VR世界でガチンコ殴り合い!?   作:A.L.I.C.E

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さて、本格的に進めて参ります。
第一戦目は、海未VS絵里です。


#3 二刀流剣士たちの決闘(デュエル)

「...近くに人の気配を感じます」

 

「これは...絵里、でしょうか」

 

「油断は禁物ですね...」

 

「そうだ、あれ、使ってみますか...」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そのころ、絵里は学校内をうろうろし、弓道場近くの通路にいた。

 

 

「うーん、だれもいないわね...早いところ、この終決の剣(ターミネート・ソード)に使いなれておきたいんだけど...」

 

 

その刹那、右側の扉の隣の壁にいきなり亀裂が入った。

 

 

「...!」

 

 

身構え、絵里は終決の剣を発動させた。

その亀裂から出てきたのは―――――

 

 

「...海未」

 

「はい、私です」

 

 

海未だった。

 

 

「参考までに、あの壁の亀裂、どうやったのか教えてもらってもいいかしら?」

 

「...ああ、解明剣(エルシデイター)、ですか」

 

「解明...剣?あの?」

 

 

絵里が微かなデジャヴを感じとる。

 

 

「ええ、剣を粒子レベルまで薄くし、全てのものを斬るという、矛盾存在(アノマリー)、ともいえるスキルですね」

 

「相変わらずとんでもないスキルね...でも、ここに来たってことは...やるんでしょ?海未」

 

「もちろん。そのための奇襲ですから」

 

 

互いに得物を構える。

絵里は四肢の剣なのに対して、海未は透きとおるような水色の剣、《エリュシデイター》、漆黒の剣《ダークリパルサー》を構えた。

 

 

「いくわよ、海未...」

 

「いつでも、どうぞ」

 

 

間合いをとる二人。

 

 

「「では、いざ尋常に」」

 

 

『『勝負!!』』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

宣告・貫通による死(デス・バイ・ピアージング)!」

 

「クロス・ブロック!」

 

 

互いに拮抗した闘いが続く。

それに比例して、体力も同じくらい減っていく。

互いの体力は今半分をきったところだろうか。

打っては弾き、弾いては打っての繰り返しだった。

 

 

「奪命撃(ヴォーパル・ストライク)!」

 

「ダブル...サーキュラー!」

 

 

ガキィッン...!

激しい金属音とともに互いの剣撃が炸裂する。

この同時攻撃は相討ちに終わった。

 

 

「なかなかやるわね、海未...」

 

「絵里こそ、もう終決の剣(ターミネート・ソード)を使いこなしているではありませんか」

 

「剣道の達人である海未にそう言ってもらえるなんて光栄だわ。でも、そろそろ決めたいわね...」

 

「そう、ですね。互いに体力も消耗してますし」

 

 

ふたりが睨み合う。

そしてーーーーーーーー

 

 

星光(スターバースト)...」

 

「スターバースト...」

 

「「連流撃(ストリーム)(ストリーム)!!」」

 

絵里のモーションから放たれた光のエネルギーを、寸分違わぬモーションで弾く海未。

しかし、海未の方に若干の疲れ、焦りが見えてきた。

絵里が勝利を確信し、16撃目、最後のモーションを繰り出そうとした、そのときーーーーーーーー

 

 

ドガァァァッ!!

 

 

と言う音とともに壁が破壊され、真姫が飛んできた。

 

 

「な、なによあれ!パワーがとんでもない化け物じゃない!!しかも自我を保てていないし...イミワカンナイ!!」

 

「ま、真姫...なんでここに?」

 

 

絵里が尋ねる。

対する真姫の答えは、

 

 

「アイツに吹っ飛ばされたからよ!!」

 

 

と言う単純なものと、目の前にそびえ立つ強化外装(クロム・ディザスター)を装着した花陽の姿だった。

 

 

「う、ううぅぅ...」

 

 

花陽の口から、花陽のものとは思えない卯なり声が漏れるのと、絵里が呟くのは、ほぼ同時だった。

 

 

災禍の、鎧(クロム・ディザスター)...」




終わったぁぁ。
ちょっと早いよーな気もしますが、かよちん暴走です。
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