前に市場調査も兼ねて街を歩いていた。

その時…ちょっとした装甲車にハコ乗りした血迷った何者かが商店街に突っ込んできた。どうやらこの国の若者らしい。

…と周りの人々は口にしていたところだった。彼らは車から重機関銃を取り出して周りに向かって撃ちまくったのだ。

 

 

辺りは肉片と血の海になっていた。

 

 

俺はなんとか左腕を吹き飛ばされただけで済んでいた。12.7mm弾を直撃してこれで済んでいるのは奇跡だった。

 

なんとか近くの壁に隠れて見ていた。

 

数分後、武装した警官隊が到着。

 

警察が彼らを包囲、したところまでは俺は見ていた。

 

その次の瞬間、彼らは装甲車に設置していたらしい連装機銃を撃ちまくった。

 

警官隊は壊滅。俺はなんとか壁に隠れてやり過ごしたが、もう足も吹き飛んで逃げられない。

 

 

 

奴らから死角でなくなるのも時間の問題だ。

 

 

 

しかし…

 

 

 

 

次の瞬間空から青い光が降ってきた。

 

 

 

一瞬激痛(四肢が右腕以外吹き飛んでいたのでそもそもだが)が身体中を貫いたが、すぐに痛みが引いた。

 

死んだのか…と思ってたらまだ思考が続く。おや?、

 

次の瞬間俺は直感的に分かった。そこは黄泉の国や冥府などと呼ばれるところなのかと。せっかく順風満帆な人生だったのに…

あ、…艦これのイベント今日で最後で帰ったら完走できそうだったのにな…

 

「少し違います。」

 

―?どういうことだ?

 

「あなたは、いえ、()()()()()()まだ死んでいません。

本来ならあなたはあの銃撃に巻き込まれずに現地工場へ向かう予定だった。のですが、こちらの手違いで空間ごと初期化してあなたを殺してしまったのです。

本来私達が管理していれば感じなかった苦痛でした。

謝罪させて下さい。ごめんなさい。」

 

―つまりあなたは八百万の神々の1人なのか?

 

「そう考えて頂いても構いません。

人間の伝承はそれぞれ希望が含まれズレてしまっていますが日本の神道の神々やギリシャ神話の神々のようないろんな役割の神がいるというのは当たっていますから。

…でもあまり神様って言われるのは嫌いなので『ナモネ』とお呼びください。」

 

―分かった、ナモネ。で?どうして俺が呼ばれたんだ?

 

「先程言った通り、あなたにはこちらの不手際で死んでしまいかつ、感じることのなかった苦痛を与えてしまいました。

ですのでそれに対する謝罪と今後についてお話しようと思いまして。」

 

―今後?三途の川を渡るのではないのか?

 

「いえ、謝罪も込めてもう一度人生をやり直していただきます。もちろん前の世界ではあなたは亡くなっていますので、世界の修正力であなたには厳しい世の中になるでしょう。

しかし、ちょっとした裏技であなたを他の世界に生まれ変わらせます。その世界の名前は『はいふり』。

まあ、私達が勝手に呼んでいるだけなんですが。

最後にあなたにはそう簡単に死んでもらっては困りますし、元の世界での人生も高水準だったので、ものにもよりますが、いくつかあなたの願いを叶えましょう。

ちなみにこの世界はあなたの好みだと思いますよ。」

 

―前提としてどんな世界なんだ?

 

「えーと、私達の集めた情報によると

 

約百年前に、日本はプレートのずれによってその国土の多くを失ってしまっています。しかしながらフロート艦などの建設などにより発展は続きます。しかしながら戦争をするだけの余力もあるわけではなく、第二次世界大戦は怒らず、欧州紛争という形になっています。

そのような経緯もあり海洋国家として発展した日本には、当然ながら海の安全を守る必要があります。

この世界には「海に生き、海を守りて、海を往く」というモットーの元、海の安全を守る為に日々働く「ブルーマーメイド」と呼ばれる女性たちがいます。軍艦の平和的利用を世界に示すために女性が中心となっています。前身は坂本龍馬の作った「女子海援隊」。その後運営を国に移譲された「女子海援隊」は「ブルーマーメイド」になり世界の先駆者となって行きました。

「ブルーマーメイド」であるためには、勉学に優れることはもちろん、礼儀作法や国際文化にも精通している必要があります。そのため「ブルーマーメイド」は「海のエリート」と呼ばれ、女性の花形職業となっているのです。

 

 

ちなみに、その国の教科書には

 

 

今から100年ほど前、日露戦争の後、日本はプレートの歪みやメタンハイドレートの採掘などが原因でその国土の多くを海中に失った結果、海上都市が増え、それらを結ぶ海上交通などの増大に依り海運大国になった。

その過程で軍艦は民間用に転用され、戦争に使わないという象徴として艦長は女性が務めた。これが「ブルーマーメイド」の始まりであり、女子学生の憧れの職業となっていった。

また、かつての軍艦のなかにはブルーマーメイドを育てる教育用の船、教育艦として使用されるものもある。

 

だそうですよ?」

 

―まさかだが特型や睦月型や川内型や妙高型や果ては大和型なんかも見れるの?

 

「だいたいは見れるみたいです。

しかもその世界には航空戦力が気球と飛行船しかないので、空母になって見ることの出来ない、巡洋戦艦 天城型や戦艦 加賀なんかも見れるみたいですね」

 

―なるほど、だいたいは把握した。ところで、俺のパーソナルデータはどんな感じになる予定だ?何も修正をお願いしなければ。

 

「2001年6月6日生まれ。父親は造船会社の設計者。母親はブルーマーメイドの技術士官で昔は超大和型戦艦紀伊の艦長を務めたりした歴戦の船乗り。兄弟姉妹はおらず1人っ子。ちなみに生まれは『越谷住宅街4号船』。」

 

―ほう、海の上で生まれるのか。

 

「はい、まだ変更は可能ですが?」

 

―いや、生まれなどに不満はない。

では願いだが、

1つ目に天才クラスの頭脳。

2つ目に並列思考もしくは分割思考が先天的に可能で人格が乖離しない程度に使用可能なこと。出来たら並列思考より分割思考が好ましい。

3つ目に寿命は普通で構わないけど容姿上での老化は遅らせて欲しい。

これくらいかな。どう?

 

「全部可能です。というかもっと過激かと思ってましたよ?そんなのでいいんですか?」

 

―構わない。というか俺の中ではこれ程恵まれているのはないと思うがな。

 

「わかりました。では、次の人生へ向かいましょう。

楽しんでくださいね!

行ってらっしゃい、“葉月ほのか”ちゃん。」

 

―は?…………

 

 

 

思考が止まっていく…最後の最後によく分からんことを言ってたな…まあ、産まれてくれば分かるか。




転生しちゃいます!でした。

前書きにも書いた通り掛け持ちで学校もあるので更新スピードは遅めになります。楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
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