とあるお姫様のまちがいだらけな青春ラブコメ 作:ぶーちゃん☆
「え」
「え?」
「え"」
最近使用された形跡のない、埃をかぶった机と椅子が後方に積み上げられたこの薄汚い教室に、奇跡的に三つの一文字が重なった。
一つは陰キャ比企谷、一つはビッチ由比ヶ浜結衣、そしてもう一つは……当然お姫様な私である。
そしてその奇跡の大合唱は、我が校に住まう氷の女王のこの謎の一言によって奏でられたのだった。
『彼女の相談は、……奉仕部への入部についての相談なのだから』
──は? え、なんで……? なんでこの女、それ知ってんの?
「は……? マジで言ってんの……?」
「なになに、ゆきのんどゆこと!?」
先ほどトリオで行われた合唱コンクールは、茫然自失のメインパートを置き去りにして今度は脇役二人での合唱に。しかし今回は残念ながら同じ音は重ならなかったよう。
不協和音のごとき二人からの同時の質問を受けた雪ノ下雪乃は、私に向けていた冷徹な笑顔そのままに二人を見やる。
「それを今から話すのよ」
そう言って、ヤツは再び私を見てニコリと笑った。
……いやいやいやいや、このまま流されてたまるかよ。そんなわけないじゃないそんなわけないじゃない。この女が入部のことなんて知ってるわけないじゃない。
だって私、三十路に入部届け預けたその足でココ来たのよ……? そこから顧問に話と入部届けが渡って、さらにこの女にもう連絡入ってるとか、対応があまりにも迅速丁寧すぎでしょうよ。ヤフオクの優良出品者だって、こんなに迅速丁寧なご対応してくれないっての。
だって、入部届け書いたあの場の近くに顧問が居たんなら、わざわざ三十路が顧問に代わって奉仕部の説明したり入部届け預かったりする必要性がないわけで、それはつまり三十路はここの顧問に私の入部をすぐ知らせるすべが無かったっつー事なわけじゃないの?
顧問に知らされてるかどうかさえ疑問なくらいの時間しか経ってないってのに、なんで顧問より先に雪ノ下雪乃が知ってんのよ、理屈に合わないだろうが。
しかも、どうやら比企谷と由比ヶ浜結衣は知らないみたいだし。
「……」
──ああ、そうか。そういやこの女、同じ学年のヤツなら大抵覚えてしまうとか、無い胸張って自慢してたっけ。もしかしてこの女、私の素行知ってやがるな……? 私が入退部を繰り返して愉しむ趣味趣向の持ち主だってことを、どこかから情報得やがったな……? だから突然訪れた私を見てカマかけてんでしょ。
ま、まさかあの鎌倉まくらさんが、ついにうちの部活に目を付けたとでもいうの……? どどどどうしようかしら、あの鎌倉さんには、私なんかでは勝ち目がないわ……!? 先に攻勢を仕掛けて、早くご退場願わなくては……ッ! とかってガクブルしてんでしょ。うん、わかるわかるぅ。このまくらちゃんが相手じゃ、焦ってフライングしちゃいたい気持ちもわかるよぉ。
じゃあしょーがないなぁ! ここはゆきのんに免じて、大人しく引き下がってあげようじゃないか。
だから私は、一体なにを誤解しているのぉ? 大丈夫大丈夫、私別に入部しにきたワケじゃないからぁ。という旨を伝えてあげる事にした。
「えぇ〜? なんで雪ノ下さんはウチ──」
が入部しにきたって思ったのぉ? ウチ、ただちょっと悩み相談をしにきただけだよぉ? と言葉を続けようとしたのだが、その言葉はまたしても親に碌な道徳を教えて貰わなかったのだろうこの女にぴしゃりと遮られる事となる。
だから人が話してる最中に割り込むなとあれほど……。チッ、親の顔が見てみたいものよね。
「なぜあなたがすでに入部届けを提出済みなのか知っているのか、という質問かしら?」
「そぉそぉ! なんでウチが…………、って…………は?」
「あら、どうしたのかしら。最後の「は」の発音だけ随分と声が低くなったのだけれど。普段から声がとても高いようだから、ついに咽喉を痛めてしまったのかしら、とても心配ね」
「」
「普段から声が高いようだから」の中に『普段から無理に高くしてるから(笑)』という、明らかな挑発的要素をひそませた物言いの雪ノ下雪乃は、私の額に浮かんでいるのであろう血管を見やり薄く笑う。
どどどどうしようかしら、あの鎌倉さんには、私なんかでは勝ち目がないわ……!? だなんてとんでもない。これはもう完全に狩りを愉しむ捕食者の目ですね。
常であればそんな何様で上からな言い方をされたら、甲高い舌打ちからの罵詈雑言にて、対象を激しく責め立てたい衝動に駆られるところなのだろうが、生憎ながら今の私にはそんな余裕などない。
だってこの女の冷水ボイスを浴びせられた途端に、額には脂汗が滲み、咽喉は水不足で干上がったダムの如くカラカラになっていっているのだから。
──な、なんでよ……。この女、カマかけなんかじゃない。普通に解ってて、私の慌てふためく様を見て楽しんでんじゃない……!
確かに何もかもが上手くいってないという自覚はあったけど、今日の私はここまで酷い有様なの……?
「な、なんで──」
「なんでとは、咽喉の調子についての疑問かしら? それともなぜ私があなたの入部届け提出まで知っているのかについての疑問かしら?」
三度(みたび)遮られる私のセリフ。これはあれだ。親の教育とか道徳がどうとかじゃなくて、完全にわざとやって私を弄んでるわ。獲物が弱るまで玩具にして遊ぶ猛獣の目をしていらっしゃる。
「まぁ入部の件に関しての疑問でしょうから答えてあげましょう。私の答える解答で、あなたの頭の中の靄が晴れるとよいのだけれど。……答えは至極単純かつ簡単な話よ。先ほど平塚先生から、私に直接メールが届いたのよ」
「みそっ……、ひ、平塚先生、から……? なんで……?」
危うくまくらちゃんのキャラにそぐわない隠語で先生の呼び名を口にしかけてしまう程に動揺を隠せない。
え、なんでたかが一教師が一生徒の連絡先知ってんの? 担任とか顧問とかならまだしも、アイツただの生徒指導の若手(笑)教師でしょ?
……顧問? ……え、ま、まさか……?
「それは当然じゃない。だって、平塚先生は奉仕部の顧問なのだから」
「くはっ」
──ち、ちくしょうやっぱりかあの三十路ィ!?
あんのババァ! 平静装ってしれっと嘘吐きやがって、なにが入部届けはあとで顧問の手元に届くようにしておくだよ、クソが!
手渡された入部届けに詳細を記入する前に言われた「あとで顧問の手元に届くように」→書き終わると顧問の手元に届いた
う、嘘吐いてねぇ……
──じゃああれなの……? あのババァが言ってた私を入れたがってたボランティア部ってここ……!? てかなぜその可能性に思考が行き着かなかったのよ私。言われてみればそれ以外に答えなどないってくらい容易な問題なのに、奉仕とボランティアという日本語の妙のせいで、どうやら完全に思考が停止していたらしい。
クソッ……! あの三十路、強制は出来ないだのなんだの言ってたくせに、こんなん完全に強制入部じゃんよ! 学年主任に訴えてやるー!
奉仕部のマイナス要素について散々説明してからの「本当に奉仕部に入るのか?」→もちろん入ります
きょ、強制にならないようになっとるぅ……
……なんという事でしょう。三十路の弁は下らない屁理屈ばかりではあるけども、なんと私ってば、いつの間にか売れ残りの三十路ごときに逃げ道を塞がれていたようです。
なんなの? からめ手なの? カラミティエンドなの?
まさかこの私が売れ残りなんかの掌の上で見事に踊らされていようとは。なんだかんだ言って手玉に取ってたという自負があったから、これはなかなかに屈辱である。
「え? 先生からそんな連絡きてたの!? さっき来てたメール?」
「ええ」
えもいわれぬ敗北感に打ち拉がれ一人天を仰いでいる合間にも、こいつらはこいつらで勝手に話を進めていくらしい。
主役を放置する気なら、私もう帰っていいかしら。むしろ放置したまま私の事なんて忘れてしまえばいいのに。
「そーなんだぁ。でも先生ちょっと水臭くない? 入部希望者が居るんだったら、メールとかじゃなくて先生も一緒に来ればいーのに」
「確かにそうね。でも、それはただのメールではなかったのよ。メールのタイトルがとても特徴的だったの」
「タイトル?」
「ええ──」
そして雪ノ下雪乃はやれやれと軽く溜め息を吐き出すと、ほんの少し呆れたような笑みを浮かべてこう口にするのだった。
「──千葉県横断お悩みメール……、と」
× × ×
千葉県横断お悩みメール。ここに来て、なんともふざけたワードが出てきたものだ。
なんだよ千葉県横断って。みんなでクイズ大会でもやんの? クイズに答えて千葉に行きたいか? ってか? いやここ千葉だし。
あまりの意味不明さに眉をひそめて目尻をひくつかせていると、同じく眉をひそめた二人の部員が雪ノ下雪乃へと迫る。
いや、同じく……ではないか。こいつらのひそまった眉には、私とは別種のなにかがありありと含まれていた。
「は? お前、それって……」
「え、それってもしかして……?」
そう言ってとても微妙そうな顔をした陰キャとビッチが、なぜかゆ〜っくりと私の方へと顔を向ける。
え? なに? そのふざけたタイトルのメールと私に、なんの関係があんの……? なんであんたら勝手に納得して、そんな憐れんだ目ぇしてまくら様を見てんの……?
不愉快極まりない二つの視線を受けて困惑していると、雪ノ下雪乃はそんな二人の様子に満足気に頷く。そして相も変わらず主役を置き去りに、着々と会議は踊ってゆく。
「ええ、そういう事ね。扱いは入部当初の比企谷くんと同じ、というところでしょう」
は? どういうこと? 扱いが比企谷と同じ? 誰の? 私?
「マジかよ……。だからお前、さっき携帯見て死ぬほど嫌っそうな顔したのか。……まぁ確かにかなり問題ありそうな気がしないでもないが……。てか初期の俺ってここまで酷かったのか……」
「そ、そうなんだー……。あんまそうは見えないんだけど」
こいつら、一体なに言ってんの……? 問題ありそうとかここまで酷かったとか、あまつさえ頭の悪そうなビッチに「あんまそうは見えない」とかって、まるで可哀想なモノでも見るかのような眼差しで見つめられるとか、なに? それってこのお姫様に向かって言ってんの? このお姫様に同情しちゃってんの? 一体何様のつもりなのか。
「まぁそういう事ね。実は彼女の事は前々から話を聞いていたのだけれど、……その、ここのところ私達の間でも色々あったものだから、……その件も後回しになっていたのよ……。それでようやく最近はいい雰囲気になってきたものだから……」
と、どうやら前々から私は世間の話題を独占していたようです。なにが同じ学年の人間くらい覚えてしまうだよ。思いっきり三十路に聞いてんじゃねーか。
マ、マジか……、色々あって後回しになってたとか最近良くなってきたとか、そういやあの三十路そんなこと言ってたわ……
「そ、そうか」
「……そっか、えへへ」
てかなにがあったのか知らないし知りたくもないけど、ちょっと言いづらそうにモジモジしてる雪ノ下雪乃と、同じく頬を染めてモジモジしてる陰キャとビッチの甘酸っぱそうな青春模様がまたなんかムカつく。
そんな胸糞な青春模様を誤魔化すかのようにコホンと咳払いした雪ノ下雪乃は、すっと表情を元の冷徹な物へと戻し、何事もなかったかのように話を再開する。
「あと、なぜ先生が一緒に来なかったのかというと、どうやら本人へのサプライズだそうよ」
その本人ってまず私の事だよね。おい行き遅れババァ、サプライズってのは殺害方法の名称じゃねぇぞ。
「そしてパソコンでなく直接私にメールしてきたのは、大方パソコンだとすぐにチェックしないかもと危惧したからでしょうね。なにせ本人が奉仕部に着いてしまう前に知らせたかったんでしょうから。……だったら電話でもくれた方がよっぽど要領がいいと言うのに、まったくあの人は……。どうせ千葉県横断お悩みメールという事にしておいた方が面白いとでも思ったんでしょうね」
……まったく、それにしてもあの無駄に丁寧で無駄に長い文章と余計な追伸はなんとかならないものかしら……などとブツブツ愚痴を呟きながら、まるで頭痛を堪えるかのようにギュッとこめかみを押さえる雪ノ下雪乃。
おいふざけんな、頭痛と動悸が激しいのはむしろこっちだから。もう頭はガンガンだし、心臓なんか今にも口から飛び出しそうなくらいばくんばくんと激しく暴れてて、めっちゃ冷や汗ダラダラなんだから。
うん、これは風邪だな。まくら風邪ひいちゃったかもぉ。早く帰らなきゃ。帰っていいですかぁ……?
……しかしこの悪魔のようなクソ女は、そう易々と帰宅を許してくれる事などなさそうだ。
いや、そう言うと、まるで易々でなければいつかは帰宅を許してくれるように聞こえちゃうわよね。
そしてそんな事は当然許されるわけは無かったのだ。
信じられないほどの素敵な笑顔で次に紡がれるこの決定的な言葉によって、そんなスウィーツな考えはいとも無惨に叩き潰されることとなるのであった。
「さて、鎌倉まくらさん」
「……は、はい」
「ようこそ奉仕部へ。あなたの入部を心から歓迎するわ。ちなみにあなたが自分自身で選んで入部届けまで書いた部活なのだから、キャンセル及び休部、短期間での退部等は一切認めないので宜しくね。もちろん、異論反論意見全て受け付けません」
「」
「あら、震えているのかしら。ふふ、そんなに緊張しなくても大丈夫よ。あなたの事は先生からよ〜く聞いているわ。だからあなたの性格に合うように、優しく丁寧にじっくりと指導してあげる。部活動に励むことが大好きな鎌倉さんとこれから一緒に部活動を楽しめること、とても楽しみだわ」
「……」
──ああ、これはもう覚悟を決めるしかないのかもしれない。
私、こう見えて人を見る目はなかなかあんのよ。人を見る目があるからこそ、こういう生き方を楽しめてきたんだから。
だからわかる。わかってしまう。この女からは逃げられないってことが。もうここに入部する以外の選択肢は残されていないのだということが。
……だったら、せめてもの意地を見せてやる。こちとらこのまま負け犬みたいにキャンキャン鳴いてるだけのそこらの木っ端じゃねーんだよ。
そして私は笑顔を浮かべる。そりゃ引きつってるかもしれない。冷や汗かいてヒクついてるかもしれない。涙目で顔面蒼白かもしれない。
でもね、そこはお姫様としてのプライドってやつよ。このまま負けたままでいられるもんですか。負けってのは、自分が負けたと思った瞬間に負けなのよ。逆説的に、負けたと思わなければまだまだ負けを認めなくたっていいのである。
だから、引きつりヒクつき涙目な顔に無理矢理笑顔を張りつけてこう言ってやる。お姫様らしく堂々と胸張って、お姫様らしく優雅に華やかに!
「……え、えっとぉ、ほ、本日からお世話になります鎌倉まくらでぇす! こ、これからヨロシクねっ☆……」
「……」
「……」
「……」
「……え、えへ?」
──こうしてオタサーの姫こと私 鎌倉まくらは、遊戯部退部から凡そ三週間ほど探し続けていた待望の新しい宿り木をようやく見つけたのであった。
……私は、一生忘れることはないだろう。この私の一世一代の新入部員挨拶に対して向けられた、クソ女雪ノ下雪乃の氷の微笑を。乳ビッチ由比ヶ浜結衣の引き気味の「あ、あははは……」を。
そしてこの崇高なるお姫様をこんな目に合わせてくれたそもそもの諸悪、陰キャ比企谷の、憐れみの腐った眼差しを……!
……こいつら、特に比企谷、いつか絶対泣かせてやるからぁ!
と、常識的に考えれば、いくら何もかもが上手く行かない厄日な本日とはいえ、さすがにこれにて不幸の連鎖も打ち切りになると考えるのが妥当なところだろう。
いやいや全然妥当でもなんでもないから。すでにオーバーキルを三回くらい食らってるってレベル。
でもね、どうやら神様は私の命を本気で刈りに来てるみたい。
現段階でさえ、今後の長い人生において「あの日は人生最悪な日の中の一日だったなぁ」と語り継がれること必至の現在の状況をもってしても、まだまだこれだけでは私の不幸の連鎖は終わらせてくれないらしい。
そう。このN(入部)の悲劇でさえも、私にとっては悲劇の連鎖の幕開け……ならぬ厄明けに過ぎなかったのである。
雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣、そして腐り目のアイツの前で、ヘラヘラと引きつった偽物の笑顔を浮かべながら、ああ、私ってばなんて不幸なお姫様なんだろう……ああ、可哀想なまくらちゃん……! でもでもここまでサガればあとはアガっていくだけだよね、この最低最悪な日さえ乗り切っちゃえば、あとはいいことばかりあるに違いないっ♪
なんてお花畑なことを思っていられたのは、次の瞬間この薄汚い教室に軽いノック音が響き渡り、次いで開いた扉の音と、甘ったるくあざとい不快な声が耳朶をくすぐるまでの、とてもとても短い間だったのだ……
「こんにちはでーす♪」
続く
オマケ
差出人:平塚先生
題名「出張!千葉県横断お悩みメール!(笑)」
本文「雪ノ下さんこんにちは、平塚静です。
まぁつい先ほど鍵を渡す際に職員室で会ったばかりなのですから、こうして改めて挨拶するというのも可笑しなものですね(笑)
さて、突然このような不躾なメールを送ってしまい誠に申し訳ございません。メールのタイトルからお察しのところもあるかもしれませんが、このメールは私からの依頼要請ということで判断していただけますよう、宜しくお願いいたします。
さて、その依頼についてなのですが、前々から雪ノ下さんに話をしていた鎌倉まくらさんの件についてです。
その鎌倉さんなのですが、本日ついに彼女に入部届けを書かせることに成功しました。多少騙し討ち的な側面もなきにしもあらずですが(笑)
そういった事情で、現在彼女はなにも知らずにそちらへ向かっておりますので、以前から雪ノ下さんに話していた彼女の性格等を踏まえ、彼女が決して逃げ出さぬよう上手く誘導してあげてください。
ちなみに共に私までそちらにお伺いしてしまうと彼女に対してのサプライズ効果が薄れてしまう上、勘のよい彼女に察知され、部室に辿り着く前に先に逃げられかねないので、残念ながら私は一緒には行けません(笑)
しかし事が事ですし、メールのみでの依頼ではさすがに申し訳が立たないので、鎌倉さんを帰宅させたあとにでも、正式に直接依頼したいと思っております。
つきましては部室の鍵を返却する際にでも、雪ノ下さんと由比ヶ浜さんの二人でお越しいただけましたら幸いです。
雪ノ下さんもご存知のように彼女の趣味趣向は些か刺激的ですので(笑)、くれぐれも比企谷くんには詳細が伝わらないようにしてくださると有難いです。
彼女の目的が比企谷くんに伝わってしまうと、比企谷くんも身動きが取りづらいでしょうしね(笑)
ほんの少しだけ長々と文章を書き連ねてしまいましたね(笑)私の悪い癖です(笑)
それでは何卒よろしくお願いいたします。
P.S あ、そうそう。話は変わりますが、実は今週末、お恥ずかしながら友人に婚活パーティーに誘われてしまいましてね。もちろん私としましてはそんなに乗り気という程のこともないのですが、友人がどうしてもということなので(笑)
しかし私はこう見えて、あまりそういった華やかな場が得意ではないようで、そのような機会があっても、なぜかいつも蚊帳の外になってしまうことが多いようで…(笑)
なので、そのような場でどのような仕草、どのような言動を取れば男性からの受けがいいのかを、ここで思い切って雪ノ下さんに相談してみ」ピッ
ゆきのん「(……な、長い……辛い……)」
というわけで、前話から1ヶ月と経たずに更新する事が出来ました!
(本当は今回で終わらせる予定だったのに、長引くに長引いてしまい、諦めて途中で投稿しちゃったとは口が裂けても言えない)
次回もなんとか1ヶ月以内に更新するぞー!おー!
そんなわけで、まだ誰かは謎のままですが、遂に登場したあざとい後輩メインヒロインな彼女!
まくらの明日はどっちだッ!