今回は、GGG基地並びにディビジョン艦の設定です。
なお、記載されている情報は現時点での最新話までの物です。
エクセルベース
初登場:-EPISODE-03~勇者王再誕!!~
2005年9月にZX-01・巨腕原種、ZX-02・鉄髪原種、ZX-03・顎門原種の襲撃を受けて破壊された旧GGGベイタワー基地。
諸々の事情から機界31原種の脅威が去った後も事実上放置されたままであったが、2008年4月にようやく国連主導による再建計画がスタート。
2010年4月よりGGG日本支部としての運用がスタートしていたが、機界城J-55及び機界皇帝インフェルノ(の影武者)との戦いでオービットベースが全壊。間一髪離脱したヘキサゴンを収納し、4隻のネオディビジョン艦を接続した事から、急遽GGG本部基地として運用される事になり、名称も上記のものに改められた。
なお、エクセルは『優れる』を意味する動詞『excel』から取られており、間違っても某表計算ソフトの事ではない(笑)。
基地を構成する資材の約7割をベイタワー基地の残骸から流用しており、その規模は旧ベイタワー基地の15%増し(月村正樹談)。
現在、機界33新種への対応と並行して、GGG本部基地としての機能付加が急ピッチで行われている。
初登場:-EPISODE-01~緑と赤そして青(前編)~
ネオディビジョンⅠ。正式名称は『高速汎用射出母艦』。
旧GGGのエリアⅠ・三段飛行甲板空母及びエリアⅡ・強襲揚陸補給船、ディビジョンⅠ・高速転槽射出母艦イザナギの流れを汲むミラーカタパルト空母にして、聖獣艦隊の旗艦。
機動部隊及びハイパーツールの輸送を主任務とする。
効率よく連続射出出来る様に改良された『リボルバーミラーカタパルト』1基と通常カタパルト3基を装備。
最短の場合、機動部隊の展開を僅か数十秒で完了する事ができる。
更に高度な管制機能も有しており、遠隔地での長期作戦及び通信・電波障害の危険性がある作戦においては、現場での直接指揮を可能とする。
艦首のミラー粒子砲、艦尾両舷の2連装メーザー砲など武装も充実しており、艦隊旗艦として相応しい攻撃力を有している。
型式:高速汎用射出母艦
所属:国際連合
管轄:Gutsy Galaxy Guard機動部隊
全長:475.7m
構造重量:127.400t
稼働時重量:150.400t
主動力:ウルテクエンジン一体化型Gドライブver2.8(搭載数は機密事項)
副動力:太陽光発電システム
主推進器:ウルテクドライブ
最大出力:機密事項
航行速度:機密事項
装備:リボルバーミラーカタパルト×1、電磁式カタパルト×3
武装
連装レーザー砲
:艦橋両脇に2連装12基、3連装8基、合計48門搭載された対空防御用レーザー砲。
レーダー連動による自動追尾照準、予測射撃が可能。
2連装メーザー砲
:艦尾両舷上部に1基ずつ、計2基搭載されている2連装のメーザー砲。右舷が1番、左舷が2番と呼称される。
通常は格納されており、使用時にせり上がる沈胴式となっている。
設置場所の関係から射線が取れない場合も多いが、かなりの威力を誇り、2基の同時斉射で旧キングジェイダーの5連メーザー砲に匹敵する。
ミラー粒子砲
:リボルバーミラーカタパルトを応用した蒼龍王の主砲。
固体に近い密度にまで圧縮したミラー粒子を超高速で射出し目標を破壊する。
蒼龍王のミラー粒子砲は、三段飛行甲板空母やイザナギのそれよりも出力の向上と安定が図られており、射程・威力共に主砲として相応しい性能を誇る。
初登場:-EPISODE-01~緑と赤そして青(前編)~
ネオディビジョンⅡ。正式名称は『超級機甲戦術艦』。
圧倒的な火力と高い防御力を誇り、その戦闘能力はネオディビジョンフリート随一。
基本的に最前線での砲撃戦や支援砲撃を任務としているが、いざという時は防御力を活かして被弾した味方の盾となる。
型式:超級機甲戦術艦
所属:国際連合
管轄:Gutsy Galaxy Guard機動部隊
全長:560.0m
構造重量:212.000t
稼働時重量:245.700t
主動力:ウルテクエンジン一体化型Gドライブver2.8(搭載数は機密事項)
副動力:太陽光発電システム
主推進器:ウルテクドライブ
最大出力:機密事項
航行速度:機密事項
武装
連装レーザー砲
:艦橋両脇に2連装18基、3連装12基、合計72門搭載された対空防御用レーザー砲。
レーダー連動による自動追尾照準、予測射撃が可能。
垂直ミサイル発射管
:艦尾中央に搭載されている
1基8セルを12基、合計96セルが搭載されており、用途に応じて対空、対地、対艦など多様なミサイルを発射可能。
ミサイル発射管
:艦首及び艦尾両舷に各8門、両舷側面に各16門、合計32門搭載されたミサイル発射管。
垂直ミサイル発射管同様、用途に応じて対空、対地、対艦など多様なミサイルを発射可能。
45cm径3連装砲
:艦橋前方に2基、後方に1基、合計3基搭載された実体弾砲。前方の物が1~2番、後方の物が3番と呼称される。
通常は格納されており、使用時にせり上がる沈胴式となっている。
戦艦大和の46cm砲に匹敵する大口径砲の威力は凄まじく、直撃を受ければ新種のバリアシステムでも防御は難しい。
また、レーザーやメーザーでは不可能な曲射や、時限信管を用いての時間差攻撃など実弾ならではの利点も多く見られる。
2連装メーザー砲
:艦尾両舷上部、艦底部、側面部に1基ずつ、計6基搭載された2連装のメーザー砲。右舷が1~3番、左舷が4~6番と呼称される。
41cm径3連装砲同様、通常は格納されており、使用時にせり上がる沈胴式となっている。
設置位置の関係から射線が取れない場合も多いが、かなりの威力を誇り、6基の同時斉射で旧キングジェイダーの10連メーザー砲を上回る。
艦首重力衝撃波砲
:艦首に搭載されている朱雀王最強兵器。
ZX-07・腕原種の能力を参考に開発されており、艦のエネルギーを重力衝撃波に変換して照射。目標を粉砕する。
直径30kmクラスの小惑星を完全破壊出来るだけの威力を誇るが、発射準備に最短で180秒を有する上に、発射後は一時的に艦の出力が大幅に低下するなど、欠点も多い。
また、その威力の高さからゴルディオンハンマーと同レベルのセキュリティが設定されている。
プロテクトシェードシステム
:艦体防御の為の特殊装備。
空間を湾曲させ、ごく薄い防御空間を形成し、艦周囲に展開する。
この空間は強い反発効果を有しており、ここに到達した光学攻撃の蓄積、反射が可能。
また砲弾やミサイル等の物理的攻撃も高い確率で防御空間を突破する事はできず、プロテクトシェード表面においてほぼ完全に防御される。
初登場:-EPISODE-01~緑と赤そして青(前編)~
ネオディビジョンⅢ。正式名称は『超電脳統帥艦』。
旧GGGのエリアⅤ・多次元諜報潜水艦、ディビジョンⅢ・百式司令部多次元艦スサノオの流れを汲む高速諜報艦。
各種センサーと多次元コンピューターを駆使して速やかに情報を収集、解析することを目的としている。
他のネオディビジョン艦同様、推進システムとしてウルテクドライブを装備。短期間の惑星間航行および、単独での大気圏の突入・離脱を可能にしている。
武装としては地上でも使用可能に改良されたハイパーリフレクタービーム等が装備されている。
また、聖獣艦隊に共通するが、艦体制御の殆どの部分をコンピューターに任せており、必要運用人員の低減が図られている。
特に白虎王は、究極的には諜報部所属の勇者ロボのみによる運用も可能となっており、その傾向が顕著である。
型式:超電脳統帥艦
所属:国際連合
管轄:Gutsy Galaxy Guard諜報部
全長:455.2m
構造重量:78.400t
稼働時重量:100.400t
主動力:ウルテクエンジン一体化型Gドライブver2.8(搭載数は機密事項)
副動力:太陽光発電システム
主推進器:ウルテクドライブ
最大出力:機密事項
航行速度:機密事項
武装
連装レーザー砲
:艦橋周辺に2連装4基、3連装4基、合計20門搭載された対空防御用レーザー砲。
レーダー連動による自動追尾照準、予測射撃が可能。
ミサイル発射管
:艦首両舷に各4門、両舷側面に各8門、合計24門搭載されたミサイル発射管。
用途に応じて対空、対地、対艦など多様なミサイルを発射可能。
F・FミラーS
:正式名称Free Fly Mirror Second。
白虎王に搭載されている多数の小型浮遊反射板。ミラー粒子が安定蒸着されており、諜報部所属の勇者と多次元コンピュータのコントロールによって連結・展開して一枚の巨大なミラーを形成、白虎王より発射された大出力ビーム砲を増幅・反射して目標に対し照射する。
各ミラーの個々の角度を偏向させる事で、ビームの軌道予測を困難に出来る他、拡散させて広域攻撃を行う事も可能である。
また艦前面に展開して、敵性体からの攻撃を防ぐ防御壁とすることもできる、攻防一体の武装である。
推進システムの改良により、スサノオのF・Fミラーでは事実上不可能だった重力圏内の飛行も可能としている。
ハイパーリフレクタービーム
:白虎王に装備された大口径ビーム砲と、これと対になる改良型小型浮遊反射板群F・FミラーSからなる攻撃システムの通称。
基本的な機能や運用法は、スサノオのリフレクタービームとほぼ同じだが、F・FミラーSの使用により、大気圏内での使用も可能となっている。
また、リフレクタービームでは不可能だった短時間での連続照射も冷却機関等の改良で、ある程度可能となっている。
初登場:-EPISODE-01~緑と赤そして青(前編)~
ネオディビジョンⅣ。正式名称は『総合重層補修艦』。
旧GGGのエリアⅣ・水陸両用整備装甲車、ディビジョンⅣ・全域双胴補修艦アマテラス及びディビジョンⅡ・万能力作驚愕艦カナヤゴの流れを汲む移動工作艦。
ネオディビジョン最大のサイズを誇る船体は三層構造となっており、上層がカーペンターズ収納ブロック、中層が整備・補給ブロック、下層が資材・武器庫ブロックに分けられている。
また資材・武器庫ブロックは勇者ロボ達の待機室も兼ねており、アマテラスに装備されていたメタルロッカールームと同様の機能を備えている。
なお、宇宙空間において整備エリアは低重力に設定されており、整備の負担を減らしている。
型式:総合重層補修艦
所属:国際連合
管轄:Gutsy Galaxy Guard機動部隊
全長:565.0m
構造重量:282.200t
稼働時重量:304.500t
主動力:ウルテクエンジン一体化型Gドライブver2.8(搭載数は機密事項)
副動力:太陽光発電システム
主推進器:ウルテクドライブ
最大出力:機密事項
航行速度:機密事項
装備:カタパルト×1
武装
連装レーザー砲
:艦体各所に2連装6基、3連装4基、合計24門搭載された対空防御用レーザー砲。
レーダー連動による自動追尾照準、予測射撃が可能。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
誤字・脱字の報告、ツッコミ、感想などお寄せいただければ幸いです。