ナルトの巻   作:村椿征

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どーもぉ!征です。
え、投稿のスパンが短い?……勘弁してつかぁさい。

新たに、タグを追加いたしまして「残酷な描写」「汚い口調」「強い下劣な言葉」の三つです。

残酷な描写というには拙い文かもしれませんが、平にご容赦を。

カカシが途中変な喋り方ですが、それはデフォです。


波の巻
護衛の巻


俺、うずまきナルトはクソみたいな任務にうんざりしていた。

たしかに俺は完璧主義で全てを完璧にこなすにせよ、お使いやら脱走猫を捕まえるやらをやっていると流石にしんどい。

俺はもう少しモチベーションが上がるような仕事がしたいのだ。

さくらちゃんとうちはくんも少なからずそう思っているようで、我がカカシ班は下忍の中でもFラン任務をこなしている数は多いそうだ。

それを鑑みて、俺たちはヒルゼンのじいちゃんにF以上の任務をやりたいと打診する。

 

「火影様!……まだこいつらには少し時期が早すぎるのではないでしょうか?」

 

「うむ、そうは言うが……イルカよ、ナルトやサスケやサクラはある程度の任務はこなしているようだし、丁度この子達にも務まるような任務を請け負っている……!ならその任務を遂行し、木ノ葉の一つの忍になってもらおうではないか!……それがいいじゃろう」

 

どうやら、ヒルゼンのじいちゃんは最初から俺たちにある程度上のランクの任務をこなしてもらいたかったのだろう。

こうも都合よく任務がポンと出るわけではあるまい。

こうして、俺たちの波の国へある人物を護衛する任務が始まるのである。

 

「こちらタズナさん。今回お前らが波の国まで護衛する人物だ」

 

と、カカシ先生から一言入ると、タズナは喋り出す。

 

「おいおい、超ガキが多いが大丈夫かい先生?」

 

「ええ、十二分に問題はないですよ。こいつらの実力は身贔屓なしでも上忍クラス。……まず普通護衛の任務ですから、相手が忍以下……つまりは山賊、その程度だったら片手でコトが済みます」

 

「……ぉお!?それは超頼もしいな!そいじゃぁ、よろしくたのんます!」

 

カカシ先生の話の後、タズナに動揺の顔が浮かんだ。

その動揺は何を示しているのか、あまり考えたくないのが他里の忍の乱入だろう。

あまり情報が漏洩すると中忍試験に影響する。

その点で言えば少し受けたくない気もするが、その程度のアドバンテージであれば、特に問題なく完璧にこなせるので、俺は問題はないな。

さくらちゃんもうちはくんも勿論動揺は気づいているだろうが、顔には出さず「あん」と書かれた門を通過していく。

 

 

 

 

少し歩いた先で、水溜りが心一帯に広がっている。

……昨日も一昨日もそのまた昨日も雨でなかったのにもかかわらずだ。

もしかして、この忍者どもは芸人か何かなのだろうか?

流石に分かり易すぎるだろう。これでよくもまぁ忍者とおおっぴらに言えたものだ。

俺なら自分の睾○を外に出しているぐらいの屈辱に思える。

まぁそんなことを考えつつ、四人でコンタクトを取ったのち、水溜りを通り過ぎていく。

するとそこからあら不思議、忍者が自ら出てくるではありませんか!

出てきた瞬間、速攻で顔面に小玉の螺旋丸を放ち一人を無力化。

さくらちゃんは的確にその一人の鼻の骨めがけて一発拳をねじ込ませる。

うちはくんは中ジャンプの後、鞠を蹴るかのようにこめかみの辺りを膝で飛ばす。

最後には、カカシ先生が殺されたふりをし、油断している敵の背後から背筋と尻の骨にかけてキックを三発入れる。

これぞ、第七班名物の完全制覇である。

 

「さて、と。お前らがどの里に雇われたか知らないけど、お前ら人を襲って殺すからには、覚悟を決めてきているよな?」

 

「額当て的に、霧隠れの里でしょうか?」

 

「俺は強いからな、お前らなんぞただの塵芥に等しいと知れ」

 

「みーんな言ってるコトがバラバラだってばよ。俺はまぁ完璧にこなしたいからこいつらは死刑ってコトで」

 

四人の主張はなんとなく一本の答えにたどり着く。

こいつらは死をもって償いをしなければならないと。

しかし結果はその場で縄で雁字搦めにしてら放置の、なんとも(俺らにしては)優しい結果となった。

それはタズナの言葉があいつらの命運を分けたと言っても過言ではないだろう。

しかし、タズナには聞くことがあるのはもうわかるだろう。

 

「タズナさん、アンタ誰に狙われてるんデスか?あの忍ども、タズナさんにただならぬ殺気を放っていタ……と言うことはあの忍どもの裏にナニカいると考えるのが定石でしょウ?」

 

そうカカシ先生がタズナに対しふざけた口調で尋問を行う。

……改めてカカシ先生の口調を聞き直すと、頭がヒットしているとしか思えないような喋り方である。

あの人、ヤクでもキメめてんじゃねーかな。

まぁ、個人の感想はさて置きタズナはカカシ先生の口調を無視し喋り始める。

 

「ワシは今、超危険な男に狙われている。それはガトーと言う男だ」

 

ガトーとは、ガトーカンパニーの社長で、謂わばお金持ちである。

しかし、そのガトーには悪い噂がそこかしこに転がっている。

例えば、裏で麻薬取引をしたり、違法な忍具を取り扱って抜忍に提供していたりetc.。

ともかく黒であるのは確かである。

 

「ガトーはワシが作っている橋の完成が厄介なんじゃよ。波の国に橋が完成したら物の流通が良くなっていく。そしたら物価が高いものがやすくなり、生活も楽になる。しかし、それを許してしまったら奴は自分の会社のものを高く売れなくなってしまう。だからその橋の存在が邪魔で、今までそれは酷い妨害工作をされた……とまぁこんな感じじゃ」

 

「なるほどネ。そのガトーが裏で忍を操っていると……。まぁ、そうなってくると話は別だよねぇ。俺は木ノ葉の上忍としてきちゃってるから、その問題は解決しない訳にはいかない」

 

「つまり、我々はタズナさんの護衛を続けると言うことです。安心してください」

 

カカシ先生の後にさくらちゃんが続き、タズナの強張っていた顔は、確かに和らぎを見せていった。

さて、今度はどんな奴と戦うのか……あの中忍では不完全燃焼だったので、次出てくる刺客が強い奴であると期待する俺であった。




2018/04/24 編集・誤字編集
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