第一戦目は、海未VS絵里です。
「...近くに人の気配を感じます」
「これは...絵里、でしょうか」
「油断は禁物ですね...」
「そうだ、あれ、使ってみますか...」
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そのころ、絵里は学校内をうろうろし、弓道場近くの通路にいた。
「うーん、だれもいないわね...早いところ、この
その刹那、右側の扉の隣の壁にいきなり亀裂が入った。
「...!」
身構え、絵里は終決の剣を発動させた。
その亀裂から出てきたのは―――――
「...海未」
「はい、私です」
海未だった。
「参考までに、あの壁の亀裂、どうやったのか教えてもらってもいいかしら?」
「...ああ、
「解明...剣?あの?」
絵里が微かなデジャヴを感じとる。
「ええ、剣を粒子レベルまで薄くし、全てのものを斬るという、
「相変わらずとんでもないスキルね...でも、ここに来たってことは...やるんでしょ?海未」
「もちろん。そのための奇襲ですから」
互いに得物を構える。
絵里は四肢の剣なのに対して、海未は透きとおるような水色の剣、《エリュシデイター》、漆黒の剣《ダークリパルサー》を構えた。
「いくわよ、海未...」
「いつでも、どうぞ」
間合いをとる二人。
「「では、いざ尋常に」」
『『勝負!!』』
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「
「クロス・ブロック!」
互いに拮抗した闘いが続く。
それに比例して、体力も同じくらい減っていく。
互いの体力は今半分をきったところだろうか。
打っては弾き、弾いては打っての繰り返しだった。
「奪命撃
「ダブル...サーキュラー!」
ガキィッン...!
激しい金属音とともに互いの剣撃が炸裂する。
この同時攻撃は相討ちに終わった。
「なかなかやるわね、海未...」
「絵里こそ、もう
「剣道の達人である海未にそう言ってもらえるなんて光栄だわ。でも、そろそろ決めたいわね...」
「そう、ですね。互いに体力も消耗してますし」
ふたりが睨み合う。
そしてーーーーーーーー
「
「スターバースト...」
「「
絵里のモーションから放たれた光のエネルギーを、寸分違わぬモーションで弾く海未。
しかし、海未の方に若干の疲れ、焦りが見えてきた。
絵里が勝利を確信し、16撃目、最後のモーションを繰り出そうとした、そのときーーーーーーーー
ドガァァァッ!!
と言う音とともに壁が破壊され、真姫が飛んできた。
「な、なによあれ!パワーがとんでもない化け物じゃない!!しかも自我を保てていないし...イミワカンナイ!!」
「ま、真姫...なんでここに?」
絵里が尋ねる。
対する真姫の答えは、
「アイツに吹っ飛ばされたからよ!!」
と言う単純なものと、目の前にそびえ立つ
「う、ううぅぅ...」
花陽の口から、花陽のものとは思えない卯なり声が漏れるのと、絵里が呟くのは、ほぼ同時だった。
「
終わったぁぁ。
ちょっと早いよーな気もしますが、かよちん暴走です。