魔法少女リリカルなのは ~終わりの王~   作:刻流 皆凪

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評価、お気に入りありがとうございます。

りりなの無印アニメ1話目15分相当を投下します。

ヨロシクどうぞ

さて、どこまで話し続けられるかな。。。今回。




第1話 始まり

夜。ミラは何時もの様に悪夢にうなされていた。

ミラが見ている悪夢。

それは過去の出来事。

それも遠い遠い昔の。魔法王国ベルカ時代の出来事。

 

過去の自分が他国の兵を無表情に斬って捨て次の獲物を狙う映像。

他国の兵が憎しみや怒りの表情を浮かべ遠距離魔法を撃ち込んでくる映像。

自身の生まれた国を明け渡し死んだ民を生き返せと迫る民。自身の生まれた国を固有能力を発動させて焼く自分。

 

無論。10歳の少女が耐えるには酷な映像。稀に流れ込んでくる感触。

毎日見るわけじゃない。だがミラの精神を確実にすり減らしていた。

 

だが・・・・ 

 

 現実時間午前3時頃。

一筋の太く濃い流れ星と薄い21個の流れ星の到来によって悪夢が塗り替えられた

 

自身を同じくらいの男の子が赤い宝石を掲げ、毛むくじゃらの獣がそこに突っ込む。

男の子は宝石を中心に魔法を発動。獣を捕らえようとするも獣は抵抗の末、脱出に成功。

男の子はその場に倒れ魔法によって身を縮め助けを請うてきた。

 

『この声が聞こえる方。・・・誰か助けて・・・』

 

 

第一話 始まり

 

 

ミラは夢の中で見、今日の朝、ひなたに報告してもらう事になってた案件を思い出した。

 

(不覚ですわ。直に起きてひなたに報告と現状把握を頼みませんと!)

 

だがしかし、幾ら意識が起きていても体が付いてこない。

ベットから起き上がるのに1時間。部屋を移動するのに普段10分と掛からない道程を40分も掛けてしまった。

 

(大幅な時間ロス、致命的ですわね。)

 

「ひなた!至急、昨日の報告と現状把握!急いで!積荷かも知れない物がばら撒かれその回収に来た人が倒された筈ですわ!」

 

監視モニターをうとうと眺めていたひなたはビクンっと背を伸ばし応える。

 

「はッはい!直に。」

 

うとうとしていたのが恥ずかしいのか、ミラという雇い主に見つかってびくびくしているのか、ただの人見知りなのか。ミラには判らないが彼女はいつもこうだ。何かにつけてビクビクオドオドしている。

 

ひなた神様転生者だ。その能力はBPS(バトルプログラマーシラセ)の超絶的な情報処理能力と機械操作である。

彼女の様に神様に能力を貰って世界に来たはいいが来る世界を違える人が居るらしい。なぜ違えたのかは、彼女にも判らないらしい。

ひなた担当の神曰く(ひなた談)

 

「あ~そこ行っちゃったんだ。そこ。他にも転生者一杯居るから気をつけてねぇ~。世界間違えてもこっちには何もすること出来ないんで。んじゃ。がんばってぇ~♪」

 

だとか。・・・・合掌・・・・

 

 

閑話休題

 

 

「ミラさん。まず昨夜の報告です。えっと、管理局の運んでいた物は王のリクエスト品NO.02のジュエリュシージョでしゅ。あたた・・・噛んじゃった」

 

「みたいですわね。さて如何しましょうか。ひなた、あなた何か知りませんの?貴方達転生者ならばこの世界の出来事ある程度把握してるんじゃなくって?」

 

「え。えぇ。知ってますけど。良いのかな話して・・・あ。ミラさん」

 

転生特典で前世の記憶を余すことなく持っている転生者は、神との約束により自分から物語に関るのは止められていないが、廻りの人物にこれからここそこで何が起こるとを積極的に告げては成らない事になっている。

このことをミラも知っている筈なのに理不尽だ!と思いつつ悩むひなた。

そういえば的に話題変更事柄にこれから起こる事少し被せて話し出す。

 

「なにかしら?」

 

「さっき回収者が倒されたとか言ってませんでしたか?」

 

「言いましたが、如何したんですの?一体。」

 

「その子、今回収しないで下さい!」

 

いきなり強い口調で言われたミラは少し驚いた

 

「どうしてか聞いても?ひなた」

 

「はい。その子はスクライア・・・だったかなって部族のジュエルシードの発掘担当責任者なんです。」

 

「スクライア・・・あぁ、あの発掘屋の方々ですか」

 

「はい。で。ですね。今あの子あそこから動かすと物語がそこで終わっちゃうもので・・・」

 

えへへっと、転生者が多いこの世界でどんな物語が紡がれるかという期待に満ちた口調で話すひなた。

 

「なら、仕方ありませんわね。私としましては、一刻も早く回収してあの苦痛から解放されたいんですけど・・・ね。ひなた。どこに落ちたかネットワークで探索なさいな。問題が起きそうな所にある物は私とレインで回収しますわ」

 

「判りましたぁ。探索見つけ次第報告します」

 

「じゃ。お願いね。寝直す時間有るかしら・・・」

 

 

・・・・・・・・

 

 

結局、寝直す時間は取れず、学校へ登校する為スクールバスに乗り込むと最後列に顔馴染みの三人が座ってミラが乗り込んでくるのを待っていた。

 

「みなさん。おはようございますわ。少しの間ですけど相席よろしいでしょうか?」

 

「あ。ミラさん。おはようございます」

 

「おはようございます。ミラ先輩。どうぞどうぞ。」

 

「おはよう。ミラ先輩。遠慮なく座っちゃってください」

 

最初に挨拶してきた海鳴駅前商店街で喫茶店【翠屋】の次女、高町なのは

栗色の髪を二つにくくった可愛らしい女の子だ。

次は月村重工令嬢の次女、月村すずか。大人しく物静かな美少女だ

最後はアリサ・バニングス。第97管理外世界でのクリムゾングループと取り引きのお得意先バニングス家の令嬢こちらも先の二人に負けず劣らずの美少女だ。

この三人。公私問わず大の仲良しで大体三人セットで行動していたりするので学校での人気は鰻上り状態で上昇している。そして先に述べた転生者からも攻略対象としてかなりの頻度で告白などされているが交際しているとういう噂は一切聞かない。どう断っているのか知りたい・・・と思うミラであった。

 

閑話休題

 

「ありがとう。失礼致しますわ。」

 

そう断り窓側の席へ視線を車窓の外へと向け流れ行く景色を眺めているとすずかが何か言いたそうにこちらを見ているのが車窓に映った。

 

「どうかした?すずか。私の顔に何か付いてる?」

 

「いいえ。なんでもないです、ただちょっと疲れて見えたもので・・・大丈夫ですか?」

 

「あ。ほんとだ。ミラ先輩、眼の下に薄くクマ出来てますよ?ちゃんと寝ました?」

 

「ええ。大丈夫よ。今朝。夢見が悪かったのと緊急の用事が出来てしまったので少し寝不足なの。心配してくれてありがとね。」

 

心配そうに覗き込んできる後輩に笑顔で返すミラ。

 

「え。どんな夢見たんですか?私も今朝変な夢見たんで興味あるんですよ」

 

と、なのはが眼をキラキラさせて食いついてきた。

それからたわいも無い話をしつつ学校に到着。別学年であるミラは三人組と軽く挨拶して別れた。

離れていく三人組に声を掛けようとする男の子をずるずる引き連れて・・・

 

(大変ね。あの子達。私も人の事言えないけど。)

 

「おはよう。ミラ。今日こそ返事聞かせて」

 

「あ!てめぇ!何抜け駆けしてやがる!」

 

「ちょっと面かせやぁ~!」

 

「はぁ。騒がないで下さいません?皆さんが迷惑してるじゃないですか。それと通行の邪魔ですわ。」

 

「「「スイマセン」」」

 

自分の不手際での寝不足に多少イライラしつつも通常運転の学校生活であった

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

放課後。習い事の無いミラは多少遠いが歩けないことの無い自宅への道程寄り道をしつつ珍しく歩いていた

何時もは、レインに迎えに来てもらうかスクールバスで一気に自宅まで帰るのだが朝のことが気になって急ぎの予定も無いことから気分転換がてら体を動かしていたのだが・・・多分の視線を感じていた

 

ミラの容姿も実は多分に眼を引く。

黒でつり眼気味の眼光は勝気な性格見られ

腰くらいまである長いシルバーブロンドの髪をアップポニーテールで纏めている

コレに剣を佩かせれば立派な子役の宝塚だ。

 

閑話休題

 

まぁ珍しいのだろう自分が町を歩いているのが、気にしても仕方ないと歩を進める。次第に近くなってくる自宅。

時間は掛かったがいい気分転換になったと自己評価しつつ門を潜ったその時。

 

 

 

ドーン!

 

 

 

庭の方から爆音と供に土煙が突如として立ち上がった。

 

 

・・・・・・・・

 

 

その時、庭ではレインが自己訓練していた

融合騎である彼女自身が自己訓練しても機能が上がる訳じゃないが様々な魔法体系により戦闘バリエーションが多岐にわたるため、まだ子供故と時間の無さで積極的に訓練しないミラの代わりに自身が動きを覚え忘れない様、訓練しているのだ。

 

レイン自身にはあまり沢山の魔力は無い。所詮、融合騎。主に使用してもらったほうが格段に能力が上がるのだ。

レインの特性は情報戦・格闘戦・射撃戦オールマイティーにこなすその万能さにあるが現在本来使用のアームドデバイスが攻撃力の高さから管理局に使用制限封印されている

そのため。ひなたが造ったギアデバイスなる物を使用し、その熟練と調整に空き時間を費やしている。

 

ギアデバイス。

本来この次元世界に無かったデバイスで、デバイスコアを展開装着することで個人の魔力資質などに影響されるバリアジャケットより安定した防御力のボディアーマーと三種のアームドデバイスにより遠中近接をすばやく切り替え状況にすばやく対処することを目的とした新機軸の機種である。

ひなたが前世で見たアニメを参照して作ったもので、高性能だが凄まじく高価な機体になってしまった。管理局にその高性能さを売り込もうとしていたクリムゾングループは泣く泣くその量産企画を断念したらしい。

《戦姫絶唱シンフォギアより設定》

 

閑話休題

 

 

そこへ、ミラが夢で見た男の子を倒した毛むくじゃらの獣が上空から襲い掛かってきた。

 

「なっ!ギア展開。モード【羽々斬】!来い!・・・・ぐっ!はぁぁぁ!」」

レインはギアデバイスを刀モード【羽々斬】を展開し防御し激突した所へミラが帰ってきたのだった

 

 

・・・・・・・・

 

 

「何事!」

 

急いで庭に入ったミラが見たのは刀で防御して耐えているレイン

 

「ミ・・・ラ・・さん、・・・・ぐぅ・・・退避を・・」

 

突然の襲来に多少無理な体勢で防御した為息がすでに上がり掛けてるレイン

だがしかし、ミラの心配を一番にする護衛の鏡である。

 

「何言ってるの!一度引いて。レイン。ユニゾンするわよ。」

   

「・・・・了解(ヤー)。・・・・離れ・・・なさい!」

 

気合と供に押し返し蹴りのおまけ付きで距離を開きミラに駆け寄るレイン

 

「今日は少し遅かったですね。何かありましたか?」

 

「いいえ。ただ朝のことが気になって・・・ね。レイン。ユニゾンイン!」

 

帰りの挨拶もそこそこに融合し戦闘を開始するのであった

 

戦闘開始(オープンコンバット)ですわ!」

 

 

・・・・・・・・・

 

 

その頃、なのはは家で今日拾って動物病院に預けてきたフェレットのことをぼんやりと考えていた。

キーンという不思議な耳鳴りのような感覚と共の今朝見た夢と昼間フェレットと拾った少し前に聞いた声と同じ声が聞こえてくるまでは

 

「な。なに?『聞いてください・・・僕の声が聞こえる貴方。僕に少しだけ力を貸してください。お願い・・・僕の所へ・・・時間が・・・もう・・・』あの子が喋ってるの?・・・・」

 

声を聞き終わって脱力してしまったなのはは心配になりすぐさま着替え親に内緒で動物病院まで掛けだした。

 

 

・・・・・・・・

 

 

ミラとレインは苦戦した場所は最初の庭から徐々に移動し市街地へ移動していた

理由はむやみに破壊出来ない事と

 

「ひなた。聞こえる?コレの封印ってこのギアで出来ないの!?」

 

『減衰させる事は出来ますけど、封印より破壊した方が早くないですか?』

 

『何言ってるの!そんなことしたら40年前のヒュドラ魔道実験駆動炉事故の二の前なるわ。ミラさん。前方60に別個体2。これより前方を02・03と呼称、後方を01とします。02・03は01と同様の起動の仕方をしたものと思われます。』

 

「な。全部で三体ですか!【フェニクスの翼】が使えましたら破壊して差し上げるのに・・・」

 

『街を焼くおつもりですか!』

 

ひなたの造ったギアデバイスは戦闘・情報戦をオールマイティーにこなすことが出来るのだが。回復補助系・ブースト系・防御支援と言った後方支援には難があった。

 

『前方2体の内一体が進路を変更。付近の住宅に突っ込みます。周囲に動体反応多数。推定ですかひなたと同じ転生者だと思われます』

 

「ひなた。後でお仕置きですわ。後、周囲の結界を強化してください。何とかしてみます」

 

『えぇーお仕置きはヤ-です。何で私なんですかぁぁ~提出されたスペック通りに組んだのにぃー結界強化了解(ヤー)ですぅぅ』

 

「要求スペック通りだとしても、こうなること判ってた筈ですわ。そのことに対するお仕置きです。」

 

『うぅぅ・・・了解(ヤー)。戦闘終了後、調整し直します。』

 

「そうして下さいな」

 

(さて、如何したものか・・・・)

 

いい案が出ないまま周囲の神様転生者(愚か者)を巻き込みつつ戦闘は激しくなっていく

 




ちょろちょろ映画などのように入手時に起こる戦闘をとばすと思います

徐々に物語を加速させるにあたりエピソードを一言で済ます場合があります
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